| ホーム | サイトマップ | 更新日時:2005年11月1日
イベント・ニュース
京葉工業高校の文化祭「京工祭」が、10月30日に開催されました。設備システム科と基礎工学研究部では、毎年、京工祭で行われる「PR看板コンテスト」に力をいれていて、2001年度から4年連続最優秀賞を受賞しています。
 
  今年も、製作時間なんと25時間をかけた超大作が完成しました。残念ながら5年連続受賞はなりませんでしたが、設備システム科のチームワークを存分に発揮した1週間でした。
中間試験終了後すぐにデザイン検討会議を開きました。デザインは設備システム科3年の清水さんと、千葉工業大学・工業デザイン学科の安田先輩のデザインをあわせた「ハロウィン」をテーマにした看板に決まりました。

まずは、3団体分のPR看板を1つにまとめ、大きな看板の土台部分を作ります。
土台部分が弱いと看板が装飾品の重量で崩壊してしまうので、しっかりと重しをのせて一晩寝かせます。
別の部屋では、装飾品のデザインや加工を行いました。材料はすべて自分たちで考え、津田沼まで買いだしに行きました。
基礎工学研究部の部員もがんばって細かい作業を行います。プリントアウトしたものを貼り付けるのではなく、一つ一つ手作り感を出しながら加工していきます。
先輩後輩で協力しながら作業します。最近では稀薄となった先輩後輩の良い関係が、設備システム科の女子生徒の間には、しっかりと根付いています。
部長自らが難しいパーツを作成します。卒業していった先輩達の伝統を壊さないために、がんばって作っていきます。
フェルトで作成したカボチャが完成しました。ハロウィンにかぼちゃのお化けは欠かせません。
魔女のほうきは、いらなくなったデッキブラシをこっそり流用させてもらいました。妖しいツルや葉っぱも効果的に取り付けて、ハロウィン的な雰囲気を色づけしていきます。
毎年恒例の「切り抜き文字」です。デザインナイフを駆使して、黙々と切り抜いていきます。特に漢字は、気の遠くなるような作業です。
布の質感を高めるために、カッターでわざとボロボロにします。その場その場の会話の中で、たくさんのアイデアが生まれていました。
発泡スチロールのカボチャを半分に切って看板に取り付けます。いよいよ先が見えてきました。
全体のバランスを考えて、パーツを配置していきます。連日の作業で疲労困憊ですが、「5年連続最優秀賞」を合い言葉に必死で作業します。
いよいよ最後のパーツ、「設備システム科」と「基礎工学研究部」の切り抜き文字です。今回はプリント貼り付けが一つもない、完全ハンドメイドです。
ついに準備最終日の18時頃完成しました。昨年までの「虹」をモチーフにしたデザインから一転し、ハロウィンを全面に押し出したイベント感溢れる作品が完成しました。
10月29日の校内公開時に、いよいよ全校の前にその姿をあらわします。その大きさと完成度にみんな驚きの声をあげていました。
部長が、設備システム科&基礎工学研究部&S3有志のPRをします。今回は、ハロウィンの衣装もハンドメイドで用意し、京葉工業高校にハロウィンを普及させるためにがんばりました。

他の団体が、悪天候のために外への展示をやめる中、この作品だけは外へ展示しました。せっかく作った看板なので多くの方に見て頂きたかったからです。

多くの来場者から「今年もすごいですね」、「かわいいですね」とのお褒めの言葉を頂きました。

5年連続最優秀賞は残念ながら夢と消えましたが、来年は今年以上の作品を作って、京工祭を盛り上げていきたいと思います。

 
 
 
 
 
 

・2005年度PR看板製作チーム
<3年生> 清水 麻美・岡田 麻央・田原 悠樹
<2年生> 高田 智恵美・奥野 沙絢
<先輩>   安田 智美

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