第4回報告

10日目 8月1日(金)

 この日は学校を離れ、 fullday excursion (一日観光) をしました。
 まず最初に Tumblegum farm という観光牧場で羊の毛刈りを見学したり牛の乳搾りを体験したりしました。




 移動して午後はパース市内のスビアコ (subiaco) という場所のマーケットに行き、買い物をしました。多くの生徒がこの週末に日本食をホストファミリーに作ることを考えていて、まず日本食材の店に行きました。
 マーケット自体は地元の人が行くようなところで、おみやげを買うには今ひとつだったかもしれませんが、オーストラリア人の日常を知るには良い機会だったと思います。


11〜12日目 8月2日(土),3日(日)

 この週末はホストファミリーと過ごす最後の週末でした。遠出をする家族、他の本校生徒をよんで一緒の週末を過ごしてくれた家族、いろいろでした。
 生徒たちは、ホストファミリーとの別れが近づいて、そろそろ名残惜しくなってきたようです。そして、日本の家族と、蒸し暑い日本の夏を恋しく思い出してきているようです。

13日目 8月4日(月)

 この日は午前中に、まずおみやげを買って、そして当地マンデュラの観光の目玉である dolphin cruise (イルカ見物)に行きました。これは、ボートで少し沖に出て、たわむれてくるイルカを見物するものです。季節によっては一緒に泳ぐツアーもあります。残念ながら、今回は1回しか見ることができませんでした。
 ところで、当地マンデュラは元々リゾートとして有名になりつつある場所で、ボートからはその高級住宅地が見えました。女子生徒はオーストラリア人と結婚してそこに住んでみたいと歓声を上げていました。



 午後は主に、晩に行われるさよならパーティ ( farewell party ) の準備と練習をしました。さよならパーティではホストファミリーに手作りのプレゼントを渡すことになっていて、生徒たちは慣れないラッピングを一生懸命やっていました。


 そして、いよいよさよならパーティです。修了証が渡された後、ホストファミリーにプレゼントを贈呈し、そして折り紙や歌や習字などを披露しました。こちらの方々は大変興味を持ってくれたようです。




waltzing matilda (オーストラリア第二の国歌とよばれる曲) の合唱 (動画 MPG)

14日目 8月5日(火)(最終日)

 この日の午前は、まず最初に英語のレッスン (English session)をし、次に隣の小学校に行って、小学生に折り紙など日本文化の紹介に行きました。特に女子生徒達は、子供達がとてもカワイイと大はしゃぎでした。英語を使ういい機会にもなったようです。この小学校は日本語の授業も行っていて、小学校の方もこの訪問をいい機会だととらえていただいたようです。




 学校に戻ると昼休みで、仲良くなった現地生徒に別れを告げました。
そして午後に最後の英語のレッスンがありました。「日本に帰ったら何がしたい?」など、このホームステイを締めくくる質問に、しっかりと英語で考えながら答えていました。たとえ流暢ではなくても、日本語より先に英語が出てくる様子に、このホームステイの効果が現れていました。


 いったん帰って荷物をまとめた後、午後7時過ぎに学校に再集合しホストファミリーに別れを告げ、帰路に就きました。最後は涙・涙・涙の別れでした。



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 さて、このホームステイを通じ、はじめは不安げな顔をしていた生徒たちも、すっかり自信をつけたようです。物怖じせず、笑顔で英語の会話ができるようになりました。また、遠い異国の地で親切な人たちと交流し、たくさんの思い出を胸に、日本に帰国しました。このかけがえのない経験はきっと、生涯忘れられないものになるでしょう。

No worries, mate! (オーストラリア英語で「さよなら」の意味)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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