2年生のみなさんお疲れさまでした!

後輩達にエールを送る英語科3年生
ディベート・マッチに華を添えてくれました

準備、予選、準決勝風景

イングリッシュ・ディベートマッチ

国際科主任  戸村 玲子

■少ない準備時間(班毎の準備約4時間,練習試合3~4時間)で「死刑制度」という難しい論題に取り組むのは大変だったと思いますが,どの班も良く準備して試合に臨んでおり,白熱した試合が続きました。接戦を制し決勝戦まで勝ち上がった2チームは,さすがにデータ量が豊富で備えが万全でしたし,チームとしての勢いがありました。直後のアンケート結果を見るとディベート授業選択者も,そうでない人も,ほとんどの人がこの大会を楽しんでくれたようでホッとしています。論題についても63.4%の人が「難しいが勉強になる」と回答してくれています。(アンケート結果の詳細については,次号のニュースレター”Communication”に掲載する予定です。)

■今年は,初めての試みとして,1年生にも決勝戦を見てもらいました。1年生の皆さんは来年の自分たちの姿がイメージできたでしょうか?また,決勝戦では2つナイス・サプライズがありました。1つは韓国の姉妹校,果川外国語高等学校の先生方が修学旅行の下見に来校されており,決勝戦の様子を少し見ていただいたこと。もう1つは,たまたま大学受験結果の報告に来ていた英語科3年生2名が「ディベートやって良かったからみんなも頑張って」とエールを送りにきてくれ,決勝戦も全て見学していってくれたことです。英語科時代に始まり5回目を迎えるディベート・トーナメントですが,2年国際科の行事として良い形で引き継がれていきそうだと感じました。

"Wonderful cameraman, Shashi!!"

そして司会のシャシ先生、戸村先生、ジャッジの岩田先生、ジュリアン先生、デビッド先生本当にお疲れ様でした!

ディベートを支えた原稿や資料

第3位

第3位

第2位

第1位

表彰と記念撮影「はいポーズ!」

決勝戦は、いよいよ「反駁」(Rebuttal)の応酬に入っていきます

 いよいよ決勝戦です!

■ディベートは、まず肯定側と否定側の立論(Constructive Speech)で始まります。自分達の主張が正しい理由(Reason)を複数挙げ、それぞれの根拠となる理由(Reason)を具体的に述べます。どちらの理由がよりしっかりしているかがポイントです。そしてそれぞれに尋問(Cross-Examination)がなされます。■

主張:
 「日本は死刑制度を廃止すべきである。」

  Resolved that "Japan should abolish the death penalty" 

 第5回 第2学年国際科セミナー

そして、優勝は・・・・・・・・・(^_^)v

ディベート・フォーマット

■2月25日(月)第2学年国際科セミナーが本校を会場に行われました。2年生国際科3クラスの生徒全員が18チームに分かれて「日本は死刑制度を廃止すべきである。」(Japan should abolish the death penalty.)という主張について賛成側(Affirmative side)、反対側(Negative side)に分かれて英語によるディベートマッチを展開しました。本校の「英語によるディベート」は文科省スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SEL-Hi)に指定された5年前に始まりまり、以来さまざまなテーマでディベートマッチを行ってきました。今回は日本語でも難しい論題でしたが、どのチームも主張の根拠となる「過去の冤罪」や「死刑を廃止した国々の犯罪発生率の推移」などを調べ熱いバトルを繰り広げていました。では熱戦の様子を準決勝、決勝を中心にご覧ください。■
 

最終弁論が終わり、ジャッジの先生方から講評をいただきました