作詞 神原 克重
作曲 高田 三郎
空はるばると国ひらけ
あらたに興るいきおひの
息吹みなぎる葛飾や
みどりの松に照り映えて
朝日は匂う学舎に
つどへるわれら誇りあり
かの手賀沼の水白く
芦荻のひまに湛へつつ
若き愁いはかげろへど
ひたすらここに傾けて
真理に向ふたましひの
まなこは澄みて曇るなし
あしたに富士の雪光り
夕べは冴ゆるむらさきに
浮かぶ筑波の空のはて
たなびき渡る青雲の
高きを慕ふ若人の
ちかひは固くわれら起つ
作詞 斉藤 迪三
作曲 呉 泰次郎
緑も深き葛飾の
岸にすみれの香も高き
利根の流れを右にみて
理想の光求めんや
自律の旗をひるがえし
若き希望をにないつつ
健児一つに睦び合う
ああ柏葉の名も高し
はや夕陽も地に落ちて
いと松風の音さびし
筑波おろしに鳴く鳥に
想い出深にさそわれつ
ふとふり返る一千の
健児の心いかならむ
勇者の胸に想いあり
ああ柏葉の名も清し
ああ柏葉の名も清し