理科部とは,その名の通り理科に関する色々な事を主な活動とする部です。「理科部」と言うと化学が主な分野だと思われがちですが,東葛の理科部には3つの「班」が存在し,扱うテーマごとに分かれています。では,それぞれの班を紹介していきましょう。
無線に関する活動は,あまりしておりません。以前は春の「ALL JA」と秋の「全市全郡」の2つの全国規模アマチュア無線コンテストに出場し,好成績を残していましたが,近年は出場していません。普段はパソコン関連の活動をしています。プログラミングやDTMが主な活動で,プログラミング言語のVisual C++やVisual Basic,高品質音源Roland SC88などを所有しています。東葛三大祭の一つである合唱祭では,プロジェクターによる順位発表や得点計算なども行います。最近ではごくまれですが,電子工作をする人もいます。
主な活動内容は,名前の通り化学実験です。普段は,個人で自分のやりたい実験をすることができます。書籍も揃っており,やりたい実験をその中から探すこともできます。さらに班でたくさんの薬品を所有しており,授業で扱わない薬品も色々と扱えます。数年前には「リンゴを使わないアップルパイ」を作ったり,手賀沼の水質調査をしたりしていました。近年はガラス細工や顧問の先生の手伝いをすることが多いです。
活動は,White Wingsの作成・飛行や,航空力学の研究が主となります。White Wingsというのは,工学博士二宮康明氏が設計した,本格的な紙飛行機のことです。たかが紙飛行機,されど紙飛行機。この紙飛行機は航空力学を元に飛行性能を徹底的に追求したペーパーグライダーで,うまくいけば1分以上の滞空,300m以上の飛行も可能なのです。簡単に飛ばせる初心者用から微妙な調整を要する上級者向けまで色々あるようです。
以上のように,普段は班ごとに分かれて活動している理科部ですが,文化祭では理科部として無料冊子「部報」を発行・配布したり,打ち上げではみんなでものをいっぱい食べたりします。形式だけの関係ではありません。
文章もいいですが,実際に来てみて体験するのが一番。年度初めの新入生歓迎会では新入生だけが対象なのですが,9月上旬の文化祭 I 部は,全ての人に開放されています。「部報」の配布と,日頃の活動の発表・展示等をしています。是非立ち寄ってみてくださいね。