第6日 - 3/20(月)

 ニュースによると,今日はオーストラリア北部ケアンズ近辺を過去最大級の勢力を持つサイクロン(台風)が襲ったようです。かなり被害が出たようですが,ここブリスベン近郊には全く影響はありませんでした。1500kmも離れていますので…。

学校紹介

 今日はまず,現地校の様子についてお知らせします。
 私たちが今回お世話になっているこの Saint Stephen's College は1995年創立という若い学校で,昨年に創立10周年を迎えました。大変落ち着いた学校で,ゴミがほとんど落ちていないきれいな学校です(オーストラリアでは,ゴミがそこかしこに多く落ちている学校がしばしばあります)。生徒の身なりはとてもきちんとしていますが,職員がこまめに指導している場面も時々見かけます。
 校名に Saint と名がつくことからわかるように,キリスト教(英国国教会)を学校の宗教としており,敷地の一部に教会がありますが,何かを強制されるようなことはいっさいありません。生徒のほとんどが白人で,東洋系さえほとんど見ません。
 送り迎えにくる保護者の車ですが,ピカピカの高級車を多く見かけます。車検制度のないこの国でかなり古い車を路上でしばしば見かけることを考えると,この学校に子どもを進学させている家庭が中流以上だということがわかります。




午前 - 英語授業

 今日は週明けの月曜日。生徒は2日間を英語だけで過ごしました。授業前の時間は,久しぶりに日本語をしゃべると言うことで,楽しそうでした。でも,ホームシックにかかっている生徒はいません。

 今日の英語授業は,まず「週末にホストファミリーと何をしたか」という質問から始まりました。英語の先生 Sue は1人1人に4〜5個ぐらい質問をしながら,生徒から答えを引き出していました。苦戦しながらも,生徒は何とか英語で答えていました。今回は今までと比較して,リスニングの力が優れており(それでも生徒は大変だとは言っていますけれども),英語の先生の質問はだいたい理解しています。
 なお,生徒の週末の過ごし方ですが,家庭によって様々です。サーフィンをやらせてもらったり,ビーチに行ったり,遊園地に行ったりした家もあります。一番多いのはパーティを開いたり呼ばれていったりした生徒たちで,バーベキュー(こちらでは BBQ と書きます)を楽しんだようです。
 驚くべきことに,早くも英語でどんどん発言しようとしている生徒が多数います。発言できなくても,よく反応しています。リラックスして積極的に取り組めていています。そのあとは,英語での挨拶を学び,生徒はペアになってそれらを会話練習していました。他にオーストラリア特有の言い方や日豪の文化比較を行いました。
 授業では,生徒はとにかく英語を話す機会が多いです。






お弁当など

 ホストファミリー全てが,本校生徒に昼食(兼おやつ)を持たせてくれています。内容はサンドイッチ・果物・ジュース・チョコレートなどです。そのうち,おやつなどは午前中の長休み Morning Tea の時間にバディと会っているときに食べてしまっているようです。全体的に量は多めで,足りないということはありません。
 飲料水ですが,オーストラリアのこの地域でも水道水は飲用可で,生徒もそれを持たせてもらっています。特におなかをこわしたとか調子が悪いという生徒はいません。引率教員も水道水を飲んでいます。





午後 - 全校集会に参加

 今日の午後は全校集会で,本校生徒が紹介を受ける機会がありました。校長先生から紹介を受けて,本校からのおみやげを学校に贈呈しました。そして,引率職員の代表と生徒の代表が英語で挨拶をしました。
 全校集会のその他の部分ですが,校内行事(体育祭)の予告・先生方からの連絡・キリスト教聖書の説話・賛美歌合唱などでした。普段は全く意識しないのですが,集会中に随所でキリスト教関係の話や歌を聞いたりすると,まさに異文化を体験しているという気になります。
 引率教員も雛壇に座っていたので,この部分については残念ながら写真がありません。


←短期留学のトップに戻る  7日目へ進む→