英語科紹介
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英語科ってどんなとこ? |
英語科ではどんな勉強をするの? どんな行事があるの? |
卒業後の進路はどうですか? |
ベリンハム高校との交流ってどんなことをするの? |
ALTを紹介します |
最後に |
英語科ではどんな勉強をするの?どんな行事があるの?![]() ・総合英語 ‥ 読むこと、書くこと、聞くこと、話すことの基本を学ぶ。 ・英語理解 ‥ 聞く力、読む力を重点的に養う。 ・英語表現 ‥ インターネット等を活用し、話す力や書く力を重点的に養う。 ・異文化理解 ‥ 英語を通して、自国や他国の文化についての理解を深めその違いを学ぶ。 ・生活英語 ‥ 様々な生活場面を設定し、それに即した英語表現を学ぶ。 ・時事英語 ‥ 新聞雑誌等を活用し,時事英語を読む能力の向上を図る。 ・コンピュータ・LL演習 ‥ 英語学習ソフトやEメール等を活用し、総合的な実用能力の向上を図る。 ![]() ・英語科オリエンテーション合宿
・夏期合宿 ・姉妹校交換訪問(詳細はこちら) ・校内スピーチコンテスト ・英語検定
平成16年7月現在
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ベリンハム高校との交流ってどんなことをするの?![]() 英語科では、第2学年の生徒を対象に毎年3月16日から31日まで、2週間に渡る海外研修を実施しています。全行程をふたつのセクションに分け、最初の2泊3日をサンフランシスコでのグループ活動とし、それ以降を家庭滞在を通しての授業研修としています。 サンフランシスコ研修は、アメリカ社会に入る前に、生活面や言語面での不安を和らげ、ある程度の自信をつけるのに役立っています。ベリンハム研修では,受け入れ高校側の職員が懇切丁寧な対応をしてくれており、相互交流で本校を訪れた生徒を中心に、家庭滞在や授業でのエスコートを手配してくれます。 この企画は、先にも述べましたように、館山市とベリンハム市との姉妹都市交流を基礎に成り立っています。そのため、ベリンハム市滞在中は、郡庁舎や市庁舎を訪れ、郡知事や市長とも面会をし、意見交換をする機会もあります。生徒たちは、両市をつなぐ民間外交使節団でもあるのです。ベリンハム市は、アメリカ合衆国の西海岸最北部に位置し、カナダとの国境にも車で10分ほどの所にあります。西にオリンピック山脈、東にマウント・ベーカーがそびえるこの風光明媚なアメリカの地で行われる14日間の研修は、語学の訓練だけにとどまらず、異文化理解、国際的視野の拡大、そして最も重要な人的交流に充分な機会を与えてくれる魅力ある企画と言えるでしょう。
平成10年度海外研修の報告にリンクしています。 ![]() 本校では、これまで毎年2月にベリンハム高校生を受け入れてきました。ボブ・ジョーガンソン先生を団長に、他教師を含め15人から20人のグループです。安房高でも、英語科の2年生を中心に、滞在家庭を手配し、授業のアレンジメントを行います。 オープニング・セレモニーは生徒会が企画し、地域芸能研究会による祭囃子やブラスバンド部の両行校歌の演奏などで歓迎しています。昨年度は、郊外活動として、富士五湖の一つ河口湖や箱根を訪れ、夜は宿舎で、第二次大戦中6000人のユダヤ人を救ったリトアニヤ総領事杉原チ畝について意見交換をしました。ちなみに、「授業で最も印象に残っている科目は」と聞くと、「生物で見たウニの放精」という答えでした。 平成13年度は、ベリンハム側の都合で本校への訪問はありませんでしたが、来年度から、6月に来日する予定だそうです。今後は、相互交流をさらに意義深いものにするため、よく話し合い、よりアカデミックな企画を実現したいと思っています。 ![]() |
最後に 英語科の新設は、安房高100年の歴史の中で画期的な出来事の一つかもしれません。日本は、明治以来の第二の国際化を迎えたと言われますが、国際化の必要性は、今に始まったことではありません。また、国際語としての英語の必要性も数十年も前から叫ばれてきたことです。 しかし、注目すべきは、なぜ安房高に英語科が設置されたのかということです。どのようなきっかけで設置されたかはそれほど問題ではないと考えます。本校に設置されたことが重要なのです。 日本は、現在アメリカに次いで世界第2位の経済大国です。多くの外国人が新しいビジネスを求めて来日しています。また、世界はわが国に対して、さらなる貢献を期待しています。日本は、今、国の内外に対して魅力ある、将来に希望が持てる国になろうとあらゆる分野で改革を進めています。折りしも 21世紀を迎えたばかりのこの年に。このような時期と社会情勢にあって、恵まれた地域環境と生徒の総合的な資質を考えたとき、安房高への英語科の設置は、何らかの大きな意味があるように感じます。「時代の変革期に有意な将来の一翼を担え。」何かが、そう私達に問いかけているような気がするのです。 私達は、明知を持って時代の要請に応えなければなりません。それには、安房高英語科の存在意義をさらに深く掘り下げ、将来のヴィジョンを明確にした上で、英語科の目標を具現化するために何をなすべきかを考えなくてはなりません。 これからは、公立高校も特色のある学校作りをする必要があります。本校英語科も他校の英語科と同じであってはいけません。今までは、新設学科を設置することが特色であった時期でしたが、今後は、その学科を描いたヴィジョン通りに発展させていく段階に入ります。私達は、もうその準備を始めています。世界を舞台に、自己実現と利他の精神を実現しようと夢を持つ若人を、安房高英語科は待っています。 ![]() |