こんにちは! 校長の平賀と申します。
いつも、成田北高校のホームページをご覧いただきありがとうございます。
「今月の成北」や「成田北ニュース」では、
日頃の教育活動、生徒の活動状況、PTA、地域等との
交流などを随時紹介しております。
もうご覧いただきましたか?
そこで、校長室からも「校長室の窓から」と題して
少しばかり成田北高校での出来事や地域の方々との出会いなどから
感じたことを、肩ひじ張らずお届けします。
よろしくお願いします。
第64回全国高等学校PTA連合会大会福井大会について
御報告いたします。
平成26年8月22日(金)・23日(土)の2日間で、
幕末に活躍した志士橋本佐内や、明治期に「食育」の祖
として尽力した石塚左玄などを輩出した福井県を会場に
開催されました。
この大会で、本校PTAが
「平成26年度優良PTA文部科学大臣表彰」を
受賞いたしました。
昨年度も、キャリア教育部門で、優良PTAとして
「文部科学大臣賞」を受賞しましたが、
本年度は、キャリア教育も含めた、PTA活動全体に
対して本校の取組が認められたことになります。
これは、日頃からの
活発かつ自発的で、まとまりある活動や
学校への支援・協力体制の深さが
評価された結果だと思います。
表彰されたのは、全国で31団体、千葉県では本校だけです。
当日は、本校代表として、佐藤会長、大﨑前会長、
学校側からは教頭が参加し、授賞式の他、
脳科学者の茂木健一郎氏の基調講演、分科会などを
通じて、よりよいPTA活動のための
研修を積んできました。
研修の成果を、本校生徒に還元してまいります。
平成26年8月26日(火)
銚子の千葉科学大学本部キャンパスで
高大教育提携の調印式に臨みました。
赤木学長様はじめ、大学側の多くの
先生方に御列席をいただきながら、
協定書を結びました。
これにより、
本校の在校生が、たとえば、直接大学側の教育や
大学生の生の姿に触れたり、大学レベルの授業を、
出張講義などの形で、御提供していただいたりと、
これから可能となる様々な企画が浮かんできます。
是非、双方の刺激となるような、よい教育提携を
進めていきたいと考えています。
教育提携は、あくまでも、学生・生徒が主役です。
当日は、大学側から本校の卒業生の
活躍も報告いただき、胸を張る思いでした。
生徒にとっては、大学で何を学ぶか、何を学びたいのか
大学ではどんなことをやるのかなど、
早め早めの対応や心構えができていくものと
連携の効果を確信しています。
早速、2年生による体験訪問も予定されています。
成田北高校は、このように
新たな取組を進めています。
先日の本校学校説明会でも触れましたが、
本校を希望する中学生のみなさん
是非、本校であなたの大きな夢を
つかんでください。
お待ちしています。
「今月の成北」でも御紹介したように
平成26年8月21日~22日の2日間、
本校で「学校説明会」を開催しました。
まさしく酷暑と呼ぶにふさわしい日々が
連日続いていましたが、お蔭さまで、
たくさんの中学生や保護者の皆様に
本校の「雰囲気」を知っていただくことが
できました。
本校に通う生徒は約5割近くが成田市内の
中学校出身ですが、残りの5割強は
非常に広い範囲から通っており、
その出身中学校の数は、延べで
80校近くなります。
従って昨日も今日も、いろんな制服の花が
体育館に咲きそろいました。
この説明会では、生徒会や部活動の在校生徒が
準備や声かけ、案内、部活動紹介などに
活躍してくれました。やっぱり主役は生徒です。
また、説明会の冒頭には、本校の校歌を
合唱部や吹奏楽の生徒が元気に歌いあげました。
本校の校歌、とってもよい校歌だと自負しています。
来校いただいた皆さんと
来年、一緒に校歌が歌えたらと、心から思いました。
中学生のみなさん
是非、本校で皆さんの夢をつかんでください。
本校は、個に応じたきめ細かい支援で
元気で頑張る生徒を応援し、支えます。
やりました!
本当におめでとう。
これまでの選手の努力、関係者の努力、
保護者の支えが
結果になった瞬間です。
うまい言葉が見つかりません、
本当におめでとう!
初日に感動の開会式の話を書きましたが
閉会式もまた素晴らしいものでした。
本県の桜林高校の石井校長先生が
開催県専門部長として挨拶されました。
その挨拶の中で、
大会の全てのスタッフをアリーナに集結させて
選手に向かい合わせに並んで、お互いに礼をしあったのです。
「目に見えるものは全て目に見えないものに
支えられている!」
勝者だけでなくここにいる全ての人を讃える
温かい、本当に感動的な閉会式でした。
その場に立ち会えたことに感謝いたします。
選手は
昨日の予選で男子単独演武の大場くんと
石川君がともに準決勝進出。
今日はさらに明日行われる決勝進出を決めました。
男子組演武の青木君と浅野君は
二日間にわたる予選に、精一杯の技を繰り出し
健闘しましたが、惜しくも決勝進出はなりませんでした。
女子組演武は、戸村・池上組が
抜群のチームワークで見事決勝進出を果たしました。
インターハイ選手の活躍もさることながら
触れておきたいのは、大会の運営に携わった
スタッフの活躍です。
受付や審判の補助、駐車場の係など
円滑な運営のために、しっかりと大会を支えていました。
本校からも、生徒や教員が派遣され、それぞれの役割と責任を
しっかり果たしてくれていました。
実は、先週行われた「空手」の大会でも、本校の生徒や教員が
派遣され、同じようにスタッフとして活躍してくれていました。
大会の役員を務めたある校長先生から、
「本当によくやってくれた」との感謝の電話もいただきました。
うれしくなりますね。
平成26年8月8日~10日の3日間、
成田中台体育館を会場に、待ちに待った
少林寺拳法のインターハイが開催されました。
本校生徒が、参加する大会でもあり、
応援にも自然に熱が入りました。
本校からは
男子単独演武で大場君、石川君
男子組演武で青木君、浅野君
女子組演武で戸村さん、池上さんが
出場しました。
全国から集まった精鋭たちの
緊張感と迫力が生で伝わってきます。
この3日間の感動を、私なりにお伝えします。
開会式が、厳かに進められていく中、
インターハイが千葉県で開催されるに際して
本県の高校生を代表しての挨拶がありました。
その代表者こそ、
本校生徒会長の福井さんです。
福井さんは、
選手、監督、関係者の皆さんを
心から歓迎する気持ちをこのスピーチに込めて
滔々と語っていきます。
その透き通る声と、明瞭な語り口が、
会場の雰囲気をさわやかに温かく包みました。
素晴らしいスピーチに感動しました。
開会式後、関係者の方々に
お世辞抜きのお褒めの言葉をたくさん頂戴しました。
成田北の「底力」がここでも発揮された誇らしい瞬間でした。
平成26年8月3日、夕方、2週間の短期留学を終えて
本校生徒12名が、無事ニュージーランドから帰国しました。
御家族などが出迎える中、到着ロビーに姿を見せた12名の表情は、
一様に晴れやかでした。
直行便とはいえ、さすがに10時間を超える長旅ですから、
疲れもあったと思いますが、
出発時に見せていたような
期待と不安がないまぜになった複雑な
表情とはうってかわって、どの顔にも
達成感と充実感が見てとれました。
担当教員が報告してくれましたが、
どの生徒も、授業に交流に頑張ってくれたそうです。
出迎えには、本校PTAの佐藤会長も時間を割いて
来てくださいました。
生徒には、研修を支えてくれた
全ての人に
感謝の気持ちをわすれないよう、改めて伝えました。
約束の「土産話」がとても楽しみですが、
今日はゆっくり、体を休めてください。
おかえりなさい!
研修の様子の詳細は、本校ホームページで紹介しています。
是非ごらんください。
本校では、生徒の主体的職業選択への
意識を高めるため、
地域の事業所の御協力を得て
いわゆる「インターンシップ(就業体験)」
を実施しています。
今年度も、7月29日~31日の3日間にわたって
2年生が、それぞれの将来の希望を踏まえて
就業体験に取組んでいます。
今年度受け入れてくださったのは、
福祉分野では、成田市内の特別養護老人ホーム、
保育分野では、成田市内の5つの保育所です。
事業所の方々にとっては、大切なお仕事の時間を割いて
協力していただいていますので、
参加生徒も、感謝の気持ちを忘れず、
しっかりした意識と責任感で
で取組んでくれていました。
本校仲澤教諭が、
成田市生涯大学校で講師を務めました。
テーマは「音楽に見る英語表現」、
対象となる生徒の皆さんは
生涯にわたって様々な分野の学習を続けている
地域の社会人の皆さんです。
そのエネルギーの強さに
圧倒されるほどで、反応もよく、笑いがあふれる中
音楽と英語の結び付きについて
学んでいただきました。
後半はグループワークで、それぞれの班が
ジャズの定番曲を歌って、ミニ発表会。
最後は全員大合唱となり、大いに盛り上がりました。
講師と生徒の皆さんが一体となる
あっという間の90分でした。
7月27日(日)、
メルキュールホテル成田を
会場として、公立・私立を問わず
地域の51校の高校が一堂に会して
中学生向けの進学説明会が開催されました。
本校のブースにも、例年にも増して
たくさんの中学生やその保護者の方に
訪れていただき、熱心に
説明を聞いていただきました。
中学生や保護者の方々の真剣なまなざしに触れて
自然と、説明する我々職員にも熱が入ります。
このような機会は、高校側にとっても
中学生がどんな高校の姿に期待しているのか、
そのニーズを知る上でも貴重なチャンスと考えています。
成田北高校は、日々職員一同
充実した教育のために、全力で取り組んでいます。
是非、よろしくお願いいたします。
7月22日(火)~24日(木)の3日間、
お隣の神宮寺小学校で、
本校の宮下教諭と科学部の生徒が
「おもしろ実験教室」と題して、
出前授業を行いました。
初日は、小学1・2年生とその保護者の方が対象、
手作りソーラー風車と、生卵を割らずに3階から
落下させる実験を行いました。
目の前で起こる不思議に
みんな目を輝かせていました。
でも、一番夢中になっていたのは、保護者の皆さん?
お子様に良いところを見せるべく、一生懸命
工作する姿は、とてもほほえましいものでした。
2日目は、小学3・4年生が対象
結晶のできる様子の観察と、ビーカー内の水溶液の色が
次々と変わる実験を行いました。
小学生は、成長過程が目に見えて
素晴らしいですね。やっぱり、お兄さん・お姉さんに
なってくると、考える力も付いてくるのですね。
3日目は、小学5・6年生が対象
振ると色が変わる不思議な液体の実験に
おなじみの「空気砲」づくりを行いました。
なぜ色が変わるのか、フラスコの中で
いったい何が起こっているのか、
不思議を感じる目が養われたと思います。
実験を体験したたくさんの皆さんが、
将来の成田北高生となってくれることを
期待しています。
いよいよ、夏季の長期休業に入りましたが、
今週、各教室では、担任と生徒、保護者の
三者面談が行われています。
第1学期の自分をしっかり振り返って、
この夏休みに何ができるのか、何をすべきなのか
しっかり見つめなおして、実践してください。
言い尽くされていますが、
この夏の過ごし方が、将来に大きくつながっています。
また、教室のあちらこちらで
夏季補習に真剣に取り組む生徒の姿が、
見られます。
自習室もオープンされていますから、
しっかりと、計画を持って自己の目標に
挑んでいってほしいと思います。
今週は、本当に暑い日が続いていますが、
負けないで、頑張っている生徒の姿は
すがすがしいものです。
成田北高校は、頑張る生徒を応援します。
平成26年7月20日から、2週間、
本校生徒12名が、ニュージーランドへの
短期留学に出発、お見送りをしました。
出発ロビーに集合した12名の表情は、
楽しみと不安がないまぜになった
少し複雑な表情でしたが、
手荷物のチェックが終わるころには
気持が吹っ切れたのか、みんな笑顔があふれて、
見送りに来ていただいた親御さんたちに
元気に手を振っていました。
旅行団の皆には、校長として次のお願いをしました。
「日本の良さを一つ、千葉県の良さを一つ、
そして成田北高校の良さを一つ、
必ず伝えてくること。
そして、ニュージーランドの良さを沢山持ちかえって
土産話をしてくれること!」
さあ、コミュニケーション能力を遺憾なく発揮して
元気にいってらっしゃい!
7月18日(金)いよいよ夏休みを迎える生徒に
終業式で、話をしました。
その中で、引用したのが、
「もう二度と、明日でいいって思わない」
という言葉。
これは、院内学級のエキスパートとして
全国でも知られている
副島賢和(そえじま まさかず)氏
の言葉です。
「院内学級」とは、病気やケガで長期の入院を
余儀なくされている子どもたちのために
病院の中に設けられた学校です。
生徒には、高校生活の一瞬、一瞬が取り戻しのきかない大切な時間
であること、物事を後回しにしないことの大切さを、話しました。
有意義な、後悔のない夏休みを過ごしてくれることへの期待を
話しました。
「今月の成北」でも、触れました。
インターネットの正しい使い方について
千葉県県民センター生活課より
中嶋徳彦様をお迎えして「インターネットの
正しい使用方法」についてお話しを伺いました。
氏は、千葉県警の警察官でもいらっしゃるので、
安易なネット利用が、便利さの裏側で
犯罪につながる危険性を常に
はらんでいることを、丁寧に説明していただきました。
保護者の皆様も、お子様と
インターネットの正しい使い方について
御家庭でも話題にしていただき、
適切な使用とセキュリティ意識の高揚に
御配慮いただければ幸いです。
個人情報は狙われています!
成北未来講座についても、「今月の成北」に
触れられています。
先輩から聞く言葉は、一つ一つが重いですね。
しっかりとした目的と職業観をもっている
方々が、御自分の言葉で、分かりやすく
「未来の作り方」を教えていただけたので
生徒の心にしっかりと響いたと思います。
仲山恵美様には
どんな職業についてもよいように、知識と
資格を深めて取組み、職業選択の幅を広げたお話。
大河理絵様には
観光協会のお仕事がら、外国人との接する機会も
多いことから英語の実践的な学習法についてのお話。
椿貴志様には、
救命救急士としての消防署勤務と
人命を救うことの使命感などのお話と恋愛エピソード。
どれもが、具体的で分かりやすく、
生徒の笑いをとるツボも心得た
キャリア教育にふさわしい
すばらしい講演でした。
企画いただいたPTAの皆さまにも
感謝申し上げます。
ありがとうございました。
地域に本校を知っていただく、
絶好の機会だと思っています。
第1回は、委員の方々の委嘱ともに
学校の現状と課題を率直に
お伝えしました。
一方で、生徒が地域にどう見られているかなど
生の声をお聞きしましたので、
今後の指導に生かしていきたいと思います。
この委員会は、年間3回の開催を予定しています。
今後、公開授業を見ていただいたり、
文化祭【黎明祭】でのミニ集会の開催、
学校評価などについて具体的に進めてまいります。
7月1日から3日まで、
朝の自転車登校指導を行っています。
PTAの校外指導委員会の方々と
本校職員が一緒に生徒の登校風景を
見守り、安全な通学と施錠などを
呼びかけています。
保護者の皆さんと生徒が
朝の挨拶を交わす姿は
さわやかで気持のいいものです。
自転車の危険乗車は、交通被害だけでなく
歩行者等への加害にも結び付きます。
特に右側通行は大変危険です。
御家庭でも御指導をお願いします。
学校でも粘り強く指導していきたいと思います。
いよいよ高校野球の季節が近づきました。
本校でも、有志による応援団が
3年生を中心に結成されています。
吹奏楽による演奏に合わせ
エールや応援の振り付けなどが
完成されつつあります。
初戦の相手は我孫子東高校
7月12日(土)
成田大谷津球場の第一試合です。
なかなかの強敵と聞いています。
野球部の面々には
心の準備をしっかり持って、
仲間の力強い応援を背に
日頃の力を遺憾なく発揮して
勝利をつかんでほしいと
心から願っています。
土日に行われた陸上競技の千葉県選手権、
社会人や大学生も参加する大きな大会です。
雨が断続的に降る中、
本校の3年B組、武田さんが
やり投げに出場。
自己ベストを更新する活躍で決勝進出、
6位入賞を果たし、
関東大会への出場を決めました。
こういう大きな大会で、プレッシャーに負けず
自己の日頃の力を出し切る、
いや、それ以上の力を発揮する!
まさに「底力」です。
その瞬間に陸上競技部の生徒たちとともに
立ち会うことができ、
たいへんうれしく思いました。
大いに讃えたいと思います。
武田さんも、周囲に支えられての結果と
いうことを忘れずに、これから、もっと
もっと活躍してくれることと思います。
いよいよ第1学期も期末テスト
一週間前となりました。
1・2年生はもちろん
特に3年生にとっては
進路決定を控え、本当に大切な
考査となります。
考査は日頃の積み重ねがはっきりと出ます。
付け焼刃で対応できるほど
甘くはありません。
是非、時間を有効に使って、しっかりと結果を
出してほしいと思います。
この日も
若手(YKK)の先生二人が
研究授業を公開しました。
自分の担任するクラスで授業を行った
山川先生は、生徒とのよい人間関係が
できていることが、見ていてよくわかりました。
生徒もいつもの倍くらい手を挙げて、
バックアップしてくれたそうです。
音楽の玉崎先生は、沖縄への修学旅行を
控えた2年生の選択者を対象に、民族楽器とも
いうべき「サンシン(三線)」を自作させて、
その合奏による演奏を指導しました。
それぞれ思い思いの色を塗って、自分だけの
オリジナル三線の音が音楽室に響きます。
一つ一つの音が、全体の大きな音になって
いく一体感が、音楽の素晴らしさを
伝えてくれました。
中学生の保護者来校(本校をPR)
中学校では、この時期、家庭教育学級の一環で
保護者の代表の方々が、各高校を
訪問して学校の様子を視察しています。
本日は、栄東中学校の保護者の皆さまが
来校されたので、
校長・教頭・教務主任が
本校の概要を説明させていただきました。
日頃の教育活動を知っていただく絶好の
機会であり、PRするチャンスです。
心をこめて説明させていただきました。
本日は、ちょうど第2学年の
「進路分野別説明会」が外部講師を招いて
開かれていましたので、
個に応じたきめ細かい進路指導の
一端を見ていただいたと
自負しています。
参加いただいた保護者からは
「進路説明会での生徒の真剣な態度に感心した。」
とのお言葉も頂戴しました。
ベテランによる「魅せる研究授業」
これまで御紹介してきたように、
先週、今週と研究授業が盛りだくさんでした。
今回の主役は、和田教務主任です。
本校を会場として
今年度、千葉県の県立高校に数学科で
新規採用された先生方14名が
全県から集まりました。
和田主任は、彼らの「指導助言者」、
つまり先輩教員の代表としてお手本に
自分の授業を公開したわけです。
こうした研究授業は、生徒も教員も
良い意味での緊張感の中で行われます。
個の生徒の状況を的確に見ながら、
全体を掌握し、かつ生徒の集中を切らさず
個々が発する疑問をうまく拾いながら
いわば「魅せる授業」が進みました。
分かりやすい授業のための工夫が
随所に凝らされ、初任の先生方にも
得るところが大きかったと思います。
もちろん本当の主役である生徒に
とっても有意義な授業であったと確信しています。
花壇のある風景
バス停、校門から
職員玄関までのアプローチ、
生徒昇降口などにかけて、
花壇に季節の花が植えられています。
植栽もしっかり整備されているのが
本校の自慢のひとつです。
春には、満開の桜が校舎を埋め尽くします。
今年の春も、4月1日に新米校長を温かく
出迎えてくれました。
休日などは御近所のかたも
桜見物に訪れていただいているようで
声をかけていただいたことが、記憶に
新しいところです。
「環境が人をつくる」を、しっかりと
実践していきたいと思っています。
PTAによる広報委員会が開かれました。
保護者役員の皆さんが、
本校の広報誌「なりきた」の編集のため
一致団結、企画を練っていらっしゃる
光景にお邪魔しました。
活発に議論を戦わせながら
子どもたちの活躍ぶりを
文章や写真で、いろいろな角度から
編集・構成していらっしゃいました。
本校では保護者主体の活動が定着していますから
校長が余分な口をさしはさむ場面はありません。
どんな仕上がりか今から楽しみです。
②YKKの研究授業!
YKK?
なんのことでしょう?
本校では、若手の教員(20代~30代)が
中心となって、YOUNG KYOUIN KENSHUUチームを
結成し、授業改善などに自主的に取り組んでいます。
(「若手ならYではなくWだろ」との声も聞こえそうですが
ヤング・教員・研修の略と御理解ください。)
今日はその先陣を切って
浅見さんが、1年G組で研究授業を行いました。
自分の授業を教育実習生や先輩教員に
見てもらい、よりよい授業をつくっていこうという試みです。
普段とは違う目線を浴びて、
浅見さんもちょっとだけ緊張気味?
プロジェクターなどお得意の電子機器を駆使した先進的な
授業構成で頑張ってくれました。
子どもたちも、楽しそうです。
「しまじろう」来校!
PTA・後援会の平成26年度総会が行われたこの日、
みなさん御存じのベネッセ「子どもチャレンジ」で有名な
「しまじろう」の生みの親、水野次郎さんに
講演をしていただきました。
テーマは「心に届く言葉を求めて」。
水野氏は千葉県で2人目の民間人校長です。
最初は、柏井高校の校長を4年務められ、
現在は松戸私立旭町中学校の校長先生です。
小説もお書きになるマルチな才能の持ち主ですが、
教育への情熱やエネルギーには、本当に頭が下がります。
私も、身が引き締まる思いです。
雑誌編集長時代の苦労や東日本大震災に直面した時のお話、
お書きになった小説の映画化をめぐる親友との逸話などなど
多岐にわたるお話をいただきましたが、
やはり最も心に残ったのは、被災地の高校生が
被災者のご遺体にドライアイスを入れる
お世話をする、ボランティア体験の話でした。
果たして高校生がやるべき仕事か?やらせるべき仕事か?
様々な葛藤の中で、高校生が自己を見つめ、課題から逃げずに
克服していく。
お話は、感きわまって涙を浮かべながらの
熱弁も相まって、我々の心に深く刻まれました。
震災はまだ終わっていないこと、復興も道半ばであることを
改めて思い知らされました。風化させてはなりません。
少し長くなりました。
当日水野先生が紹介してくださった
「しまじろうが高校生に勧める本・50冊」を
改めて紹介します。
ぜひ、高校生だけでなく、
保護者の皆様もお読みになってみてください。
大人の心にも訴えるものばかりです。
個人的には、
「病院で死ぬということ」山崎章郎(ふみお)
「蝉しぐれ」藤沢周平
「灯しつづける言葉」大村はま
などが、お勧めです。
本は「想像の翼をひろげる」ための貴重なツールだと
よく言われます。私も、「時間がない」と言い訳せず、
時間をつくって、少しずつ読書していきたいと思います。
校内では、教育実習生の研究授業が行われています。
今年度は、6名の教育実習生が、6月3日(月)から、
2週間~3週間にわたって
若々しい力を発揮してくれています。
内訳は、国語1名、数学3名、保体1名、美術1名
いずれも、本校の卒業生で、
よき先輩として、母校発展のために頑張っています。
若さ漲るエネルギーには、見ていて本当に好感が持てます。
彼ら一人一人からの
在校生へのメッセージを紹介します。
○「高校生活はアッという間です!『今』を存分に
楽しんでください。」
○「勉学、部活動、行事、友人や先生など高校で
経験したことは、かけがえのないものです。
皆さんも様々な経験を大切にして更なる成長を。」
○「皆には沢山のことに挑戦してほしいです。
『私は苦手だ』とかは考えないでください。なによりも
大事なことは、『とりあえずやってみる』ということです。」
○「大切なことは『自分を信じて一生懸命やり遂げること』
『仲間を思いやること』です。」
○「『自分』というものをしっかり持ち、そして、
『成田北高校出身です』と胸を張れるよう悔いのない
高校生活を過ごしてください。」
○「成田北高校を母校として大変誇りに思います。
楽しい高校生活を大切に過ごして、一生の思い出を
作ってください。」
どの実習生も、底流にある思いは同じであるようです。
6月10日(火)に行われた
第1学年を対象とした進路講演会でも
大学生、短大生、専門学校生の先輩たちが、
春まで高校生だったとは思えない立派な講演をしてくれました。
○自分の目標を持ち、そのために何ができるか、考えた。
○一日を8時間ずつ3つにしっかり区切って、
学習、部活、睡眠のメリハリのある生活をした。
○勉強をしないと「気持がわるい」くせをつけた。
などなど・・・子どもたちにしっかり伝わったと思います。
このように
しっかりと自分の言葉と考え方を持つ卒業生たちを
頼もしく思います。
教員採用選考でも、十分に力を発揮して、
教員として母校に戻ってきてくれることを
期待しています。