校歌

作詞 神原 克重
作曲 高田 三郎

  1. 空はるばると国ひらけ
    あらたに興るいきおひの
    息吹みなぎる葛飾や
    みどりの松に照り映えて
    朝日は匂う学舎に
    つどへるわれら誇りあり

  2. かの手賀沼の水白く
    芦荻のひまに湛へつつ
    若き愁いはかげろへど
    ひたすらここに傾けて
    真理に向ふたましひの
    まなこは澄みて曇るなし

  3. あしたに富士の雪光り
    夕べは冴ゆるむらさきに
    浮かぶ筑波の空のはて
    たなびき渡る青雲の
    高きを慕ふ若人の
    ちかひは固くわれら起つ

緑葉歌

作詞 斉藤 迪三
作曲 呉 泰次郎

  1. 緑も深き葛飾の
    岸にすみれの香も高き
    利根の流れを右にみて
    理想の光求めんや

  2. 自律の旗をひるがえし
    若き希望をにないつつ
    健児一つに睦び合う
    ああ柏葉の名も高し

  3. はや夕陽も地に落ちて
    いと松風の音さびし
    筑波おろしに鳴く鳥に
    想い出深にさそわれつ

  4. ふとふり返る一千の
    健児の心いかならむ
    勇者の胸に想いあり
    ああ柏葉の名も清し
    ああ柏葉の名も清し