「食品流通」

 

単  位  数

     2 単位

学科・学年・学級
 

農業経済科 第2学年E組
 
1 学習の到達目標等



学習の到達目標


 

1 食品の流通機構を学ぶことにより,食品流通従事者としての資質を  身につける。
2.食品の製造・流通機構を学ぶことにより,食に対する意識を深め進  路指導に役立てる。  
  
 

使用教科書・副教材等


 

使用教科書・副教材等  文部科学省 食品流通  
        コンピュータ・液晶プロジェクター・デジタルカメラ

 
2 学習計画及び評価方法等
(1)学習計画等






 



 学 習 内 容


 






 



    学 習 の ね ら い


 

備 考(学習活動の特記事項,他教科・総合的な学習の時間・特別活動等との関連など)

考査
範囲

 














































 


食品流通」学習について

1 国民経済と食品  流通
(1)国民経済と食   品産業

(2)食生活の変化 





















 









 

 「食品流通」の学習の意義や内容,学習や評価の方法を理解します。
 














 



1学期
中間考査




 

 自分達の食生活について考えさせ,食と人間の関係について理解します。
 

 我が国における食生活の変遷について,歴史的な背景をふまえて理解させる。

 我が国の食生活の欧米化について学習させるために,日本人の食生活と栄養について理解させる。









 

 我が国の加工食品の動向について,核家族化,女性の社会進出が背景にあることを理解させる


















 


第1学期期末考査








 

 食生活の外部化について,フランチャイズチェーンやファーストフード産業を説明し理解させる。

 






 

 農業生産から加工・流通・消費について理解します。

 





 

 近年の食品産業界について消費動向を理解することで,産業構造を学習します。

 

【課題・提出物等】
 授業中に板書したものをノートに記入させたものを確認します。

2 レポートを2回提出したものを確認します。 
 

【第1学期の評価方法】
1 中間と期末の定期考査の成績,提出物,学習活動への意欲・態度から評価を行 います。

2 中間考査と期末考査の成績を50%,提出物を30%,授業に取り組む姿勢と出欠 状況20%で評価を算出します。
 










































 

最終食料消費と支出
 
 


第3 食品産業の構   造





2 外食産業の展開  と食料調達

 第2節
食品流通の役割

第1食品流通の社会  的機能









 








 

 食と農の関係について理解させます。
 










 


2学期
中間考査

 

 食料消費と産業の関係について理解します。

 

 食品産業の構造とその特徴について,「経済白書」「工業白書」などを調べさせ,産業構造について理解させる。



10


 

 寡占的食品製造業について,具体的な産業名を例にして理解させる。
 


















 


第2学期期末考査








 

中小企業型食品製造業について,産業名を例にあげて理解させる。

 



11



 

 外食の需要増加の中でどれだけ食材購入に充てているかを,インターネットなどの通信手段を用いて実際の数字を理解させる。


12

 

 食料供給の重要性について,我が国の食料自給率の低下と安全確保をふまえた話をすること「食料の重要性」について理解させる。

【課題・提出物等】
1 授業中に板書したものをノートに記入させたものを確認します。

2 レポートを2回提出したものを確認します。

 

【第2学期の評価方法】
1 中間と期末の定期考査の成績,提出物,学習活動への意欲・態度から評価を行 います。

2 中間考査と期末考査の成績を50%,提出物を30%,授業に取り組む姿勢と出欠状況  20%で評価を算出します。
 

































 

2 食し好の変化へ  の対応と食文化  の創造

3 物流の近代化と 流通コストの節減

4 生鮮食品の価格 変動とその安定策

5 食料自給率の低 下と食料の安定確 保





 









 

 食文化の創造について,食生活の変遷と近年の食への安全性を踏まえてわかりやすいように理解します。



















 


学年末考査












 

 物流の近代化と流通コストの削減について,伝統的なシステムと近年のシステムを比較しながら,流通システムについてわかりやすいようにします。

 生鮮食品の価格変動とその安定策について,日々の食料品の変動を,経済新聞などを参考にして価格変動を学ぶと共に,冷凍保存や低温保存について理解をさせる。





 

 食料自給率の低下の原因と,安定確保のための輸入方法について理解させる。

 



 

【課題・提出物等】
1 授業中に板書したものをノートに記入させたものを確認します。

2 レポートを2回提出したものを確認します。

 

【第3学期の評価方法】
1 中間と期末の定期考査の成績,提出物,学習活動への意欲・態度から評価を行 います。

2 中間考査と期末考査の成績を50%,提出物を30%,授業に取り組む姿勢と出欠 状況20%で評価を算出します。

 
 

【年間の学習状況の評価方法】
4つの観点から評価した第1学期の成績,第2学期の成績及び第3学期の成績を総合し,年間の学習成績とします。


 




確かな学力を身に付けるためのアドバイス






 

情報技術(Web,メール)や視聴覚機材等を積極的に活用して行います。
普段からニュースや新聞などのいろいろなものに興味を持って前向きな態度で授業にのぞんで下さい。
図書館やWebなどを利用して積極的に学習して下さい。







 


授業を受けるに当たって守ってほしい事項


 

まず,授業を欠席しないように心がけて下さい。
グループ学習をしますので,提出物は期日まで提出して下さい。



 
(2)評価の観点,内容及び評価方法
   皆さんの学習状況は,「関心・意欲・態度」,「思考・判断」,「資料活用の技能・表現」及び「知  識・理解」の4つの観点で評価します。

         評価の観点及び内容

  評 価 方 法



関心・意欲・態度



 

日頃からニュースや新聞などの出来事に,興味・関心を持っているか。
食品産業の社会的・経済的な役割を理解し,将来の食品について考えている
か。


 

授業に取り組む姿勢
授業で利用したプリント





 



思考・判断


 

食品産業に関する知識を自分のものにすることができたか。
情報機材などを使った授業で,わかりやすいように資料を整理することができたか。


 

問題を解決するための,Web検索技術



 


資料活用の技能・表現

 

情報機材で収集した食品に関する資料を,わかりやすく資料整理することができたか。
収集した資料を利用して,ノートやプリントを完成できたか。

 

配布資料および提出レポート

ノート・プリント

 


知識・理解


 

「食品流通」に関する基礎的・基本的な知識を身につけ,産業人としての,生産者から消費者への「食」の在り方について理解しているか。
 

定期考査
提出レポート



 
3 担当者からのメッセージ

 この科目は,農産物を主とする食品の流通について学習する科目であり,食品供給に関する分野の科目です。食品の流通と管理に関する学習活動を通して,食品の特性と流通構造について理解し,流通経路,輸送と保管,マーケティングなどの食品流通に関する基礎的,体系的な知識の習得を目指します。何気なく普段食べている「食品」を題材にすることによって,「食品」の原料がどこから輸入され,どのような経路を通じて食卓までといった身近なことを学び,将来に役立てて欲しいと思っています。