　行事をやり遂げた君たちを見ていて、いつも思うことがあります。

「なんてみんな仲良しなんだろう」
「なんてみんな楽しそうなんだろう」
「なんてみんないい顔をしているんだろう」
そして・・・「なんて平和なんだろう」と。

　世界には働くことを強いられ学校に行けない子供たちがたくさんいます。武器や爆弾を持たされておびえながら暮らす子供たちもいます。食べる物がなく栄養失調で死んでゆく子供たちも何万人もいます。その子たちがもしこのマラソン大会を見たら、一緒に走ったとしたらどんなことを思うでしょう。豚汁を食べながら笑顔がはじける君たちを見ていったいどんな言葉を口にするでしょう。そしてそれを聞いたみんなは彼らにどんな言葉を投げかけるのでしょう。

　先日比較文化の授業の特別講師として授業をしていただいた朝日新聞社外交・国際グループ次長の箱田氏がこんなことをおっしゃっていました。
　「国際とは共生（共に生きること）であり、共生していくために一番大切なことは『想像する力』だと思うんですよ。自分が今していることがどんなことを引き起こしてゆくのか思い描ける力が大切ですね。」と。

　いつまでもその笑顔を見ていたいから
　　いつまでもその笑顔で周りの人を幸せにして欲しいから

　　　　だから「思い描くちから」を大切に生きていこう・・・

　君たちの今日の力走は、私たち教員を十分幸せにしてくれましたよ。ありがとう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HP担当N

　２００８年２月１５日（金）校内マラソン大会が行われました。晴天に恵まれて絶好のコンディションの中、本校１、２年生約５３０名あまりが参加し、男子８．８km、女子５．４kmを走りました。今年はPTAの方々が頑張っている生徒たちにと、美味しい豚汁を作ってくださいました。みんな走り終えたあと豚汁をほおばっていましたね。おかわりをしに行って断られた人もいました。ごめんなさい！PTAのお母さん方も女子がこんなにたくさん食べるとは思わなかったんですって！(^_^;)PTAのお母さん方お父さん方お忙しい中を豚汁本当にありがとうございました。とっても美味しかったです！！！では今年のみんなの勇姿をご覧下さい。