前日の夜までにS3の3人娘の手によって装飾が完成しました。明日への身支度を整える者、感傷に浸る者、さらなる準備をする者、感謝の気持ちを形で表わす者・・・。それぞれの思いをのせて時はたち、ついに3月8日を迎えました。
「8:15頃」
今日まで、S3教室は目張りもされて中に入ることができませんでした。 登校すると、教室が卒業式バージョンにモデルチェンジしていました。廊下の寄せ書きにさっそく書き込みます。
「8:30頃」
自らの手で作り上げた舞台を満足げに見つめる3人組。昨日の写真がすぐに掲示してあるのは、さすが設備システム科と言えるでしょう。
「10:00頃」 卒業生入場。 去年までは拍手をして迎える立場でしたが、今年は当事者です。
S3の生徒が式場へ
「10:15頃」
高安先生らしく、凛とした声で呼名をします。一人ひとりの名前を呼ぶたびに思い出があふれ出します。
「12:20頃」
自分の卒業証書を見つめるS3の諸君。最後の時が近づいてきてしまいました。
「13:00頃」
創られたような青空のもと、全員で記念写真です。 予定時間もぎりぎりで、本当にうまくいくかわからなかった手作り卒業式ですが、みんなの協力で記憶にも記録にも残るすばらしいものができました。これは偶然ではありません。 なぜならば、 それが、「設備システム科」だからです。
最後の生徒、3人娘が帰宅した後の主を失ったS3教室です。 数時間前にみんなで喜び、涙のお別れをしました。君達の流してくれた涙は一生忘れません。
この教室の綺麗さと君達のすばらしさは設備システム科と後輩たちが受け継いでいきます。
SpecialThanks:Sahya Okuno,Chiemi Takata,Asami Ohshima !!! & Kazuko Takayasu