千葉県立船橋芝山高校文化祭
文化祭 アイディア 紹介
▼廊下や壁面の装飾・▼クラス劇の装飾(平成24年・3A平成21年・3G)・▼過去のアイディア(ディズニーランドの夜景)を紹介します。

 食品室内装飾 (教室が和の空間に)

平成23年度 食品部門最優秀賞 3H 焼きそば 
教室という空間を、劇場やレストラン、ショップや縁日の会場に
変えるのはアイデアが必要です。

良いアイデアを知らずに、最初から考えるのは非常に大変です

文化祭で見つけた、Good アイディアをご紹介します。
参考にして、
更に良いものを作りましょう

また来年、すばらしいアイデアがでることを期待しています。
早めの計画・作成が最大のポイント!
   8月末には本番と同じように設置・リハーサルをやってみよう。
@テーマやイメージを考える。→ 資料探し。→ 教室の大きさを測り、見取り図を作成。
A借りられる物を手配して、必要不可欠な材料を厳選して購入。
 計画と材料集めの時期は早めに。(夏休みはメンバーが集まりにくい)
食品などのお店のポイント

★教室の広さを活かし、どれだけイメージどおりの空間に変えられるか。 
★お客さんの流れや視線を考え、入りやすく落ち着く空間作り。
待ち時間の軽減と、待っている間も楽しい空間へ
(商品の写真入りメニューや、アレルギー物質などの原材料表示もgood。)
★味・見た目・価格に対してのお得感。
 劇などの発表のポイント

笑いポイント・感動ポイントなど、力を入れる場所を考えよう。(脚本の部分変更も面白い)
★役者が動きやすく、出来るだけ多くの観客が入れる空間 → 室内を広く使う
場面転換を意識させない工夫を。暗転の間は客の視線を他(語り手など)へ誘導。
   (劇中は幕の開け閉めは良くない)
     平成24年 3A 「ピノキオ」へ ←照明・舞台の広さ・客席に注目

 廊下・壁面の装飾
各団体のコンセプトがしっかりと表現されている装飾。今年も、沢山のアイディアがありました。 
 平成25年 翔鷹祭文化の部 グランプリ 受賞  3G 「不思議の国のアリス」 平成25年 3F 「シンデレラ」 


【デザインの参考資料】
 他校の文化祭や、ディズニーランド、Googleで検索した画像を
 参考にしてデザインしました。

【材料】
 金色・緑・黄緑の折り紙 花紙 ペンキ(白・黒・黄色)
 テープ類(両面・布・透明ビニール) 模造紙
 段ボールはマツキヨがgood! ポスカは各自持参。

【時間配分】
 6月:クラス全員にアンケートでキャスト・内装・衣装の希望や
    デザインを書いてもらう。

 7月:アーチと床タイルを設計。床は教室の大きさから
     タイルの大きさと枚数を割り出す。

 夏休み:タイルの色塗り・葉っぱ2万枚を作成。
       背景と衣装の作成。

 文化祭準備の日:組み立て&貼り合わせ。
          床は白と黒に塗ったダンボールを
          交互に置いて透明テープで貼り合わせる。

【公演】
  ダブルキャストで1日目は3〜4公演
  2日目は4〜5公演 各30分上演


【デザインの参考資料】

 本の絵や文字の画像を探して、イメージに合うデザインを考えた。

【材料】

 段ボール(マミーマートやビバでもらう)
 絵の具は船橋の100均が量が多くてお得。
 CINDELLERAの文字と靴と時計は発泡スチロールで作成。
 切るのは大変ですが、立体感と曲線は段ボールよりきれい
 床面は紙に絵の具で描き、テープを裏に貼る。

【時間配分】

 夏休み前に計画し、早めにダンボールや絵の具などの材料を集め、制作開始。

【組み立て】
 ダンボールの上に黒い布を貼り、文字や写真などを貼る。
 それに穴を開けてスズランテープで天窓の隙間を通して吊りました。

【アドバイス】
 文字の色はペンキで塗った(ペンキはやや高額です)
 受験勉強や夏期講習などで人が集まれないので、
 期末考査後から夏休みに手分けして始めると良いと思います。
 床や天井も装飾するとグレードアップします。
 廊下から天窓がかくれるくらい装飾すればもっと良くなります。

平成24年 

平成24年 

平成24年 
 平成24年 
平成24年 
 
平成21年度

半透明のビニールの質感をうまく使って表現。
(黒い背景に、半透明のお化けを貼った。) 

平成24年 クラス劇 シンプルにして客の収容数が多い。制作・準備・片付けが楽で動きやすい広さを確保。
 3年A組 ピノキオ
 教室の蛍光灯のON・OFFで、明るい舞台。
  蛍光灯の光は直接お客さんの顔に当たらない
 語り場面は、草むらのボーダーライトで部分照明。
 背景は最小限の大きさで、絵をめくって場面展開
 舞台も客席も広く、沢山のお客さんが入れる。
 暗幕と暗幕の間もレンガ風の装飾。
 最小限の大道具・装置で、最大限の効果。
 引き幕がないので、開放感があり場面転換が早い

制作者のコメント:背景の絵は7枚。
 レンガは4色のグラデーションで質感を出して
 1枚1枚貼り付けました。
 壁に暗幕を多用せず、あえてシンプルに作りました。

平成21年度 3年G組 クラス劇      




場面転換は
 1〜2秒

制作のポイント照明
 天井の蛍光管を主に使用。
 蛍光管をはずして舞台裏は暗くする。
 スポットライトは中央の床に置く。

 ダンボールにペンキで装飾し、3つのパーツをひもで固定。
机の脚にもひもで固定する。
結合部分が切れやすい ので、裏に木片を貼ってから穴をあける。木片はホームセンターの廃材をもらうと良い。

は暗幕で隠し、光のもれるところは黒いビニールを貼る。

主に買ったもの
模造紙
ペンキ(スプレー塗料よりもペンキが良い)
黒いビニール袋

もらってきたもの
ダンボール(きれいで大きさをそろえる。野菜の箱は、しなるので不向き)
木材(ホームセンターの端材)
良かった点(観る人の感想)

舞台全体が明るくて見やすい。天井の蛍光灯を消してスポットライトを効果的に使うシーンもあり、見ているの視線をうまく誘導していた。 

場面背景が一瞬で変わるのは非常に良かった。

・脚本は上演権に注意して選択。ストーリー性のあるもので、最後まで飽きさせずにテンポ良く仕上げていた。 

・客席は、上演中でも入りやすく、狭さを感じさせない

かつら、未使用の模造紙、ペンキ、ガムテープ、テーブルクロス、懐中電灯、暗幕布など、購入した物品で、
来年の文化祭に使えるものは捨てずに司書室へ。

過去の Goodアイデア企画 紹介
 平成19年度
  1年G組
  ディズニーランドの夜景