千葉県立市原特別支援学校

小学部

① 学部目標

 

② 主な学習内容


「日常生活の指導」
・衣服の着脱・食事指導・排せつ指導などに重点を置き、身辺処理について基本的な 習慣を身につけることができるようにする。

「生活単元学習・遊びの指導」
・行事を中心とした単元や児童が興味・関心をもって取り組める単元を展開し、その 中で周りの人や物に気づき、自らかかわる力を育てるようにする。
・身近にある自然の中で、友だちや教師と一緒に遊びながら動植物に関心がもてるよ うにする。
・一人ひとりが楽しめる活動内容を通して自ら考えて活動する力を育てるようにす る。

「国語/算数」
・一人ひとりの発達課題に応じた学習に取り組み、人や物とかかわり合う力を育てる ようにする。
・日常生活で必要な簡単な「ことば」や「かず」の学習をとおして、考える力や試行 錯誤しながら、やり遂げる力を育てるようにする。

「音楽・体育」
・歌を歌ったり、音楽に合わせて体を動かしたり、楽器を演奏したりしながら表現す る楽しさや喜びを感じることができるようにする。
・体の調整力を高めたり、健康の増進と体力の向上を図ったりすることができるよ うにする。

「特別活動」
・集会活動や学校・学部行事を通して集団の一員として行動したり、進んで参加した りしようとする意欲や態度を育てるようにする。

「自立活動」
・基本的な身体の動かし方(動作)を身につけることができるようにする。
・音声表出言語に加えて、補助代替手段(身振りや写真カード等)を用いて、個々の 実態に応じたコミュニケーション能力を高めることができるようにする。
・情緒の安定を図り、状況や場面に応じた行動がとれるようにする。
・友だちや教師に関心をもったり一緒に活動したりしながら、集団の中で適切に行動 できるようにする。
・水分の補給をしたり、休憩をとったりしながら、体調を整えることができるように する。


③小学部の日課表


小学部日課表

中学部

① 学部目標

 

② 主な学習内容


「作業学習」

・園芸班 ・・・ 培養土作りと季節の花の苗作りの活動をしています。
・やきもの班 ・・・ たたら(粘土を板状にのばした物)を使って、お皿や小鉢などの陶器を作っています。
・エコロジー班 ・・・ 全校、地域の施設や学校にペットボトルの回収を呼びかけ、処理をしています。業者や市役所とも連携しています。
・かご班 ・・・ クラフトテープを使って、かごを作っています。
・レザー班 ・・・ レザーを使って、パスケースやキーホルダー、小物入れなどを作っています。

「生活単元学習」

 校外学習、宿泊学習、修学旅行、3年生を送る会などの行事の準備、当日における活動です。

「国語/数学」

 クラスごとに、あるいは課題別のグループに分かれて展開しています。

「保健体育」

 グラウンドや校舎周りを利用して、自分のペースで走ったり、歩いたりします。
 マット運動やサーキット運動、水泳などの学習も行います。

「音楽」

 歌や身体表現、楽器演奏などの学習をします。

「美術」

 季節ごとの壁面装飾作りや絵画などの活動を行います。

「総合的な学習の時間(いちょうタイム、進路学習、防災学習、交流活動)」

・いちょうタイム ・・・ 仲間と楽しむ活動を目指して、球技、室内ゲーム、読書、ミュージック、パソコン、英語の6つのグループで展開しています。
・進路学習 ・・・ 1年生は、働くことについて身近な人から学ぶ
           2年生は、特別支援学校の卒業後の生活について
           3年生は、高等部や分校、他校について調べ、自分の進路を決定する
           というように、学年毎にテーマを設定しています。学習のまとめは、発表会を行っています。

「自立活動」

 健康の保持、心理的な安定、人間関係の形成、環境の把握、身体の動き、コミュニケーションの6区分について、日常的に取り組みます。


③中学部の日課表


中学部日課表

高等部

① 学部目標


② 主な学習内容


 「作業学習」

 高等部の日課の中心となる学習で、働く力や活動する力を高めるために必要な知識や技能、体力を育み、卒業後の社会生活に進んで参加することができる態度を養います。
 作業班は、手工芸班、紙工班、木工班、農耕班、しいたけ班の5班です。
 
 「国語/数学」

 国語や数学の内容について、生徒一人ひとりの実態に応じた学習課題を設定し、日常生活に必要な基礎的な知識、理解、思考力、判断力、表現力を高めます。
 
 「職業」
 いろいろな職業や職業生活について学んだり、職業生活に必要な実際的な知識を深めたりする授業を実施します。

 「保健体育」
 年間を通して行うことで、基礎的な運動能力とともに、持久力を育みます。
 また、日常生活における健康や安全に関する知識や技能を習得し、健康で安全な生活を送るために、計画的に保健指導の授業を行います。

 「選択教科」

 美術、情報、家庭科、理科、国語、音楽、外国語の中から、生徒が得意とする教科を自ら選択し、興味・関心の幅をさらに広げるとともに将来の生活に役立つ力を育みます。

 「ホームルーム」(道徳を含む)

 望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図ることや人間としての在り方、生き方についての自覚を深め、自己を生かす力を育みます。

 「生徒会」

 集団の一員として自覚を深め、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的実践的な態度を養います。生徒会執行部の他、放送、新聞、保健美化、給食、体育、防災の6つの委員会に分かれて活動しています。

 「総合的な探求の時間」

 産業現場等における実習や校外学習の事前事後学習などの中で、探求する方法を用いて考え、自分の在り方や生き方を考えながら、課題を見つけ解決していくための力を育みます。

 「自立活動」

 一人ひとりの実態に応じ、自立活動の6つの区分から指導内容を考え、心身の発達を促していきます。教育活動全体を通して心身の障害に基づく種々の困難を改善し、社会生活能力を高め、心身のより調和的発達を培うようにしています。


③高等部の日課表


高等部日課表

④進路指導


  本校では、毎年、数名の卒業生が一般企業に就職しています。就職先は、製造業やサービス業が主ですが、卸小売業や飲食業などさまざまです。
  生徒が進んで社会参加をしていく力を培うには、学校内の作業学習のみでは経験の幅が限られてしまいます。そこで、社会での実践的な場で経験を積み重ねるために、地域社会のご協力を得て「現場実習」に取り組んでいます。

  ○現場実習について
 地域の事業所の協力を得て、実際に働く現場の様々な作業を行うことにより、その生徒の仕事の適正を知り、社会生活に必要な力を高めることを目的として行っています。
 大きく分けると、就職を目指す実習(3年生中心)と、経験を重んじる実習(1,2年生中心)の2つがあります。

実習の実施時期
前期 5~6月(2、3年生)
後期 11月(1、2、3年生)
必要に応じて実習を行う
場合もあります (3年生)


訪問教育

 障害の状態等により通学が困難な児童生徒、市内の病院に長期入院している児童生徒を対象に、本校教員が訪問して教育にあたっています。

  「生き生きと充実した生活を送ろうとする意欲を育てる」ことを目標に、保護者や医療機関との信頼関係を大切にして、児童生徒個々の状況に応じた学習指導を行っています。

  自立活動を中心にした学習をする児童生徒、退院後の小・中学校の学習にスムーズに移行できるように各教科等を中心に学習をする児童生徒など、子どもの状況は様々です。また、本校へのスクーリングによる学習を取り入れている児童生徒もいます。