| ホーム | サイトマップ | 更新日時:2007年2月19日
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 今年度の課題研究で、設備システム科初のオリジナルクレイアニメーションを、S3の高田さんが制作しました。1年生の時から体験入学や文化祭をはじめ、多くの行事で活躍してきた高田さんが、1年間をかけてがんばって作り上げました。

・クレイアニメ「テイリーの願い」を見る → Click!
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・クレイアニメ発表会資料を見る → Click!
 Quicktime形式 400kb



これは主人公の一人、人形の女の子です。クレイ(粘土)と毛糸で作られていて、着ているメイド服は高田さんのお母さんの力作です。

こちらは、もう一人の主人公「くま」です。これはすべてクレイで出来ています。どちらの人形も制作に大変多くの時間がかかっています。

劇中のセットの材料です。背景セットは8セットもあり、冬休みのほとんどを使って完成させました。ちなみに冬休みは、大晦日と元日以外のすべてをクレイアニメの制作に割きました。

絵コンテを元に、東急ハンズやユザワヤで購入した材料をキャラクターに仕立てていきます。

かわいいキャラクターが高田さんの手によって作り出されていきます。

作中にでてくる、小物も手作りのものがほとんどです。1つ1つに魂を込めて丁寧に作っていきます。まさに気が遠くなる作業とはこのことでしょう。
キャラクターや小物が完成したら、撮影を開始します。1秒間に10コマの撮影をしていきます。ストーリーは約1分ですので、最低でも600コマ分の撮影をしなければなりません。
三脚でカメラを固定し、明るさやホワイトバランスを考慮して、1枚また1枚と撮影します。ほとんどの作業が夜遅くまでかかりました。
同じ研究班の友達も励ましてくれました。3年間一緒に文化祭で看板作りなどをしてきた大切な友達です。
寒さが厳しい早朝や夜は、「学校ストーブ」と「スチーマー代わりのフラスコ」が活躍しました。
人形の表情をうかがいながら、撮影します。1月はこの人形たちと一緒に暮らしてきたような感じです。
香港映画のようなワイヤーアクションも採用しました。設備システム科で学ぶPhotoshopなどによる加工技術が生きています。
最終的に撮影した1400枚以上の写真を細かく選別し、シーンごとに整理します。その後、アドビPremiereで動画に編集します。
1人で研究をしているため、報告書も同時に作っていきます。設備システム科のエースとして、持てる力を存分に発揮しました。
ついに完成したクレイアニメーション「テイリーの願い」。製作時間200時間におよぶ超大作です。完成したのは発表会当日の深夜でした。
発表会の資料をがんばって印刷します。白黒なので写真の明るさにも工夫しました。
完成した資料。2/15のPTAの前での発表会にはフルカラーの資料を用意しました。

信じられないような時間がかかったクレイアニメーションですが、終わってしまうと非常に寂しい感じがします。

設備システム科だからこそ出来た、スペシャルな課題研究でした!

「監督のおはなし」


冬休みから制作を始めたので、ぎりぎりで終わって自分でも驚きました。

冬休み中に粘土を買ったり、東急ハンズにいったりしたのは大変だったけど楽しかったです。

最初のシーンで、せっかく作った人形が自立しなかったときは泣きそうになりましたが、同じクラスのバンビーナさあやが、アドバイスをくれてなんとか前に進みました。

撮影中はいろいろなことがあったが、最後の日は午前○時まで学校にいて気合いでがんばった。先生方ありがとう!

発表の時に、ちょっと失敗してしまったけど、最高点のAをつけてくれたS3のクラスメイトに感謝します。

研究が終わってしまって、少しさびしいけど3年間のいい思い出になりました。

 

 
 
 
 
 
 

 

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