| ホーム | サイトマップ | 更新日時:2005年3月4日
イベント・ニュース
 

 これまで、海老沼宏始(えびぬま ひろし)教頭先生には、設備システム科広報誌発行やホームページ開設、中学校訪問など、さまざまな分野で設備システム科のために力を注いでいただきました。

しかし教頭先生はどの教科にも属さないため、集会など以外には直接生徒とふれあう機会がありません。

  そこで設備システム科では、「情報技術基礎」の授業を、「特別記念授業」として教頭先生にお願いし実現することができました。当日は多くの保護者、卒業を控えた3年生、先生方の聴講があり、S1(設備システム科1年)教室は、あふれんばかりの人となりました。


 S1の委員長が、教頭先生をお迎えにあがります。8年ぶりの授業に向けて教頭先生が出陣します!
 この日の授業は、「ものを見る目」です。工業の先生そして社会の先生として活躍された先生がどのような授業をしていただけるのか、期待が高まります。
 何日も前からこの1日の授業のために、激務でお疲れにもかかわらず、教材研究や授業の予習をされていました。

 教頭先生自らが、日本全国や海外をまわって、拾い集めた「石」を使った興味深い授業です。生徒もめずらしい石を手にとって不思議そうにながめていました。

 普段見ているものが100%ではなく、さまざまな角度から物事を判断しようという言葉に生徒はメモをはしらせます。

 

 熱心なS1の生徒を前に、教頭先生も身振り手振りで懸命の授業をしていただきました。8年ぶりとは思えない熱い授業です。

 

 熱心に聞き入るS1の諸君。多くの先生方、保護者の皆さんも聞き入ります。記憶にも記録にも残そうとビデオ撮影まで入りました。

 

 教室内では収まりきれず、廊下で授業を聞く先生方。配布用プリントもすぐに品切れをしてしまいました。京葉工業高校での教頭先生の人気の高さがわかります!

 

 質問コーナーでは、生徒全員が手を上げて教頭先生を驚かせます。委員長が代表して質問した後にも、熱心な生徒が追加質問を!

 生徒からの質問にも丁寧に分かりやすく、おもしろく答えていただきました。

 最後に生徒代表から 、「教頭先生が私の中学校に説明に来ていただい事をきっかけに、本校の設備システム科に入学しました、今日は本当にありがとうございました」とのお礼の言葉!
 さらに、S1から授業のお礼に花束のプレゼントがありました。S1だけのために時間を割いていただいた教頭先生への気持ちです。さすがの教頭先生も驚きを隠せません。
 

 全力投球の50分の授業を終え、教頭先生もホッと一息ついて、笑顔でお礼の拍手に答えていただきました。

 
 
 
 
 
 授業を終えたあと、さっそく1人1人がお礼の作文を書き、感想文集にして手渡しました。下記に一文を抜き出して掲載します。
東くん  僕は課題や宿題があまり好きではなかったのですが、自分が頑張れば宿題も減ってくると言われたので、頑張ろうと思いました。
石井くん  一つの物でも見方を変えたり、自分で良く考えたり、周りの人と話し合ったりして、いろいろな考え方をするということの大事さを教わりました。来年もまた授業を受けたいです。
大島さん  「見る目は人それぞれ」という言葉も、当たり前のことだけど、強く心を打たれました。今日は、教頭先生の授業を受けられてとても嬉しく思います。
岡本くん  僕は地理があまり得意ではないのですが、いろいろな写真を見たり、石を実際に触ったりするおもしろい授業だったのでとても楽しい授業でした。
奥野さん  教頭先生の授業なんて今まで一度もなかったので、とても良い体験をすることができました。社会が苦手な私にも分かるように説明してくださった教頭先生にはいつまでも京葉工業高校にいて欲しいです。
佐渡くん  授業では使わなかったプリントの裏側にも、青春18キップの話などが書いてあり、とても楽しかったです。8年ぶりの授業ということですがとても楽しい授業でした。
高田さん  今回の特別授業で海老沼教頭先生と触れ合うことができ、うれしく思いました。もし転勤されても京葉工業で生活された時間は忘れないでください。
藤巻くん  今までは実際に「モノ」に触れるような授業は少なかったし、先生が写真を撮って持ってきてくれるということもありませんでした。今日は石に触れたり、さまざま写真を見ることが出来て、とてもわかりやすい授業でした。
横須賀くん  僕たち生徒に向かって一生懸命教えてくれる海老沼先生は、とても生き生きしていて「かっこいいなぁ」と思いました。先生が教えてくれた「心のキャッチボール」という言葉はとても好きになりました。

 

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