交流学校名 |
Squalicum High School(スクワラカム高等学校) |
所在地 |
3773 E.McLeod Rd.,Bellingham WA 98226-7728 |
仲介団体名 |
館山市の姉妹都市ベリンハム市との交流を通して、直接スクワラカム高等学校と交渉を行った。交通機関、宿泊等については、近畿日本ツーリスト千葉教育旅行支店に依頼した。 |
参加生徒数 |
男 10名 女 24名 合計 34名 |
派遣期間 |
平成11年3月16日〜平成11年3月31日 |
3月17日(水) |
終日市内グループ研修 (ホテル泊) |
3月18日(木) |
サンフランシスコ発(9:20 AS583) シアトル着(11:28) スクワラカム高校着(15:30) 受け入れ家庭へ |
3月19日(金) |
ベリンハム市庁舎、ワトカム郡庁舎、ワトカム子供博物館、マインドポート・ショップ、ウエスト・ワシントン大学訪問 |
3月20日(土) |
受け入れ家庭と共に 歓迎パーティ(17:30〜20:00) |
3月21日(日) |
受け入れ家庭と共に |
3月22日(月) |
スクワラカム高校で授業開始 |
3月23日(火) |
終日授業参加 |
3月24日(水) |
終日授業参加 ジャパン・ナイト(日本文化紹介を中心としたパーティ)(17:30〜20:00) |
3月25日(木) |
ワトカム中学、ワトカム・コミュニティ・カレッジ訪問 |
3月26日(金) |
終日シアトル研修 |
3月27日(土) |
受け入れ家庭と共に |
3月28日(日) |
受け入れ家庭と共に |
3月29日(月) |
終日授業参加送別パーティ(17:30〜20:00) |
3月30日(火) |
スクワラカム高校発(8:00) シアトル発(12:50 AA027) |
3月31日(水) |
成田着(16:15) 到着後専用バスで |
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サンフランシスコ市内研修について |
約3分の2が外国は初めてという生徒たちにとって、風光明媚で日本人にもおなじみのこの地は、2週間に及ぶホームステイ前に、カルチャーショックを軽減し、時差ボケを解消する意味でも必要であるが、日本語を話せる現地人が多く、生徒はほとんど早く英語を使いたいと考えているので、サンフランシスコ市内は不評であった。 米国到着当日の午後は全体行動で3ヶ所名所を訪れた。2日目は、6グループによりユニオンスクエア、フィッシャマンズワ−フ等の班別行動を実施した。事前のコース検討や指導、及び電話による定時連絡等により、安全面にも十分配慮した。 |
ベリンハム市滞在 |
約2週間の滞在期間中は、1人1家庭にホームステイしながら、スクワラカム高校に通学した。この間、1コマ1時間50分の授業にのべ12コマ参加した。日本人生徒1人につき、1人ずつのバディと呼ばれるスクワラカム高校の生徒の世話役がついてくれたものの、ネイティブの英語が飛び交う授業は難解そのもので、フランス語 スペイン語等の語学は相当つらかったようだ。それでも、日本での既習事項が出てきたり、音楽 美術 数学 歴史等、比較的理解しやすい科目については、興味を示す生徒が多く、シアトル研修等の校外研修より授業に出たかったと感想を述べる者もいた。 校外研修等の授業外の活動としては、市庁舎、郡庁舎の表敬訪問、地元中学校との交流、ベリンハム市内外の研修などの企画があり、スクワラカム高校の職員や姉妹都市委員会のメンバーが交代で案内をしてくれた。訪れた先々ではどこでも、私たち一行を大歓迎してくれた。 生徒も友好親善大使の役割を十分果たした。 ホームステイについては、始まるまでは、自分の英語力やアメリカの家庭への順応力に対し不安を抱く生徒もいたが、ホストファミリ−はそのままの生徒を受け入れてくれ、家族の一員として接してくれた。そのことが、生徒の緊張をほぐし、コミュニケーションを図ろうとする意欲につながったようだ。ホストファミリ−側の生徒に対する評価も高く、充実した研修を送れたことは、十分な事前指導と受け入れ側関係者の協力によるものと考えている。 |
ベリンハム市の状況 |
ベリンハム市は、カナダとの国境近くの米国ワシントン州北部にある静かな小都市で、人口はほぼ館山市と同じである。気候は高緯度にあるため千葉県より寒いが、太平洋に近いために、内陸部のような極端な寒さを経験することはない。また豊かな自然に恵まれ、落ち着いた生活しやすい町並みが広がっている。同市は、館山市と長年にわたり姉妹都市の関係を維持しており、市民レベルの交流活動が近年より活発になりつつある。昨年度の訪問に続き今回の訪問でも、学校関係者や姉妹都市委員会の尽力により有意義な研修を行うことができた。 |
次回への引継 |
ベリンハム高校は校舎が老朽化したため、去年の6月より2年間かけて全面的に建て替えを行う。その間、生徒・職員は新設のスクワラカム高校に全員が移り、来年再び、ベリンハム高校に戻る予定である。したがって、来年3月もスクワラカム高校と交流を行う予定である。 |