■7月9日(水)午後約2時間にわたって、3学年国際科の生徒19名(英語表現選択者)が、本校の学校評議員にもなっていただいでいる上川克巳さん(成田山ボランティアガイド運営部部長)の全面的なご協力で、成田山新勝寺のボランティアガイドの実地訓練を受けました。
本年度から3年国際科の英語表現は、「日本文化を英語で発信しよう!」のスローガンの元、日本料理、日本の風俗習慣、結婚式などの儀式、日本人の宗教観などを英語で発信できることを目標に授業を行っています。成田山を英語で説明できることもその中の大きな目標の一つです。
この日はまず信徒会館で成田山がなぜ重要であるか宗教的側面、政治的側面、歌舞伎を含めた大衆文化的側面からお聞きしました(もちろん英語で)。次に昨年建立された総門では自分の干支のシンボルの下を通って境内に入るといいこと、仁王門は樹齢1300年のケヤキの樹を使って作られていること(現在同じものをつくると50億円かかるといわれています)、三重の塔に彫られている龍と麒麟と貘には平和への祈りが込められていることなどを勉強しました。新しい発見がたくさんあり生徒達は満足した様子でした。
生徒の感想にも「上川さんの説明がとてもわかりやすく、上川さんでないと教えてもらえないようなことをたくさんお聞きすることができて本当に勉強になりました。貘の話しや、光明堂を移動するのに使った毛綱(人の髪で作った綱)など特に興味深かったです。もっと何度も訪れて勉強したくなりました。」などとありました。
授業で成田山にガイドトレーニングにいくことは初めてのことでしたが、天候にも恵まれ大成功でした。上川さんの丁寧な英語と生徒達を温かく見守る眼差し、真剣にメモを取る生徒達の真剣な態度が印象に残っています。教室を出て実物に触れながら勉強するフィールドワーク・スタイルの授業の素晴らしさも実感することが出来ました。
以下、ガイドトレーニングの写真をご覧ください。
We found the Oriental Zodiac sign carved into the gate! Make sure to pass through under your Zodiac sign!!
Naritasan Volunteer Guide Training