| ホーム | サイトマップ | 更新日時:2004年6月28日
イベント・ニュース
   
「S1(設備システム科1年)特訓開始」 

 設備システム科では,1年生を対象に毎年6月に2つの検定試験をチャレンジさせています。入学後すぐに合格するのか?という不安を一掃すべく,今年も朝・放課後と先生方と生徒諸君が一緒に,毎年恒例の検定特訓を行いました。

 検定試験の種類は,「計算技術検定」と「情報技術検定」という検定試験の入門のような資格です。ただし,中学卒業後3ヶ月でこの専門的な検定に合格するには,相当の気合と学習量がなければなりません。

「計算技術検定編」

 計算技術検定の特訓は,検定日6月17日の2週間前からスタートしました。Sinって何?Logって何?の状態からのスタートです!

 まず,40人1クラスを5班に分けて,少人数で関数電卓の使い方を6時間にわたり徹底的に指導しました。最初はボタンの場所もわからなかった彼らもゲーム感覚でどんどん覚えていきます。

 そして仕上げは毎朝と帰りのホームルーム前の特訓です。クラス委員長がまとめ役となり,全員が自主的に15分早く登校して問題を解いたり,帰りのホームルーム前にも練習問題を黙々こなしていました。放課後も,先生方と一緒に18時過ぎまでがんばっていました。

 6月17日に試験を終え,いよいよ合格発表の日を迎えました!

 お昼の12時に校内放送が入り,S1の生徒が集まってきました(この日は短縮授業)。
 合格した生徒は,友達同士で大喜びです。他の友達が遊んでいる間も練習をした成果がでました!

 結果は,他の科と比べひとつ上の級を受験しているにもかかわらず,合格率70%となかなかの合格率でした。惜しくも合格できなかった生徒は,つぎの情報技術検定と11月の計算技術検定にリベンジを誓いました!

「情報技術検定編」

 情報技術検定は,計算技術検定と異なり「暗記」・「プログラム」・「計算」と一筋縄ではいきません。そのため6月21日〜24日の4日間,一日4時間・合計16時間の特訓をおこないました。

 クラスの4分の3以上の生徒が,他の生徒が半日で下校する中,お弁当を持って特訓に参加しました。1日目はプログラム,2日目は流れ図,3日目は論理回路と,へとへとになりながらがんばっていました。

 4日目は情報関係の計算と模擬試験2連発です。さすがのS1の生徒も暑さと勉強のし過ぎで集中力が切れそうになっていましたが,担任の先生からアイスの差し入れなどもありなんとか乗り切りました。16時前に補習が終わったのですが,そこから10人ほどの生徒がさらに残り「延長戦」開始。夜8時頃まで特訓しました。

試験は6月25日(金),30度を超える暑さの中がんばって受験しました。

 4時間目が終わった後,放送が入り受験者が集合してきました。S1の生徒もすぐに集まってきました。
 自分の受験番号を携帯で撮って,記念に残します。計算技術検定と情報技術検定をダブル合格した生徒もたくさんいました。

 結果は,全体で38%程度の合格率にもかかわらず,S1はなんと70%の合格率です。前回の計算技術検定で不合格になり,リベンジを果たした生徒は奇声をあげて喜んでいました。

 これでS1では,80%以上の生徒が入学後3ヶ月で,なんらかの資格を持つと事ができました。

       
       
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