創立30周年記念式典

  2005年11月25日(金)本校の創立30周年記念式典が、成田国際文化会館を会場に行われました。秋晴れのなか、たくさんの来賓の方においでいただき、本校生徒850名も参加して、午後14:00〜16:15まで盛大に行われ無事終了いたしました。足をお運びくださいました来賓の方々を始め、PTA・後援会の方々他ご参加いただいたすべての方々に心より厚く御礼申し上げると共に、これからの成田国際高校を暖かく見守っていただけますようお願い申しあげます。ありがとうございました。

 1.開式の辞
 2.国歌斉唱
 3.学校長式辞
 4.実行委員長挨拶
 5.千葉県教育委員会祝辞
 6.感謝状贈呈
 7.受賞者代表挨拶
 8.祝辞
 9.来賓紹介
10.生徒代表挨拶
11.校歌斉唱
12.閉式の辞

第1部

式次第

第2部

1.創立30年の軌跡(スライド上映)
2.姉妹校交流:韓国姉妹校
  「果川外国語高校」を訪問して(ビデオ上映)
3.合唱部合唱
4.吹奏楽部記念公演(生徒131名)
    @友情のファンファーレ
    A頑張れナリコクメドレー
    Bトリステーザ
    Cスターウォーズ

                    式   辞

 DREAM! 夢・勇気・未来への羽ばきの日、千葉県教育庁教育振興部指導課長 嘉村茂邦様をはじめ、多数のご来賓のご臨席をたまわり、成田国際高校創立三十周年記念式典を挙行できますことは、本校関係者にとりましてこの上ない喜びであります。
 昭和五十三年三月、本校の前身・成田西高等学校の第一回卒業生
一七八名を先達として、これまでに九七三〇名の同窓生が「真摯 創造友愛」の校訓のもと、勤勉努力切磋琢磨の成果を発揮され、地域はもとより国の内外で活躍されております。
 その良き伝統が受け継がれ、「個性輝く成田国際高校」に発展してまいりました。これは、偏に県教育委員会をはじめ歴代校長先生を中心とする教職員、生徒、PTA、同窓会、後援会が一致協力して学校づくりに尽力された賜であるとともに、地域の皆様のご支援によるものであります。
本校は、英語教育の先進校として、昭和六十二年、県内公立高校初の英語科を設置し、外国語教育を中心とする特色ある教育が開始されました。平成四年には、校名を成田国際高校に改め、国際教養科を設置し、国際社会で活躍できる人物の育成を目指す学校づくりに着手いたしました。
 平成十四年には、文部科学省から「実践的なコミュニケーション能力の育成」を図る、Super English Language High School(SELHi)の研究指定をを受け、総力を上げて取り組んだその成果は、県の内外からきわめて高い評価を頂きました。
 今日、国際化の進展はあらゆる分野に及び、将来の国づくりを担う人材の育成が強く求められています。本校は、社会の変化に対応するために、平成十八年度、英語科と国際教養科を統合して、「国際科」を設置します。常に未来を志向し時代の先端を歩む成田国際高校の教育を推進してまいる所存であります。

 本校のアイデンティティーにさらに磨きをかけ発展させていく創造者となるのは生徒の皆さんであります。皆さんは、二十五年後・三十年後の自分の姿をどのように思い描いていますか。私は、「成田国際・夢・未来・2030」を構想します。科学技術の革新により、二五年後には、日本の表玄関成田とアメリカの首都ワシントンDCを四五分での飛行が可能となるとのことです。皆さんは、米スペースシャトル・ディスカバリーで宇宙から帰還した宇宙飛行士野口聡一さんとほぼ同じ年齢になります。そのとき、「真摯 創造 友愛」の精神と豊かな心をもつリーダーとして、グローバル社会の様様な分野で活躍している姿を夢見ています。
 そこで、皆さんには、世界中に夢と感動を与え続けた夢の実現者Walt Disneyの言葉を贈ります。All our dreams can come true...if we have the courage to pursue them.今日この日の感動をチカラにして、人格を磨き、国際社会で貢献する人間力豊かな国際人として成長されることを期待します。
 終わりに、本日の式典を節目として、創立以来、本校の発展に寄与されて来られた方々のご尽力に思いをはせ、良き伝統を継承しつつ、新しき風 時代の息吹に応え、世界に発信・交流する学校づくりに一層、精進することを決意し、式辞といたします。

 平成十七年十一月二十五日 
             千葉県立成田国際高等学校長 長田正友 

30年間の歩みをスライドで振り返りました。

修学旅行の様子をダイジェストでご覧いただきました。

生徒代表挨拶

 国際都市・成田市にある、千葉県立成田国際高校は、今年で創立三十周年を迎えます。

私たちは今現在、快適な学校生活を送ることができています。それはこの三十年間という年月の間に様々な方々が成田国際高校を支え続けて下さったお陰です。

例えば、学習環境。現在本校は県立高校で唯一、普通科・英語科・国際教養科の三科からなる課程を持ち、県下でただ一校、韓国への海外修学旅行を実施しています。また、アメリカ、オーストラリア、韓国に姉妹校があり、修学旅行時は韓国の果川外国語高等学校を訪問し、春にはアメリカ、オーストラリアへの短期留学プログラムがあるなど、国際交流も盛んです。グローバル社会といわれる現代でこれから必要不可欠になってくる国際的感覚を身につける上で、私たちはこのようにとても恵まれた環境にいる幸せを感じます。このような素晴らしい学習環境を作って下さった方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからも勉学に励みたいと思います。

また、本校には先輩方から現在まで連綿と引き継がれてきた伝統や良い習慣がたくさんあります。全ての行事に全力で取り組み、仲間を信頼し、互いに切磋琢磨していることです。このような私たちの姿は、成田国際高校の校訓「真摯 創造 友愛」そのものです。この素晴らしい「成国文化」を、私たちの力でこれからも発展、向上させていきたいと思います。

最後になりますが、創立三十周年を迎えた成田国際高校は、卒業生に皆様方におかれましても、私たち在校生にとりましても、誇りある大切な母校です。いつも社会の状況の変化に目を向けつつ、常に未来に向かって、成田国際高校を私たち一人一人の力で邁進させて頂くことをお約束し、簡単ではありますがお祝いの言葉と致します。
  

生徒代表 米澤香奈

平成17年11月25日