千葉県立東金高等学校 定時制の課程の概要


学校案内

 
千葉県立東金高等学校は,明治41年に千葉県東金市に設置された千葉県立東金高等女学校を前身として,戦後の学制改革のなか,新制「千葉県立東金高等学校」として昭和23年4月に開校しました。その後,昭和25年に夜間定時制普通科が設置され,とくに働きながら学ぼうとする勤労青少年のための開かれた高等学校として社会や地域に定着し,現在までその伝統を受け継いでいます。

  学校案内パンフレット(配付用)    (※2019年度版)

本校(夜間定時制)の特徴

 
本校定時制の課程(普通科)は,働きながら高等学校普通科の学習活動ができるように授業時間が設定されています。全日制の課程では朝から夕方までの日中に通常6時間の授業がありますが,夜間定時制の課程は夕方から夜にかけて,通常は一日4時間の授業が実施されています。そのため,日中は仕事をしたり,別の学校(高等技術専門校など)に通学しながら,夜の時間帯に高校で学ぶことが可能となるわけです。卒業生には「千葉県立東金高等学校普通科」の課程を修了したものとして,全日制・定時制同一の卒業証書が与えられます。
 働きながら学ぶことを基本とする夜間定時制高校では,職業を通じて貴重な経験が得られるだけでなく,労苦をともにする仲間たちとの語らいを通じ,人間的成長が期待されます。また,職業や年齢を異にするさまざまな生徒がおり,それぞれが目標をもち,授業や部活動,ホームルーム活動にと日々頑張っています。

 

 本校定時制の教育目標

 本校定時制の課程では,校訓「誠実,創造,健康」を基本理念として,生徒一人ひとりが自立した社会人となるために必要な基礎学力,基本的生活習慣,健康で豊かな人間性,社会性などが身につくように指導や支援をします。
 また,生徒が学校に誇りと愛着を持ち,毎日笑顔で登校し,楽しく学習活動ができる充実した学校生活を送るなかで,より良い個性の伸張に努め,生徒自らが興味・関心や適性等から望ましい進路が決定できるようにします。

 教育方針

  教育基本法及び学校教育法の精神に則り,心身ともに健全で,広い視野と豊かな人間性を備え,世界の平和と繁栄に貢献できる人間の  育成を目指す

平成31年度重点努力目標

1 基礎・基本を身に付けさせる学習指導の充実を図る
 
 (1)生徒の実態に応じた授業,ユニバーサルデザインを意識した教育を充実させ,ソーシャルスキルトレーニングによるコミュニケーション能力の育成を図る
 
 (2)主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に努め,生徒の学習意欲を高める工夫をこらす

 (3)生徒が達成感を味わえるよう,授業内容を充実させる

2 社会の一員としての自覚に基づいた判断・行動のできる生徒を育成する
 
 (1)基本的生活習慣の確立,礼節指導を徹底。特に自ら進んで挨拶する習慣を育てる
 
 (2)人権及び自他の生命を尊重する指導を充実する

 (3)政治や選挙への関心を高め,政治的教養を育む指導の充実を図る
 
 (4)食育指導の充実を図る
 
  (5)スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーを積極的に活用するなどして,教育相談や課題解決のための支援を充実する

3 個に応じた進路指導を行う
 
 (1)卒業後を見据えた指導を行う
 
 (2)保護者へ積極的に情報を提供し,進路に対する意識を啓発する
 
 (3)進路カウンセリングの充実を図る

4 開かれた学校づくりを推進する
 
 (1)保護者・地域へ積極的に情報を発信する
 
 (2)積極的に地域行事に協力して参加する
 
 (3)地域の教育力を利用した授業や行事を実践する

5 風通しのよい職場環境づくりを促進する

 (1)報告・相談・連絡の徹底を図る

 (2)全・定の交流を促進する

 (3)不祥事防止に努める

 (4)業務の見直しを進め,心身ともに健康な職場づくりに努める


 日課について

S H R  17:20 ~ 17:25
第1時限  17:30 ~ 18:15
第2時限  18:20 ~ 19:05
夕 食  19:05 ~ 19:25 
第3時限  19:30 ~ 20:15
第4時限  20:20 ~ 21:05