目標・日課について
1 目標
学校教育目標
「生徒一人一人の人権を尊重し、個性を伸長し豊かな人間性や社会性をはぐくみ社会自立・職業自立できる生徒を育成する。また、地域の学校・地域で育つ生徒を目指し、地域社会の中で生涯にわたって心豊かに生きていく生徒を育成する。」
普通科 学科目標
義務教育での基礎学習を土台として、生徒の個性・発達に応じた教育を進め、卒業後の社会生活を主体的に生きぬく力を育てる。
・社会生活、日常生活に必要な力を育てる。
・自ら進んで働く意欲、態度、技能を育てる。
・健康・安全への理解を深め、丈夫な体を育てる。
・集団のきまりを大切にしながら、友だちと協力し合う豊かな心を育てる。
・自分の意思を適切に表現していく力と、明るくたくましい心を育てる。
2 日課表(別紙参照)
○月曜6校時
・「自立活動」
主に「心理的な安定」「人間関係の形成」「コミュニケーション」を中心に学習。
学年、グループ対応。
・「英語」 学年ごとにALTが授業を行う。
・「道徳」 学期に1回ずつ、年3回を予定。
○水曜3校時 「職業」「家庭」
月のなかでそれぞれの教科なるべく均等になるように設定。
○金曜6校時 「委員会」
保健委員会・・・月目標作成。気温・湿度の記録。トイレットペーパー補充など。
体育委員会・・・月目標作成。体育の授業での整列号令、体操の見本、体育祭実行員、
グラウンド・体育倉庫整備など。
給食委員会・・・月目標作成。食堂の清掃。リクエスト献立の集計など。
生活委員会・・・月目標作成。あいさつ運動、生活の決まりの啓蒙活動など。
美化委員会・・・月目標作成。清掃用具の点検や手入れ、ゴミ収集、石けん補充など。
図書委員会・・・図書室の整理整頓。昼休みの図書室解放(本の貸し出し)など。
広報委員会・・・学校新聞の取材・作成・掲示など。
放送委員会・・・校内放送、体育祭のアナウンスなど。
○7校時 「選択」
ティーボール、キックベースボール、ボッチャ、サッカー、軽スポーツ、リラクゼーション体操
3 指導の重点
○各教科
「国語」
・ 読み書きの基本となる力や生活に必要な国語についての理解力を高め、それらを適切に活用する能力と態度を育てる。
「数学」
・数概念の基本となる力や生活に必要な数についての理解力を高め、それらを適切に活用する能力を育てる。
「英語」
・身近な英単語や簡単な英単語、あいさつの表現を知り、英語の雰囲気を味わい、英語の学習を通して、欧米の文化に親しむ。
「音楽」
・合唱や合奏の活動を通して音楽を楽しみながら、表現及び鑑賞の力を伸ばし、生活を明るく楽しいものにする態度と習慣を育てる。
「美術」
・表現活動を豊かにするため、個人作品や共同作品の創作や絵画、陶芸などに取り組み、表現及び鑑賞の力を養う。
「保健体育」
・ランニングや球技をはじめ、より生徒の能力や課題にあった種目を行い、健康安全についての理解を深め、心身の調和的発達を図り、明るく豊かで健康な生活を営む態度と習慣を育てる。また、手洗い、トイレの使い方、うがい等の衛生面に関した事から、男女の身体の違い、つき合い方、自分や相手を大事にするといった健康な社会生活を送る力を育てる。
「職業」
・道具の操作に慣れるとともに、材料や製品の扱い方を身に付け、安全に気をつけながら作業や実習を行う。進路にかかわる全般の学習を行い、自分の進路先について考えたり、方向性を決めたり、そのために必要な態度や意識等を育てる。
「家庭」
・被服、食物、住居、保育などに関する活動を通して、日常生活に必要な初歩的知識や能力を高め、実践的な力や態度を育てる。
○特別活動(委員会含む)
「ホームルーム、集会」
・学級、学年、学科等の集団を通して、自分の意思を表現する力を高めるとともに、集団の決まりの理解を深め、思いやり、協力、責任感等の社会性を養う。
○自立活動
・生徒一人一人の心身の障害の状態や発達段階、経験の程度を把握し、特に、健康の保持、心理的な安定、人間関係の形成、環境の把握、身体の動き、コミュニケーションの面での障害にともなう困難の軽減や改善に努める。
○総合的な学習の時間<選択>
・生徒の興味・関心に応じた活動内容を作り、活動を自ら選択したり組織したりする力を高める。また、体験的な学習を通して、自ら考え活動する力や社会性など生きる力を高める。
○道徳
・基本的なルールやマナーを身に付け、社会の一員として、みんなの役に立って働くことの喜びを感じることができる心を育てる。
自他を知り、共に生きることの素晴らしさや命を大切にする心を育てる。
○各教科等合わせた指導
「日常生活の指導」
・日常生活の基本的な生活習慣(身辺処理、整理整頓、清掃等)を身につけ、集団への参加に必要
な態度や技能(コミュニケーション等)、社会性を養う。
「生活単元学習」
・宿泊学習に向けた学習内容を単元化し、活動の中で経験の拡大自発性を促す。
「作業学習」
班名 |
主 な ね ら い |
活 動 内 容 |
主 な 製 品 |
木工 |
〇作業班での製品作りを通して、達成感や自信をつけることにより、進んで働く意欲、態度、技能を育てる。また、卒業後の生活をイメージした作業所や企業での働く生活の実習を行い、働く力や生活する力を高める。
・道具の名前や使い方を覚え、丁寧に製品を作ることができる。 ・丁寧な言葉で、挨拶、返事、報告、相談をすることができる。 ・時間いっぱい集中して、担当作業に取り組むことができる。
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・木材を使って、製品を作る。 ・時間内は立ち姿勢のままで、自分で判断したり、工夫したりしながら、道具を使って組み立てる、磨く等の活動を行う。 |
・卓上ボード ・プランター ・ティッシュボックス ・ミニチェアー ・ベンチ |
縫製 |
・ミシン操作を中心に、各種道具を使って布で製品を作る。 ・織機を使って平織りを行う。 ・スウェーデン刺繍を行う。 |
・ポケットティッシュカバー ・巾着袋 ・ランチョンマッ ト ・コースター |
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園芸 |
・花苗の栽培。(ポット土入れ・種まき・苗移植・水やり・施肥) ・花壇作り。(除草・水やり・苗の定植) ・ドライフラワー製品の製作。 |
・ドライフラワー製品 (サシェ・アレンジメント・花のしおり・リース) ・パンジー、ビオラ |
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陶芸 |
・たたら成形。 ・泥しょう鋳込み成形 ・機械ろくろ成形 ・素焼き、本焼き ・やすりがけ ・ロウぶせ ・釉薬がけ ・仕上げみがき |
・お皿各種 ・クリスマスツリー ・石けん置き ・コーヒーカップ ・マグカップ ・湯呑 ・茶碗 |
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農耕 |
・畑で季節の野菜を育てる。 ・作物の種まき、栽培、収穫、草取りを行う。 ・スコップや一輪車を使って土壌改良を行う。 |
・各種野菜 ・切り干し大根等 |