陸上部

東葛飾高校陸上部の紹介

1.はじめに

私達東葛飾高校陸上競技部は「ぎゃふんと!」をモットーに日々練習に取り組んでいます。部員数は現在男子25名、女子15名で活動しています。 東葛というと、勉強のレベルが高い上に行事も活発だけど、部活はそんなに…と思われがちですが、我ら東葛生はどこの学校よりも負けないくらい熱い気持ちをもって部活に取り組んでいます。基礎的な練習から妥協をせず、一つ一つの動きを徹底して取り組み、私達はより高い目標を達成しようと努力しています。 東葛の練習の雰囲気を一言で表すと『元気』です。挨拶や返事を大切にし、お互いを応援する声も絶えません。また、辛い練習のときも声を出してモチベーションをあげて楽しく練習しています。 ここでは、そんな魅力的な陸上競技部のことを紹介したいと思います。

2.練習内容(方針)

練習は基本的に、月〜金と土曜日の午前に行います。平日に一日AR(Active Rest;積極的休養)が入り、朝練は長距離が平日毎日あり、短距離は冬季に週2〜3回、それ以外は自主的参加です。 土曜日は、学校や競技場や公園、時には砂浜など練習の目的に応じていろいろな場所に練習しに行きます。日曜日は基本的に完全休養日となりますが、春や秋は大会がある場合があります。 東葛飾陸上部はメリハリを大事にして練習を行っています。明るく楽しい雰囲気で部活をしていますが、メニューが始まると部員は真剣な面持ちで緊張感を持ってメニューに取り組みます。 また東葛飾陸上部のメニューは毎日違います。それは先生が部員の状態や大会の日程を考慮してメニューを出すためです。そのため私たちは毎日の練習を新鮮に感じることが出来ます。


◎短距離・ハードル・跳躍・投擲
 春・秋のレースシーズンにはスタートダッシュや加速走などスピード系の練習を、夏・冬の鍛錬期にはウエイトトレーニングや走りこみ系の練習を行っています。鍛練期の走りこみの中でも、スピードを落とさない、フォームを崩さないことを重要視しています。メニューの中には多種多様なドリルがあり、技術的な練習を行うことが多いです。そして、東葛飾の練習は一つ一つが内容を意識した意味のあるものです。普段の走りや動き作りのドリルを通じてより速く走ることができるフォームを身につけて行きます。また、ただひた走るだけの練習ではなく、砂浜や坂などの特殊な地形での練習を多く取り入れています。これにより走るコツを掴み記録を大幅に伸ばした選手もたくさんいます
 技術,スピード,持久力,筋トレ,いろいろな目的の練習がありますが、楽しい練習も辛い練習も仲間とともに一生懸命取り組んでいます。

◎中長距離
 春・秋のレースシーズンにはインターバルトレーニング、ビルドアップ走、レペティショントレーニングなどのスピード系の練習を、夏・冬の鍛錬期には走りこみやクロカン走など。ロードレースや駅伝にも積極的に参加し、自分の力を発揮する他、チームの仲間との絆を深めることができます。昨年は七草マラソン、奥むさし駅伝、柏駅伝、大澤駅伝に出場しました。
 メニューとしては主に学校のトラックや外周コースでペース走をやったり短い距離のスピード練習、体の基礎を作るための補強を行っています。また各自の骨格、動きの特性に応じて効率のよいフォームを追求し、速く走れるフォーム、量をこなせるフォームを追求しています。他にも学校の近くの手賀沼やクロカンコースのジョグを行ったりと毎日飽きることなく様々な練習を行っています。試合前やポイント練習の後などは調整用のメニューがだされ常に理想的なコンディションを維持することができます。
 また、他校との合同練習を大切にし、休日には競技場で近隣学校と合同練習を行ったり、夏期練習や冬季練習も他校と合宿をしたりして、校内の練習で得た自分の力を確認することができます。この地区はレベルの高い学校が多いので、他校の空気を直接肌で感じとることで様々なことを吸収することができます。
 練習と同じように大切にしているのが、休養です。毎日つらい練習ばかりしていると、どうしても消耗してしまいます。リフレッシュを挟みながらメリハリのある練習を心がけています。
 短距離と長距離で練習内容は異なりますが、陸上部として一人一人目標を持ち、共に頑っています。

3.活動実績

平成23年度、平成24年度の活動実績は以下のファイルをダウンロードしてご覧ください。※氏名の横の数字は学年、()内は出身中学校

4.1週間の練習のねらい(鍛練期の例)

週のはじまり、長距離は気持ちよく、短距離は神経系の刺激を重視する。
ポイント練習となる。レースを意識した、緊張感のある質の高い練習を行う。充実した2日間にする。
リフレッシュ。疲労回復を図る。
基本的に月曜日と同様。
ポイント練習。火・水と同じく。競技場を使うことが多い。
完全休養日。心身のリフレッシュと気分転換。

5.おわりに

 東葛高校で陸上をやるということにはそれなりの覚悟、強い決意が必要だと思います。勉強に行事に部活と、中途半端にはできないものばかり背負った時には、どれかを選ぼうとする人も多いことでしょう。ですが、どれかを選んで打ち込むというのは誰でもできることで、どこの高校にいてもできることだと思います。 どの部活も真剣に取り組んでいる東葛において、実力的にも高いレベルである陸上部では、集中し、高めあいながら目標に向かって努力し続ける半面、時間を有効活用しながら勉強に取り組める環境があります。部活があるから時間がない→勉強できない、というわけではありませんよね。どうせみんな同じ3年間を過ごすのなら、終わったときに「頑張ったなあ」と心の底から思える3年間を過ごしましょう!

6.主将、各ブロック長より一言

主将 浅川 智史
東葛飾高校入学を考えている皆さんの中には「勉強だけでなく部活に熱くなりない」「何か新しいことに挑戦したい」と考えてある人がいるでしょう。そんな人にぴったりな部活が東葛陸上部です。
 東葛陸上部は、勉強や学校行事との両立ができ、部活に熱くなれる環境が整っています。男女先輩後輩の仲も良く、技術の向上を目指してお互いにアドバイスしあえます。練習は、時間よりも質を重視しているため、自分で考えて挑戦するということを大切にしています。
 初心者や実績の無い人でも、練習を懸命に積んで、最初の自己ベストを大幅に更新し、関東大会、インターハイを目指すレベルまで到達した先輩方がたくさんいます。これは本当の話で、そういう人ほど未知の力を持っていることがあります。なので、どんな人でも努力をすれば、努力した分だけの結果がでます。
 東葛陸上部のいいところは、書ききれないほどたくさんあります。東葛陸上部を理解するには、実際に見ることが一番です。灰色のウインドブレーカー、青いジャージが目印です。通用門前のグラウンドで声を張り上げて元気に活動しています。少しでも興味を持った方は、ぜひ見学にきてください。未来の東葛生のみなさん、待っています。どうぞよろしくお願いします。

短距離 女子ブロック長 吉田 菜摘
 短距離はハードルや跳躍、投擲を含め様々な種目があり、それぞれが違った練習メニューの中で一人一人が自分の目標を持って日々活動しています。
 陸上は基本的には個人種目で、試合本番にスタートラインに立つのは一人です。でもそこに立つまでの過程に仲間は不可欠です。それぞれ目指すところは違っても、仲間と切磋琢磨しながら辛い練習や苦しい時を一緒に乗り越えることで、結果だけでなくたくさんのものを得られると思います。大切な仲間達と自分にしかできない走りやパフォーマンス、自分達にしかつくれないチームを目指して努力していきます。


長距離 男子ブロック長 佐藤俊太郎
 東葛飾高校陸上部とはどんな部でしょうか?
 周りの人に聞くと、「つらそう」「充実してるよね」「レベル高いなー」などなど・・・。様々な声が聞こえてきます。どれも本当です。
 陸上、特に僕が所属する長距離は、こつこつと努力を積み重ねることが大切です。必死で試行錯誤し、それが自己ベストという結果で返ってきたときのうれしさは、何にも変えられません。
 ただ、東葛陸上部は陸上のみを追及しているわけではありません。挨拶、返事、人間関係、気配り、他にもたくさん。生きていく上で大切な人間力を、陸上競技を通して身に付けていけます。
これが東葛飾高校陸上部だと、僕は思っています。


長距離 女子ブロック長 大西 真帆
 長距離女子部員は現在、選手6人マネージャー1人です。私達の為にたくさんの時間を割いて指導して下さる先生のもと活動しています。人数は少ないですが、だからこそ学年関係なく仲が良く、互いに励まし合って毎日の練習に取り組んでいます。
 春に行われる総体、秋に行われる新人戦、そして11月に行われる県駅伝が1年間の主な大会です。県大会の上位で戦うことや、関東大会に行くことを目標としています。練習や夏の合宿は辛いこともたくさんあります。しかし目標によってモチベーションを上げて、全員で乗り越えるので達成したときの喜びは、辛かったことも忘れるぐらい大きいです。
 他校との合同練習もたくさんあり、強い選手から刺激を受けることもたくさんあります。
 また、長距離女子だけにとどまらず、短距離、長距離、男女問わず、『全員が、時にはライバル、時には仲間として、競技面はもちろん、人間的にも大きく成長することができる!!』これが東葛陸上部なのです。


文責 : 東葛飾高校 陸上部
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