韓国修学旅行2005

  今年も2005年10月30日(日)〜11月2日(水)までの4日間、2年生280名が韓国のソウル市を訪れました。今年は、10月28日にオープンしたばかりの韓国王立中央博物館を訪れる予定だったのですが、公開後の最初の日曜日にあたっていて、入場制限されるほどの盛況ぶりで、残念ながら今回は景福宮(キョンボックン)の見学に切り替えました。そこでは王宮の生活を再現した大きなお祭りが催されており王宮絵巻を存分に楽しむことが出来ました。その他の日程は予定通り無事終了することが出来ました。
  初日に鑑賞した
「ナンタ」は火と鉄の国・韓国を象徴した音楽で、エネルギッシュなビートが今でも耳に残っています。骨付きカルビは絶品で、みんな「もっと食べたかった・・・」と言っていました。
  2日目午前中は、城壁に囲まれた
水原華城(スウォンファソン)と昔の生活や遊びを再現した民族村を訪れました。のんびりと戸外を散策しながら王宮菓子の実演などを楽しみ、映画の撮影に遭遇した人もいたようです。
  2日目午後からは、最大のイベントである
「果川外国語高校との交流会」に臨みました。全体会では、果川外国語高校の校長先生と生徒の代表が挨拶した後、本校の長田校長、米澤生徒会長、浅川副会長が韓国語で挨拶し拍手喝采を受けました。続いて千羽鶴をあしらった記念のパネルを校長が贈ると一段と大きな拍手をいただきました。その後歓迎の出し物が披露され、果川外国語高校は、カラフルな太鼓を打ち鳴らす伝統舞踊や、韓国語の合唱・ポップス、日本語で「おはロック」「だんご3兄弟」などで歓迎してくれました。成田国際高校は、春から準備していた日米日豪派遣生徒の「ソーラン節」、合唱部の「ミュージカル・ライオンキング」、吹奏楽部の「マツケンサンバ」、ダンス部+有志のチアダンス「ミッキー」などを披露し、最後に修学旅行委員が中心になって、中島美嘉の「雪の華」を韓国語で歌いました。この歌は韓国のテレビドラマで人気を博した歌で、果川外国語高校の生徒達も一緒になって歌い本当に良い交流会になりました。約1時間の全体会のあと、班別または1対1の交流会がありました。どの生徒も韓国語混じりの日本語や英語で交流を楽しみ、メールアドレスなどを交換して別れを惜しんでいました。
  3日目は、北朝鮮との国境に建つ
統一展望台を訪れ、館長さんから説明を聞いたりビデオを見たりして分断の事実を目の当たりにして、様々なことを感じていたようでした。文化祭で準備してきた「平和を祈って3000羽」の企画で作られた記念パネルを贈り、学年全員で韓国、北朝鮮の統一を祈りました。
  3日目午後はのクラス別班別行動で、
新村(シンチョン)と仁寺洞(インサドン)を散策しました。新村(シンチョン)はソウル女子大などがある若者・学生の街、仁寺洞(インサドン)は王宮に仕えた高官達が居を構えた骨董や民族文化溢れる街、どちらもとても魅力的は街でした。そのあと訪れたロッテデパートとともにみんな買い物を楽しんでいました。
 今回の修学旅行は、4日間とも良いお天気に恵まれ、食事も含めて本当に楽しい修学旅行になりました。生徒の作文や、スクラップブック展などを後に紹介出来たらいいなぁと考えています。長い文章をお読みいただきまして誠にありがとうございました。
  なお、写真(動画を含めて)は今後も追加しますのでご期待ください。
  

成田空港 → 仁川空港 → 王立中央博物館の代わりに景福宮
 → 夕食金剛山[骨付きカルビ] → ナンタ鑑賞 → ホテル[グランドヒルトンホテル]

1日目

2日目

3日目

4日目

旅行日程

水原・韓国民族村 → 昼食[石焼きビビンバ] → 果川外国語学校
(交流会)13:30〜17:00
→夕食[ビュフェスタイル] → ホテル[グランドヒルトンホテル]

統一展望台 → 昼食[うどんすき] → クラス別行動(新村・仁寺洞)
→ ロッテデパート → 夕食巨亀荘[プルコギ] → ホテル

ホテル[グランドヒルトンホテル] → 仁川空港 →
成田空港(大韓航空001便&アシアナ航空104便)

2005年10月30日(日)〜11月2日(水)

1日目に訪れた景福宮(キョンボックン)

写真の追加です(11月7日)

★韓国修学旅行の様子が新聞に掲載されました。
   
「平和折り鶴3000羽」・・・朝日新聞(10/29付)
   
「修学旅行で日韓友好」・・・読売新聞(11/12付)
    (写真右下の拡大マークをクリックしてご覧下さい)
仁寺洞(インサドン)にて
新村(シンチョン)にて

果川外国語高校との全体交流会
600名で「雪の華」を、日本語と韓国語で歌いました。