週末の様子を参加生徒に聞いてみました。
どの生徒も共通して,日本料理をつくったようです。料理名は,前回報告したもののほかに,「肉じゃが」「かき揚げ」「やきそば」もありました。レシピを英語で書いて渡したり,食材を買った店を教えたりしたようです。どの生徒も家族に喜んでもらって満足しているようでした。
また,レジャーに出かけた家庭も多かったようです。コアラを見に行ったり,ビーチに行ったり,水族館や近くの名所に観光に行ったりしたようです。なかにはジェットスキーをしたり,巨大タイヤの付いたオフロード4駆トラックに乗せてもらって砂丘を滑り降りた生徒もいました。どの生徒も楽しい週末だったようです。ホームシックどころか,おおいにオーストラリア生活を楽しんでいます。
引率職員の週末ですが,前回の短期留学で,今回引率者のうちの一名がホームステイさせてもらった家族を訪問し,1年半ぶりに感激の再会を果たしました。ここのマザーには参加生徒の英語の先生もやってもらいました。
このホームページを見ている前回参加者のみなさん,パメラ先生は元気ですよ!また,Mandurah はさらに canal houses (運河沿いにあるヨット係留可能な超高級な家) が増えていましたよ!
今日は春分/秋分の日 (Spring/Autumnal Equinox) で,日本では祝日ですが,オーストラリアではふつうの平日です。
さて,今日はまず日本語の授業に参加しました。じゃんけんをして負けた方が(オーストラリア人は日本語で,日本人は英語で)自己紹介をするというゲームをしました。そう書けば単純なことに思われますが,やっているときはけっこう楽しそうでした。
そして20分ほど書道の実演をしました。名前を書いて見せた後,好きな言葉を日本語で書いてあげていました。オーストラリア人生徒に使ってもらう場面もありましたが,おそるおそるながら上手に書いていました。
その後は通常の英語の授業があり,お別れパーティの招待状づくりや,プリント学習などをしました。
午後は Class Interaction で,バディの生徒に混じって授業に参加しました。技術・英語・社会・体育などです。
日本人生徒には久しぶりに体育で思いっきり体を動かしたいと思う生徒も複数いましたが,人数の関係から3人だけが参加できました。体育の種目は Australian Football (オーストラリア式フットボール) とフリスビーでした。たまたま今日が誕生日だった生徒がいたのですが,その授業の中で Happy Birthday の歌を歌ってもらったようです。
社会の授業ではちょっとしたハプニングがありました。
主題が環境問題で,先生が日本人生徒たち4人にも意見を求めたのですが,生徒は endangered spieces (絶滅危惧種:絶滅のおそれがあると懸念されている生物) という単語の意味がわからず,どう答えていいかおろおろしていていました。ちょうどそこに引率職員が見学に現れ,先生の指名で臨時の通訳をする羽目になり,生徒はなんとか自分の考えを発表することができました。
そしてその後は,先生の計らいで日本についての質問の時間になり,オーストラリア人生徒は日本について積極的に様々なことを質問してきました。内容は,学校生活・ファッション・工業(新幹線や自動車)などです。新幹線のスピードが時速300kmだと聞いて,オーストラリア人生徒は驚いていました。私たちは手を挙げるオーストラリア人生徒の多さに驚き,受け身ではなく積極的に授業に臨むその姿勢に感心しました。