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昨年の
ディベートセミナー

 第6回 第2学年国際科セミナー

■2月16日(月)第2学年国際科セミナーが  本校を会場に行われました。国際科3クラスの生徒全員が18チームに分かれ、1日を使って英語によるディベート・トーナメントを行いました。

■本校の「英語によるディベート」は文科省スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールに指定された6年前に2年生英語科セミナーとして始まりまりした。

今年の論題は昨年に引き続き「日本は死刑制度を廃止すべきである。」(Japan should abolish the death penalty.)でした。少々難しいのではないかと思える論題ですが、グループごとに準備して熱い戦いを繰り広げました。

    では熱戦の様子をご覧ください。
 

イングリッシュ・ディベート・トーナメント2009

ディベート・トーナメントを終えて        国際科主任 戸村玲子                                           

2年生の皆さんお疲れ様でした!! 
ディベートの授業を選択していない人たちにも約1年ぶりにディベートを楽しんでもらう機会となりました。少ない準備時間ではありましたが、実施直後のアンケートを見ると8割以上の人が「資料集めや立論スピーチ作成などの準備を良くやったと思う」と答えており、意欲的に取り組んでくれた様子がうかがえます。
毎日のように放課後みんなで集まって準備を重ねていたチームや、「死刑」に関する様々な本を読んだ人
もいて、たとえ優勝は出来なくても実になる活動が出来た人はたくさんいるでしょう。

昨年に引き続き論題となった「死刑制度」については語彙・表現が難しいだけでなく、重いテーマで戸惑った人もいたようです。けれども、世の中では今年5月からいよいよ裁判員制度が始まることになり、高校生の皆さんも後数年で裁判員候補になるかもしれません。そんな折ですから「死刑制度」については昨年から今年にかけて各新聞紙上でも、シリーズで取り上げられ、興味を持って読んでくれた人たちもいるようですし、少しは「高校生といえども考えるべき話題」として受け止めてくれていたら嬉しいです。

ついでに遅くなりましたが、12月のディベート・デモンストレーションで代表ディベートをしてくれた皆さん。パフォーマンスとしてもとても素晴らしいものでした。

 A GOOD JOB, EVERYONE!!                
  

表彰と記念撮影「はいポーズ!」

最終弁論が終わり、ジャッジの先生方から講評をいただき、いよいよ結果発表

決勝に進んだのはE1とG6。まず、じゃんけんで肯定・否定を決めます。ドキドキの瞬間。

 いよいよ決勝戦です!

立論スピーチ  時にグラフなども使ってわかりやすく話すこと、聴衆を見て話すことが重要です。
  自分たちの主張が正しい理由を挙げ、例やデータを示して具体的に説明していきます。     

グループごとの準備の様子   ディベートの勝敗は準備で決まると言っても良いかもしれません

準備、予選、準決勝風景

第2位

進行形式     
       
Affirmative Constructive Speech       
肯定側立論      4 minNegative Cross-examination             否定側尋問      2 min
Negative Constructive Speech           否定側立論      4 Affirmative Cross-examination         肯定側尋問      2 Preparation Time for Both Teams       作戦タイム      4 Negative Rebuttal 1                       否定側反駁      2 Affirmative Rebuttal 1                      肯定側反駁      2 Preparation Time for Both Teams        作戦タイム      4 Affirmative Rebuttal 2                     肯定側反駁      2 Negative Rebuttal 2                         否定側反駁      2 Preparation Time for Both Teams       作戦タイム      4 Negative Summary Speech             否定側最終弁論   2 Affirmative Summary Speech           肯定側最終弁論   2

                                            Total                36minutes

  Resolved:Japan should abolish the death penalty. 

作戦タイム 相手への反論をみんなで相談し  ます。相手の全ての理由に具体的に反論  しなければなりません。4分間があっという  間に過ぎます

相手のスピーチを聴いて必死にメモをとります

論題:
 「日本は死刑制度を廃止すべきである。」

準決勝を見守る参加者。

第3位

第3位

第1位