広報資料   文部科学省 研究開発学校の指定について

平成20年4月1日
千葉県立東金商業高等学校
電話 0475−52−2265

 本校は、文部科学省から、「専門高校におけるキャリア教育の在り方について、特に地域社会との連携を踏まえた、学校目標達成のための、教育課程、指導方法、評価方法についての研究開発」の研究テーマで、平成20年度から平成22年度の3年間で、教育研究開発校としての指定を受けました。この研究開発学校は、学習指導要領に依らない教育課程を組むことにより、これからの重要な教育テーマについて先行して研究するものです。全国で新規指定11件の内の一件です。

●研究の概要
専門高校におけるキャリア教育の在り方について、教科「キャリア」を設定して、「介護体験実習」や「インターンシップ」などの体験学習を柱にした教育課程を展開するとともに、商業教育における徳育の重要性を理解させながら、商業の専門教育とキャリア教育とを関連づけ、高校3年間をとおしてのキャリア教育の在り方、指導方法及び評価方法を研究することなどです。 キャリア教育をとおして情報活用能力、意志決定能力等を身につけさせるともに、働く喜びと学ぶ意欲、生きる喜びを生徒に体得させることを目標としています。

●必要となる特例
@第1年次「ビジネス基礎」2単位の中に、キャリア教育に係る学習内容を導入する。
A第2年次「総合的学習の時間」の代わりに、学校設定科目「キャリア」1単位を設定し、インターンシップを実施する。
B第3年次「課題研究」3単位をなくし、全て、学校設定科目「キャリア」3単位とし、起業家教育・資格取得・商品開発・企業分析・キャリアデザイン等の内容を中心に展開する。

●育てたい生徒像
校訓として掲げた「至誠(徳)・叡智(智)・剛健(体)」の各資質を有する生徒を育成することを目指し取り組みます。キャリア教育と専門教育をとおして、人間関係能力、将来設計能力、情報活用能力、意志決定能力の4つの能力の伸長を図ります。

●推進組織・教員研修
運営指導委員会・新規プロジェクト委員会の下に、事業別委員会・複数事業横断推進委員会等を、組織し推進します。また、キャリア教育の指導方法について研修を推し進めます。