成田国際高校の第34回入学式が行われ、7クラス286人の新入生が成田国際高校生の仲間入りをしました。ご入学された新一年生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。本日の入学式はあいにくの荒天の中でしたが、吹奏楽の生演奏に始まり厳粛なとても良い式になりました。
新1年生のみなさん、この成田国際高校という舞台に、1度きりの高校生活を思う存分、力一杯ぶつけてみてください。自分に期待し、「夢」に向かって自分を鍛え、自分を褒めてあげる。なんて素敵なことでしょう。今日からそれは君の手の中にあるのです。途中で挫折したっていい。失敗したっていい。自分の体や心が悲鳴をあげそうな時は、思い切って休むこと。そんなときに頑張ることはない。そして、ゆっくり深呼吸をしたら、また立ち上がって歩き始めればいい。君の高校生活に幸せ多きことを願って止みません。
校長は式辞の中でみなさんに「夢実現への気づきの力」と題してこんな言葉を贈りました。
「夢の実現に大きくかかわるのは、頭脳の良し悪しではなく、取り組みの姿勢にあります。本日から成田国際高校生としての生活がスタートしました。人との出会いは夢との出会いです。出会い・交流、気づきを力に、成田国際高校生としての「誇り」と高校生活創造への「情熱」を持続させ、3年後の卒業時には、「夢がかたち」となり、心身ともに逞しくに成長した自分との出会い・仲間との出会いが輝かしいものとなりますように・・・・」
※校長先生が式後絶賛されていた「新入生代表挨拶」の原稿を、本人の了解が取れましたら後日掲載したいと考えております。では式の写真をご覧下さい。
We support your dreams!!
平成20年度入学式(2008/4/8)
入学式当日発行された「1学年だより」に学年主任の熱い言葉が載っていました。
難関の入試を突破され、成田国際高校へ入学された皆さんは、とても晴れやかな気持ちで今日の日を迎えたことでしょう。これから始まる高校生活に、希望や意欲が溢れて、ワクワクした前向きな気持ちでいるのではないでしょうか。私が皆さんにまず言いたいことは「今の気持ちを3年間、持ち続けてほしい」ということです。
合格発表の日に にこやかな笑み、あるいは、うれし涙とともに書類の入った封筒を取りに来る合格者の陰で、うつむきながら静かに帰って行く中学生がたくさんいました。その様子を見て、高倍率の入試であったことを実感するとともに、合否の厳しさに心が痛みました。その中で、同じ中学校の仲間で発表を見に来たのでしょう。合格した友達が書類をもらうまで待っていて、その友達に「おめでとう。良かったね。」と声をかけ、一緒に中学校に戻っていった中学生を何人も見かけました。
合格の栄冠を手にした皆さんは素晴らしいです。それを自信にしてもいいと思います。でも、自分が不合格なのに友達の合格を心から祝ってあげられる人も、人間として素晴らしいと思います。皆さんの合格は自分自身の努力が一番だとは思いますが、保護者をはじめ、学校の先生方等たくさんの人の協力のおかげです。感謝の気持ちを持ってください。その他に、皆さんと同じように成田国際高校を目指し、夢を持って努力を重ね、しかし結果を得られなかった、たくさんの受検生の思いも考えてほしいと思います。成田国際高校で過ごす3年間の中で自分の進む方向性や希望を見失いかけた時、今日の熱い気持ちを思い出せるように、自分の胸に刻んでください。
自分は何をするために成田国際高校に入学したのかを!