今年度も「自ら学び、生きる力を高める児童生徒の育成
 
 
           

 はぐみの杜の開発も確実に進み、通勤通学の道が日々変わる平成25年4月。千葉県立八千代特別支援学校の平成25年度が始まりました。平成25年度、本校は開校35周年目を迎えます。昭和54年度の養護学校義務化とともに開校した本校は、児童生徒数71名が206名と2.9倍に拡大しました。それに伴い校舎の大きさも2.9倍に・・・となってほしいのですが、そういう訳にいきません。

 昨年度末の春休み期間に小さな部屋の壁を抜き教室にしたり、作業室の半分に仕切りを付けて教室にしたりして計3教室増やしました。更衣室は教室を時間帯を区切って使う等工夫することになりました。非常に手狭な状況の中で、児童生徒の学校生活が始まります。学校の過密化につきましては、今後とも県及び各市へ働きかけ、新たな展開に結び付ける努力をする予定です。この過密化対応が平成25年度の大きな課題になります。

 一方、教育活動についてですが、昨年度設定した学校教育目標「自ら学び、生きる力を高める児童生徒の育成」を引き続いての学校教育目標とします。めざす児童生徒像を「学びを未来の自分のために」というキャッチフレーズのもと「やちよの生きる力」を「や」「ち」「よ」に因み、以下のようにします。

     「や」⇒やさしい心、健康な身体を育む。

     「ち」⇒知的好奇心に満ち、自ら学習に取り組む。

     「よ」⇒より良き将来像を考え、仲間とともに自らを高め続ける。

 以上の「やちよの生きる力を高め続けること」を教育活動の中心に据えて取り組んでいきます。この「めざす児童生徒像」の実現のために、教職員が家庭・地域と連携し、チームでの指導・支援に専念する一年とします。

 保護者の皆様、地域の皆様、平成25年度の八千代特別支援学校を今後ともご支援の程よろしくお願いします。

                            校長  堀子 榮(ほりこ さかえ)
 

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