学校生活

School life

夢の翼 ☆特集『楽しかった修学旅行』~思い出多き4日間~ 2012年

 修学旅行が終わりました。『修学旅行のしおり』の「行動指針」の4項目や『楽しい修学旅行』にするための5箇条(団体行動・事故防止・宿泊心得・健康管理・TPO)を常に念頭に行動できたでしょうか。修学旅行を振り返りながら,自分自身で確認と反省をしてみましょう。
 修学旅行は,「羽田空港第2ターミナル地下1階に9時40分集合!」で始まりました。遅刻者もなく予定通りの出発でした。飛行機の中では少々緊張気味の人もいたようですね。那覇空港に到着後,クラスごとのバスに乗車し,最初の見学地の首里城公園に向かいました。有名な守礼門は改修中のため,透明のビニールシートで覆われていましたが,鮮やかさは健在でした。その後,グループごとに,「那覇市街角ガイド」の方の説明を聞きました。琉球の歴史をより深く学ぶことができたことでしょう。快晴の下の正殿も色鮮やかでしたね。

 今回3連泊する「コスタビスタ沖縄」は,丘の上に位置し,遠くには東シナ海が望め,夕日や夜景も抜群でした。食事は全日ビュッフェスタイルで,安全・安心の有機食材を生かした料理で,非常に好評でした。夜の部屋長会議では,翌日の日程やホテル内での諸注意などがありました。


 1日目のクラス別コースでは,全クラスが,戦時中に防空壕として使われたガマ(鍾乳洞)に,ヘルメットをかぶり,懐中電灯を持って入壕しました。真っ暗闇の中でガイドさんから聞いた話は,深く胸に刻み込まれたようでした。そして,「ひめゆりの塔」前では,ガイドさんの話を聞き,資料館内のホールにて,ひめゆり学徒隊の与那覇(よなは)百子(ももこ)さんの平和講話を拝聴しました。体験に基づくリアルな内容に,戦争の悲惨さを改めて痛感したことでしょう。お礼の言葉は,宮本さんと大和さんでした。

 

 2日目の昼食は沖縄そばとジューシーでしたが,昼食場所でのお土産のレジの長蛇の列は凄かった!!沖縄平和祈念資料館では,見学と「平和の礎(いしじ)」前でクラス写真を撮りました。さらに,新原ビーチでは,グラスボートで海中の魚などを観察しました。浜辺散策では,あまりの海の綺麗さにハイテンション者続出でしたね。

 2日目も天気が良かったので,ホテルからの夕日が綺麗でした。

 

 3日目は,各自で選択した体験別コースでした。イノー(海の浅瀬)観察&マリンクラフトでは,沖縄特有のヒトデや小魚などの生物を観察し,海岸でサンゴや貝殻を探してキーホルダーやネックレスを作りました。また,沖縄の伝統菓子作りでは,サーターアンダギーなどを作りました。ガラス細工作りでは,自分の好みのガラスを探してペンダントや箸置きを作りました。紅芋掘り&チップス作りでは,自分たちで掘った紅芋を使って,紅芋チップスを作りました。包装されているので,お土産として持ち帰りました。魚釣り講習では,竿のセッティングと仕掛けの結び方から教わりましたが,釣果1位は,戸塚君と本間君でした。マリンスポーツは,シュノーケル&シーカヤックでした。快晴,無風,気温25度,この時期では最高のコンディションの中で沖縄の海を満喫しました。昼食のバーベキュー後は,最後の見学地「沖縄美ら海水族館」でした。沖縄で一番の人気スポットで,有名なジンベイザメの餌付けでは,立泳ぎをしてオキアミやプランクトンを捕食する姿が圧巻でした。全号車ほぼ予定通りのホテル到着でした。


 4日目は,宅配荷物のトラック積み込みから始まりました。最後の朝食をとり,ルームキーを返却し,ホテルを後にしました。ホテルで友達と過ごした時間は,かけがえのないものになったと思います。そして,「道の駅かでな」の屋上から嘉手納基地を見学していると,絶妙のタイミングで,今話題の「オスプレイ」をナマで眺めることが出来ました。さらに,沖縄最後の目的地「国際通り」では,ショッピングや昼食などグループごとに楽しみました。公設市場で珍しい物を食べた人はいたでしょうか?さて,那覇空港では,25番搭乗口からの搭乗し,思い出が一杯の沖縄ともお別れでした。

 

 予定より早くの羽田空港到着で,4日間の沖縄修学旅行が終わりました。参加生徒全員が,大きな事故もなく無事に帰ってこれてほっとしています。