| ホーム | サイトマップ | 更新日時:2004年10月31日
イベント・ニュース
   
 毎年、京工祭では「PR看板コンテスト」という、自分の参加団体をPRする看板を作るというイベントがあります。基礎工学研究部と設備システム科では、数年前からこのPR看板最優秀賞ゲットに取り組み、2001年度に初めて最優秀賞を獲得、その後、3年連続最優秀賞を獲得しています。

 2003年度にそれまで看板を作ってきたメンバーが卒業し、いよいよ今年新たなるメンバーでV4を目指すべく制作を開始しました!

(1)制作会議

 中間試験が終わった10月18日から基礎工学研究部の清水さん(S2)岡田さん(P2)、そして応援の奥野さん(S1)高田さん(S1)の4人で、デザインの打ち合わせを行いました。
 いくつかのデザイン案を、2001年度卒業生の安田智美さん (千葉工業大学・工業デザイン学科)に出してもらい、それを含めて検討しました。最終案は、清水さんと奥野さんと安田先輩の案を足して3で割ったデザインにしました。もちろん虹は欠かせません。

(2) 買出し

 10月22日に、清水さんと高田さんとで津田沼のユザワヤで買出しです。設備システム科の展示の材料とS2有志の材料もすべて買うために、駐車場とフロアを何往復もして買い揃えました。
 初めて見るような材料もあり、実際に触れた感覚を大事にしてそろえていきました。

(3)制作過程

スプレーで看板を塗ります。空のイメージを出しました。
発泡スチロールで雲を切り抜きます。曲線が多いのでかなり難しい作業でした。
微妙な曲線デザインの「虹」。七宝焼きといえば虹です。これも切り抜きが困難でした。
「和」的な感じを出すために、100色の折り紙を細かく、ちぎっていきます。
折り紙をデザインを考えながらノリで、丁寧に貼り付けていきます。
時間が経つのを忘れるくらい、集中して制作します。心も体も疲れる作業でした。
部長自ら、雲の制作に取り掛かります。作り方は安田智美先輩から電話で詳細なアドバイスを受けました。
ユザワヤで見つけた、いろいろな紙を重ねていき雲の雰囲気を作ります。
虹との整合性を考えながら、山を切ります。上から眺めてカッティングを行います。
あまりにも手間のかかる虹の制作には、先輩・後輩の力を合わせてがんばります。
ついに虹が完成しました。
毎年、もっとも苦労する文字の切抜きです。「備」などは腱鞘炎になりそうな感じです。
これができないと完成しません。4人の力を集結してがんばります。
切り抜かれた文字。これからエッジの処理や色付けをします。
主要な部品が完成し、全貌があきらかに!
切り抜いた文字を。折り紙で色付けします。色の配置を考えて100色から選びます。
白い山に、七色のデザインをしていきます。
虹の部分がいよいよ完成!苦労した部品なので喜びも大きいです!
虹は立体的に組み合わせるため、補強部材を入れていきます。感性間近!
ついに完成!なんとか最終日(29日)の陽が落ちる前に完成しました。ここ数年で初めてです。
30日のオープニングフェスティバルで、壇上に上がりPR文を読む部長。さすがに700人を前にすると緊張します。
2人がかりでPR看板を持ちます。かなりの重量ですが、補強も万全です。
後夜祭の審査対象にあがる看板!運命のときを待ちます。
V4達成!2年連続で鉄道研究同好会と一緒に受賞しました。この1週間の苦労が報われます。
文化祭が終わった後、ジュースで乾杯!さすがに魂が抜けきった感じでした。
なんとか先輩が築いてきた最優秀賞を今年もゲットできました。文化祭の七宝焼きと映画上映も合わせて250名近くのお客様で賑わいました。

制作スタッフ:
  清水麻美(設備システム科2年)
  岡田麻央(建設科)
  奥野沙絢(設備システム科1年)
  高田智恵美(設備システム科1年)
  安田智美(千葉工業大学 2001年度卒業)

 
 
 
 
 
Copyright (C) 2004 設備システム科
Designed by DreamWeaver