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部会長あいさつ

千葉県高等学校教育研究会 福祉教育部会は,県内の福祉教育の推進・充実を目指しています。

部会長あいさつ

 昨年9月の調査で、国の高齢者人口の割合が25%を超え、今後の高齢化の進展により、介護を必要とする人の増加が予測され、介護サービスに関する専門的知識と技術を持った介護職者が必要とされています。千葉県においても、今後のさらなる高齢化率の上昇や少子化の進行により、一人暮らしの高齢者や、要介護認定者の急増等が予測され、保健・医療・福祉・介護を支える人材の確保や、お互いに支えあう体制・態勢づくり等が緊急かつ重大な課題となっています。
 こうした中で、高等学校においても福祉教育の充実が求められており、介護福祉士の養成、介護職員初任者研修の修得をはじめ、様々な福祉教育の取組を行っている高等学校の研究組織である本部会は、県内の福祉教育の充実・発展にとって重要な役割を担っているといえます。現在、県内各福祉関連高等学校においては
  ○専門学科における介護福祉士の養成
  ○福祉関連学科やコースにおける将来福祉分野で活躍できる人材の育成
    ・高齢者の介護に必要な専門知識や技術を習得するとともに、介護従事者として     の気遣いや配慮、マナー等を学習する
  ○普通科における豊かな人間性の育成と福祉意識の醸成
    ・高等学校の様々な教育活動をとおして、高齢化が進む社会において、高齢者を     思いやる気持ちやいたわる気持ち、互いに支え合う気持ち等を育てる 等
といった教育活動を行っています。
 今後も、各校がお互いに連携し、共通な課題や福祉教育の在り方等について研究を行い、県内福祉教育の充実を図ることにより、福祉に対する理解者の拡大及び意識の向上に取組んでいきます。


 

千葉県高等学校教育研究会 
福祉教育部会

〒270-2223
松戸市秋山682 
県立松戸向陽高等学校内

TEL 047-391-4361