弓道部

皆さんは弓道と聞くと,「かっこいい」とか「引く姿がきれいだな」などと感じる人が多いと思います。また一方で,「練習が厳しそう」とか「難しそう」などと思っている人もいるかもしれません。しかし,私達弓道部は先輩後輩の仲が良く,先輩たちが丁寧に教えてくれるので,初めての人でも全く心配することはありません。この部活は,一言で言うならば,『部員の自主性による部活』です。具体的に言うと,学校の先生(顧問)が教えたり部活を仕切っていったりするわけではありません。部員同士で教え合ったり,自分で研究したり,特別顧問として週何回か来ていただいている指導者の方に教えてもらったりしています。部活を仕切っていく三役(部長・副部長・会計)を中心として,部員一人一人の手によって部活が成り立っています。

活動日は平日の放課後,土曜日は午前中の2時間です。朝練・休日は基本的にありません。普段の活動は,競技形式で的中を競う「競射」や,美しい射形(簡単に言えば引き方)で弓を引くことを目的とする「体配」などを行います。そして部活後や休日には自主練を行うことができます。また月に1回,月例会という的中を競って順位を決めるものもあります。

練習風景

1年間の主な活動を説明します。まず,大会が年間で5〜6回あります。場所は柏市や天台(千葉市)の道場で行い,個人戦や団体戦で的中を競います。また,「審査」というものがあります。春・夏・秋に行われ,射形を見てもらい,それぞれの能力に応じた段級位を与えられるというものです。大会・審査では個人の練習量・実力が試されます。それから春休みと夏休みには合宿があり,学校の施設で毎回楽しく行われています。これが主な活動内容です。しかし,新入生はすぐに弓を引けるわけではありません。先輩に指導してもらい,段階を踏んでいって弓がだんだんと引けるようになるわけです。なので,できなかったことが少しずつできるようになっていく喜びが,大きな達成感となります。弓道部に入部すれば,きっと充実した高校生活を送っていけることと思います。まだまだ話したいことはたくさんありますが,この文を読んで興味を持った人,弓を引きたい人,充実した楽しい3年間を送りたい人,そんな皆さんの入部を期待しています。では弓道場でお待ちしています。

文責 : 東葛飾高校 弓道部
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