鴻陵日記   ‥… 校長室だより …‥ 

    - 校長室から、国府台高校の日々の様子や校長雑感などをお伝えします -
  H28.3.31.(木) 桜開花

                          グランドの桜が開花

 グランドの桜の開花が始まりました。晴天の空に薄いピンク色が映えます。
 昨日、吹奏楽部は市川市文化会館にて第41回定期演奏会(Spring Concert)を開催しました。一年間の総決算です。日頃の生徒の頑張りを知る1000名を越える方々が訪れてくれて、非常に盛り上がったコンサートとなりました。野球部員も、夏の野球応援でお世話になっている感謝を込めて全員で駆けつけて聴衆となっていました。その野球部、練習試合の連戦が続く中で午前中は学校でのグランド練習でした。私も元野球指導者なので、無理を言って最後のノックをさせていただきました。選手は、日頃の取組みがしっかりしていて一生懸命全力で打球を追ってくれるので、非常にやり甲斐のあるノックをすることが出来ました。私も嬉しい汗をかくことができました。
 今日は、グランドでサッカー、ハンドボール、テニス等が咲き始めた桜の花びらの下で、気持ちよさそうに汗を流していました。室内ではフェンシング部がOBも来てくれて熱のこもった練習。どの生徒の顔も輝いていて、本当に春本番を思わせました。

 私事になりますが、私は本日を以て定年退職となります。最後の勤務校が、生徒も先生方も熱い気持ちの国府台高校であったことはとても幸せでした。私自身も、元気づけられ勇気づけられる日々でした。明日からは平成28年度となりますが、新校長のもと、鴻陵魂あふれる校風がさらなる発展を遂げていくことを確信しています。生徒諸君、頑張って。先生方、保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。今後とも国府台高校を宜しくお願いいたします。
 
          ノック後、野球部員と               Spring Concert(吹奏楽部)    
 
            Spring Concert(吹奏楽部)                    サッカー部
 
      ハンドボール部             テニス部              フェンシング部  

  H28.3.24.(木) 終業式
 
        終業式               教務主任の話            卒業生来訪

 体育館にて、書道部・吹奏楽部・弓道部への賞状伝達の後、平成27年度終業式を行いました。式典なので、私の話も「式辞」となります。儀式的行事は、改まった気持ちになるメリハリが大切です。式辞では、先日の進路講演会で7名の3年生(卒業生)が1,2年生に語った言葉の中で、最も印象深かった「授業をする」を取り上げました。授業をするのは先生で、生徒は授業を受けるものという固定観念の中で、その3年生は先生の授業ではなく「自分の授業」だと考えて「授業をする」と臨んだという話をしてくれました。自分の意識を変えるだけで授業が全然違ったものになったと。聞いていた私にとっても、仕事は、仕事だからする・やらなければならないからする・いやいやする、というのではなく、自分の仕事だから自分でやろうと思ってやる、と考えることで物凄く前向きになれることを実感したことを生徒に伝え、18歳の彼の言葉が60歳の私にも響いてきて、いい生徒を持って(生徒にとってはいい先輩を持って)幸せだと話しました。次に、今年も三兎を追う高校生活を生徒に求めてきましたが、それらの基礎・前提には生活がしっかりしていること(先生的には生徒指導がしっかり)があるという話もしました。挨拶のこと、女子のスカート丈など、ともすれば疎かになりがちなエチケットやルールのことを再確認するよう呼びかけました。1,2年生の来年度に一層期待します。終業式の後、教務主任と生徒指導部長の先生からの講話がありました。
 終業式等の終了後、うれしい訪問がありました。上記の生徒ではありませんが、3年生(卒業生)の一人の男子生徒が合格報告に校長室を訪ねてくれました。目標の大学に合格したこと、将来高校の先生になりたいこと等を熱っぽく語ってくれました。この生徒は、私が文化祭についてのある改善策を打ち出した時、他の生徒とともに校長室へ“談判”に来た生徒でした(もちろん礼儀はわきまえて)。私はそれほど本校の文化祭を大切にし、自分の意見を堂々と校長へ訴えてくるその生徒たちを、さすが鴻陵生と頼もしく思ったものでした。そんな縁があった生徒の訪問だったので、とてもうれしかった。もし近い将来、目標通り高校の先生になったら、熱い気持ちを持ったいい先生になると確信しています。
 いい生徒に恵まれて、素晴らしい一年と感じられる終業式の一日でした。 

  H28.3.18.(金) 春間近か
 
      グランドの桜の蕾  開花間近            キャリア教育アクティブラーニング

 春が来た。と思わせる暖かな一日でした。校庭が狭く余り草花が豊富な本校ではありませんが、それでも校内各所で春を感じさせる花々が色鮮やかに咲いていました。また、グランドの桜の蕾も膨らみ始めました。長かった冬が終わり、春本番はすぐそこまで来ているようです。今日は夜から雨のようです。催花雨(さいかう)となる雨かもしれません。
 2年生は、昨日の本校先輩による進路講演会に続き、今日は進路学習として「キャリア教育アクティブラーニング」を行いました。東大、早大などの現役大学生14名から学部・大学の内容とその実際等のレクチャーを受け、各自の目標志望校決定の機会を作るため大学生とのQ&Aやお互いに話し合うワークショップ形式の取組みです。実際の学生の本音が随所に出てくるので、生徒も興味津々に聞いたり質問を行っていました。また、ショップの終了後控室の大学生にさらに質問に来る生徒が多数いて、生徒の意識の高さを実感しました。昨日に続き今日の取組みで、学習への生徒のモティベーションは相当高まったように思います。この春休みは、本当に充実しそうです。
 ワークショップ:参加者が自ら参加・体験し、 グループの相互作用の中で何かを学びあったり創り出したりする、双方向的な学びと創造のスタイル
   

  H28.3.17.(木) 一日14時間
          
                進路講演会「今春の卒業生による合格体験談」

 1,2時間目を使い、体育館にて1,2年生に向けての進路講演会がありました。「今春の卒業生による合格体験談」で、7名の卒業生が司会者の質問に答える形式で行われました。出席者は、国立大学や早慶などの難関私大、あるいは入試方法では公募推薦、一般受験など、いろいろなタイプの受験体験を聞くことができました。さすがと唸ってしまった、具体的で試したくなるアドバイスを2,3。
 〇授業をする、と気付いてから寝なくなった:誰々先生の授業を受けるという受け身でなく、自分の意思でこの授業を受ける、つまり、「授業をする」のは自分だと気付くとやる気が全然違う。
 〇時間は必ずある:鴻陵生の夏休みは演劇の練習や準備に多くの時間がとられ、時間がない時間がないと考えがちだが、時間は探せば必ずある。実際あった。すき間の5分、10分も積もれば何時間にもなる。時間を探す習慣を身につけると、時間は必ずある。
 〇笑って勉強する:脳は騙されやすい。にこにこ、にやにやしながら勉強すると脳は「面白いことをしている」と誤解をする。その結果、笑いながら勉強していると、本当にその勉強が面白くなってやる気になる。
 1,2年生の多くは身近な先輩の言葉なので、非常によく聞いていました。受験モードに入ってからの勉強時間は、平日5~6時間、休日は10~14時間という回答に驚いていました。最後に、この春休みの過ごし方を7人がそれぞれアドバイス。それらを、多くの1,2年生が必ず実行するだろうと実感しました。とても有意義な講演会でした。主な質問項目は次の通りです。
 ①部活動と勉強の両立にどのように努力したか。
 ②普段の授業への取組みは。
 ③3年生の夏休みは文化祭準備で忙しい。どのように勉強と両立させたか。
 ④1日の勉強時間は(平日・休日。部活時代と引退後)。
 ⑤予備校や塾に通っていたか。
 ⑥具体的な勉強方法。
 ⑦この春休みをどのように過ごしたらいいか。

  H28.3.16.(水) 入学許可候補者説明会
 
              入学許可候補者説明会              Congratulation(市川第1中卒業式)

 答案返却日程3日目。生徒は2時間返却を受け、放課となり部活動等に入りました。
 午後から体育館にて「入学許可候補者説明会」を行いました。入試を突破した320名の生徒とその保護者の方にお出でいただきました。教務(学習)、生徒指導、事務部、英語・体育などの教科等からの説明を行いました。やや盛りだくさんな内容なので、ご自宅に帰ってから資料に基づき改めてご確認いただければと思います。生徒には英国数の課題が出されています。入学して最初の授業には、それに基づいた課題テストが行われます。入試を経た高校生はみんな同じような力を持っています。中学校で慣れ親しんだ自分の学力的な“定位置”はありません。ほぼ横一線と思っていいので、やるかやらないかで大きな差が出ていきます。約3週間、しっかり勉強してよいスタートを切れるようにして下さい。
 昨日はお隣の市川第一中学校の卒業式に出席させていただきました。厳粛かつ感動的な歌が心に残る素晴らしい式でした。いただいた「学事報告書」によると、卒業生215名中、公立高校110名、私立高校100名となっていました。約半数が私立へ進学するのも、市内に私立高校が多く、また東京が近いという市川地区の特徴でしょうか。本校は、公立高校として頑張らなければならないと改めて感じました110名の公立高校進学者の約10%が、本校に合格して今日の説明会に出席してくれました。頑張りましょう。

  H28.3.14.(月) 年度末が近づいて
      
              答案返却                     個人写真撮影

 冷たい雨の一日となりました。先週終わった定期テストを受け、今日から3日間は答案返却の日程になります。今日・明日は30分の5時間、3日目は2時間の予定です。ケアレスミスでなければ、☓になったところは自分が理解しきれていないところです。その辺を完璧にして進級できるよう、返却された答案とその解説を有効に生かして欲しいと思います。答案返却と並行して「個人写真撮影」も行われました。4月からの新しい書類で使用していくものです。個人調査票等に1,2,3年と3年分の3枚の写真が並ぶと、その生徒の成長や変化がよくわかります。高校生は3年間で驚くほど成長し大人っぽくなるものです。また、今日は「英検(実用英語検定)」の合格者の報告がありました。今年度、2級が39名、準2級が78名合格しました。担当の英語科の先生によれば、実数としてまだまだのようですが、2級合格者数は昨年比3倍です。生徒の意識向上と先生方のご指導の賜物(特に面接練習は、英語科の先生総出でしっかりやっていただいてます)だと思います。
 17日(木)は来年度使用の「教科書購入」。いよいよ年度末の行事が増えてきました。

  H28.3.9.(水) 三寒四温
 
     寒さで窓が曇ります            寒椿(中庭)

 啓蟄が過ぎて春に向かう毎日ですが、そこは三寒四温、一直線に春というわけには。今日は昨日よりぐっと寒くなり冬に逆戻りしたような日になりました。考査を受ける教室も、生徒の熱気が外の冷気で冷えて、窓が曇ります。
 昨日より、今年度最後となる第5回考査が始まりました。先日卒業した3年生はおらず、1,2年生のみです。昨日は2時間。今日は3時間の試験日程で、1年:数学Ⅰ、地理A、情報の科学、2年:コミュニケーション英語Ⅱ、現代文B、世界史Bの試験を実施しました。情報やコミュニケーションなど、科目名(内容)も時代とともに変化しています。また、A・Bは単位数(大まかに、一週間の授業時間数と同じ)の違いとそれに伴う内容・分量の違いです。BはAの2倍の時間をかけます(世界史B:4単位、世界史A:2単位など)。試験は50分で同じなので、生徒は同じように頑張る必要があります。今年一年の集大成です。頑張って。
 生徒が下校する試験の午後は、先生方は採点や質問に答える時間などに使うわけですが、研修を行うときもあります。今日は、本校で地区の保健体育部会の研修会がありました。校内外20名くらいの先生方で講義を受けました。パーソナルトレーナーという新しい分野の仕事をされているトレーナーの方から、故障予防やベストパフォーマンスを作るための筋肉や動作についてお話を伺いました。「患部は(悪い原因の)被害者」など、ことの本質をうまいワンセンテンスでわかりやすく教えていただき、また科学的な観点からも得心のいく内容でした。日常の基本姿勢や呼吸の仕方がいかに大切か、よく分かりました。私が高校球児だった40数年前は、練習中水を飲むのはだめ、使った部位は暖める、ウサギ跳びで足腰は鍛える等々今からは考えられないような常識で練習を行っていました。今は、科学的根拠のある合理的な理論に基づいて指導が行われます。好きなスポーツが怪我のためにできなくなる生徒が少しでも少なくなればと思います。参加の先生方もとても熱心に拝聴していました。

  H28.3.5.(土) 卒業証書授与式
 
                        第68回卒業証書授与式

 春を告げる「啓蟄」の今日、本校第68回卒業証書授与式を行いました。卒業生328名。皆んな胸を張って入場し、代表生徒が清々しく凛々しい顔つきで卒業証書授与を受けてくれました。式中、他校での「答辞」にあたる本校の「卒業生の言葉」は各クラス代表8名の生徒が3年間の思いを堂々と語りかけました。どれも、様々な思いの中で高校生活を送りつつも、良い仲間や良い先生と出会い充実した思いがあふれていました。在校生への言葉の一つ、「国府台の伝統を作り上げるのを誰がやる? あなたです。」1,2年生の心に届いたように感じました。約2時間の式典でしたが、主役の卒業生、そして在校生、ご来賓・保護者の皆さま、そして先生方のお陰で、厳粛かつ温かみのある素晴らしい式とすることができました。「旅立ちの歌」を歌って巣立った卒業生の前途に、幸あれと祈ります。
 昨日の入学許可候補者発表に続き、今日は卒業生を送り出す。春は出会いと別れの季節、を実感します。

  H28.3.4.(金) 入学許可候補者発表
 
          3月に入りました                     入学許可候補者発表

 3月に入った途端に寒さが緩んだように感じられます。3月らしい暖かさと青空の下、久しぶりに3学年揃いました。自宅学習期間だった3年生が登校し、卒業式予行や同窓会入会式等を行いました。同級生と久しぶりに会って嬉しそうにはしゃいでいた3年生も、式の練習をするうちだんだんと卒業の実感がわいてきたのか真剣な眼差しになっていきました。厳粛でいて暖かい、明日はよい卒業式になると感じました。
 午前9時より、高校入試後期選抜の合格者及び前期選抜の合格者を合わせて「入学許可候補者」の発表を行いました。候補者となった生徒は早速必要書類を受領して、3月16日(水)の入学説明会に備えることになりました。一方、本校を希望しながら入学許可候補者となることができなかった生徒の皆さん、定員の関係で期待に応えることができませんでしたが、本校目指した熱い気持ちを持って、是非自分の進む道で頑張ってください。3年後、本校生徒と再びどこかで力を比べることもあるかと思います。負けずに頑張って下さい。
 
               入学許可候補者発表                   早速の書類受領

  H28.2.29.(月) 後期選抜
     
                頑張って                    お疲れさま

 薄曇りの天気ながら余り寒くなく、まずまずの受検日和となりました。2日間行った前期選抜と異なり後期選抜は国数英理社(各40分)の学力検査のみで、9時過ぎから始まり午後2時過ぎには無事終了しました。前期同様、国語と英語はCDによる聞き取り(英語はリスニング)検査がありました。国語の聞き取りは、母国語での人の話をきちんと聞いて理解することは基本中の基本です。英語の方は、耳が慣れていないとなかなか聞き取れないほどのスピードで話されます。大学入試でも、センター試験では英語リスニングがあります。聞きとり(リスニング)検査は、検査を行う方の作業は結構大変ですが、やはり使える英語を身につけることが大切で、それを試験で問うことは必要だと思います。受検生の皆さん、手応えはどうだったでしょうか。
 天気も夕方には晴れました(市川市国府台では)。結果も晴れ、となることを祈っています。合格発表は、3月4日(金)9:00本校体育館前にて行います。

  H28.2.25.(木) 志願変更
           
                 ディベート授業              紅白 (一中前庭)

 後期選抜の志願者が確定しました。後期選抜は仕組みとして、願書受付の後「志願変更」をすることのできる期間が昨日・今日(正午まで)の2日間ありました。その結果、募集人員129名に対して、志願者は255名、倍率1.98となりました。前期に引き続き高い倍率となりましたが、受検生の皆さん、ひるむことなく自分を信じて頑張ってください。また、インフルエンザの流行期でもあります。手洗い・うがい等を励行し、当日は万全の体調で実力を出せることを祈っています。
 本校生は、そろそろ試験前最後となる授業の時期になっています。1年間の集大成として、今日は2年生の世界史でディベート(ある決められた主題について、異なる立場に分かれ議論すること)がありました。今日の主題は「日本の安全にとって『日米安保体制』は必要十分条件か(肯定)、それとも他の手段があるか(否定)」。4人づつの2つのグループが肯定派・否定派にわかれて、現代の世界史や政治経済の内容を調べて意見を述べ合い、質問や反論を行いました。みんなよく調べ、自分の意見をしっかり述べていて素晴らしかった。その他のクラスメートはそれを聞いて、評価表に基いて評価をします。大変集中してよく聞いていました。人の意見をしっかり聞き取るということは大切です。今求められているアクティブラーニング(能動的学習)の一つの形でした。
 昨日、隣りの市川一中で会議がありました。小学校3校・中学校1校・高校1校の5人の校長先生方で、課題の話し合いや情報交換です。小中で、生徒指導の一貫した(継続した)方針を立てていくための話し合い等を行いました。例として、①気持ちの良い挨拶をしよう ②正しい服装を心掛けよう ③時間を守ろう ④話している人の方に顔を向け、静かに聞こう ⑤清掃は、一生懸命に取り組もう などがありました。多くの生徒が地元の小→中と進学していきます。一貫した方針は大切です。一方、高校生にとっては、「いまさら」という感がある内容かも知れませんが、おろそかになっているものもたくさんあるように思います。高校へ進学してくるまで、どういうことを指導されてきたかをしっかり把握することは大切だと思いながら話し合いに参加しました。(一中前庭の赤い椿の木に、白い花が一つ咲いていました。珍しいです。)

  H28.2.22.(月) 後期選抜受付

         願書受付                 頑張れ、と            寒椿(中庭)

 今日・明日と、高校入試後期選抜の願書受付です。今日だけで約250名が出願してくれて、大方出揃った感じです。前期は2.5倍ほどの倍率となりましたが、後期は2倍前後と予想しています。来週月曜日、受検生の皆さん、頑張ってください。
 本校生も、3月8日(火)から第5回定期テストです。あと2週間くらいありますが、後期選抜関係日程やら卒業式・予行やらで一日日課で授業が行えるのは、今日を入れてあと5日間。一年間の総決算のテスト。計画的に学習してほしい。また、3年生は現在私立大学の受験日も峠を越え、結果連絡が続々と入ってきているようです。みんな、どうだったでしょうか。気になるところです。そんな中、国立の後期日程試験を目指して、今日も数名の生徒が登校して勉強していました。背中に向けて、(心の中で)頑張れと声をかけました。

  H28.2.18.(木) タブレット

         春近し                  タブレットで             生徒発表 

 よく晴れた暖かな一日で、グランド隅にわずかに咲いている菜の花が鮮やかに光っていました。
 昨日の前期選抜合格発表で入試業務が一段落し、生徒は約一週間平常授業を行っています。今日は、採用2年目になる社会科の先生が、地理の研究授業を行いました。アメリカ合衆国の歴史と自然の導入部でした。指導方法としては、視聴覚的にも生徒の活動的にも良く工夫されたものでした。現在のアメリカ大統領選の候補者の顔などをタブレットでパッパッと見せて生徒に親近感を与えたり、また以前に調べ・発表学習でアメリカを取り上げた班に、エッセンスをもう一度発表してもらったりして授業を展開していきました。若い先生は、ICTを効果的に使ったりすることに心理的な壁がないことがいいと思います。アクティブラーニング(生徒の能動的・協働的学習)に定型があるわけではありませんが、指導方法が講義一辺倒にならないように各先生方が創意・工夫していくことが大切です。生徒もしっかり取り組んでいました。

  H28.2.17.(水) 合格発表
      
              緊張の瞬間です               合格を祈ります

 9時から、高校入試の前期選抜検査の結果を発表しました。受検者男子244名、女子244名、合計488名中、合格は男子89名、女子103名、合計192名でした。合格した皆さん、おめでとうございます。合格者は、正確には「入学許可候補内定者」と呼び、2月19日(金)正午までに本校への「入学確約書」を提出した人が「入学許可候補者」となります。惜しくも不合格だった皆さん、大変残念でした。今回は仕方ないと割り切り、気分をかえてください。後期の定員は128名です。検査の日まで10日余りあります。鴻陵生になるんだ、という強い気持ちで頑張って。
 その鴻陵生。今日は45分授業で7時間まで授業を行いました。持久走授業もあと少しです。
   
                      結果通知は各中学校ごとです        持久走もあと少し

  H28.2.16.(火) 1時間の部活
      
        駐車場の間を疾走(女子バスケ部)         組み合わせて(野球部)

 今日も午後は入試関係の業務があり、生徒は2時間(火曜の5,6時間目の授業)授業を受けて11時前に下校となりました。12時30分には完全下校となっているため、生徒は1時間位の時間を使い部活動に汗を流していきました。割り当てで体育館が使えない女子バスケット部は、駐車場の間をダッシュ。涙ぐましい努力です。野球部は、グランドでポジションごとに工夫して練習。他の部も含め、それぞれ短い時間を有効に使おうと、いつも以上にきびきびした清々しい動きでした。、天気予報よりずっと暖かな、快晴の一日となりました。いい汗をかいてリフレッシュしたら、充実した午後の時間を過ごしてほしいと思います。
 生徒下校後の午後は、入試業務を順調に行いました。中3の受検生の皆さん。前期選抜の合格発表は明日9時です。

  H28.2.15.(月) 一週間ぶり
 
          朝 一週間ぶりの登校           昼過ぎ 帰り際、冷たい雨になりました

 生徒が久しぶりに登校しました。先週月曜日の午前授業以来となったので、実に一週間ぶりです。建国記念の日の休日を挟んで、前期選抜とその成績処理等で校内立ち入り禁止だったためです。今朝登校指導で挨拶する際、生徒とは何となくお互いに「久しぶりです」と目が言っているように感じられました。この間、生徒には先生方から宿題・課題もたくさんありました。自学自習を基本として、メリハリつけてしっかりやってくれたと思います。一方、高校入試は17日(水)の前期選抜の結果発表目指して作業があり、今日・明日と午前授業がまだ続きます。そのあとは後期選抜が控えています。中3の受検生の皆さんも、高校生も、集中して頑張る2月です。
 また、2月も後半に入り、大学受験に挑んでいる3年生の結果もちらほら出始めています。こちらも、最後の最後まで粘りをみせて、頑張ってほしいと思います。

  H28.2.10.(水) 前期選抜第2日目

         八分咲きの白梅              今日も頑張って         お疲れさま

 今日も快晴の下、八分咲きとなった校門横の白梅が迎える中、488名の受検生が第2日の作文検査を受検しました。作文の題は、中学校での頑張りや高校での抱負を問うものでした。本校受検生なら、みんな上手に書けたと思います。2日間、大変お疲れさまでした。今回、倍率は2.54でした。つまり、2.5人のうち1人合格ということになります。狭き門となりましたが、自分を信じて(勉強はし続けつつ)発表を待ってください。結果発表は2月17日(水)9:00に本校・生徒玄関前にて行います。

  H28.2.9.(火) 前期選抜第1日目
 

 快晴の天気の下、高校入試・前期選抜第1日目を無事実施する事ができました。今日は、国数英理社の5教科の順番で各50分のテストを行いました。国語と英語は、それぞれ冒頭に5~8分程度の聞き取りまたはリスニングのテストを放送にて行いました。受検生の皆さん、持てる力は十分に発揮できたでしょうか。朝8:45集合で、最後の社会の検査が終わったのが3:30。長い一日でした。今夜は良く休んで明日に備えてください。第2日目の明日は、本校は「作文検査」(50分)を行います(他校では、面接・適性検査・自己表現など各校が指定した検査を行います)。頑張って下さい。
 在校生諸君は、自宅学習をしっかりやっていると思います。入試関係で、今週はもう在校生の登校はありません。自主・自律が問われる期間です。

  H28.2.6.(土) 学年PTA
 
             1学年PTA(進路講演会)                進路部長の「進路授業」

 土曜日の今日、午前中1学年PTAが行われました。参加者は150名を数え、学年保護者の約半数という盛況ぶりでした。皆さまのお子様への期待と関心の高さをひしひしと感じました。内容は、進路講演会とクラス懇談会。進路講演は宮山進路部長から「国府台高校の進路の傾向からみた今後の課題」と題してお話しいただきました。年々高まる生徒の進路意識と、結果としての各自の進路希望の実現の傾向を分かりやすくお話しいただきました。ご本人が「講演というより授業風にやります」とお断りしただけあって、テンポのいい宮山先生らしいレクチャーぶりでした。11時頃より各クラスでの懇談会。各担任と20名前後の保護者の方で、有意義な情報交換の時間となったようです。本校の各学年のPTAによる進路講演会(説明会)は毎年度3回開催されています。これは、他校に比べて多く保護者の方の熱心さの現れといえます。

  H28.2.5.(金) 早春
          一輪開花                今日も走ります          頑張れ受験生

 春めいた暖かさの一日となりました。このまま春になるわけではありませんが、季節は確実に春に向かい、早春を告げる正門横の白梅も一輪また一輪と開花し始めました。この調子なら、来週の火曜・水曜の高校入試・前期選抜に来校する受検生を満開で迎えられるかも知れません。緊張の中で、少しでも気持ちが和んでくれればと思います。受験生(受検と受験、使い分けています)といえば、本校の3年生も受験真っ最中です。各自自分の目標に向かって、きっと頑張ってくれていると思います。受験日の合間の日、学校の方が集中できる(先生に質問できる)からと何名かの3年生が登校して熱心に勉強しています。もちろん、学校としても登校(自宅学習期間ですが)を許可しています。中3も高3も、どちらの受験(検)生にも春が訪れることを祈ります。在校生は平常授業。昨日ロードレース大会で走った(男子8㌔、女子6.5㌔)生徒たちですが、体育の持久走はまだ続いているので、今日も校庭内外を走っていました。昨日の疲れを感じさせない走りは、若い回復力を感じます。

  H28.2.4.(木) 第67回校内ロードレース
   

 快晴の下、1.2年生で江戸川河川敷にて第67回校内ロードレース大会を行いました。男子8㎞、女子6.5㎞です。スピードに多少の早い遅いはありますが、みんな良く頑張りました。早い子も素晴らしい。そして、順位的に最後の方の生徒が頬を赤く染めながら汗だくでゴールする姿も、思わず「ガンバレ」と声をかけてしまう敢闘精神にあふれていました。素晴らしいことです。個人では男子神野君、女子藤原さん、団体(クラス)は2年3組が優勝しました。おめでとう。67年続く伝統行事をしっかり引継ぎ、ロードレース完走で得た自信や敢闘精神を様々なことに生かしていきましょう。学校に戻るとPTAの方々が作ってくれた「名古屋コーチン入り肉団子スープ」が待っていてくれました。昨年から始めていただいた取り組みで、今年はさらにグレードアップした美味しいスープでした。生徒も(先生方も)大喜び。PTAの皆さま、ありがとうございました。頑張った鴻陵生、大会運営に当たっていただいた関係の生徒・先生方、本当にお疲れさまでした。
 高校入試・前期選抜の受付が終了し、各校の志願状況が今日の新聞発表で出ました。本校は、2.55倍の高倍率となりました。たくさんの受検生に希望していただけることは大変ありがたいと思います。一方、受検生にとってはそれだけ厳しい数字となるわけですから、複雑な思いもあります。厳しい条件に立ち向かっていく気持ちが人を成長させると思っています。受検生の皆さん、倍率に怯(ひる)むことなく頑張ってください。来週火曜日、気合を入れて受検に来校してください。待っています。
 
 
                ↑ 寒風の中の力走    ↓ PTAによる肉団子スープ
 
 

  H28.2.1.(月) 願書受付
 
         前期選抜願書受付初日             1,2年生 7限(電気がつきます)

 今日から千葉県高等学校入学者選抜の「前期選抜」の願書受付が始まりました。9時からの受付開始に対して、30分以上前から並んでくれた志願者もいました。順番は合否には特に関係するわけではありませんが、早く受付したいという受検生心理はよくわかりますし、熱意は本校にとってもありがたいことです。午後4時半に本日の受付を終了しました。今日一日で大方の志願者が出願したようです。それぞれ「15の春」に向けて頑張ってください。願書受付は明日午後4時までとなっています。
 2月。1,2年生は3年生が行っていた清掃場所を分担するようになります。大変ですがしっかりやってください。今日は平常の7時間授業でした。曇り空と言うこともあり、電気をつけての授業になります。今週はロードレース大会があり、来週からは入試のため休みが続いたり早帰りになったりと、不規則な日程になります。集中できる時にしっかり勉強しましょう。   
 私事です。昨日の日曜日、学校の若手2名とともに茨城県ひたちなか市(旧・勝田市が開催しています)で行われたフルマラソンの大会に参加してきました。同大会は第64回を数える老舗の大会です。復興まだ途上の戦後6年目でフルマラソン大会を立ち上げたのは、地元の人の熱意以外の何物でもありません。当時、多くの日本人が元気づけられたのではないでしょか。今では全国からランナーが集まり、1万5千人が出走するというマンモス大会となっています。町の人がたくさんの私設の給水所や給食所(バナナや飴やチョコなど)を設置してくれ、町を挙げての応援を感じて走ることが出来ました。今回、若手2人は初のフルマラソン出場でしたが、明暗が分かれました。一人は6時間の制限時間ぎりぎりで執念の完走。もう一人は、残念ながらハーフの地点で止むなくリタイアでした。完走した先生は、担任するクラスで生徒たちに決意表明をしていたので、有言実行できてとてもよかったと思います。生徒たちもきっと先生の言葉に一層重みを感じていくでしょう。完走もリタイアも、人生と同じで色々あります。トレーニングを積んで、次も頑張って欲しいと思います。ちなみに私は、この年で走れることに感謝しながら、無事完走させていただきました。
             
         「君よ、勝田の風になれ」がキャッチフレーズの大会です 

  H28.1.28.(木) 試食
 
          1,2年生 実力テスト                 1年生 キャリア教育

 今日から3年生は自宅学習。1,2年生のみで多少静かな雰囲気の校内で、1~5限を使い校内実力テストを行いました。業者テストですが、今年度4回目でなおかつ最後の実力テストです。この一年の実力の推移はどうだったでしょうか。みんな真剣に受験していました。
 6時間目の総合学習の時間は、2年生:小論文指導、1年生:キャリア教育アクティブラーニングを行いました。2年小論文は先週の書き方指導に続き、今週は実践として小論文の作成を行いました。出来たものを業者に送って添削してもらいます。1年キャリア教育は、体育館にて現役大学生に進路選択の仕方のレクチャーを受け、工学部や薬学部等の15のブースに分かれアクティブラーニングらしくペアで話し合ったり大学生に盛んに質問したりという内容でした。「今日はショッピングで言えば「試食」です。大学や学部の中身は、資料を読んでいてもだめです。実際に行くか、実際の大学生に聞くこと(試食)が大切です」という大学生のイントロで始まりました。今日は、東京大学、ICU、東京外大、早稲田大学等々の学生たちが来てくれました。生徒たちには、大いに刺激となったプログラムだと思います。
 
       実力テスト            2年生 小論文指導        1年生 キャリア教育    

  H28.1.27.(水) 乗り越えて
 
   進路だより、アドバイス集     3学年集会 (手ぶれました)   学芸員さんによる鑑賞指導

 3年生は試験最終日。2時間の試験と学年集会を行いました。2時間目、高校生活最後の問題を解いて鉛筆を置いた時の気持ちはどうだったでしょうか。一つの区切りです。そのあとの学年集会では、最初に「18歳選挙権」について社会科担当の先生から講話がありました。若者の投票率が上がれば、政治家は若者を対象とした政策に力を入れる。例えば、給付型奨学金拡充や大学無償化等々。身近な問題が、投票という政治行動によって実現していくイメージを持たせてくれました。3年生は、今夏予定されている参議院議員選挙で初めて国政の投票権を行使する代です。今まで以上に、主権者にふさわしい行動と考えを持ってほしいと思います。とは言え、まずは目の前にある自分のやるべき受験に全力を。3年生は明日より「家庭学習期間」に入り、3月まで登校はなくなります。頑張って。そんな今日、3年生には「3年進路だより 最終号」、1,2年生には「3年生からのアドバイス集 第2号」が発行されました。どちらもいい言葉が並びます。「他人と自分を比べたり、苦しいことがたくさんあったと思います。でも、それらを乗り越えて・・・」(「3年進路だより」)。受験生なら誰にでも心当たりがありそうな苦しさへの、優しい激励です。また、「受験勉強は早く始めたもん勝ちだぞ!!」(「3年生からのアドバイス集」)。受験は試験というゴールは決まっているけど、明確なスタート地点が決まっていないレースと言えます。みんな、頑張って。
 今週の1年生の芸術・書道の授業は、出光美術館の学芸員の方による書の作品鑑賞授業が行われています。「文化芸術による子供の育成事業」という文化庁が主管する芸術家派遣事業の一環です。書道というとまず自分で書くことをイメージしますが、作品を鑑賞する目や知識を持つことも大切で、やがてそれが自分の書く書に生きてきます。今日は、仮名書の特徴や伝統書(平安時代の貴族など)のルール等について、4人グループで話し合ったりしながら学んでいました。書が芸術であることが改めて良くわかる思いがしました。

  H28.1.25.(月) 卒業試験
 
      高校生活最後の試験が始まりました           新しいALTの先生の初授業

 3年生は今日から今年度の第5回考査(科目数の関係で理系クラスは明日から)。高校生活最後の試験、つまり卒業に向けての試験になります。ほとんどの生徒が受験勉強をしながらですが、学校の授業も多くが基礎を終えた演習的な内容になっているので、試験勉強=受験勉強になっています。ただし、受験科目にないものは、高校生として必要教養としてしっかりやってもらいます。頑張って。
 昨年まで勤務していただいた英語の補助教員(ALT)の方が都合により母国に帰国されたので、1月から新しい先生が来ました。1年生のこのクラスは今日が初授業。世界11カ国を回ってきた先生です。若くエネルギッシュな授業でした。もちろんオールイングリッシュで行われます。生徒も良く頑張って「英語耳」を鍛えていました。

  H28.1.23.(土) 少年サッカー

       小学生のサッカー大会         高校生のハンドボール    ボート部 川に向かって

 本校は今年度から、お隣の市川一中と連携教育の取り組みを行っています。従来も行ってきたのですが、学力向上をコンセプトに市川市教育員会の施策としてさらに充実させようと始まりました。これまで、絶滅危惧種のトウキョウサンショウウオを中高で一緒に育てたり、本校の吹奏楽部とダンス部が中学校の文化祭にお邪魔して「高校生のパフォーマンス」を披露したりしてきました。11月には、一中の先生が本校一年生に道徳の授業をするという取り組みも行いました。学区の中で一中に進学してくる小学校は3校ありますが、今日はその3校の小学校対抗のサッカー大会を本校で行いました。本校はグランドを貸すのみの協力でしたが、いつもと違う歓声がグランドにこだましていました。そして本校のサッカー部はと言えば県大会第2回戦がありました。1-0で見事船橋東高校を撃破し、ベスト32に入りました。今週末ベスト16を賭けて我孫子高校と対戦します。サッカーの大会参加ルールからベスト32に入ることは大変大事で、これで新年度の関東大会予選・インターハイ予選の出場権を得たことになります。頑張れ。

  H28.1.22.(金) 英検
 
              放課後の英語検定実施                    部活の工夫

 今日は日中外出していたので、放課後の様子を。
 放課後、1,2年生は第3回英語検定が実施されました(2名の3年生も受験しています)。希望者ですが、2級98名、1級36名、合計134名が受験しました。受験する生徒が確実に増えています。1,2年の生徒の約20%が受験していることになります。大学受験では、英語4技能(読む・書く・聞く・話す)が問われたり、検定資格そのものが受験条件になったりしていくのがグローバル化の時代の流れです。英語科の先生方の熱心な指導もありますが、生徒たちもその辺はアンテナ高く、受験だけでなく社会で活躍する上での必要なスキルとして「聞く・話す」が問われる英検に積極的にチャレンジしています(話す、は後日の面接にて)。4時から6時くらいまでかかりました。
 グランドをサッカー部と共用する野球部は、今日は駐車場周辺使用の日。空きスペースを利用して、素振りやシャドウピッチング(投手が投球フォームを固めるために行うエクササイズ)に取り組んでいました。このわずかなコンクリートスペースは、日によって、サッカー部、陸上部、テニス部等々、いろいろな部が工夫して使っています。

  H28.1.21.(木) 蕾
 
          蕾            1年 センター試験説明         2年 小論文指導

 寒気の影響で寒い日が続きますが、明るい陽光の中では木々に春の鼓動も聞こえてきます。前庭のハナミズキの蕾がわずかに膨らみ始めました。
 今日の6時間目のLHRは進路関係。1年生は教室でセンター試験の説明。2年後です。2年生は小体育館にて外部講師による小論文指導。作文と小論文の違いがよく分かる説明でした。みんな熱心。3年生はそれぞれ自分の受験勉強となりましたが、今日、先日送ったセンターリサーチの結果が返ってきました。本校の約220名始め、全国の受験者40万人以上が参加したリサーチなので大いに参考になるデータです。データの中の全科目の平均偏差値がまた上がり、この6年間で「5.6ポイント」も上がっています。素晴らしい上がり方だと思います。本人たちの努力と先生方の指導の賜物です。偏差値は、使いようによっては「誰々は偏差値○○」とか「あの大学は偏差値△△」などのレッテル貼りのようになることもありますが、本来は全受験者の中で自分(本校)がどの位置にいるのかを確かめ参考にするためのもので、レッテルに使う固定的なものではありません。このデータをそれぞれ自信や逆に気合入れに使い、自身の受験戦略を練る参考にしてください。頑張って。 

  H28.1.18.(月) センターオツカレ
 
          センターオツカレ!                      雪景色

 土日と多くの3年生はセンター試験でした。雪に見舞われるジンクスがあるセンター試験ですが、今年は2日ともまずまずのお天気で、雪は今日まで待ってくれました。3年生は1,2時間目を使って自己採点をし、その結果を大手予備校数社へ送ります(センターリサーチと呼んでいます)。全国の受験生のデータを集めた各予備校が、数日のうちに希望大学の合格可能性等をデータとして送って来てくれます。受験生にとっては、絶対ではないにしても大いに参考になるデータとなります。教室には「センターオツカレ!」の大文字。先生か推薦で一足早く進路を決めた生徒の心遣いでしょう。暖かい。3年フロアのポスターも「ここからが本当の勝負」「まだまだ伸びるよ」と変わっていました。頑張って。
 午後は、その3年生を下級生が送る「予餞会」。今年のキャッチフレーズは「壁があっても破れ! 敵が来てもなぎ倒せ! トライしろ!!」文化委員の生徒が時間をかけ、一生懸命企画・運営してくれ温かみのあるよい予餞会でした。これから受験本番に臨む3年生にとって、後輩たちの温かい声援を感じることができたと思います。文化委員、部活、委員会、有志等の生徒の皆さん、お疲れさまでした。
 週末の部活動、県大会の結果。男子バスケットボールは2勝を挙げベスト16、女子バスケットボールは1勝を挙げベスト32という素晴らしさでした。それぞれ、市立習志野、市立柏に敗れました。3カ月後の関東大会予選では、この「市立高校」の壁を突き破ってほしいですね。サッカー部は、まずは1勝を挙げ今週末の試合に臨みます。みんな頑張って。
                           《 予餞会 》
 
        吹奏楽部        吹奏楽部・ダンス部のジョイント      昨年はやりましたね
 
       見守る下級生         大活躍の文化委員の面々       予餞会パンフレット

  H28.1.14.(木) 本番まであと365日
 
   「3年生からのアドバイス集」から  深いです            心を整えて

 3年フロアのポスターが、センター試験まであと「1日と数時間」に変わった一日。6時間目、3年生は教室にてセンター試験事前指導。いよいよです。頑張って。2年生は7時間目に小体育館にて「平成29年度」センター試験についての説明会。平成29年度は1月14日、15日がセンター試験日です。まさに、「本番まであと365日」。部活も行事もしっかりやりながら、コツコツと勉強を積み上げていくことが大切です。こちらも頑張って。そんな下級生に、進路指導部から恒例の「3年生からのアドバイス集」第1号が出ました。センター試験をあと1日と数時間となった3年生から、比較すればまだ時間がたっぷりある下級生へ、精神論から具体的なスケジュール作りまで本当に心からのアドバイスが並びます。思わずうーんと考えさせられる、秀逸な絵によるアドバイスもありました(写真上左)。受験は団体戦、とは同一学年内で使うことが多い言葉ですが、完全に学校全体で団体戦を戦っているように思います。受験勉強でともすれば「それどころではない」と思いがちな3年生が、下級生のために書いてくれる数々のアドバイス。本校の素晴らしい伝統だと思います。一方、1年生は、6時間目に体育館で来年度の校外学習(修学旅行)の事前指導でした。ここ3年ほど旅行先は沖縄が続きましたが、来年度は九州になります。楽しみです。
 放課後、茶道部のお茶を一服いただきました。本来の初釜は1月28日なのですが、その日私の都合が悪いため今日の練習日に一服。結構なお手前でした。私の、役得かしらむ。
 
        あと365日       1学年集会 このホテルに泊まります    結構なお点前でした


  H28.1.13.(水) 7限
 
 朝は今年一番の寒さとなりました     W型の持久走コース         見せてやれ底力!!     
 
 新年になってから今日は初めての7限授業の日。授業終了の4:10は、日が落ちて黄昏れてくる時間です。なかなか大変ですが、1,2年生の皆さん、頑張ろう。その2年生も、年明けから体育は持久走になりました(1年は12月から)。狭い校庭と学校の外周を利用して何とか1周500Mを確保しているコースなので、校庭はW字型にジグザグして距離をかせぎます。スピードをアップダウンさせなければならず、結構きついコースです。2月4日(木)のロードレース大会目指して、頑張って。3年生は6限で下校。センター試験まであと「2日」となりました。ここまできたら、何といっても自分を信じて平常心で。見せてやれ 底力!!    

  H28.1.12.(火) 3連休の鴻陵生
 
         寒い一日 中庭も少し寒々と       それでも  熱い女子バスケット部
     
 時折小雨の混じる、寒い曇天の一日となりました。3年生はいよいよ週末の土・日にセンター試験に臨みます。風邪などひかぬよう体調管理に気をつけて、今週頑張ってほしいと思います。
 この3連休の部活動。
 フェンシング部:第23回JOCジュニア・オリンピック・カップ大会が東京・駒澤であり、県予選を突破した3
           つの種目・階級で3人が出場しました。将来のオリンピック候補が集まるレベルの高い大
           会。中でも、U-17の部のエペ種目で1年細野君が予選プールを突破し決勝プールに
           進出しました。3人とも善戦し、良く頑張りました。春以降の大会が楽しみです。
 吹奏楽部:10日(日)に行われた市川市の成人式のオープニングで演奏とパフォーマンスを行いました
        。近年の成人式は、全国どこでも新成人が騒いだりすることが報道されます。しかし、今回本
        校吹奏楽部の演奏では、演奏に会場全体が静かに聞き入り、演奏後は惜しみない拍手を送
        ってくれました。今日は、市川市教育長様から「とても素晴らしかった」と直接お礼の電話をい
        ただいたほどです。緊張の中、市川文化会館の満杯の出席者の前で演奏したことは、生徒
        たちにとっても大きな経験になったと思います。お疲れさまでした。
 理科研究部:11日に東京の東京理科大学で行われた日本生物教育学会第100回全国大会の高校生
         ポスター発表の部に2グループ・12名が参加・発表しました。発表内容は、「市民参加とし
         て取り組んだ江戸川河口のヒヌマイトトンボ個体数調査」と「タフブネを使った簡易型ビオト
         ープの試み~身近な場所で生き物とふれあう場所を作る~」の2本です。どちらも、近くの
         江戸川あるいは校内での、日頃の地道な取り組みの成果を発表するものでした。北は岩
         手県から南は愛媛県など、全国のたくさんの高校が参加する中での経験は、今後の一層
         の研究の励みになりそうです。お疲れさまでした。
 週末も鴻陵生はそれぞれの活躍の場で頑張ってくれていると実感します。今週末、多くの3年生はセンター試験ですが、同時に1,2年生ではバスケットボール部の男女とも県大会です。女子バスケット部は、全員が自分の目標を書き初めにして気合を入れました。頑張れ!

  H28.1.7.(木) 負けないで
 
           1,2年 英語テスト                       8

 今日から平成28年の授業が始まりました。2期制なので「3学期始業式」とはならず、大掃除の後テストや授業が粛々と始まりました。1,2年生は英語のGTECテストと国数の課題テスト。GTECとは、B社の作る英語3技能(聞く、読む、書く)を測るスコア型の英語テストです。本校で導入して2年目。今中教審等で議論されている、これからの大学入試でより重要となっていく英語4技能(3技能+話す)を身につけていく上での、実力のバロメーターになります(このようなテストのスコア自体を入試で生かすようになる可能性もあります)。一方3年生は、受験に向けての学年集会のあと平常授業。センター試験まであと8日。3年フロアのポスターは懐かしい歌手ZARDの「負けないで」に変わっています。負けないで、もう少し。頑張って。
 冬休みの部活報告。1月に県大会がある男女バスケット部、同じく地区予選がある女子バレー部が校外で合宿をし、気合が入りました。バドミントン部は年末に第66回市川市内バドミントン冬季大会。高校生の部・男子Ⅰ部のシングルで、2年生の3名が3位入賞。書道部は一昨日に既報。

  H28.1.5.(火) 新春は書初めから
 
               第52回全日本書初め大展覧会・席書大会(日本武道館)   ※本校生は後方
 
 平成28年正月。あけましておめでとうございます。今年も国府台高校をよろしくお願いします。
 書道部は例年、1月4日、5日に東京で行われる2つの全国的な席書大会に参加し新年をスタートさせます。昨年は、内閣総理大臣賞という「日本一」の賞を受賞するなど、素晴らしい成績を上げています。今年は、昨日は国立オリンピック記念青少年総合センターにて、今日は日本武道館にて。今日の大会は、第52回全日本書初め大展覧会・席書大会(日本武道館主催)。予め選択した2つの7言句(計14文字。本校生の場合)を24分で2枚書き上げ一枚を提出するというルールです。予選を通過してきた老若男女約3000人が、約500人ずつ6回入れ替わって一日かけて行われます。500人が一同に会して健筆をふるう姿は壮観でした。生徒たちもその中で、しっかり頑張っていました。広い武道館に墨の香りが漂い、身が引き締まる思いでした。今日の審査は後日行われて、月末頃結果発表になる予定です。また、昨日の第六回全国青少年書き初め大会(全国青少年教育振興機構主催)の成績は以下の通りです。個人の部で、1,3位。団体で3位。素晴らしい一年のスタートを切りました。

 ◇第六回全国青少年書き初め大会
  ○個人の部
    ・文部科学大臣賞(第1席) 遠藤彩芽(3年)
    ・全国青少年教育振興機構理事長賞(第3席) 松尾咲良(3年)
    ・全日本高等学校書道教育研究会会長賞 大庫朱理(2年)
    ・審査員奨励賞 田辺真夕(3年)、湯嵜野春菜(3年)
  ○団体の部
    ・全国青少年教育振興機構理事長賞(第3席) 千葉県立国府台高等学校書道部

 
               第52回全日本書初め大展覧会・席書大会(日本武道館)

  H27.12.24.(木) ブラックじゃない
 
       ぎっしり   3年生 冬期補講                 ソフトテニス
 
 冬期休業。クリスマスイヴ。今日も補講、部活動とたくさんの生徒が登校していて、休みとは思えない活気がありました。3年生の補講人数は前にお知らせしました。 “人気”の講座は、40名の教室に60名余り入ってぎっしり。やる気がみなぎっていました。また、1,2年生も、教科は国・英で1年4講座延べ70名、2年6講座延べ82名の受講者です。頑張っています。体育館のバレー部男子がやや少なめで練習していたので聞いたら、何名か補講に出てから遅れて参加するとのこと。補講と部活動。優先順位が悩ましいところがありますが、時期的なものもあるし、それぞれが顧問の先生や部員と相談して良い選択をしてほしいと思います。雨上がりでグランドやコートに水溜まりがありましたが、今年改修して設置した全天候のコートはすぐに使えて、その力を発揮していました。
 12月中旬に行った、高校生向け出前講座「せんせいっていいもんだ」の報告書が届きました。これは、県教育委員会の人事担当部署が行っているもので、教員志望の生徒対象に採用人事担当の方と本校卒業生で教職に就いている方計2名が、先生の仕事や採用試験等についてレクチャーしてくれるものです。1年~3年までの生徒20名が参加しました。受講後のどの感想も、教職への理解と意欲が高まったというものでした。中に、時代を反映した面白いものがありました。曰く、先生は公務員の中でもブラックと良く聞くのですが、ブラックじゃないようで良かったです。・・・確かに、制度的に改善が図られているとは言え、土日にも部活指導等で出勤する事の多い職業です。しかし、やりがいや使命感等を考えれば、いわゆるブラックとは異なると考えています。講座に参加してその辺が分かってほんとによかったと思います。目標が具体化して、勉強にも実が入ることでしょう。
 
 女子バレー部 もうすぐ校外合宿       男子バレー部      PC室は5年目の入れ替え工事中


  H27.12.22.(火) ラフティング
 
    賞状伝達(この角度から)       プレゼン風講話          ラフティングイメージ
 
 今年最後の課業日。大掃除の後、体育館にて賞状伝達と全校集会を行いました。伝達賞状は次の通りです。良く頑張りました。
 ◇男子バスケットボール部:新人戦地区大会優勝
 ◇書道部:来年度全国大会出場内定証(2年大庫さん)、各大学主催書道展に多数入賞(第26回大ケヤ
   キ全国書道絵画展、大正大学全国書道展、大東文化大学全国書道展、和洋女子大学競書大会等)
 ◇演劇部:地区秋季大会で最優秀演技賞、音響賞、照明賞
 ◇吹奏楽部:アンサンブルコンテスト県大会。金管8重奏「金賞」、クラリネット8重奏「銅賞」
 全校集会では、私、教務主任(臨時休業等の規定変更について)、生徒指導部長(冬休みの過ごし方について)の3本立ての話でした。今日の私の話は、何にでも一生懸命取り組む鴻陵生が、来年一層意識してほしいこと。それは、より一層自分で考え自分で判断できる人間になること。それを意識した学校生活を送ること。具体的には、勉強は受け身でなくactive learningで、部活動は単純にroutine workの反復でなく成長のために考え工夫して行うこと、そして行事については、伝統を受け継ぎつつよりcreativeに。「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」という未来予想が出されるくらい、社会は大きく変化しています。自分で考え判断できる人間が求められています。今回は、生徒の脳裏に強いイメージとして印象に残したかったので、意表をついて大画面を使ってプレゼン風に行いました。現代社会とそこで求められる人間像を「ラフティング」に例えてみました。どこから来るかわからない変化(荒波)に、自分の役割を自覚して自分で判断し行動する事が求められるスポーツだからです。
 冬休みに向け、各学年の「進路だより」が発行されました。タイトルは、3年「残された日々、心と体を整える」、2年「3年0学期」、1年「一年の計は元旦にあり」。それぞれの学年生徒に今一番必要とされている文言が並んでいます。明日からの冬休み。勉強に、補講に、部活動に、頑張れ。
 
    3年 心と体を整える          2年 3年0学期       1年 一年の計は元旦にあり

  H27.12.18.(金) 豆腐を作ろう
 
        流し箱から豆腐の取り出し           3年フロア 心と体を整える スーッ
 
 センター試験は1月16日(土)・17日(日)。残り一カ月を切り、あと28日となりました。頑張っている3年へ、フロアの呼びかけポスターも趣旨が変わりました。体調とともに、心も落ち着けて整える。ともすれば焦りが出てきたりする時期。的確なアドバイスだと思います。最後の、スーッ がいいですね。
 今日の1年生家庭科は調理実習。内容は「市販の豆乳で豆腐を作ろう」。市販の無調整豆乳とにがりを使って、本格的な木綿豆腐を作りました。大まかに、豆乳温め→にがり入れ→流し箱入れ(10分の水切り)→水にさらして盛り付け、の手順を各班員で協力しながら上手に行っていました。出来上がりは見事な木綿豆腐。しかも(湯豆腐にしてないのに)ほっこりぬくもりのある暖かさ。試食させていただきましたが、大豆の風味がよく出ていて、とても美味しかった。生徒たちは、美味しい、暖かい、大豆の香りがする等々、自作の豆腐に満足そうでした。レシピ自体は難しいわけではありませんので、家で家族に腕前を見せる生徒も出るかも。ごちそうさまでした。
 今日は4時間授業。放課した午後、書道部は近くの国府台小学校へ出かけて小学生へ書初め指導。県教委の「お兄さん・お姉さんと学ぼう」事業の一環です。墨の香りが漂う体育館の中で、小学生の筆を持つ手に自らの手を添えて、熱心に教えていました。お姉さんたち(現在書道部にお兄さんはいません)に憧れて頑張る生徒が出てくれるといいですね。小学生はこの後、新年の冬休み明けに書き初めを行うそうです。
 
                       市販の豆乳で豆腐を作ろう
 
                     書道部による書き初め練習指導

  H27.12.15.(火) 持久走
 
          持久走スタート                      3年 朝の教室
 
 12月からの2年生の体育は持久走(単位数の関係で1年生は1月から。3年生は無し)。毎年のことですが、私も今日初参加しました。25分間で、自分の頑張りのペースで走れるだけ走るというルールです。この時間で、早い生徒で6㎞、平均すると4~5km位になります。初参加の感想としては、みんな結構早い。よく頑張っていました。つられて私も5km走ってしまいました。持久走は自分との戦いですが、60歳の初老に負けたくない、と頑張る生徒が一人でも多くでればよいと思います。
 3年生始め全学年で、朝自習に登校する多くの生徒たち。7時代だと暖房が入らないのでマフラー巻きながらの女子生徒も。3年教室は、一般受験生頑張れの応援折鶴(推薦の生徒たちが折ったようです)の横に小さなクリスマスツリー。世のクリスマスムードの中頑張る受験生。そのコントラストがジンときます。みんな頑張って。
 今日は、小中高の初任の先生方の合同異校種体験研修というものがありました。国府台高校、市川第一中学校、市川小学校、国府台小学校、中国分小学校の5校10名のフレッシュマン(ウーマン)が、自分の学校種以外(小学校は中高、高校は小中など)の学校の授業を見学しました。比較的近いとはいっても移動もありましたので、大変でした。最後は本校に集合して話し合い。みなさん前向きな感想を述べていて、爽やかな気持ちになりました。小中高12年の中で一人の子どもが3つの学校種で学びます。そのすべてを知ることで、自分の学校種(小学校とか高校とか)の役割の大切さと、他の校種の先生方の頑張りへの感謝を感じることができたようです。初めての試みでしたが、大変有意義な研修になったかと思います。今後、それぞれの場で頑張って、素晴らしい先生になって児童・生徒達を成長させてあげてください。
 
    朝自習 マフラー姿も          持久走前の注意      授業見学 小中学校の新人先生

  H27.12.11.(金) 雨のち晴れ
 
          雨                  のち                  晴れ
   
 第4回考査も無事終了し、昨日から年末の平常授業が始まりました。考査中は写真を撮るのもはばかられたので、久しぶりの日記となりました。
 午前中は12月には珍しいほどの激しい降りの雨になりました。幸い登校時にはそれほどでもありませんでしたが、バスが大きく遅延し多くの生徒が遅れて登校となりました。また、気温上昇とともに湿気がそのまま結露となって廊下にたまり、歩くのにも気を使うほどでした。午後は一転して青空が広がり、暖かに。文字通りの雨のち晴れ。雨とともに寒暖の激しい一日でした。生徒は体調管理に気をつけて。
 昨日は午後、お隣りの和洋女子大学の16階会議室をお借りしてPTAの「市川地区研究集会」が行われました。和洋女子大16階からは、素晴らしい眺望が開けていました。順番で、今年度は本校が幹事校として主催しました。内容は、和洋女子大学心理学類の髙梨一彦教授による「思春期の心と大人の対応」のご講演と、地区内9校PTAのそれぞれの活動報告・質疑応答。講演で印象深かった3点。
 ①子どもの思春期は、親の“思秋期”と重なり、お互いに心身の不安定な時期となる。それを踏まえた冷
   静な対応を。
 ②子どもの言葉を別角度から見る視点を。子が発する「べつに」は、イライラせず「とりあえずきいたよ」
   の意と聞いてみるとか。
 ③心理的な出来事の枠組み(フレーム)を別の視点から見る「リフレーミング」を。たとえば、子どもの特
  性の「飽きっぽい」を「好奇心旺盛な」、「しつこい」を「粘り強い」等と見てみるとか。
 講演をお聞きして、子どもの変化や不安定さに少し余裕や大らかさが持てそうな気がしました。各校の活動報告は、それぞれのPTA活動の活発な様子が伝わってきました。この情報交換から、文化祭での本校PTAの「校名入りどら焼き」や「校名入りマフラータオル」が地区内各校に広がっていった経緯があります。幹事校の本校からはPTA役員中心に20名ほどご参加いただきました。会場案内役で寒いところに立っていただいたりして大変でした。お陰さまで成功裏に終えることができました。皆さま、ありがとうございました。
 
    本校・山田会長の挨拶           熱心に                 ご講演

  H27.12.4.(金) 団体戦
             
                        7時半の朝自習
   
 今日から第4回定期考査。朝早くから、各教室で自習する生徒の姿が見られました。各学年、基本は2~3時間ですが、選択科目の多い3年生は4時間目の時間帯まである生徒もおり、終わりは1時頃になりました。無事終了しました。この週末も家庭学習を頑張ってほしいと思います。
 3年生はマスク姿が多いようです。受験に向けての予防かと思います。試験が終わると2週間ほどの授業日を経て24日から冬期休業になります。今日、3年生の冬季休業中の補講の参加人数がまとまりました。15講座に延べ272名。3年生は、在籍328名なので驚異的に多い数字です。意欲十分。また、1講座63名(英語)もあれば、1名(社会)だけの講座もあります。生徒の熱気とともに、教室満杯でも、あるいは逆に生徒1人でも開講してくれる先生方の熱意も伝わってきます。生徒同士が励まし合うのが受験団体戦ですが、これは、生徒と先生による団体戦です。頑張って下さい。

  H27.12.3.(木) 支える人になりたい
 
        中庭から               授業参観           1年 道徳を学ぶ時間

 雨模様の寒い一日でした。中庭のモミジもどことなく寒々としましたが、明日からの試験に向け教室の生徒は、熱くそして集中していました。
 午後から教育ミニ集会がありました。地域自治会や関係機関、PTAの方等で構成され、学校の教育活動のご説明や逆に様々な意見をいただく会合です。県内のすべての学校が開催しています。今日は、1年生8クラスの道徳を学ぶ時間を見学していただき、さらに県作成の視聴覚教材『支える人になりたい』(約18分)を実際に見ていただきました。意見交換の場では、保護者の方からは「3年生になる子どもに聞いたら、道徳の時間はためになって面白かったと言っていました」、中学校の先生からは「先生がしゃべりすぎず子どもたちが話し合っているのがよかった」、小学生の先生からは「小学校ではどの市販教材を工夫して使おうかと考えてやっているが、高校では先生方が独自教材を開発していたので非常に新鮮だった」等々の感想をいただきました。最後の挨拶で私の方から、道徳は道徳的知識が大切なのではなく道徳的実践力が大切だと考えているという話をさせていただきました。ペーパーテストで、電車の中で高齢の方が立っていたら席を譲るという回答が書けても、実際に電車の中で寝たふりやスマホ熱中等では何もなりませんから。参加の皆さま、お疲れさまでした。

  H27.11.30.(月) 千羽鶴
 
           3年教室 千羽鶴               1年女子 グループ別ダンス練習

 今週は、金曜日から第4回考査が始まります。どのクラスも集中して授業が展開されていました。また、体育館では1年生女子が課題のダンスの発表に向け最終練習中でした。考査後の12月中旬に発表会があるようです。担当の先生からは、創意を凝らし一生懸命取り組んでいい出来栄えに仕上がってきている、とのことでした。
 3年生のあるクラスには大きな千羽鶴。AOや推薦という方法で入試に臨んだ生徒たちが、これから一般受験に向かう生徒へ心をこめて折ってくれたものと思います。団体戦を戦っているなぁ、とジンときます。頑張って。
 考査前の週末ですが、高体連主催のサッカー・バスケの地区予選がありました。サッカー部は、攻撃陣が炸裂し松戸市内の高校を6-0の大差で破り県大会出場決め。男子バスケットボール部は、地区優勝で、女子バスケットボール部も3位で、ともに県大会出場です。考査前で心身共にコンディション作りが大変だったと思いますが、3部とも県大会出場おめでとうございます。県大会は来年1月になりますが、暴れ回って来てください。

  H27.11.27.(金) 神よ 勇気を

      公開授業                   前庭                「3年 進路だより」

 気持ちのよい青空が広がりました。
 今日から試験前一週間に入り、部活動等の諸活動は停止期間となりました。来週金曜日からの第4回考査に向け、集中して勉強してくれるでしょう。また、3年生は受験勉強との両立となりますが頑張ってください。そんな今朝、『3学年進路だより 第10号』が発行されました。タイトルは「神よ、私に最後まで頑張る勇気を与えよ!」。合格ではなく、頑張る勇気を望む祈りがいいですね。内容は、50日を切ったセンター試験とその後の公私立受験に向けてのスケジュールの立て方の指南。長年の経験に基づく丁寧な8項目のアドバイスです。追い込みになってきました。3年生、頑張って。
 今週は火曜日に「学力向上交流会」で100名余りの先生方の来校がありましたが、今日は理科の先生方20名近くが授業研究の研修会でお出でいただきました。本校の1,2年の生物・化学の授業を公開しての研修会でした。たまたま週に2度になりましたが、先生方の研究熱心さを感じつつ、生徒にとって落ち着かないところもあったかもしれません。来週は、生徒・先生とも試験に向け一直線です。

  H27.11.26.(木) エイズとその予防
 
        透明な水       →      5人と交換       →      半数が..

 突然冬になったような寒い一日でした。
 今年新採用の、保健体育の先生の研究授業がありました。この8ヶ月間におおいに成長したことがうかがえる授業でした。「性感染症・エイズとその予防」が内容で、HIV(エイズを引き起こすウィルス)が、目に見えず感染を拡大させることを実感させるため、水と水酸化ナトリウム(HIVと見立てる)を使っての実験がありました。3分の実験(各自のコップの水をそれぞれ5人と交換する)で、最初一人で設定した感染者が20倍(20人)に拡大しました。生徒は、見えない上に早い拡大の怖さをイメージできたようでした。いろいろ工夫があって良い授業でした。生徒も先生も成長しています。
 寒い中でしたが、午後の6、7時間目を使い体育館にて全校で「平和と人権の集い」を開きました。平和人権委員会が主催する、40年近く続く本校の伝統行事の一つです。今日は、フォトジャーナリストの方にお出でいただきました。パレスティナなど紛争地帯を巡り、そこに暮らす人々の日常生活を取材されてきた方です。平和を考える大切な時間となりました。講演後、控室に何人もの生徒がお礼や質問に訪れていました。 

  H27.11.24.(火) 流れ星 流れ一瞬 声ならず
   
  古典の文法解釈をグループで   スマホ画面を見せ英語スピーチ       参観の先生方   

 今日は千葉県教育委員会が主催し、本校が会場校となる「学力向上交流会」でした。県内各校から約100名の先生方が、また県教委の先生方や市川市教育長さんなど多数がお見えになりました。1,2年生の授業見学をした後、「自立した学習者を育て、学力向上につなげる授業について考える~アクティブラーニングを取り入れるために~」というテーマで4人のパネラーによるパネルディスカッションを行いました。いま教育現場で、話題になっていることに取り組んだ、タイムリーな内容になったと思います。授業公開では、半数以上の先生方がアクティブラーニング(講義形式でない、生徒の能動的な学び)を授業の中に取り入れて取り組んでくれました。今日初めてのことではないので、生徒たちもいつも通り、積極的に前向きに頑張っていました。タイトルの俳句は、2年生の国語の時間に行った句会で最も多くの支持を得た作品です。沖縄修学旅行中に見た流れ星に息をのんだ様子が伝わってきます。秀逸です。交流会が、参加された多くの先生方の指導力向上、ひいては生徒の学力向上にお役にたてればと思います。また、本校にとっても、一層の授業改善に取り組む機運を生んでいただき有難い企画でした。県教委の先生方からいただいた言葉で最も心に残ったのは、「生徒たちの顔が生き生きとして輝いている」というものでした。これ以上ない評価だと思います。また、みんなで頑張れそうです。ご参加いただいた皆さま、準備をしていただいた先生方・授業を公開していただいた先生方、ありがとうございました。
 
      数学の推論説明           国語 句会鑑賞         生物 グループ学習
 
    地理 調べ発表学習      中学校の先生による道徳授業      パネルディスカッション

  H27.11.23.(月) ジュニアオリンピックカップ

                         躍動  フェンシング部

 3連休の間の部活動報告です。フェンシング部は、高体連主催の新人戦2日間とフェンシング協会主催のJOCジュニアオリンピックカップ県予選1日がありました。本校は、新人戦は個人・団体ともにベスト4に入りました。一方、ジュニアオリンピックカップ予選の方では、3つの種目・階級で3人が優勝するという快挙を成し遂げました。U-17の部、エペで1年細野君、フルーレで1年今村君。U-20の部、エペで2年大久保君、の3名です。1月に本選があります。頑張ってください。(フェンシング競技は、剣の種類やルール等の違いで、「フルーレ」「エペ」「サーブル」の3種目があります)。一方、吹奏楽部はアンサンブルコンテストの地区予選がありました。本校から、金管8重奏やクラリネット8重奏など4グループが出場しました。そのうち、上記2グループが地区代表枠3の内2枠を獲得しました。こちらも素晴らしい成績です。県大会に向けて、さらにいい音楽・アンサンブルを作っていってほしいと思います。

  H27.11.20.(金) イチョウ
 
         紅葉                           調理実習

 黄色く色付いたイチョウの葉が見事で、廊下を行きかう生徒たちに深秋の気配を感じさせてくれます。ただし、イチョウ自体はお隣の東京医科歯科大学構内のものです。しかし、本校の廊下と道路一本挟んだだけの距離なので、窓からの鮮やかな景色となります。有り難いことです。
 今日は、家庭科の調理実習がありました。教育実習生の最後の授業でもあります。牛ごぼう飯、ヒジキ煮、豚汁、デザートの4品を調理しました。今年の家庭科(科目名は「家庭基礎」)は2時間連続授業ではなく1時間単位なので、準備や片づけを要する調理実習は大変苦労します。5時間目の授業に備え、朝のうちにお米を研いで炊飯をセットし、ヒジキを戻し・・・と時間前に準備。さらに、昼休みの内に調理を始めるということになります。苦労の甲斐あって、また皆で協力して、大変美味しい牛ごぼう飯等が出来上がりました。男子生徒が試食に持ってきてくれ、私も頂きました。とてもいい味でした。

  H27.11.18.(水) 大躍進の日が必ず来る!
 
             生徒総会                      あと 57日 もある

 センター試験の日まで57日になりました。3年フロアの掲示ポスターも励ます言葉が、どんどん変わっていきます。「大躍進の日が必ず来る! 来る!」不安の中で頑張っている生徒にとって、何という心強い励ましのフレーズでしょう。浪人生と違い、現役生はスタートが遅かった分、逆に入試直前までどんどん成績が上がっていきます。大躍進は必ず来る、と信じて頑張りましょう。インフルエンザの予防接種を受けている生徒も多いと聞きます。体調に気をつけて、頑張って。そんな今日、冬休みの補講の日程表が発表されました。センター直前補講の3年生は国数理社英で15講座、9時から16時過ぎまでびっしりの時間割。1,2年生も国英でそれぞれ2講座ずつ。生徒も先生も、冬なのに熱いです。
 今日の6時間目は、生徒総会。生徒会役員の補欠選挙の立会演説と鴻陵祭決算や予算の中期決算報告等が行われました。
 一方、PTA関係では今日千葉県高等学校PTA研究集会が千葉市で行われました。今年は本校が分科会での発表校の一つとなっていました。「高校生の健全育成を進めるための地域活動について」という課題で、山田会長、伊藤副会長の2名で発表していただきました。PTA活動の、国府台散策、ロードレース大会でのスープ提供、地域合同防災訓練、こうのとり祭りの4つを取り上げ、生徒の活動支援を報告してくれました。生徒と先生と保護者の方と、力を合わせて頑張っている様子がよく伝わったと思います。本校PTAからは、お二人を含め5人で参加しました。
        
      平成27年度千葉県高等学校PTA研究集会      分科会での本校の発表


  H27.11.16.(月) 小春日和

     学校説明会  生徒会生徒の説明            吹奏楽部のウェルカム演奏
  
 今日は秋晴れが戻り、久しぶりに小春日和の暖かな一日となりました。PTAは、9時市川駅近く集合で、スカイツリー等へのバス研修を行いました。よい天気に恵まれました。
 一昨日の土曜日は、今年度最後の学校説明会を開きました。あいにくの雨模様の中、350名程の中3生と保護者の方にお出でいただきました。受検校を決定するため、まさに最後の確認をするためにお出でいただいたのかと思います。ありがとうございました。私の挨拶も教務・進路指導の先生方の話も、すべて「国府台ルネサンス~伝統校復活へ現在進行形~」、「真のリーダー育成」、「三兎(さんと)を追う高校生活」の3つのキーワードに集約される内容でした。生徒も先生も頑張っており、結果・成果に手ごたえを感じている学校ですので、来春是非意欲の高い生徒たちにまた入ってきてほしいと思います。吹奏楽部の演奏や生徒会生徒のクイズ形式の学校紹介も一生懸命行ってくれ、説明会にアクセントをつけてくれました。
 小春日和とは言いながら、学びの秋も深まりました。今週から、生徒は家庭学習促進週間、先生方は相互授業参観の期間になります。前者は、生徒が自分で家庭学習の計画と実施をチェックシートで確認していきます。後者は、お互いの授業を参観して参考にしたりアドバイスを送ったりするものです。どちらも生徒の学力向上が目的です。そんな中、今日は市川第8中から3年目の英語の先生が研修に一日、また、隣りの千葉商科大学で教職科目を履修している6名の学生が一時間、それぞれ授業を参観してくれました。本校生徒は、多少の緊張感の中でいつも通りしっかりと学習している姿を見せてくれました。教える方も学ぶ方も、それぞれ学びの秋です。
       
           中学校の先生の授業参観          大学生の授業参観


  H27.11.12.(木) 寒椿
  
      体育館前の寒椿         英語の学力状況調査      3年フロア  友の笑顔が
  
 今日は日課を一部変更し、1時間目に千葉県が全県で実施する「英語の学力状況調査」を行いました。県内高校生の英語力向上目指しての調査です。日本英語検定協会の「英検IBA」というテストを使って、筆記試験とリスニングの2種類を行いました。英検は1級・2級などの級によって力を示していましたが、英検IBAはCSEというおよそ600点~1500点位のスコアで示されます。自分の英語力、力が足りない分野などを把握するのにより効果的かと思います。成績は11月中に閲覧できる予定です。どんどん活用して、実力アップを図ってほしいと思います。
 一般受験に臨む3年生の現在の第1志望校集計結果がまとまり進路部から報告がありました。推薦入試で臨む生徒が減った分、一般受験が増えました。大きな特徴は、私立難関の早慶上智やGMARCHの希望者が昨年度比1.5倍くらいになっています。すべての生徒が、自分の第1志望校に合格する事を祈ります。残り3カ月近く、頑張ってください。3年フロアのポスターは、受験に向けて励まし合う団体戦を求めるものに変わっています。12月が近付き、推薦入試に臨んでいる生徒たちの結果が出てくる時期となりました。「友に救われた人、今度は友を救ってあげてください」

  H27.11.11.(水) 異校種体験
 
       プレゼン発表        中学校の先生の異校種研修        2年体育
  
 今日は5分短縮の45分授業。わずか5分ですが、体内時計で50分授業に慣れた先生方にとって、かなり早く終わる感覚があるものです。通常は最後のまとめをしている時間がなくなる感覚なので、「さあ、今日の内容をまとめるぞ」と思った時に、終了のチャイムが鳴る感じです。それなりに、時間配分をしてやることになります。
 1年生の教科「情報」の授業では先日の都内校外学習のまとめ発表。8名程の班で、大学1校・企業1社を訪問調査したものをまとめ、プレゼンソフトを使って発表していました。作成された画面は中々のもの、口頭での発表はまだ照れがあり1年生らしさが漂いました。回を重ねて、だんだんと上手になっていくのだと思います。また今日は、お隣の市川第一中学校から、2年目の美術の先生が高校体験研修にお見えになりました。1年生の美術の時間(油絵の6時間目)を中心に見ていただきました。本校生の集中力や能力に驚かれていました。1年生ですから、見方を変えれば、そのような生徒を中学校から送っていただいているとも言えます。本校でさらに成長できるよう、頑張っていきたいと思います。最近は、中高の先生方の研修交流(難しく、異校種体験研修といいます)が増えてきました。本校の若手も、逆に一中等でお世話になります。お互いに、いい刺激になればと思います。

  H27.11.10.(火) 3学年揃い
 
                        秋 雨の一日となりました
  
 余り冷え込みませんでしたが、雨の一日となりました。気温が10以上高い沖縄校外学習から帰った2年生も、今日から登校して久しぶりに3学年揃った平常授業となりました。2年生の沖縄での平和学習、調査研究活動、マリン体験、民泊等々の様子はHPの「校外学習(H27)」に写真で掲載されていますので、そちらをぜひご覧ください。今回私は団長として引率参加しましたが、天候にも恵まれ、また生徒の行動も素晴らしく、大変有意義な校外学習(修学旅行)になったと思います。またこの間、1年生も「大学見学・企業訪問」の2本立ての校外学習を行いました。こちらも有意義な一日となったようです。早速、教科「情報」の授業で明日からその成果をパワーポイントでプレゼン発表するそうです。3年生は、、、 勉強漬けの毎日だったかと思います。3つの学年ともお疲れさまでした。平常授業でまた頑張っていきましょう。

  H27.11.2.(月) 結団式
 
            雨中の荷物積み込みとなりました                 結団式
  
 朝から冷たい雨が落ちてきました。2年生は、休日を挟んで明後日から沖縄へ校外学習(修学旅行)へ行きます。今朝は予め大きな荷物をバス→飛行機で送るため、生徒はキャリアカーを引いたり大きなバックを担いだりしての登校となりました。雨の中大変でした。しかし、天気予報では3泊4日とも沖縄地方は晴れマークになっています。今朝こそ雨模様でしたが、いい旅行になるような予感がします。気温はこちらより10度以上高いようです。3時間目に校外学習団の結団式を行い、生徒はお昼には下校しました。私は団長として引率をさせていただきます。旅行中の様子は、HPの校外学習(H27)でお伝えできるよう頑張ります。
 週末の部活動結果。ボート部は関東大会がありましたが、男子シングルスカル、女子ダブルスカル、女子シングルスカル、ともに準決勝には進めませんでした。女子ダブルスカルは準決勝まで一秒差だったということです。来年の飛躍を期待したいと思います。

  H27.10.30.(金) あと20ヶ月
 
           3年生 朝自習                   1年生 学年集会(10/29)
  
 10月末。1学年主任と、11月に入ると1年生も「あと20カ月」が勝負だ、という話になりました。本校では、鴻陵祭に燃える3年生の夏は、勉強とのバランスに皆悩む。そして、勉強時間不足の結果、文化祭明けの模試では例年他校に比べ大きく成績を下げる。その現実を前に、それを防ぐには1年次からコツコツと計画的に勉強していく必要がある。3年夏までのその期間が、あと20カ月、というわけです。昨日の1学年集会でも強調されていました。1年生には週明けに、その旨を再記述した通信が出るそうです。しっかり読んでほしい。
 また、今日は放課後、校長推薦を得て推薦入試(指定校、公募)に挑む70名程の3年生の生徒たちを集めて集会を開きました。推薦者の私からは、2年半の充実した高校生活の成果で勝ちとった結果だから是非合格に結び付けてほしい、と檄を飛ばし、一方で残りの学校生活で気が抜けることのないよう気を引き締めて「有終の美」を飾ること、と釘を刺しました。受験は団体戦です。決まった人もこれからの人も、みんなで励まし合っていくところに好結果が生まれます。さすが、「学業・人物に優れていること」「校長が責任を持って推薦する人」などの校内条件をクリアした生徒たち。整容、聞く態度、集中力等々素晴らしいものでした。これから、それぞれ面接・小論文・適性検査等々がありますが、頑張って下さい。

  H27.10.28.(水) 泣くな わめくな うろたえるな
 
            授業再開                       ナイスバッティング
  
 昨日で第3回考査は無事終了。今日から再び平常日課で、授業が再開しました。多くの授業はまずはテスト返却からのようでした。先生方から口を酸っぱくして言われていることですが、テストで間違った箇所を確認し、習い直す事はとても重要です。自分の弱点(未理解の箇所)が表れているのですから。すぐに次へ行きたくなるのが人情ですが、まずは立ち止まって間違いを再確認しよう。25度くらいに上昇し汗ばむほどの暑さの中、グランドでは3年生のソフトボール。授業で習う基礎(プレーもルールも)をしっかり身につけているようで、男女とも締まったゲーム展開でした。女子が、「3塁フォースアウト」などのプレーを当たり前のようにやっていて素晴らしい。
 校内の掲示物。生徒のやる気を出させ、知らぬ間に頭にこびりつかせる(難しく言うと、サブリミナル効果)言葉が並びます。3年生向けに「泣くな わめくな うろたえるな」というものもありました。受験対策への手厚い対応BOXと合わせ、3つご紹介します。
 部活動の結果報告。千葉市の県立美術館で行われていた、高文連主催の高校文化祭美術工芸書道作品展にて本校2年の大庫さんが入賞し、来年の全国総文祭(文化系部活動の全国大会)出場が決定しました。今回の入賞作とは別に3月末までに新たな作品を仕上げて全国大会に臨むとのこと。おめでとう。そして頑張って納得のいくいい作品を作ってください。
 
         1年フロア              3年フロア            化学準備室前

  H27.10.26.(月) 考査第3日目
     
     講師は特別支援学校から   例 このように見える子供も       マラソン大会
  
 考査3日目。1年2科目、2年3科目、3年(多い生徒で)4科目、の日程でした。無事終了しました。生徒は、週末良く勉強して臨んでくれたと思います。明日は考査最終日です。頑張って。
 午後先生方は、講師をお招きして「特別支援教育研修会」を行いました。障害や病気など様々な条件を抱えた生徒に対して、そのニーズに応じた適切な支援をしていくことが求められています。法律の整備が進んで、学校の対応が義務化される場面も出てくると思われますが、大切なことは「法律にあるから」ではなく「支援を必要としている生徒がいるから」という共生に向けた基本的な気持ちだと思っています。講師の先生には、演習や実際の例など単調にならないように工夫してお話しいただき、先生方も熱心に研修する事ができました。ありがとうございました。
 私事です。昨日、本校の若い先生と柏市で行われた手賀沼エコマラソンに出場してきました。距離約21キロのハーフマラソンで、若先生にとって初マラソンです。これまで、時々練習を一緒にしてこの日に臨みました。強風の中、思うように足が進まない場面もありましたが、二人とも無事完走。このあと、若先生は3カ月後のフルマラソンにも初挑戦する予定です。私は長距離のマラソンを走りきることで、人ができない(やらない)ことを達成した時に手にする「自信」が生まれてくれればと思っています。それは、教員の仕事の場で必ず生きると考えています。その意味で私にとって、一緒のマラソン大会参加は初任者研修みたいなものです(本人は私の道楽に、心優しく付き合ってくれているのかも...)。走るということは向き不向きや興味のあるなしがあるので、マラソンでなくていいですが、苦労してつかんだ根拠のある自信を持った先生がどんどん育ってくれればと思います。フルマラソン、もちろん私も走ります。

  H27.10.22.(木) 考査第1日目
    
            秋晴れの1日                      考査初日
  
 今日から第3回定期考査が始まりました。本校は授業時間確保の観点から2期制をとっていますが、諸般の事情で考査は5回実施しています(2期制本来の形は4回)。後期がスタートして間もなくの考査となりました。今日は、1,2年生は2時間、3年生は選択で分かれるので全員ではありませんが4時間目まであります。数学Ⅲなどは80分行います。秋晴れの青空と澄んだ空気の下、みんな良く頑張っていました。

  H27.10.17.(土) 1学年進路説明会
 
             進路講演会                      学級懇談会
 
 時折雨が落ちるあいにくの天候でしたが、1学年PTAの学年委員会企画の「進路説明会」が約130名の保護者のご参加のもと行われました。今回の講師は、河合塾津田沼校グリーン(現役生)コースの方にお出でいただきました。変わる大学入試のこと、お子さんが「受験生」になる前にやっておきたいこと等を、豊富な資料を使いながらご講演いただきました。2年半後を見据えてお子様を見ていく1年生の保護者の
皆さまには大変適切な内容で、皆さん熱心にお聞きになっていました。ご出席になれなかった保護者の皆さまに、お話しの最後にあった「保護者心得」を、資料より転載させていただきます。20数年の実際の受験生指導の中でお感じになったことで、大変参考になりました。
【子供のやる気を伸ばす保護者】
 ・わが子の長所・短所がよくわかっている
 ・こどもを褒めることができる
 ・口うるさく言わず、叱るときは具体的に注意できる
 ・こどもの能力を数値だけで判断しない
 ・自分自身の「不安」「イライラ」を抑え、ペースメーカーとして子どもの学習管理ができる 
 ・長い目で受験と子どもの成長を結びつけて考えている
【失敗する受験生の保護者の例】
 ・過度に心配性な保護者
 ・こどもに期待をかけすぎる保護者
 ・口うるさく言うが甘い保護者
 ・何でも先回りして障壁を取り除く保護者

 うーん。私自身の子育ては終わりましたが、教員として自戒しながら拝聴していました。講演会の後、各教室にてクラス担任とクラス懇談会を行い、有意義なPTA進路説明会となりました。
 定期テスト前の週末ですが、3年生の希望者約30名が業者(ベネッセ・駿台)の記述模試を受験しました。最後の科目の試験終了は5時頃になりました。生徒も先生方も、大変お疲れさまでした。
 
                                   3年生 記述式模試

  H27.10.15.(木) 凸凹だった知識が
 
 2年英語の研究授業がありました      3年進路だより       図書館のタイムリーな企画
 
  来週22日から第3回考査が始まります。一週間前となる今日から諸活動(部活動や委員会活動等)停止とし、生徒は学習に専念していく期間に入りました。3年生は受験勉強との両立、2年生は校外学習(修学旅行)前の頑張り、1年生は入学後の緊張が切れてきた時期の本物の意欲。学年ごとで、それぞれ試されるもの、頑張りどころが違いますが、やる時はやる、という単純なこだわりを大切に頑張ってほしいと思います。タイムリーに今日『3年 進路だより』が発行されました。勉強が本格化してきた、この時期の3年生に的確なアドバイスが並んでいます。「解くために必要な知識は入ってきているが、知識がまばらな状態だと思います。過去問や模試を解いて間違えた部分は模試ノートに記入し、、、(中略)、そうすることで凸凹だった知識がどんどん平らになって、多くの問題を時間をかけず正確に解くことが出来るようになるでしょう」 40数年前の受験生の私にも、この「まばらな状態」と「平らな状態」の記憶があります。現役生が伸びるのはこれから。3年生頑張って。
 6時間目のLHRは、1,2年生は第2回目の「シスタークラス」の取組み。同じクラス番号の(1-2なら2-2)上級生3名が、学習や校外学習について後輩にレクチャーします。大変いい伝統だと思います。
 
                         シスタークラスの取組み

  H27.10.10.(土) 第3回学校説明会
 
                             授業公開
 
  土曜日ですが授業日とし、午後、中学生と保護者対象に授業公開・学校説明会を行いました。学校説明会は今年度3回目となります。10月の中旬に入りましたので、進学先を決めていなかった中学生もそろそろ絞っていく時期かと思います。今日は中学生・保護者合わせて250名ほどのご参加がありました。各担当の先生や生徒会生徒から学校説明があり、私も5分ほどのご挨拶の時間をもらい、現在の本校の概要を近頃使っている2つのキャッチコピーを使って紹介しました。すなわち、①国府台ルネサンス~伝統校復活へ 現在進行形~ 、② 三兎を追え、です。最後に、本校の教職員がどういう生徒を育てたいと思っているかについてお話ししました。それは、人間としてバランスのとれた真のリーダーです。その条件は、①高い学力と②学力を活かす人間力、です。特に、人間力として、規範意識・思いやりなどを例示させていただきました。我々教職員の思いを受けて、我こそはという中学生がたくさんいてくれることを願います。毎年毎年、学力と意欲にあふれた若者が入学し、新しい国府台高校の歴史が作られていきます。参加してくれた中学生の皆さん、頑張ってください。そして、待ってます。
 出席の皆さんにお配りした『国府台通信 NO2』は、下記のpdfファイルをクリックするとご覧になれます。夏以降の鴻陵生の活躍をまとめてあります。
 
      進路部長の話             生徒会の説明       吹奏楽部のパフォーマンス

 pdf 『国府台通信NO2』
 

  H27.10.8.(木) 安全の日
 
                 2年生 救急救命法・AED(心室除細動装置)操作講習
 
 今日は本校独自の「安全の日」。10年ほど前のこの時期に起こった生徒の事故(体育の授業中の死亡事故)を教訓に、毎年広く生活安全について考える機会としてこの日を設定してきました。今日は、1・3年生は市川警察署の方による防犯教室(薬物やスマホ関連犯罪等)、2年生は救急救命法や実際のAED(心室除細動装置)操作の講話と実習を行いました。時間の経過の中でも、自他の安全への意識は風化させないようにしなければなりません。意味のある行事で生徒も真剣でした。
週末の部活動成績。女子ソフトテニス部で、個人戦3ペアが県大会出場。
 センター試験の出願をしました。今年の出願者数は288名(在籍328名)。昨年より増加しています。この後、入試センターから出願の確認はがきが来て、12月に入って受験票が届きます。本番は、平成28年1月16日(土),17日(日)。3年フロアのカウントダウンポスターの数字も、ついに2ケタに減りました。3年生、頑張って。
 
                1年 防犯教室                     センター試験まで・・

  H27.10.7.(水) 衣替え
  
              秋の深まり                         衣替え

 秋晴れの一日。朝晩は冷え込むようになりましたが、日中は良い天気の下、気温も上がりました。気候が変動し日本の季節感にもずれを感じるようになりました。しかし、本校は規定通り10月1日から衣替え(前後に多少の移行期間あり)。登校生徒も半分くらいは冬服になってきました。四季の変化に富む日本にあって、季節感という感性はとても大切だと思います。今週は登校時の交通安全・整容指導のため、先生方が交代で通学路に立つ登下校指導を行っています。
 そんな秋晴れの中、PTA文化委員会企画の「国府台散策」が行われました。学校周辺の散策を通じて、生徒の通学路や周辺の環境・施設等を見ながら会員の親睦をはかるという企画です。江戸川、里見公園、スポーツセンター、真間山弘法寺、大門通り、アイリンクタワー(市川駅前の地上45階のタワービル)などを歩きました。私からは、夏休みに3年生の演劇練習の場となる事の多い公園や河川敷を紹介させていただきました。私にとっても、歩きながらご質問や励ましをいただき大変有意義な散策でした。文化委員の皆さま、企画・準備ありがとうございました。今回は40名ほどのご参加でした。健康的で楽しい企画ですので、来年度はより多くの保護者の皆さまのご参加をお待ちしています。
 
          出発                 江戸川縁        里見公園からスカイツリーを
   
             里見公園                       真間山弘法寺 

  H27.10.5.(月) 後期開始
 
       授業スタート           男子体育 ソフトボール        女子体育 テニス

 本日より後期開始。秋晴れの爽やかな陽気の一日となりました。わずかな秋休みでしたが、心機一転また生徒・先生方と頑張っていきたいと思います。職員の勤務の関係で、後期から授業担当者が変わったクラスが数クラスありますが、順調なスタートを切っていました。皆さん、頑張って。
 9月上旬の大雨で倒れたグランドの桜の木の伐採が行われました。切り株を見ると、年輪がたくさん巻いていて(若い年輪ははっきり見えませんが)、業者の方の話では樹齢90年前後ではないかと言うことでした。創立72年目の本校ですから、その前からあった桜と言うことになります。国府台高校の歩みをグランドから見続けてくれたのだと思います。お疲れさまでした。
   
       倒木 伐採                年輪 

  H27.10.2.(金) 秋休み
 
    ぎっしり  3年進学補講       体育館 バドミントン部         女子バレー部

 秋休み2日目。2期制の本校は前後期の境目となる、10月始めに3日間の秋休みがあります(その分夏休みが早く終わります)。今朝は、3週間前の大雨に続き“爆弾低気圧”の影響で大雨の警報が出されました。学校は休みですが、部活動の生徒は前回を教訓に慎重に登校しました。練習開始時間を遅らせた部もありました。3年は進学補講や自習に登校、1,2年は体育館やグランド(演劇部は体育館ステージ)等で部活動の一日でした。
 昨日・今日と、お隣の市川一中は文化祭。2日目の今日は、午後から本校の吹奏楽部とダンス部が出場させていただきました。高校部活動の“模範演奏・演技”。両部ともいつものように素晴らしいパフォーマンスを披露して、中学校の文化祭を盛り上げてくれました。素晴らしいお姉さん・お兄さんのパフォーマンスを見て、きっと国府台高校へ進学したくなる生徒が増えたと思います。お疲れさまでした。  
   
 吹奏楽部のパフォーマンス演奏         ダンス部         一中生徒もよくノッテくれました 

  H27.9.30.(水) 前期終業式
 
        賞状伝達                終業式                説明会

 午前中授業を行い、午後体育館にて、賞状伝達、壮行会、そして前期終業式を行いました。賞状伝達は、書道部・ボート部・吹奏楽部・水泳部の各部へ。そして関東大会出場のボート部の壮行会。どの部も日頃よく頑張っている成果が出ました。終業式での校長講話は、本校の台風時の規定の説明を例に「自分で考え、自分で判断できる力」を養おうという話をしました。来年7月には、18歳選挙権初の国政選挙が行われる予定です。授業はもとより日常生活の中で、自分で考え、判断できる力を養ってほしいと思います。いずれにしても、前期の半年間、生徒も先生方も頑張って、大変素晴らしい半期とすることができました。
 昼休みに対象生徒向けに、ある業者の「スマ勉」に関する説明会がありました。高校生のスマートフォン所有率が82%強。そのスマホを利用した勉強いわゆる「スマ勉」をしている生徒が60%。学習管理アプリや教材アプリが続々増えて大変豊富な内容になってきている(リクルート進学総研(2014.4))と言う時代。教材アプリは、部活や行事等に忙しい鴻陵生が、自分の時間に自分のペースで勉強するには都合のいい学習スキルの一つです(もちろん有料ですが)。学ぶ意欲がある生徒には、大変便利な時代になりました。頑張って。                                

  H27.9.29.(火) 夕暮れの江戸川にて
      
         スカイツリーをバックに                  接 岸

 明日で前期が終了します。今日は平常授業を行い、先生方は放課後前期のまとめの会議を行いました。明日は、午後終業式です。
 先週末の県大会の成績をお伝えした陸上競技部は、普段道路を挟んだ国府台スポーツセンターで練習をしています。校内からはなかなか見えないところでの努力、と言っていいでしょう。そんな中、昨夕校内からはもっと見えない、「江戸川」を練習場所としているボート部の練習の様子を見てきました。県予選を勝ち抜いたボート部は、10月に関東大会を控えています。夕闇せまる中、4艘のボートが水面をけっていました。大きなアメンボのような船艇が水を切って走っていく様子は、とても爽快です。しかし、それと裏腹にバランスを取りながらオールを漕ぐのは、相当な力仕事だと思いました。みんなよく頑張っていました。水の上、という危険が伴うスポーツのため、護岸からは顧問の先生の厳しい目が生徒を追っていました。頑張ってください。練習は大変ですが、遠くにスカイツリーや市川のタワービルが見え、選手はのびのびした恵まれた景色の中で練習をしていました。人が見ていないところでの努力が、関東大会で報われることを祈っています。
 
                                              ボート部の精鋭たち

  H27.9.28.(月) キンモクセイの香り
 
         甘い香りのキンモクセイ                   「輝」像の前で 

 朝から青い空が広がり、清々しい秋の一日となりました。生徒は、正門横のキンモクセイの甘い香りの中、爽やかに登下校。衣替えも近く、上着を着る生徒もちらほら。今日は少し気温が上がりました。9月最終週の今週は、水曜日30日まで授業を行って前期を終了し、10月1日、2日の木・金は秋休みとなります。今日は平常授業ですが、放課後に学期末の成績処理等に向けた諸会議があるため45分授業の6限まででした。
 昼休みは英語検定受験者の説明会。今回、2級、準2級で約60名の受験者があります。大学入試改革でいま英語試験で議論されているのは、読む、書く、聞く、話すの4技能をすべて検査対象とする方向です。しかし、何万人もの受験生の「話す検査」は不可能かと思うので、英検やTOEIC等の検定資格が受験資格になってくる可能性が高いと思われます。また、英語は4技能が出来て使える英語になるのだと思います。たくさんの鴻陵生に、在学中に「聞く」「話す」の検査が入った英検やTOEIC等の検定にチャレンジしてほしいと思います。
 施設環境。グランドの桜が一本、先日の雨と風で倒れました。植えて50年余りの巨木は横に枝を張っていたので、風雨の重さに耐えられなかったようです。幸い倒れたのは夜のうちだったので、人的な被害無く済みました。体育の授業や部活動では迷惑をかけていますが、もうすぐ撤去できる予定です。また、校舎もだいぶ古くなりました。生徒棟3階で、技能員さんが手製の雨どいを設置してくれていました。ご苦労様です。
 
      倒れた桜の巨木        外階段3階に雨樋設置         体育・ソフトボール


  H27.9.27.(日) on your mark
 
            女子100m                    女子7種競技 走り高跳び 

 金・土・日と、陸上部は千葉市にある千葉県総合スポーツセンターにて県大会(新人戦)。本校から13名が地区予選を勝ち抜いて、県大会に出場しています。狭い本校グランドでは練習ができないため(野球・サッカーが交代で使用しています)、道路を挟んだ国府台スポーツセンターで毎日よく練習しています。選手25名中13名という、選手の過半数が県大会出場できました。それは、部としての素晴らしい成果だと思います。県大会での成績は、12種目で出場し、入賞こそできなかったものの、3人が自己ベスト更新。女子7種競技で1年松本さんが入賞直前の第9位でした。入賞、関東大会出場こそなりませんでしたが、今回はまだ新人戦。まさに、「on your mark(位置について)」です。高いレベルを肌で感じた経験を糧に、来年の総体等に向け頑張ってください。これからの成長が楽しみです。
 ※on your mark:位置について、の意。トラック競技のスタート時のスターターによるかけ声。

  H27.9.24.(木) あと113日
 
          3年 校内模試                   センター試験まであと113日

 連休明けの今日は、1,2年生は実力テスト、3年生は校内模試。1時間目、3年生はフロアのスピーカーから英語が流れまずは英語のリスニングから。各自の選択科目で個人差が出ますが、最も遅い生徒は夕方5時頃まで試験が続きます。体力と集中力も受験の必要条件です。3年フロアには恒例の「センター試験まであと○○日」が日めくりカレンダーのように掲示されて、一日一日減っていっています。今日は、あと113日。そんなに先、と見るか、それしかない、と見るか。3年生、頑張って。1,2年生は6時間目にあたる時間は、学年集会や総合学習を行いました。
 連休中の部活動の実績。ボート部は県大会。女子ダブルスカルで2年の白鳥さん・佐藤さん組が優勝、男子シングルスカルで2年大島君が3位、女子シングルスカルで1年佐藤さんが3位。この結果、4名は10月末に埼玉県戸田市で行われる関東大会に出場。水泳部。県新人大会。2年久保田君が男子200Mバタフライで7位に入賞しました。卓球部は県新人戦地区予選。女子団体の部と女子シングルで1年林さんが県大会出場。書道部は岐阜県で全国書道展の表彰式がありました。第14回岐阜女子大学全国書道展で、3年田辺さんが12、641点の応募総数の中から10点選ばれた「大賞」を受賞しました。また、2年大庫さんは準大賞。岐阜県の大学主催ですが応募は全国から、高校生は9050点の応募でした。どの部の皆さんもおめでとう。更に頑張ってください。
 
 岐阜女子大学全国書道展 大賞        1学年集会        図書室  動物愛護週間特集

  H27.922.(火) SW(3) 自学自習
 
          自学自習 3年教室                   男子バスケット部

 今日は3年生の補講の様子を見ることはできませんでしたが、3年の多くの教室には電気がついていました。一クラス数名位ずつ、生徒が登校して自学自習していました。落ち着ける場所、集中できる場所として学校に来て受験勉強。頑張って。体育館では男女バスケットボール部が練習試合。今日は県立小金高校が来校してくれていました。練習試合なのでたくさんの選手をテストやチャレンジとして出場させているようでした。顧問の先生にお聞きすると、男子はかなり力のあるチームに仕上がってきているようです。また、女子はチームの特徴を生かした戦法を地道に身についけているということです。こちらも頑張ってください。
 
       女子バスケ部            女子バレー部              サッカー部

  H27.920.(日) SW(2) 新しい学びの勉強会
 
                          新しい学びの勉強会

 連休2日目。松戸市内の大学で高校の「新しい学びの勉強会」がありました。100名近くの高校の先生方が参加して、今教育界で話題の「アクティブラーニング(生徒の能動的な学び、そのための指導法)」の実践報告会でした。本校からも私を含めて3名(数学、理科)の先生方で参加しました。これまでの講義形式の一斉授業は効率よく授業内容を教授できる利点がありましたが、現在はそれによって得られる知識を活用する、思考力・判断力・表現力などがより一層求められています。グローバル化する時代の中では当然の要望かと思います。このような力を授業の中で身につけていくための方法の一つがアクティブラーニングということになります。各先生方は、これまでも工夫しながら生徒の能動的な活動を促しながら授業をしてきたわけですから殊更目新しいわけではありませんが、一つの用語として注目を浴びています。前向きな100名の先生方と先進的な取り組み事例を、本校の2名の先生方とともに有意義に学ばせていただきました。学んだことが生徒に還元されていくことになります。

  H27.919.(土) SW(1) 文武
 
         熱気  世界史進学補講                  颯爽 ソフトテニス

 昨日までの雨も上がり、気持ちの良い秋晴れのSW(シルバーウィーク)初日となりました。
 校内では3年生の社会(世界史)の進学補講。19世紀後半のドイツ。宰相・ビスマルクの政治やヴィルヘルム2世の親政のところでした。9月も下旬に入り、現代史に入ってきているようです。教室が狭く感じるくらいびっしりの生徒。先生のメリハリのある語り・説明に、ものすごい集中度でした。休みも登校しての補講。先生も生徒も頑張って。
 外では、ソフトテニス、サッカー、弓道などが部活動。野球部は、グランドをサッカー部と交代して午後からの練習。やや汗ばむほどの気温となりましたが、久しぶりの青空の下清々しく元気に練習をしていました。どの部も秋は新人戦の季節です。頑張って。
 

  H27.918.(金) シルバーウィークを前に
 
                       雨の多い週後半となりました

 週後半は雨続きとなりました。朝の登校時も傘の花が咲き、カッパ姿が続きます。危険な傘差し運転は絶対禁止。生徒はよく守っています。県内でもインフルエンザによる学級閉鎖が小学校で出始めました。雨にぬれて体調を崩さないように。10月を前に今週木曜日から衣替え移行期間に入りました。
 一昨日進路指導部より、7月に実施した校外模試の結果分析報告がありました。全体傾向をかなり詳細に分析してくれて、各先生方の生徒への進路指導に大いに役立っています。全体に、先生方のモティべーションが一層上がるようなよい結果でした。生徒がよく頑張りました。1年生はここ数年の中では最も高い成績を出しています。また、入学直後の4月実施の時より上昇しているのが素晴らしい。2年生もここ数年で最も高い成績が出ました。この時期、多くの高校で“2年生の中だるみ”と呼ばれる成績低下がみられますが、本校2年生は良く踏みとどまっている結果が出ました。3年生は受験科目が多岐にわたってくるので、成績の上下動は各科目で様々な結果が出ています。上がったものもあれば、そうでないものもあり・・。本校の伝統である、文化祭に向けた個々のエネルギーを受験勉強に! そして文化祭の団結力を受験の団体戦へ! という時期になりました。現役生の頑張りが結果に表れるのは年末や年明けです。それを信じて、今を頑張って下さい。
 明日から5連休(シルバーウィークと呼ぶようです)となりますが、連休明けすぐに校内実力テストがあります。1,2年生の皆さん、部活も勉強も頑張って。3年生の皆さん、勉強三昧のシルバーウィークを。

  H27.916.(水) 道徳を学ぶ
 
                  1年 道徳を学ぶ時間 いろいろな形態になります

 6時間目のLHRの時間、1年生は道徳を学ぶ時間でした。千葉県の高校で「道徳を学ぶ時間」が導入されて3年目になりました。先生方で独自の教材を準備したり、指導方法を工夫したりという過程が続いています。今日は、8クラス中3つのクラスが映像を見ながら、その他は先生作成の教材で行いました。答えに窮する、判断に迷う、というような設問に、自分で考えたり話し合ったりして考えを深めていきます。多くは、「これが正解」というものではありません。今日は例えば、「チッソ水俣工場付属病院長の、真実を告発するかどうかの悩み」あるいは「あなたの子供が東大へ入れる学力がありながら高校で終わりたいという場合、どう対応する?」等々。
 先生たちの試行錯誤に対して、生徒たちは小学校から学んできているので、話し合ったり正解のない解を考えたりと言うことにある意味慣れているようにも見えます。しかし、道徳を学ぶ上で最も大切なのは、知識ではなく行動です(道徳的実践力、と難しめに言うことも)。自分の生き方・あり方、他者との共存、思いやりなど、学んだことが行動に生きてくれることを期待しています。

  H27.915.(火) 教育委員会の訪問
 
         1年 英語               2年 国語              2年 英語

 今日は県教育委員会の指導課(生徒の学習や学校生活のことを担当してくれる部署です)から3名の指導主事の先生方が本校にお出でになり、国語と英語の先生方の授業を見学し指導していただきました。学力向上・希望進路実現を目指している本校にとって、先生方の授業力をさらにアップする大変良い機会だったと思います。概ね生徒の真面目さ、先生方の熱意等々を評価していただきました。一方、改善点として授業の中でさらに「生徒の活動場面」を増やす必要性を指摘していただきました。人は聞くだけでは理解・定着率は低く、人と話し合ったり自分が人に説明(教える)することで理解・定着が高まるという調査結果(「学びのピラミッド」と称します)があります。授業改善にいい刺激になったと思います。私も、指導主事の方々と国語・英語18名(1名の非常勤講師の方は間に合いませんでした)の先生方の授業を一日中参観する有意義な日となりました。生徒の一生懸命、先生方もそれぞれの個性で熱心に教えておられました。
 
        3年 英語               3年 国語             2年 英語         
 
        2年 国語              1年 国語              2年 国語

  H27.911.(金) 青空
 
          2年体育  青空の下で                 3年 大学個別説明会

 台風と大雨の日々が続きましたが、今日はようやく青空と太陽が顔を出してくれました。ほんとに久しぶりと言う気がします。早速2年女子の体育はグランドでサッカー。青空の下、アップのランニングも気持ちよさそうでした。3年生は今日から放課後「大学個別説明会」が、4日間の日程で始まりました。これは、希望する生徒の多い計13の大学の入試担当者の方にお出でいただき、直接各大学の特徴や募集についての変更点やポイント等をお聞きする機会です。生徒の進路意識の高揚を図る趣旨で行っています。今日は、上智、昭和女子、東京農大の3校の担当者の方にお願いしました。来週はいわゆるGMARCH等の各大学が続きます。各講座10~30人位の参加で、延べ280名くらいの生徒が受講します。今日も生徒は熱心に聞き入っていました。自学自習のモティベーションにつながることを祈っています。
 鴻陵祭は先週終わりました。その際、同窓会(鴻陵会)から中庭の日本庭園部分の看板寄贈を受けました。中庭は、数年前より同窓会から多大な援助を受け整備が行われてきました。この度、その中庭に名称として「静閑苑」とつけていただきました。活発な鴻陵生ですが、中庭の日本庭園で一時心を静めて思考する機会になるかと思います。同窓会の皆様、ありがとうございました。
       
                             「静閑苑」

  H27.910.(木) この勢いのまま
 
   1年  制服が雨に濡れて     3年 文化祭の残り香の中で     『3年 進路だより』      
  色とりどりのTシャツで授業に

 大雨のため、自治体より市川市北東部中心に土砂災害や河川氾濫警戒のため、避難指示や避難勧告が出されました。本校は土砂災害・河川氾濫ともに直接(生徒の通学路には河川はあります)影響する場所ではないので、1時間遅れで授業を行いました。帰りは部活動を停止して、明るいうちに帰宅できるよう対応しました。
 不安定な天候でしたが、午後体育館にて鴻陵祭の「閉祭式」を行い、放課後は3年生の推薦説明会を行うなど予定していた大事な行事を行うことが出来ました。閉祭式は、来場者投票による9部門の1位~3位までを表彰します。今年のグランプリ(総合賞第1位)に輝いたのは、3年8組の演劇「臥龍戦記」(屋号は「四代目・雪月花」)でした。おめでとう。一方、一生懸命取り組んだけれど、受賞に至らなかった3年生のクラスの落胆ぶりが目に焼きつきました。落胆して首(こうべ)を垂れたその姿に、ものすごく一生懸命取り組んできた彼らの日々が目に浮かんで、胸に迫るものがありました。賞は一つの結果です。上位で受賞したクラスも素晴らしい。そうでなかったクラスも素晴らしい。皆さんの頑張った日々は、輝いています。仲間と作ってきた日々に胸を張ってください。
 3年生は文化祭モードから受験生モードへ気持ちを切り替える上で、タイムリーな『3学年進路だより』が出ました。タイトルは「この勢いのまま走れ!」。文化祭で頑張った力や勢いをこのまま受験勉強に、と言う趣旨です。いつも心に響く言葉が載る進路だよりですが、今回もたくさんありました。「この文化祭を成功させることのできた力を、そのまま受験勉強に向ければ、必ず受験も成功します」「人のペースを羨(うらや)むのではなく、マイペースを崩さず、そして人を応援する」「受験勉強は、頭の良さより、心の強さがものを言います」等々。特に、「そして人を応援する」というみんなで励まし合うことを求める言葉がジンときました。3年生の皆さん、気持ちを切り替えて、しかし勢いはこのまま、頑張って。受験は団体戦です。
 
     生徒会新旧交代式             閉祭式            総合賞第1位 雪月花    

  H27.9.9.(水) 後片付け
 
             大きな雨の中                     カサをさして

 台風18号が近畿地方に上陸・列島横断。台風対応の本校の校内規定は、「大雨警報」「暴風警報」の両方が出された場合に休校、としているため、「大雨警報」の今日は予定通り文化祭の後片づけを行いました。
 台風直撃を免れたものの、時折強い雨の降る中での片づけやゴミ出しとなりました。クオリティ高く本物志向で装飾を施す鴻陵祭。そしてそのとおり素晴らしい文化祭とすることが出来ました。一方で、大掛かりな装飾等を施す結果として、片付け作業も大掛かりでゴミも大量になります。ゴミとして出すもの、来年使うためにコンテナに収納するもの、それぞれ分別しながらの作業でした。予定の4時過ぎには何とか終わらせることが出来ました。出されたゴミを回収車に積み込むところの作業は雨の中の作業となりました。係の生徒も先生もかなり濡れながら一生懸命やってくれていて、思わず私も少しお手伝いをしました。聞けば回収車の作業員の方は、この時期近隣の高校の文化祭の後片づけの仕事を良くやるそうです。本校のゴミの量は、他校の2~3倍はあるとのことでした。山のように積まれた段ボールや木材を前に、悩ましいところですが、クオリティの高さとエコの観点と両方考えていく必要があると実感しました。なにはともあれ、生徒の皆さん、先生方お疲れさまでした。片付けすんで、明日から授業です。頑張りましょう。
 
                         演劇関係の片付け
 
     レストランも解体                               来年再利用します
 
               ゴミは大量になります

  H27.9.6.(日) 鴻陵祭2日目
 
     飛翔  書道部大書パフォーマンス            雨中のピース  後夜祭

 本日もたくさんのご来場があり、本校生徒の発表を熱心にご覧いただき、あるいは体験していただきました。クラス発表の演劇、食品、企画もの、それぞれ多くの皆さんに楽しんでいただきました。来場者は2日間で6255名を数えました。新記録です。部活では茶道部の茶会が静謐の中にも多くの賑わいがあり、また体育館での吹奏楽部の演奏、書道部の大書パフォーマンス(吹奏楽部の演奏とジョイント)などは、日頃の活動の成果が如何なく発揮されて、素晴らしいものでした。今年の大書のテーマは「飛翔」でした。鴻陵祭の終わりは、後夜祭。夕刻あいにく雨が落ちてきましたが、生徒の熱気で雨をはねのけグランドで行いました。たき火やフォークダンスなど、懐かしく暖かみのある企画もあり、最後は、鴻陵生の心意気を学年を越えて確認し合う場となったようでした。
 二日間を通じ、また準備の日々を通じ、ほんとに素晴らしい取り組みの鴻陵祭になりました。中心となってくれた文化委員や生徒会の皆さん、そしてすべての参加生徒の皆さん、お疲れさまでした。また、生徒を陰に陽に支え続けてくれた先生方、本当にありがとうございました。生徒諸君には、鴻陵祭に向けて力を合わせた体験を、クラスの団結力や各個人の集中力等につなげていってほしいと思います。改めて、お疲れさまでした。おかげさまで、今年も素晴らしい鴻陵祭となりました。
 午前中エアコンが故障し、多くの方にご迷惑をおかけいたしました。特に演劇の公演が2時間遅れとなり、長い時間並んだ方や時間が合わずにご覧になれなかった方々、大変申し訳ありませんでした。そんな中、生徒達は臨機応変によく対応してくれました。今後一層改善してまいります。来年もぜひお出でいただけたらと思います。
 
             吹奏楽部 マーチング演奏                    茶道部
 
       図書委員会        書道部・吹奏楽部ジョイント      後夜祭 フォークダンス

  H27.9.5.(土) 鴻陵祭第1日目
 
               演劇                         ダンス部

 7時半に演劇の垂れ幕が垂らされ、鴻陵祭の初日が開けました。今年の鴻陵祭スローガン「三度の飯より鴻陵祭」。生徒の熱い2日間が始まりました。3年生の演劇、2年生の飲食店、1年生の企画もの、それぞれ工夫と気合が込められた素晴らしい発表になっていました。体育館では、演劇部とダンス部の発表、美術室や書道室ではそれぞれの部活動の成果が展示されました。PTAは休憩所、同窓会(鴻陵会)は展示や水彩画教室などを開設してくれました。多くの発表場所で長蛇の列が出来たりもしましたが、そこは生徒の手際もよく、整然と穏やかに流れて行きました。盛り上がりのある充実した初日となりました。来場された方々も、きっと満足されてお帰りになったかと思います。生徒の皆さん、先生方、明日も頑張りましょう。 
                         今日の鴻陵祭 百景
 
      入場門 竜宮城                       演劇垂れ幕
 
         受付                  階段                 食堂街
 
                   食堂街                      食堂厨房(調理室)
 
       プラネタリウム    マッサージ屋さん(揉んでもらいました)     オカマ屋さん
 
         美術部                書道部                演劇部
 
      PTA「お休み処」      鴻陵会(同窓会)水彩画教室        演劇 受付
 
                 演劇ストリート                       演劇観客
   
     演劇 支える生徒達      パンフ 鴻陵劇団と花鳥風月          鴻陵門


  H27.9.3.(木) 壮行会 開祭式
 
              開祭式                      吹奏楽部壮行会演奏

 午前中、文化祭準備。今日は、近隣の小中の校長先生(一中、国府台小、中国分小、市川小)が会議で来校され、会議後その準備の様子をご覧になってくれました。装飾の質の高さと準備する生徒の明朗快活さを大いに褒めていただきました。昼過ぎから、体育館にて「壮行会」と鴻陵祭の「開祭式」を行いました。壮行会は、吹奏楽部のA部門での東関東大会出場に向けたものです。式の最後に参加曲を全校生徒の前で演奏してくれました。それまで多少文化祭のハイな気持ちになっていた生徒たちが、演奏に引き込まれて水を打ったような静けさで静聴していました。それほど素晴らしい演奏でした。大会は文化祭初日の9月5日(土)に茨城県水戸市で行われます。緊張せずベストパフォーマンスが出来ることを祈っています。開祭式は、各参加団体が自分たちの企画のアピールをしていくものです。どの団体も、工夫を凝らして印象深いPRでしたが、やはり3年生の演劇のパフォーマンスが目立ちました。いよいよ盛り上がってきた、という気がします。生徒・先生方、毎日遅くまで準備をしてくれています。天気も含め、素晴らしい文化祭になると期待しています。
 
      小中の校長先生方          イケメン剣士と

  H27.9.2.(水) 三度の飯より..
 
             2年飲食店                     午後は天気が回復

 文化祭一日準備の2日目。『鴻陵祭パンフレット』が今日配布されました。今年のテーマは「三度の飯より鴻陵祭」です。鴻陵祭へ賭ける生徒の熱気が伝わります。午前中雨模様だったため、3年生の垂れ幕飾りの予行は昨日に続き中止。午後は晴れてきたのですが残念。各教室は飾り付けも佳境に入りました。それぞれ意匠を凝らしたこだわりを感じる仕上がりです。体育館では部活のリハーサル。昨日は演劇部・ダンス部、今日は書道部・吹奏楽部でした。日頃積み重ねた努力のハレの日のパフォーマンスとなるので、文化祭当日は是非見たいと思います。
 その書道部で朗報。第64回千葉県小・中・高校席書大会で、2年の大庫さんが見事「千葉県議会議長賞」を獲得し、千葉日報社賞にも4名が入賞。おめでとうございます。文化祭当日の大書パフォーマンスが楽しみです。
         
   千葉県議会議長賞              『鴻陵祭パンフ』          食堂街
 
     出番を待つ垂れ幕
 
                             吹奏楽部リハ        買い出しの外出もチェックして 

  H27.8.31.(月) 課題テスト
 
           1.2年生 ほどほどの装飾の教室で             3年は特別教室で

 今日から夏休み明けの授業再開。まずは午前中課題テストでした。文化祭準備に関して、1,2年生の教室は机・椅子がきちんと入る程度の装飾にとどめてあったので、問題なく英国数の課題テスト実施。さすがに3年生は夏休み中に教室が演劇空間に変わっているので、特別教室を利用しました。化学実験室や社会科教室等を8教室確保して2科目の演習テスト(英語と国・数の選択)実施。理科の教室は、実験用の水道などの水場が設置された長机ですが、そんな環境でもみんな真剣に受験していました。
 午後からは、文化祭の準備に入りました。これから、木曜日の開祭式、金曜日の公開リハーサルと前夜祭、そして土日の鴻陵祭・一般公開に向け、日中は文化祭準備に専念していきます(放課後は部活動や受験勉強)。他校よりかなり多くの時間をかけて準備していく取組みなので、すべての鴻陵生が得るものの多い文化祭にしてほしいと思います。そんな午後、進路のことで校長室を訪れてくれた3年男子生徒と、文化祭の話をしました。今年は3年生の演劇の自作脚本が数クラスあるとのこと。市販の脚本もいいけれど、自作はさらに楽しみです。頑張って。 

  H27.8.28.(金) 鴻陵生の夏(16) 夏休みの終わり
 
          男子バスケット部                  いよいよ教室での演劇練習
 夏休み 30余校参加の私設の大会で優勝しました

 40日あまりの夏休みも、週末を挟んでいよいよ終わります。多くのことがそうですが、終わって見ると早いものです。季節は、連日気温30℃台後半となった頃が嘘のような涼しい毎日になりました。
 「鴻陵生の夏」というタイトルで何回か日記を書いてきましたが、思い返してみると改めて生徒の各方面での活躍と先生方の献身的な指導の日々でした。学習、部活動、行事(鴻陵祭)と、文字通り「三兎を追う夏休み」でした。今日グランドや体育館・校舎内を歩いてみましたが、いつも通り多くのところで生徒が活動していました。そんな中、文化祭準備をする3年の男子生徒の一人が、「校長先生、三兎を追ってます」と声をかけてくれたのがとてもうれしかった。「三兎」という言葉を意識していてくれて。演劇の準備と受験勉強と、スケジュール管理や時間管理をしっかり行えたのだと思います。両方の頑張りが報われることを祈っています。
 大きな事故もなく、大変充実した夏休みでした。月曜日から授業が再開します。初日はまず、夏休み出題された課題に基づく課題テストを行い、その後恒例の文化祭準備に入ります。三兎を追うための小さな変化です。まずは課題テスト頑張って。
 
      ハンドボール部             ソフトテニス部             サッカー部
 
                  文化祭準備

  H27.8.26.(水) 鴻陵生の夏(15) 補講する側
 
          2年生の飲食店 装飾も形を見せ始め・・        男バス  水分補給も万全です 
   
       男子バスケット      演劇部  工夫の練習スタジオ      演劇部 小道具係

 久しぶりの雨となり、気温も一気に10月初旬並みに。ややしっとり落ち着いた一日となりました。夏休みの進学補講も一段落しましたが、それを担ってくれた一人の先生と少し話しました。90分の講座を11回実施してくれました。難しかったのは、通常50分でやっている授業を一気に2倍近い長さをやることでの時間や内容の配分、11回で1つのまとまりを作るための内容の吟味等々。大変苦労をして補講をやり遂げてくれました。その苦労した分、生徒たちが一生懸命食いついてきてくれて、とてもやりがいを感じたと総括してくれました。こういう多くの先生の力で夏の進学補講が行われました。本当にありがとうございました。こういうことを意気に感じてくれる生徒たちだと信じています、
 雨の一日。校内は文化祭準備。1,2年生の教室も次第に装飾が形を帯びてきました。また、体育館を覗いてみたら男子バスケと演劇部の練習。新チームとなって1,2カ月。新キャプテン中心にまとまりが感じられるバスケチーム。幕を引いた体育館ステージを練習スタジオとしていつも頑張っている演劇部。それぞれ、目指すものへ向かって青春していました。なお、昨日は柏市にある県立沼南高柳高校に所用で寄った時、野球部が練習試合中でした(もちろん偶然ではありませんが)。野球部は先週金曜日に秋季大会として東海大学付属浦安高校と対戦しました。残念ながら、1-2というスコアで惜敗でした。ほんとにあと一歩、という気がします。9月からの第2次予選の組み合わせ抽選会が今日ありました。県立袖ケ浦高校が相手となります。やればできる、を信じて頑張って。
 
                    練習試合  於:県立沼南高柳高校

  H27.8.24.(月) 鴻陵生の夏(14) 最終週
   
          恒例の「残材配布」                  東関東大会に向けて

 早いもので夏休み最終週となりました。今週から1,2年生も文化祭準備期間に入ります。午前中、「残材配布」といって、保管していた昨年度の使用木材を1,2年各クラスに配布する作業がありました。教室装飾が徐々に始まります。3年生は、教室の舞台化や外装等順調に進んでいるようでした。一方で、今週は進学補講もお休みとなります。代わって、今日は午後小中学校9名の理科担当の先生がお出でになり、理科実験の研修を受講されていきました。本校の理科の先生が、義務制の先生に授業で行う理科実験のいくつかを紹介し、授業力の向上に役立てていただこうという趣旨です。本校の先生にとっては、少しでも先生方のお役に立ちつつ、それが理科好きな子どもの増加につながるという思いがあります。今日は、「大気圧と力比べ」「雲を作る」「モビールの製作」「重心トンボ」の4つの製作を行いました。いずれも小学校4年~6年生で習う内容です。皆さん夕方まで熱心に取り組んでおられました。
 部活動は、ダンス部は文化祭向けて、吹奏楽部は東関東大会向けて、その他体育館・グランド等でたくさんの部活生徒が頑張っていました。また、バスケットボール部、バレー部、ソフトテニス部、卓球部、弓道部、サッカー部等々、各レベルの大会でこの夏頑張ってきました。特に男子バスケットボール部は、しんゆう杯という私設の大会(30数校参加)で優勝して自信をつけました。どの部活動も、やればできる、を信じて頑張って。
 
2年 これからレストランに変わります  3年 外装仕上げ(石?)     3年外装仕上げ(障子)
 
        卓球部                ダンス部           熱心な小中学校の先生方

  H27.8.21.(金) 鴻陵生の夏(13) 番外
 
           大会パンフ          下村文部科学大臣挨拶         実践発表   

 8月20日・21日と、岩手県盛岡市などで開催された「第65回全国高等学校PTA連合会・岩手大会」に山田会長、伊藤副会長とともに参加してきました。全国から1万人ほどのP(保護者)とT(教員)が集まる大きな大会です。開会行事での文部科学大臣の講話は、現在進行中の教育改革の方向性や進捗状況がよくわかるものでした。また、メインの全国高P連の研究発表では、本校は「学校教育とPTA」という分科会に参加して、4校(群馬県、長野県、岐阜県、大分県)の研究発表と質疑応答を聞きました。エアコン設置や炊き出し、あいさつ運動、除草作業等々、子どもたちのために各校が抱える課題や状況に合わせた工夫ある取り組みが発表され、大変参考になりました。質疑応答では、PTA活動や総会等への会員の参加率上昇策について、共通の悩みとして話し合われました。記念講演は、地元盛岡市出身の映画監督・大友啓史氏(代表作:NHK大河ドラマ「龍馬伝」、映画「るろうに剣心」など)の演題「アドリブを生きる力」。映画製作の裏側を例にしながら、結論やゴールを予め決めて作っていくのではなく、その場その時に何がベストかを自分たち(役者、カメラマン、メイク...)で真剣に考えていくこと(これがアドリブ)で、よりクリエイティブな作品ができていくという趣旨のご講演。変化の激しい時代。アドリブ力は、子どもたちはもちろん、私たち大人にも必要とされる力だと感じました。陸前高田市などのある岩手県は、3.11後初の被災県の開催となりました。私たち一行も、前日に南三陸町や石巻市(宮城県)等の復興ぶりを見学し、個人的に以前訪れた時にお会いした方にも再会することができました。徐々に復興を果たしつつも、復興計画が地元の人たちの希望にかなうものかどうかなど、やや複雑な思いもしました。一刻も早い復興を祈りつつ、自分の中で風化や忘却があってはならないと改めて思いました。この全国大会、来年度は千葉県が開催県となります。千葉県もまた被災県の一つであることを忘れてはならないと思います。

  H27.8.18.(火) 鴻陵生の夏(12) 自分でやる
  
         3年英語                3年国語               2年国語    

 不安定な天候のおかげで、猛烈な暑さはやや収まったように感じます。
 今朝、1年生と3年生の2名の転校生(正確には編入生)の編入学許可式を行いました。2名とも海外からの帰国子女です。夏休み明けの8月31日にクラスに入ります。早く国府台高校の校風に慣れるとともに、海外での異文化体験が鴻陵生にいい刺激になってほしいと思います。式の中で、自由闊達な本校の校風説明を行い、校風を可能にしているのは自主・自律の精神である、と話しました。帰国子女と言うことで、自主・自律を「Independence」「Autonomy」と訳してみました(発音はやや怪しいですが)。生活も学習も、自分でやる、と言う気概が大切です。
 進学補講は3つの学年で行われていますが、夏休み最初の補講の頃よりやや出席者が少ないようです。人数的に絞り込まれてきた、という面があるのでしょうか。42年前の春、私は浪人生として4月から予備校に通いました。しかし、2カ月で辞めました。理由は、予備校の授業内容が自学自習でもやれそうだと感じたことと、往復2時間の通学時間がもったいないと思ったことでした。“宅浪”を決め、予備校は模擬試験の受験でだけ利用しました。今思えば、そういう生意気な生徒でした。今、補講を行うと参加人数が徐々に減ってくるのは、どこの学校でも同じだと思います。先生方の熱い思いに応えて欲しいと思いつつ、自分でやる!、と決めて参加しなくなった生徒が多いことを期待しています。もちろん、補講に参加していてもこの気持ちは大切です。
 明日から、PTAの全国大会参加のため岩手県盛岡へ行きますが、週末21日(金)は本校で第2回目の学校説明会があります。多くの中学生の皆さんの参加を期待しています。その21日、野球部は早くも秋季大会の地区予選。東海大学付属校に縁があるのか、対戦校は夏の大会に続き今度は東海大浦安高校。強豪です。今日も相手投手を打ち砕くイメージを持ってTバッティングを繰り返していました。頑張れ。
   
        1年国語               Tバッティング

  H27.8.17.(月) 鴻陵生の夏(11) 帰ってきた槌音
     
                板切り                      演劇垂れ幕づくり    

 先週一週間はお盆ウィークとして、文化祭準備や(原則として)進学補講はお休みでした。私も休ませて頂きました。鴻陵日記も久しぶりとなりました。
 今日からまたたくさんの生徒が登校して、休み中とはいえ校内には活気が戻ってきました。1,2,3学年とも補講が始まり、相変わらず熱く堅実な様子です。一方、3年生は教室では舞台づくり、廊下では垂れ幕装飾などの準備が復活しました。木を切る音、カナヅチをたたく音、文化祭への槌音が帰ってきました。あいにくの雨で、サッカー、野球、陸上等の外部活は校内の階段・廊下等を利用してトレーニングでした。槌音とともに、勉強・部活・行事の三兎を追う高校生活が戻ってきました。早いもので、夏休みも残すところあと2週間です。
 

  H27.8.11.(火) 鴻陵生の夏(10) 吹奏楽部 東関東大会出場へ
 
            演奏後の記念撮影                   千葉城をバックに    

 今日、第57回千葉県吹奏楽コンクール・本選大会が千葉県文化会館にて行われ、本校吹奏楽部は見事東関東大会出場の栄冠に輝きました。本当におめでとう。本校は、A部門の予選を勝ち抜いた18校のひとつとして、課題曲(マーチ「春の道を歩こう」)のあと自由曲「アダージョ・スウォヴィアンスキェ・ドゥルゥギェ」を演奏しました。ゆったりとした部分と一気に盛り上がる部分のコントラストが見事で、素人ながらに気持ちの良さと大きな高揚感を感じられる素晴らしい演奏でした。顧問の先生方のお話でも、「今日の演奏は今までで一番」ということでした。本番で力を発揮しきるというのは、日頃の精進・努力が強い精神力を生んでいるのだと思います。おめでとう。東関東大会は9月上旬。さらに高見を目指して頑張ってください。
 

  H27.8.8.(土) 鴻陵生の夏(9) 夏祭りの復活
   
            ヨーヨーすくい                        綿あめ
 
 夏の鴻陵生のボランティア活動は多岐にわたります。今日は、地元・国府台小学校を会場とした地域のお祭りでのボランティア。生徒会・有志(わたあめ・ポップコーン)、書道部(芳名板揮毫)、理科研究部物理班(ぴょんぴょんウサギ〈簡単工作〉)、料理同好会(ヨーヨー釣り・くじ引き)の生徒たちが、小さい子供たちのためのお祭りのお手伝いをして盛り上げました。一生懸命さと自らも楽しむ明るさで、お客さんの子供たちにとても喜んでもらえたと思います。また、生徒たちにとってもよい体験、夏の思い出になったかと思います。土曜日にもかかわらず、引率で先生が、また巡回でPTA役員の方にもお出でいただきました。皆様、ありがとうございました。
 ところでこのお祭り(第1回こうのとり祭り)は、本校前PTA会長の尾崎さんが市川市の学校支援コーディネーターとして、開催の中心となって実現に奔走されました。国府台小学校周辺に長く夏祭りが行われてないことから、地域の子供たちのために「みんな集まれ ふるさと国府台」「人をつなぐ 未来をつなぐ」をキャッチフレーズに、祭りの復活をはかったものでした。出店はすべて地域の団体・保護者や学生・生徒等が担い、会場の国府台小学校では事前に盆踊り講習会(希望児童)も開かれました。このような意味合いを持つイベントの第1回目にお手伝いとして参加することができ、生徒たちも様々な感慨を持ったと思います。手作り感にあふれた、“地域”の復活を感じる夏祭りでした。
 
  ポップコーン(生徒会・有志)               芳名板揮毫(書道部)
 
     ピカチュウ(生徒会)    ぴょんぴょんウサギ(理科研究部)    くじ引き(料理同好会)
 
      巡回(PTA役員)       第1回こうのとり祭り(ポスター)

  H27.8.7.(金) 鴻陵生の夏(8) 折り返し
   
 3年教室が文化祭準備のため会議室で補講(8/4)   卓球オープン大会(市川スポーツセンター)
   (気合いがあれば勉強はどこでもできます)
 
 補講や文化祭準備、部活動等の週末の一日。。文化祭準備の工作音が聞こえ、今日も学校は賑やかです。補講は3年5講座、1年1講座が行われました。夏休みに入って3週目になりますが、生徒・先生ともよく頑張ってくれてます。3年生は今週から文化祭準備が許可になり、例年のごとく教室が演劇空間に変わってきました。釘を打つ音が校内に響きます。部活動関係の結果は次のようなものです。
 ◇ボート部:全国大会(インターハイ)で女子ダブルスカル(2人乗り)が準々決勝進出。2年生チームな
         ので来年に更に期待が持てます。
 ◇書道部:全国大会(全国高校総文祭)で惜しくも入賞を逃しました。出場自体が立派。
 ◇吹奏楽部:千葉県吹奏楽コンクールで見事金賞。金賞の中の上位校で、8月11日に本選があります
         頑張ってください。
 ◇ダンス部:第28回全国日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)に出場。惜しくも本選出場はなりま
        せんでした。
 今日の部活動は、隣りのスポーツセンターで陸上部と卓球部の大会がありました。外の陸上グランドは40℃くらいの暑さの中でしたが、夏の練習で鍛えて体が慣れたのか、みんな真っ赤な顔をしながらも頑張っていました。体育館の卓球は県外からもたくさんの学校が来てのオープン大会。空調が効いているとはいえ大いに熱気がありました。
 夏休みは早くも折り返しに。残暑ではなく、猛暑がまだまだ続きそうです。来週はお盆もあり、文化祭準備停止で補講も数がぐんと減ります。夏休みに入ってもなんら変わらない賑やかさを保っていた本校も、少しだけ静かな一週間になるかと思います。多くの3年生は受験勉強に集中してください。先生方も、少し心身共に休める週になればと思います。
 
                       陸上部(市川スポーツセンター)
   
            卓球部(市川スポーツセンター)                 文化祭準備(校内)


  H27.8.4.(火) 鴻陵生の夏(7) 未来の鴻陵生
   
            第1回学校説明会                   進路指導部長の話

 今日は今年度初めての学校説明会を行いました。猛暑の中、午前・午後2回で約2000名の中学生・保護者の方に出席いただきました。内容は、学校紹介DVD上映、生徒会のクイズ形式学校紹介に続き、教務(学習・入試等)、進路指導、生徒指導等の各担当の先生の説明がありました。私は挨拶の中で、三兎を追う本校生徒と、その生徒を熱い思いを持って指導する先生方の素晴らしさを紹介した後、私たちが「どんな生徒を育てたい」と考えて日々教育活動を行っているかを強調しました。それは平易に言えば、立派な社会人を育て世に送り出すこと。やや硬く言えば「21世紀の日本をリードする有為な人材の育成」(学校教育目標)、となります。私たちはそのリーダーの条件として2つのことを意識しています。一つは学力優秀であること(すべての基盤です)。もう一つは、人として優れていること。人としてとは、規範意識や思いやり・高い志等を指します。妥協せずたくさん勉強し優秀であってほしい。けれど単なる受験エリートづくりは目指しません。これが本校教職員の思いです。このような本校は、先輩の鴻陵生・先生とも毎年毎年意欲・学力にあふれた新入生を待っています。今日の出席者の中から一人でも多くの中学生の皆さんの本校受験を待っています。暑い中の説明会参加ありがとうございました。説明会はこのあと、8/21(金)、10/10(土)、11/14(土)の3回予定しています。10/10(土)は授業公開も実施します。どうぞよろしくお願いいたします。
 
      生徒会生徒の説明             受付              今年度版「学校案内」

  H27.7.31.(金) 鴻陵生の夏(6) 学習合宿 終了
 
        閉校式 3泊4日をやり遂げて                 夜間講習
 
 今日は12時過ぎにさわやかちば県民プラザにて実施してきた3泊4日の学習合宿が終了しました。病気・怪我等もなく、充実した4日間となったようです。生徒の記したまとめを見ると、学習時間の最長は「35時間50分」でした。この時間数は、朝と夜の完全自習時間も頑張らないと到達しない数字です。また、ほとんどの生徒が30時間前後の学習時間数でした。本当によく頑張りました。アンケートの感想では、こんなに長時間集中して勉強したことはない、分からないことをすぐに先生に聞けて良かった等々、質量ともに良い経験と学習習慣づけになったようです。自信をつけて、更に継続していくことが大切ですね。生徒諸君お疲れさま。先生方、ありがとうございました。
 学校では、ダンス部が来週の神戸での全国大会に向けて詰めの練習。今年は室生犀星著『蝉頃』から題材をとった「はや蝉頃となりしか」という創作ダンスで臨みます。暑い夏と蝉の声で感じる少年の郷愁を表現しています。素晴らしい出来に仕上がっています。また、生徒昇降口にはゴーヤの無料配布かごが。1年生の美化委員が6月にグランドに植えたゴーヤが見事に育ち、生徒・職員へ無料配布するものでした。私も2本いただきました。水やり、ご苦労様でした。
         
      大活躍  計12講座開講して頂きました      演習問題
 
        通し稽古            全国大会へ臨むダンス部    演題 「はや蝉頃となりしか」

          
                 美化委員育成のゴーヤ無料配布
      
  H27.7.28.(火) 鴻陵生の夏(5) 学習合宿
 
     進路指導部長によるオリエンテーション              第1時間目
 
 今日から、さわやかちば県民プラザ(柏市)にて3泊4日の予定で「学習合宿」が始まりました。1年51名、2年17名、合計68名の生徒が勉強漬けの毎日を送ります。1年生は希望者が多く、施設のキャパの関係で抽選にせざるを得ませんでした(抽選にもれた生徒は、その学習意欲に応えたいと先生方が学校で独自に英国数の補習を開講してくれています。ありがたい)。基本的な日程は、朝7時から朝自習。9時から21時まで、食事時間を挟みながら講義・演習と自習の組み合わせが続きます。21時以降は23時の消灯まで各自自習、となっています。4日間で、一体何時間位勉強するのでしょうか。中身も大切ですが、総時間数も楽しみです。きっと何かをつかむことが出来ると期待しています。
 初日は9時半からオリエンテーション(校長挨拶つき)を行い、10:20分から早速1時間目が始まりました。どの生徒の瞳も輝いていました。頑張れ。
 
       2年 英語              1年文系 国語            1年理系 数学   

  H27.7.27.(月) 鴻陵生の夏(4) 番外
 
                       講演「企業の人材育成」

 夏休み第2週に入り、今日は私自身の勉強の日でした。所属している校長協会の研究委員会が主催する「企業に学ぶ人材育成」という演題の講演会。たくさんの校長先生方が参加されました。講師は、元東京ディズニーランド・シー運営部長・カストーディアル部長の安孫子薫氏。『ディズニーの片付け』はじめたくさんの著書のある方なので、読んで予習をして楽しみに臨みました。実際の話をお聞きして人柄に接すると、大変親しみやすく勉強になることが多い研修でした。ディズニーで働くキャストが、掃除業務(仕事が安全配慮やゲスト案内等多岐にわたるのでカストーディアルと呼んでいます)を誇りを持って仕事をしていくように人材を育成していく様子がよくわかりました。特に、育てるのではなく「育つ」ためのマネジメントをする、という指摘は大変参考になりました。また、ディズニーならではの話として、TDRの成功は「ディズニーの考え方・仕組み」と「日本人のおもてなしのこころ」が合わさったところにある、などが特に印象的でした。テーマパークの中で抜群の人気を誇るTDRは、ゲストのハピネスのため絶え間ない改善をし続けているということがよくわかりました。講演の最後はウォルト・ディズニーの言葉で勇気づけられました。「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべては一匹のネズミから始まったということを」 自分の仕事分野の学校運営・人材育成などに示唆深いお話を聞くことができました。明日午後は、アクティブラーニングに取り組む都立高校を訪問します。
 ※キャスト・ゲスト:夢の国・TDRでは、パークすべてがステージ、お客様はゲスト、従業員はキャストと呼んでいます。

  H27.7.24.(金) 鴻陵生の夏(3) 進学補講
 
          ぎっしり熱気の夏季補講              理科研究部 高大連携事業

 今週から始まった夏季進学補講。朝9時から夕方18時まで5コマ(一コマ90分)の時間割が組まれています。その中で、今日は3年13講座、2年2講座、1年4講座が行われました。そのうち1年の1講座は先生のご好意と生徒の気合で朝7時20分からです。どの講座も先生・生徒の熱気と真剣さあふれるものです。3年のある講座は生徒の希望者が多く、40人が基本キャパの教室に机やいすを持ち込んで70名近くで行っていました。狭くなったスペースで肩寄せ合って一生懸命勉強する姿は、感動的でもあります。人が多いと負けないぞという気持ちにもなるし、ハングリーな中で頑張ったいい思い出になると思いました。何名かは机なしで膝の上でプリントを開いていましたから。頑張れ。いいこときっとあります。
 一方部活では、理科研究部生物班(先日小学生に工作教室を開いたのは同部物理班)が高大連携事業。千葉大学大学院園芸学研究科の野村昌史教授と3名の院生・学部生がお出でになり、教授から昆虫基礎と擬態の講義を受け、本校生物班からは日頃のビオトープの取組みの発表等を行いました。生徒にとって、内容とともに研究職という職業モデルのイメージが今後の学習モティベーションアップにつながれば幸いだと思います。外部活の野球部。午前中グランドを他部が使っている間、狭い校地の中を工夫しながら練習。校舎の陰で(ネットゲージを作って)マシンによる捕手のキャッチング練習。「いきまーす」というマネージャーの掛け声が校舎裏に響きます。駐車場の車の間では、ランナーのスタート練習。与えられた環境の中で本当に良く工夫して頑張ってます。秋季大会の予選組み合わせ抽選は早くも来週末です。きっといいことあります。頑張れ。
 
  夏季進学補講 膝の上で..   夏季進学補講 アットホームに  1年夏季補講 午前8時前です
 
    野球部 「いきまーす」      車の間を縫って 工夫して     朝スズメの雛が駐車場に
                                            カラスに攻撃されないよう、
                                            草むらに移動させました。

  H27.7.22.(水) 鴻陵生の夏(2) お兄さんお姉さんと学ぼう
 
          小学校 学習指導補助                小学生 理科工作教室

  鴻陵生の校外活動。県教育委員会の「お兄さん・お姉さんと学ぼう事業」の指定を受けて、今週から鴻陵生の小中学生への学習補助活動が始まっています。今日は、国府台小学校と市川第一中学校の様子を見に行きました。将来教職に就くことを目指している参加生徒が多く、数学の課題に取り組む小中学生に非常に真剣な眼差しで学習補助活動を行っていました。また、理科研究部物理班の生徒は、20名余りの小学生を募集して本校で「理科工作教室」。20人を時間で5,6人ずつの4回に分け、レンズの特質を生かした「望遠鏡の製作」の講座。物理班の生徒は、9時からの第1回目はだいぶ緊張して説明していましたが、最後の4回目(午後3時から)はだいぶ慣れてスムーズでした。どちらの取り組みも、人の役に立ちつつ大いに自分たちの勉強にもなっているようでした。本校としては、地域貢献とともに生徒のキャリア教育として位置付けています。
 校内では、文化祭で食品関係の企画を行う2年生が調理の試作会。体育館では、合宿最終日の女子バレー部、大会が近いバドミントン部などが、気合いの入った汗を流していました。
 
                小学生算数教室                     中学生学習補助
 
      中学生学習補助                理科工作教室   できた望遠鏡から見ると..
 
              文化祭向け 調理試作会
 
                 バドミントン部                       女子バレー部

  H27.7.21.(火) 鴻陵生の夏(1) 初日
 
     午前8時 演劇練習 江戸川堤にて          午後3時半 進学補講 英語

 3連休を経て今日から本格的な夏休み。勉強・部活動・行事(今は鴻陵祭)、すべてに力を注ぐ(3兎を追う)鴻陵生の夏。忙しい中に充実したものになってほしいと思います。また、そのどれもが生徒単独で行うものはなく、すべて先生方が関わります。“夏休み”とはいっても、先生方も忙しい毎日となります。疲れをとったり、リフレッシュしたり、と長期休業の一つの役割をつい心配してしまうほどです。通常の部活動等に加え、例えば今日は1~3年全学年での夏季補講の始まり(昨日の休日から始まったものもあります)、市内4小中学校への指導体験教室(国府台小、中国分小、市川小、市川一中)、部活合宿では校内で女子バレー、校外で硬式テニス・吹奏楽。男女バスケットの練習は、午前中幕張の海岸でトレーニングしてから午後帰校して体育館で練習、という具合。
 生徒も先生方も、事故なく、充実して、それでいて疲れをとってリフレッシュ。欲張りな思いで夏休みに入りました。
 
     生徒会室等大掃除         図書室 蔵書点検     先生が、廊下のブルーシートの補正
                                          (文化祭用。美化委員が張りました)

  H27.7.17(金) 3兎を追う鴻陵生
 
                             全校集会

 今日は夏休み前の最後の全校集会(3学期制なら終業式)。先立って、この夏に全国大会に進む書道部・ボート部の壮行会、各部の賞状伝達(陸上部、弓道部、フェンシング部、演劇部、吹奏楽部等)を行いました。
 全校集会での私の話は、この3カ月半を振り返っての講評と18歳選挙権について、でした。まず、「3兎を追う鴻陵生」のこの3カ月半。1匹目の兎・学習:昨年と比較して2点急上昇。一つは授業姿勢・集中度が格段に良くなった。二つ目は+アルファへの学習意欲の向上。この夏の進学補講の参加者延べ人数784名の驚異的な数字(在籍数972名)。夏の勉強合宿は、一部抽選しなければならないほどの希望者数。学ぶ姿勢と学習意欲と、一層向上しています。2匹目の兎・部活動:加入率90%。全国大会・関東大会への出場チーム・選手が増え、ほとんどの部が県大会出場の高レベル。十分でない練習環境の中で良く頑張っている結果です。本日の千葉日報新聞の高校野球の記事を紹介しました。昨年の優勝校・東海大望洋高校の相川監督が先日本校野球部に辛勝しての言葉「望洋を倒すという『気迫』があった」。気持ちが大切、の具体例です。3匹目の兎・行事。9月上旬の鴻陵祭に向けて頑張ってほしい。生徒の65%が改善を求めた昨年のアンケート結果を踏まえ、今年は夏休み明けに区切りとして「(夏休みの)課題テスト」の日を設けました。例年に比べ、一つの区切りが入る。鴻陵生はそのような変化で何が必要か、どんな工夫が必要かを考えて、柔軟に創造性を持って対処していく。私はそう信じている。頑張って例年以上のクオリティ高い文化祭を作り上げてほしい、と。最後に、来年夏の参議院選挙から実施される18歳選挙権について。権利を行使する事は大切だが、もっと必要なのは権利と表裏一体にある責任や義務を果たせる人間になること。自分の責任を果たさない人間が権利を振り回すことは過ちだし、責任・義務を果たすしっかりした人間が権利を行使することで本物を見分け、良い選挙・良い政治になる。今は、「3兎を追う高校生活」を送り、しっかりした自分を作ることが大切である、と。
 明日から44日間の鴻陵生の夏。みんな、頑張れ。

  H27.7.15(木) 784
 
                       真夏の青空が広がりました

 夏休みまであと3日。今日も5時間授業を行いました。考査と夏休みの間にある短い期間の授業なので、内容・進度等先生方も工夫しながらやっています。連日30度を超す毎日ですが、冷房(PTA設置)のお陰もあって生徒は非常に集中して取り組んでいます。
 夏休みを控え、夏季進学補講の開講講座・参加生徒数がまとまりました。講座総数33、生徒延べ人数784名。延べ人数とはいえ、生徒数972名の学校において驚異的な数の参加生徒数だといえます。数だけで本校生徒の意欲が伝わってきます。内訳は、3年:21講座に501名、2年:6講座に90名、1年:6講座に193名。半年後に受験を控えた3年生が多いのは当然としても、1年生の193名は目を引きます。1学年フロアに張ってあるポスター「Strike while the Iron is Hot !!」(5/14既報)の先生方の呼びかけが、生徒の中に浸透しているように思います。今は「3年の計は1年次にあり!!」のポスターが加わっています。3年後が楽しみです。夏休み。勉強に、部活に、後半は文化祭準備に、頑張って。
 3年生には今日『3年進路だより第6号 夏休み増刊号』が発行されました。特集は、各科目担当の先生に聞いた「夏休み最低限やるべきこと」。各教科の必須学習事項、参考書や問題集の紹介等微に入り細に入り書いてくれています。特に感動的なのは、例えば国語で①文法・単語が不十分な人、②問題集に入る前に読解のコツを学びたい人、③そろそろ問題演習に取りかかりたい人、など各生徒の学習到達状況に応じての適切なアドバイス。数学なら、①センター数学得点率50%未満の人、②50~70%の人、③70%以上の人、等となっています。こんなに丁寧に教えてもらって。いつやるの、○○でしょ、とちょっと古い流行語を思い出します。3年生にとって勝負の夏。頑張って。 
   
        3年英語               1年フロア              3年国語


  H27.7.13(月) 野球部 強豪追い詰める
      
            エースの快投                   チームワーク

  2期制の本校は、夏休み前の今週は授業となります。今日は、3学年とも校内実力テスト。1,2年は英数国、3年は英国に加え選択科目で文理に分かれます。実力テストは、受けるだけでなく、その後の自己採点・間違い直しが大切です。3年進路だよりに「模試、模試、噛めよ、噛め3回」と面白い表現がありました。効果的なテストになってくれることを祈ります。
 一方、野球部は夏の大会・2回戦。習志野市の秋津球場にて、昨年の優勝校・東海大望洋高校と対戦しました。1回戦に続きエース・鈴木が相手強力打線を5回までノーヒットに抑える好投を見せ、また守備もたびたび好守で支えて8回まで0-0。試合経過からして互角以上の戦いをしました。こちらが終盤のチャンスにあと一本が出なかったあと、9回裏2死1.3塁から相手打者によるセンター・セカンド・ショートの間にポトンと落ちるポテンヒットでサヨナラ負けを喫しました。本当に悔しい敗戦となりました。しかし、恵まれないグランド環境の中、努力と工夫によって素晴らしいチームに育ち、私立の強豪校に一歩も引けをとらない堂々と立ち向かった鴻陵球児を誇りに思います。やればできる、の勇気をもらいました。指導者も含め、本当によく頑張ってくれました。ありがとうございました。また、朝から気温30度を越す中、応援団・吹奏楽部・野球部OBそして保護者の皆さんが、今日もスタンドから熱い熱い応援を繰り広げました。チャンスで、ピンチで、一緒にメガホンを振っていてほんとに一体感を感じることができました。皆さん、本当にお疲れ様でした。野球部や応援生徒からもらった勇気と元気で、また頑張りましょう。
 
 
   

  H27.7.11(土) 野球部 初戦突破
   
         勝利の校旗掲揚・校歌           グランド・スタンドが一体になって

 7月11日(土)、柏の葉公園野球場にて夏の高校野球・千葉大会の1回戦があり、本校は佐倉東高校を「2-0」のシャットアウトで破りました。エース・鈴木が三振の山を築き完封。鴻陵打線もチャンスを確実にものにしました。また、伝統の有志応援団と駆けつけてくれた先生方の熱い熱い応援。試合前、選手たちが応援団のスタンド近くに来て気合いの声出しをし、まさにグランドとスタンドが一体化して試合に入る様が心熱くなる光景でした。試合終了後、勝利チームの栄誉を讃えて校歌とともに校旗掲揚が行われ、選手もスタンドも、校歌を大声で歌いました。日々コツコツと努力を続ける選手の敢闘と応援する生徒たちのおかげで、すばらしい瞬間を共有することができました。次の試合は、7月13日(月)・秋津球場にて私立の強豪・東海大学付属望洋との対戦。相手に不足はありません。鴻陵魂の見せ所です。頑張れ鴻陵球児。
     
     
                     試合後の応援団と野球部の互いの挨拶

  H27.7.8(水) 君たちの夏を応援しています
 
         『3年 進路だより』 第5号                  朝練 野球部
 
 試験明けの今日、『3学年進路だより 第5号』が発行されました。メインタイトルは「自信を持って前を見る!」 6月実施のマークシート方式模試の結果が返ってきました。どこが自信を持つ根拠か。それは、飛躍的に進学実績が伸びた今春卒業の先輩たちの数字と比較して、今年度3年生は多くの科目でさらに成績が上回っていることです。一方、進路だよりの内容は「夏休みが勝負」につきます。鴻陵生3年生にとって、受験勉強と鴻陵祭準備の両立が伝統です。そのことについて、こんな文章が綴られています。「鴻陵祭準備を、つらい受験勉強からの逃げの道具に使ってはいけません。そんなことに使ったら伝統ある鴻陵祭に失礼です。苦労して両立してこそ価値ある鴻陵祭になるのではないでしょうか。両立のため、今一度、自分たちの生活サイクルの中に無駄な時間がないかどうか見直してみてください。君たちの夏を応援しています。」 その3年生は放課後、学年集会。夏の過ごし方に、進路部長からは喝とエールが、若い3年進路担当からは部活と勉強の両立についての体験談がありました。頑張れ鴻陵生。
 同じく試験が開け、部活再開。多くの部活動で朝練習も始まりました。野球部は相当早い時間から朝の自主練習が始まりました。夏の大会はいよいよ7月10日(金)開幕。そして、本校は7月11日(土)に佐倉東高校と初戦です。試験の勉強疲れをとり、ベストのコンディションで試合に臨んでほしいと思います。頑張れ、鴻陵球児。君たちの夏を応援しています。

  H27.7.6(月) 第2回考査3日目
 
          考査3日目 雨の一日              自転車通学はカッパ着用厳守です 
 
 梅雨らしい天候が続きます。一日中雨模様でした。考査3日目。学年ごとに日程がばらつき、1年生3教科、2年生2教科、3年生(選択の関係で)最大4教科組まれています。3年の「数学Ⅲ」はテスト時間80分。微分・積分・複素数平面など難しい分野を学ぶ理系生徒の科目です。複素数平面などは、昔は大学で習う内容でした。頑張れリケイ生徒。今日も考査は無事終了しました。あと一日。頑張ろう。
 先生の話題です。芸術科(書道)の後藤先生が、篆刻部門で第67回毎日書道展のグランプリ(会員賞)を受賞しました。全国26名、県内3名の快挙です。書道部は、生徒が内閣総理大臣賞を受賞したり全国高校文化祭へ県代表で出場するなど活躍が続いていますが、師弟で高いレベルの取組みをしています。さらに頑張って欲しいと思います。また生徒が帰った午後、先生方はコンピューター室で情報関係の研修会を行いました。この3カ月で3回目の研修となります。
           
             7月6日付け「毎日新聞」          職員研修

  H27.7.2(木) 第2回考査一日目
 
               集中                    職員玄関前のアガパンサスの花 
 
 今日から第2回定期考査が始まりました。一日3時間。3学年とも「英語」のテストから始まりました。
  1年:英語表現Ⅰ、化学基礎、家庭基礎
  2年:英語表現Ⅱ、世界史B、保健
  3年:英語表現Ⅲ、化学or日本史B、物理探求or地理研究
 朝早くから学校に登校して自習している生徒もたくさんおり、一時間目に突然の豪雨がありましたが、みんなよく集中して頑張っていました。
 中高連携を進めるお隣りの市川一中は今日「オープンスクール(授業公開)」。2年生対象の「命の学習講演会(助産師さんによる講演)」と7月下旬から始まる総合体育大会に向けた「壮行会」を拝見しました。壮行会は、すべてを生徒が取り仕切っていて、また決意表明も立派で素晴らしいと思いました。決意の目標は、全国大会出場から市内ベスト8と言うものもあれば、「不撓不屈」という精神の表明もありました。各部活でレベルや個性があっていいと思いました。こういう子供たちが来春高校へ入学してくるのだとしみじみ思いました。
 4月から6月までの鴻陵生の活動をまとめた『国府台通信NO1』は、下記pdfファイルをクリックするとご覧になれます。

 pdf 『国府台通信 NO1』

 
                        市川第一中学校 壮行会

  H27.6.29(月) 鴻陵生・鴻陵先生 誉められる
             
                     世界史の昼休み補講
 
 今週は木曜日から第2回考査となります。試験週に入り、生徒の顔つきも一層引き締まっているように思います。夏休み前に、精一杯頑張って悔いを残さない学習をしてほしい。上の写真は、昼休みの理科講義室。でも、内容は3年・世界史の進学補講。野球部を始め、放課後部活が続いている3年生のために開講されています。いろいろな教室で生徒が活動しているため、理科の部屋で社会の補講。先生も生徒も熱いです。
 今日は、県教育委員会の方がお出でになり授業を参観していただきました。たくさんの授業を見るため一つ一つの授業の見学の時間は短いものでしたが、生徒の取組みや先生方の教え方等、本校の様子をよく見ていただきました。意欲的で集中力ある生徒の学習態度、力のある先生方の授業等、ものすごく良い評価をしていただきました。私自身も一緒に回っていて、どの教室どの授業も、熱い先生と熱心な生徒で良い授業を作り上げていたと思います。廊下等で生徒がよく挨拶出来ること、ベテランの先生が若い先生に後ろ姿で教えるかような元気いっぱいの授業の姿、等うれしい感想も聞かせていただきました。
 先週木曜日の芸術鑑賞会の際には、劇団の方から生徒の様子を激賞していただきました。鴻陵生、この頃外部の方によく誉められています。うれしいですね。

                        本日の 熱い「授業百景」
 
         保健                 家庭基礎               英語
 
          英語                 日本史            数学Ⅲ(選択で少人数)
 
           英語                 生物                 化学 

  H27.6.27(土) アクティブラーニング
 
         熱気ある研修会でした                     資料 
 
 土曜日。試験前の休日で生徒は一生懸命試験勉強しているかと思います。今日は、千葉県総合教育センターで開かれた「新しい学び」を学ぶ研修会に本校の2名の先生と参加しました。県内各地から50名ほどの先生方の参加がありました。研修の中心は「アクティブラーニング」。生徒の「能動的な学び」と訳されます。日本の伝統的な講義形式の授業から、生徒が能動的に学んでいくような指導方法が求められるようになりました。学習意欲や既習事項の定着率の向上、そして求められている「思考力・判断力・表現力」の育成に効果的とされています。次期学習指導要領策定過程で話題になっている用語です。今回は、埼玉県教育委員会の取組み紹介と実際の体験、県内3校の実践報告等、中身の濃い研修でした。大学受験をする生徒がほとんどの本校において、引き続き講義形式でたくさんの教育内容を教授していくことが基本となると考えていますが、ちょっとした工夫で生徒の「アクティブラーニング(能動的な学び)」を引き出せるように感じました。意欲を喚起し、しかも知識の定着率を上げる上で、必要な学修要素だと思います。
 最近『残念な教師』という変わった書名の新書が書店に並んでいます。書中、「学ばない教師」と言うのが「残念」な要素の一つとして指摘されていました。そんな中、休みの日に学びに集まる多くの先生方を見ていて、頼もしく感じました。

  H27.6.25(木) ベニスの商人
               
             生徒会から感謝の花束(この場面の撮影の許可を受けました)        
 
 今日は1,2時間目の授業を行い、その後昼食・移動して午後から市川市民会館にて「芸術鑑賞会」。3年に一度の行事で、今回は劇団・芸優座の「ベニスの商人」の鑑賞。シェークスピアの名作喜劇です。開会の挨拶で生徒に2点話しました。①この行事の目指すところは、本物を見て感動する心、本物を見る目を養うこと。テレビやスマホ等の画面で見るのと違い、リアルな生の舞台の迫力・躍動感、厳しい鍛練をしているプロの優れた技などを味わうこと。そして、芸術一般(演劇、音楽、美術、古典芸能等々)に親しむ入口となって欲しい。②芸術は、表現する者(送り手)と鑑賞する者(受け手)両方の共同作業があって成り立つ。みんなの視線、息遣い、反応等々、それらが役者さんやスタッフの最高のパフォーマンスを引き出す。一流の芸には一流の観客が必要です。しっかり鑑賞しよう、と。「ベニスの商人」は、500年ほど前のイタリアを舞台にした戯曲でしたが、人間関係、感情の機微など、今に通じるものばかりで、2時間弱の時間を感じさせない素晴らしい熱演でした。終了後、責任者の方にお礼を申し上げに行った時、これ以上ないという表現で本校生の聴く態度を誉めていただきました。真剣に聞く態度や、面白いところで笑う反応の良さなど、本当に役者冥利に尽きる観客でした、と。確かに、演技中に物音一つしない集中度や喜怒哀楽への反応の良さ等、鴻陵生は素晴らしい生徒集団だと改めて感じました。閉会後、美化委員の生徒が丁寧にゴミ・忘れ物の確認をしてくれていました。これも素晴らしい。
 開演前の移動中、突然の大雨に濡れた生徒も出ました。終演後、市民文化会館を出ると雨後の爽やかな青空。楽しく充実し、清々しい午後の時間でした。
 
 開演前(演技中は大変な集中力)     手作りパンフレット       閉演後の美化委員の活動

  H27.6.22(月) アスリートよ、ペンを持て!
   
    ビジュアルな板書の世界史          中庭            『3学年進路だより』第4号  
 
 陸上部のほかにもこの週末、いくつもの部活動が県大会でした。結果は次のようになっています。なお、弓道部では国体選考に男子部員が一人残っており第2回考査後に試合が控えています。
  ○柔道部男子団体 4回戦進出(ベスト16)  ○剣道部男子団体 県大会ベスト32 

 各部活動で、3年生にとって最後となる大会が終わっていきます。今日、『3学年進路だより』第4号が発行されました。メインタイトルはタイムリーに「アスリートよ、ペンを持て!」。こんなQ&Aが並びます。「Q:部活を引退したのですが、目標が定まらず勉強のモティベーションがあがりません。どうしたらいいのでしょうか?」「Q:スポーツは大好きなのですが、勉強が嫌いです。それでも本格的な受験勉強が出来るのでしょうか?」等々の部活頑張り屋さんの悩みに対して、とても丁寧なAが載せられています。そして、最後のメッセージの一部を転載します。「厳しい練習に耐え、心臓が爆発しそうな緊張感の試合を経験してきたアスリートの皆さん。皆さんは自分でも気づかないほどたくましい心身に成長しているはずです。そのたくましい心身でこれからの半年間の試練に、勇気を持って立ち向かってください。きっと物凄い力が・・・」勇気と力をもらうメッセージです。3年生の保護者の皆さん、お子さんから受け取ってぜひご覧ください。42年前、高校野球を終えた私に監督が「これから、バット持つ手を鉛筆に替えて頑張れ」と励ましてくれたことを思い出しました。

  H27.6.20(土) 陸上部 関東大会
 
            女子やり投げ                   8種競技 走り高跳び  
 
 陸上部は金・土の2日間、山梨県甲府市で関東大会でした。今回、女子やり投げと8種競技(男子)の2種目で出場です。ともに入賞には至りませんでしたが、大きな大会で精一杯の力を出し切ったと思います。やり投げの江嵜さんはまだ2年生。今回の関東の強豪との競り合いの中で、さらにレベルの高いものを目指す糧を得たかと思います。8種競技は、1日目:100m、走幅跳、砲丸投(6kg)、400m。2日目:110mH、やり投、走高跳、1500mの順番で行い、各種目を点数化した総合点で競います。総合的な身体能力に加え、体力と精神力がものをいう競技です。最後の1500mは、2日間頑張った末の意地の勝負のようでした。3年生男子の山下君、良く頑張りました。最後まで全力で立ち向かうところに感動しました。鴻陵生が関東の大きな舞台で躍動する姿は、大変誇らしい思いです。また、土曜日は3年生の部員がはるばる甲府へ応援に駆け付けてくれました。2人も力強かったと思います。皆さん、お疲れ様。
 
     女子やり投げ         8種競技 400m         8種競技 110mハードル
 
     8種競技 1500m                       応援団

  H27.6.18(木) 演劇部
 
        気持ちを「言葉」にできない             心の中の5つの葛藤を演じる       
  
 時折豪雨になる不安定な天気の一日。午前中授業、午後面談の日程が明日まで続きます。保護者の皆さま、足元の悪い中ありがとうございます。
 6月も後半になってくると、運動系・文化系ともに3年生にとって最後の大会が続きます。先週末、男女バスケット、女子バレーが県大会でした。さすがに予選を勝ち抜いてきたチーム同士の対戦だけに、女子バスケットの1勝以外は初戦で惜敗となりました。しかし、どの部の試合も相手が上位に勝ち上がっていくチームだったので、悔いのない戦いができたようでした(悔しさはあるわけですが)。そんな中、昨日女子バスケットボール部のキャプテンが締めくくりの挨拶に校長室を訪れてくれました。この一年いろいろ苦労しながら素晴らしいチームに成長してきたと思います。私もわずかに相談に乗ったりしたことがあったので、二人で話している時に思い出してジンときてしまいました。本当にお疲れ様。
 今日は、演劇部の地区発表会が市川市文化会館でありました。地区内8校が参加しました。本校の出し物は、主人公の思春期の真理を、重層的な演出と演技で描くとてもレベルの高いものでした。途中、複雑な親子関係・複雑な心理描写が極まる場面では思わず目頭が熱くなりました。専門の指導者がいらっしゃらない中で、生徒たちが自分たちで演技を研究して作り上げたことがなお一層素晴らしいと思います。専用の練習場所を持たない中、通し稽古は体育館部活が終わってからという環境の中でよく頑張りました。結果は、団体の最優秀賞にあたる作品賞を筆頭に舞台美術賞、照明賞を獲得し、個人では最優秀賞、優秀賞を取るなどダントツの評価を得ました。おめでとう。そして、3年生の皆さん、お疲れさまでした。
 
                         舞台を縦横に使いました       舞台を支える裏方      
    
                   ラストのキャスト紹介で勢揃い

  H27.6.16(火) ナイゲンカイギ
 
             内容限定会議                   地区高校美術工芸展  
 
 今日から放課後(面談期間は午後から放課になります)、鴻陵祭(文化祭)へ向けた「内容限定会議(通称:ナイゲンカイギ)」が始まりました。各発表団体が詳細なレポートをもちより、企画を確認し合います。生徒会や文化委員会が主催し、長く続く自主的な取り組みです。長時間の会議となりました。生徒はよく頑張っていました。
 また、日曜日から3日間の予定で市川市文化会館にて「地区高等学校美術工芸展」が開催されています。今日はその最終日。夕方覗いてみました。地区展は、部活動のみならず授業作品も展示し合い、モチベーションアップとしています。技量的な巧拙は多少あるのかもしれませんが、発表の場を持って芸術作品に取り組むというのは、どの生徒にとっても大切なことだと思います。本校のブースには、授業作品や美術部の長野合宿での作品などが並び、どれも素人目にもとても良い仕上がりに感じられました。
   
                 第25回 市川・浦安地区合同高校美術工芸展

  H27.6.15(月) 千葉県民の日
 
           保護者面談週間                       陸上部
 
 6月15日は千葉県民の日。1873年(明治6年)6月15日、木更津県と印旛県が合併して千葉県が誕生したことを記念して制定されました。「県民の日を定める条例」に規定されている通り、本校も生徒は休業日としています。
 今週より保護者面談週間に入っています。今日は生徒休業日なので、一日保護者の方がお出でになっていました。ご苦労様です。各学年で今必要とされる、タイムリーな内容になっていると思います。部活引退した3年生は自宅学習だと思いますが、1,2年生の多くの生徒は、午前中から部活動。平日の日中練習が出来る日なので、陸上部・野球部・ソフトテニス部等が隣りの国府台スポーツセンターを借りて、梅雨の晴れ間の晴天の下のびのび練習していました。
 週末、フェンシング部はインターハイ予選。男子団体3位、個人種目で、エペで準優勝、サーブルで第3位という素晴らしい成績でした。惜しくもインターハイにはいけませんでしたが、2年生中心の若いチーム。今後が楽しみです。その他の部の結果は後日に。
 
      野球部 球場練習                      陸上部
 
                 ソフトテニス部
 
               フェンシング部インターハイ予選(6/13.14)

  H27.6.13(土) トウキョウサンショウウオ 故郷に帰る
 

 土曜を利用して、理科研究部の生徒3名と理科の川北先生が、生徒たちが育てたトウキョウサンショウウオを生地・千葉県匝瑳市の水路へ帰しに行ってくれました。以下、写真とともに川北先生の報告です。今回、本校生と市川一中生が幼生から育てた248匹を帰すことが出来ました。今年は少雨で現地では水不足のため、数が激減していたので貴重な放流(?)となりました。陸に上がるまでに育った彼らは、それぞれお気に入りのすみかを見つけて何年か後には「卵」を産むのだと思います。そしてその卵を鴻陵生たちがまた育てて・・・と、絶滅が危惧される種に良い循環が続いていきます。今回の育成エピソード。家庭で。お父さんが水替えの時うっかり流しで流してしまった。お父さんから「子供がやってしまったのではないのです」という丁寧な謝罪の手紙をいただきました。また、学校への返却の時。育てたトウキョウサンショウウオと別れがたく涙を流す生徒。その生徒、別れる決心をした時に先生へ「必ずちゃんと水路へ帰してくださいね」との念押し。素晴らしい取り組みになりました。トウキョウサンショウウオたちは、東総地区の水辺の草むらで頑張って生きてくれるでしょう。皆さん、お疲れ様でした。
 

  H27.6.12(金) トウキョウサンショウウオ集合
 
       登校時に持参                  トウキョウサンショウウオ
 
 2年の理科「生物基礎」は、授業の一環で約320名の2年生全員が約2カ月間各家庭でトウキョウサンショウウオを飼育します。4月下旬に始まって、今日は育った成体が学校に帰ってくる最終日。小雨の中、登校する多くの生徒の手には、トウキョウサンショウウオの入った透明のビン。絶滅危惧種の生物を、幼生時の水中生活から成体時の陸上生活へと育てて自然の中へ帰すという、本校で10数年続く生物・環境教育の取り組みの仕上げです。夕方、連携している隣りの市川一中で育てられたものと合わせ、明日(土曜日)千葉県東総地区の池に帰しに行きます。飼育日誌等の課題もあり、中高校生ともによい実物教育となっています。
 朝練を見に体育館へ行きました。男女バスケット部と女子バレー部が練習をしていました。3部ともに明日からいよいよインターハイ予選の県大会です。3年生は最後となる大会。勝負事なので、勝敗が大切です。また、勝敗を越えて悔いのない戦いをすることがさらに大切です。頑張って。
 
       男子バスケット            女子バレー         平成27年度 『進路のしおり』

 今年度版『進路のしおり』が発行されました。学習について、進路情報について、過去のデータ、先輩の体験談等々、豊富で充実した内容です。生徒たちにはしっかり活用してほしいと思います。『しおり』の巻頭言。下記pdfファイルでご覧になれます。

 pdf.『進路のしおり』巻頭言

  H27.6.11(木) 生徒会役員立ち会い演説会
 
                         生徒会立ち会い演説会
 
 6時間目は体育館にて、生徒会役員立会演説会。会長候補以下たくさんの生徒の立候補や応援の演説の弁が続きました。みんな国府台高校向上のために、熱い気持ちをもっているのだと感じました。また、人の役に立ちたい、自分を成長させたいなどの観点もありました。今日は今年度第1回目の※「開かれた学校づくり委員会」があり、委員の方には授業参観とともに生徒の立会演説の様子も見ていただきました。1000人近くの生徒の前でしっかり考えを述べる生徒、それをしっかり顔をあげて聴いている生徒。なかなか素晴らしい、という感想をいただきました。国政選挙では「18歳選挙権」も決定的となり、来年夏の参議院選挙で今の高校3年生と2年生の一部が国政投票する事も現実味を帯びました。生徒会役員選挙等、公民としての自覚をより強くしてほしいと思います。

 ※「開かれた学校づくり委員会:地域の代表の方々へ、学校の説明をしつつご意見をいただく委員会。
                    今年度は、自治会、学校、警察等の地元機関そしてPTA代表の皆さん
                    で構成して頂いています。
 
   開かれた学校づくり委員会         授業参観           立ち会い演説会参観

  H27.6.10(水) 第1回校内模試
 
       3年校内模試                1年体育・初任の先生の研究授業
 
 1,2年生は平常授業。3年生は、大手業者のマーク式模試を使って今年度第1回目の校内模擬試験を行いました。文系は国英社、理系は数英理が必修。その他選択でそれ以外の科目を受験する生徒もおり、終わりの時間は少しばらばらになります。センター試験に備え、自己採点練習も行います。これから9月まで3回の校内模試を行い、モティベーションアップや実力確認をはかって行きます。頑張って。今日もみんな真剣に受験していました。努力が報われていくことを願っています。
 教育実習生に加え、初任の先生の研究授業も行われています。今日は体育の初任の先生の授業を見学しました。18時間かけて習っていくバレーボールの授業の、11時間目にあたる日でした。二人一組でアタックのラリー練習がメイン。驚いたのは、生徒たちが「みんなうまい」ことでした。レシーブ→トス→アタックの3技術をお互いに繰り返してラリーするのですが、とにかく「みんなうまい」。授業後先生と話していてわかったことは、「みんなうまい」理由は、ここまでの10時間、基礎的な技術(アンダーパス、オーバーハンドパス等々)を地道に練習・習得してきた結果だということ。それらは、試合に比べれば面白くはない練習。しかし、それをコツコツ練習して身につけてくると、やがて「うまく」なってバレーの試合がみんな楽しめるようになる、というわけです。きっと、試合中心だったらうまくなれなかった生徒もいたと思いますが、みんなが基礎を身につけ楽しそうにアタック練習をしているように見えました。ここまでくるのに大変だったかもしれません。基礎から計画的に学んで得るこういう実感は、バレーに限らず生徒に自信や「上達する秘訣」を体得させていますね。もちろん、勉強にも。初任の先生がここまでできるのも、それを指導する指導教官の教えかと思います。

  H27.6.9(火) 入梅
 
                       前庭をよみがえらせる入梅    
 
 昨日気象庁は、関東地方が「梅雨入りした(とみられる)」と発表しました。入梅。気候変動の実感が日常的になってきた昨今、日本の四季の変化が健在であるようなホッとする気分です。湿度の多い雨模様は必ずしも爽やかではありませんが、穀物の成長にも夏の水不足にも“恵みの雨”であることは間違いありません。生徒を迎える正門横の植え込みのアジサイが、今朝の雨の水滴に生き生きと輝いていました。
 教育実習も3週間目。今週は12名の実習生が研究授業を行います。指導技術的にまだまだ、は当然ですが、情熱のある授業を期待しています。それが教育の原点。技術は後から付いてくるものですから。みんな一生懸命やってくれていました。優しい本校の生徒達は、それを暖かい目をして受講していました。
 教室を回っていたら、3年生の廊下に「反省せよ!」のポスターが。まだ受験モードに切り替わっていない生徒が散見されるのでしょうか。文化祭(演劇)の練習に入り始めたクラスも出てきました。文化祭に燃える高校生は素晴らしい。一方、長い人生の中で今何をすべきかを冷静に考え、優先順位をつけて時間管理・スケジュール管理ができる生徒はもっと素晴らしい。頑張れ、鴻陵生。
 
                教育実習生の授業                   3年フロアのポスター    

  H27.6.7(日) 手応え
           
                     関東高等学校フェンシング大会    
 
 今日は栃木県宇都宮市でフェンシング部男子団体の関東大会。本校は県予選準優勝校として出場しました。一回戦は埼玉県代表の与野高校と対戦しました。残念ながら1-5の対戦成績で、二回戦へ進むことは出来ませんでした。しかし、本当に敢闘しました。チームを引っ張ってきた唯一人の3年生が急病のため欠場するという大アクシデントの中、2年生2名と1年生2名で力をあわせて3年生中心の相手校に果敢に挑みました。4人には大きな財産となる経験となり、これからの手応えをつかんだと思います。苦しい時こそ、力を合わせて乗り切ることが大切です。今度の週末は、再びインターハイ(高校総体)出場に向け県予選があります。3年生も復帰して悔しさを爆発させてくれるでしょう。頑張って。
 一方、ボート部は河口湖にて関東大会。男子シングルスカル、女子ダブルスカルともに、予選・敗者復活戦で敗れたとのことでした。こちらも、すべて2年生。次の大会への大きな手応えをつかんだと、顧問の先生からお聞きしました。頑張って。
 

  H27.6.4(木) 進路を考える
 
           1年道徳の時間・教育実習生の語り            1年 科目選択説明会    

 1年生の6時間目はLHR・道徳の時間。キャリア教育として自分の在り方・生き方を考える一助とするため、今教育実習中の実習生たちに各HRで自分の進路決定・高校生活・大学生活等々について話してもらいました。先輩の話を参考に、高校生活を悔いのない形で充実させてほしいと思います。引き続き7時間目は体育館に移動して、「科目選択説明会」。2年次に選択履修する理科の科目についての説明でした。2年生はこの理科2科目の選択だけなので単純ですが、3年生になるとかなり複雑になっていきます。進路をよく考えて選択しなければなりません。今回入学後2カ月での選択ですが、文系・理系、自分がどのような進路に進み、そのためには今何を学ぶのか等を真剣に考えるきっかけになればと思います。

  H27.6.3(水) ボート部インターハイ出場決定
 
                             雨の一日          

 水無月に入って3日目、雨の一日となりました。やや蒸し暑い日ですが、どのクラスも冷房を使わず自然風で勉強しています。体育館では1年体育。スポーツテストの種目「シャトルラン(持久力)」の計測を行っていました。音楽に合わせて体育館を88回往復します。リズムがだんだん早くなるところが難しい。みんな、自分との戦いに頑張っていました。
 今週末関東大会(山梨県河口湖)を控えるボート部は、先週末の別の予選大会で好成績を上げました。まず、高校総体(インターハイ)予選では、男子シングルスカルで6位入賞、女子ダブルスカルで優勝。7月末の全国大会(兵庫県豊岡市)出場です。また、国体予選では、女子ダブルスカルで優勝。7月18日の関東ブロック大会(埼玉県戸田市)に出場します。関東、全国というレベルの高い大会でそれぞれ実力を発揮してきてほしいと思います。
 午後からPTA役員の方と千葉県高等学校PTA連合会・総会へ出席しました。今年度は、本校会長・山田尚子さんが(順番として)県の役員もされます。また、本校PTAは、11月開催の県高P連研究集会での発表、12月開催の市川・浦安地区の研究集会の幹事校と大きな仕事が重なりました。大変ですが、子供たちの健全育成とPTA活動発展のため、力を合わせていきたいと思います。保護者の皆さま、よろしく
お願いいたします。
   
     1年体育 シャトルラン       2年英語 解答板書       千葉県PTA連合会総会 新役員

  H27.6.1.(月) 創立記念日
 
             1年 倫理                      水泳部 朝練

 今日から6月・水無月(みなづき)。梅雨の季節に水が無いわけではなく、無は「の」の意味で「水の月」の意だそうです。しかし、季節は梅雨期を越えひと足早く初夏になったようで、連日30度前後の日が続きます。水泳部は朝練習が始まりました。気持ちよさそうです。
 さて、今日6月1日は、本校の創立記念日です。昭和18(1943)年に市川市立中学校として創設された本校が、昭和25(1950)年4月に県立に移管し「千葉県立国府台高等学校」へ。市から県への移管祝賀式を行った「6月1日」を創立記念日としました。新生・県立高等学校というわけです。。今年は創立72年目ですが、国府台高校で学ぶ生徒は一貫して学業、部活動、行事の「三兎を追う学校生活」を送り成長してきました。創立記念の日に、来し方を思いやって新たなる決意の日にして欲しいと思います。今日は私からの生徒向け『鴻陵生へ(校長室だより)』NO7を発行し、生徒に呼びかけました。一人でも多くの鴻陵生が、記念の日に思い新たになることを期待します。『鴻陵生へ』NO7は、下記pdfファイルでご覧になれます。
 
 『鴻陵生へ』NO7 

  H27.5.29.(金) PTA総会
 
           保護者授業参観                  3学年 進路説明会

 今日は午後からPTA総会があり、それに先立ち午前中2時間を授業公開としました。参観いただいた保護者の方は約100名。例年、高校の授業はどのようなものか、ということで1年生の保護者の方が多くなります。生徒も先生方も、(いつも通り)しっかりした授業を見ていただき、保護者の方に安心いただいたのではないかと思います。お忙しい平日にたくさんの保護者の方にお出かけいただき、ありがとうございました。
 午後のPTA総会は、昨年度の活動報告等と今年度の活動計画等が議題でした。どれも滞りなく承認されました。旧役員の皆さん、本当にありがとうございました。また、新たに役員になっていただいた皆さん、一年間よろしくお願いいたします。楽しく、充実したPTA活動にしていきましょう。旧役員の方のご挨拶が心に響きました。複数のお子さんが国府台高校に入学され、11年前からかかわっていただいた保護者の方です。「11年前、新入生が入学前に受ける3月の説明会の段階で、髪の毛の色が緑色や赤色の子がたくさんいました。先生の話はほとんど聞いていない印象でした。それが今は...」と、ここ数年の本校の良い意味での変化を評価し、最後に「しっかりした学校生活の中で、勉強も部活も行事もすべて一生懸命やるのが鴻陵生だと思っています。我が子もその中で成長させていただきました」と締めくくっていただきました。長い間本当にありがとうございました。さらに頑張る決意を新たにさせていただきました。
 総会後は各学年に分かれて学年PTA。すべて進路がらみの講演会でした。1年生は何故学ぶのかを中心とした「キャリア教育」、2年生は「大学選びのポイント」、3年生は「大学入試の実際」。段階を追った、本校の「計画的な進路指導」を実感しました。各学年、100名以上のご参加があり、大変熱気にあふれた学年PTAとなりました。ありがとうございました。
 
         PTA総会           2学年 進路説明会         1学年 進路説明会


  H27.5.26.(火) いよいよ始まる鴻陵生の夏
 
                            避難訓練

 10:45。全学年第1回考査が終了しました。手応えはどうだったでしょうか。努力は嘘つかない。引き続き頑張っていきましょう。
 考査が終わって18分後、関東地方にM7クラスの巨大地震が発生しました。もちろん避難訓練の想定地震です。約1000人の生徒は、11:05からグランドへ避難を開始し8分前後で避難終了・点呼完了しました。まずまずです。教頭先生(浦安市の義務制出身)の講話。3.11の時は浦安市内の中学校にいて、地震による地面のうねり、地割れ、液状化で噴き出す泥混じりの水、津波警報... 4年前の記憶が臨場感をもって語られました。最近、地震や噴火の予兆が続いています。自助・共助の精神を確かめる機会にしたいと思います。
 全員が集まる機会が持てないので、炎天下の中でしたが関東大会出場選手の紹介をさせてもらいました。陸上部、フェンシング部、ボート部、それぞれ6月上・中旬に山梨県・栃木県にて関東大会です。試験も終わり良いコンディション調整をして、実力を出し切ってきてください。頑張れ。
 3年生はその後さらに体育館に入って学年集会。進路指導部長からの気合入れがありました。同時に「3年進路だより 第3号」も発行されました。タイトルは、「いよいよ始まる鴻陵生の夏 ~受験そして鴻陵祭~」 夏を過ごした先輩たちの声も特集されています。頑張れ、3年生。
 
      消火器使用訓練         帰宅方面別集合訓練       関東大会出場選手激励
 
    3年 進路だより 第3号      夏休みまでにちゃんと…

  H27.5.25.(月) 教育実習
 
          12人の教育実習生                  同窓会(鴻陵会)総会

 週明け月曜日の今日は考査3日目。学年ごとに科目と終了時間が異なる日程です。1年は2科目、2年は3科目、3年は文系3科目・理系4科目となります。理系4科目が終了するのは、午後1時近くになります。今日も頑張って。
 生徒は考査中ですが、今日から3週間の予定で本校卒業の12名の実習生による「教育実習」が始まりました。テスト中と言うこともあって授業がないため、少し講話の時間をいただきました。大学で中心的に学んでいることを聞いたところ、みんな鴻陵生の先輩らしく簡潔に的確にしっかり話してくれました。さすがです。私からは、母校とは言え生徒時代と教える立場との違い、生徒の年々の変化、皆さんにとって実習でも生徒にとっては教わるべき授業そのもの、等々の話をして、教材研究をしっかり行い自分にも生徒にも意義ある3週間にしてほしいと話しました。そして、教職の厳しさもやりがいもすべて感じてほしいと。3週間は長いですが、頑張ってください。
 昨日(日曜日)は、本校会議室で同窓会(鴻陵会)総会が行われました。30名ほどのご出席でした。活動として『会報』を作成していますが、卒業生1万3861名、海外にも21名分送付しています。その数と労力、すごいことだと思います。また、12年ほど前から在校生の活動を励まそうと3つの賞を創設していただいています。「鴻陵会賞(学業優秀者)」「皆勤賞」「功労賞(課外活動での顕著な功績)」。事務局長からは、創設当時ひとケタ台だった皆勤賞受賞者が昨年度は40名だったと、このところの鴻陵生の頑張りを誉めていただきました。総会で参考資料として配布されたものの中に、第3期生(昭和20年入学)の会報『国府台』がありました。今号で実に「第53号」。53年間発行し続けたわけです。ご年齢は80歳代になっているかと思います。すごいことです。総会では、役員や出席者の“高齢化”の話題も出ました。どの組織にも言える課題です。お力になれるよう頑張ろうと思いました。

  H27.5.21.(木) 考査1日目
 
             薫風の下                         真剣

 薫風の中、広がる青空のもと生徒は元気に登校して、今日から今年度第1回目の定期テストです。各学年で様々な教科・科目で受験していくわけですが、とりわけ3年生の2時間目は「選択科目」の試験のため科目数は4つあります(実践英語、漢文講読、日本史A、選択古典)。生徒は教室移動したりして受験しますが、滞りなく行われました。1年生は、入学後初めての高校での考査。どんなだったでしょうか。
 試験後、大会を真近かに控えている運動系部活動は少しの時間練習が許可されて、体を動かしていました。気持ちの切り替えを大切に、文武両道を期待しています。   

  H27.5.18.(月) 陸上部 関東大会出場
 
            中庭の白薔薇                 今日から衣替え移行期間

 定期考査の週となりました。木曜日から今年度第1回目の考査が始まります。3学年の『進路だより 第2号』が、今日発行されました。タイトルは、「受験生になる覚悟はできているか?!」 良い指摘がたくさんあり、生徒も納得して頑張れそうです。「誘惑の種(ゲーム、ギター、漫画・・)を封印し、その封印を解く日を楽しみに頑張れ」、「部活も鴻陵祭も頑張れ、その頑張りと同じだけ受験勉強も頑張れ」、「定期考査勉強を頑張れ、考査が終わってもそれと同じ勉強時間を毎日続ける。それが受験勉強ペースになる」
 週末、陸上部の関東大会の県予選がありました。たくさんの種目が地区予選を勝ち抜いて県大会へ進んでいました。次の2人が6月の南関東大会への出場権を獲得しました。
 ・山下広輝(3年) 8種競技 第4位
              ※8種(100m,走幅跳,砲丸投,400m,110mH,やり投,走高跳,1500mを2日間で)
 ・江岢明香(2年) やり投げ 第5位
 これで関東大会出場は、ボート部、フェンシング部、陸上部の3つとなりました。定期考査後の関東大会となりますが、両立させて頑張ってください。
 
     1年数学Ⅰ:二重根号      2年英語:3人ペアワーク     『3年 進路だより 第2号』   

  H27.5.15.(金) グッジョブ
 
                            2年 体育

 青空と適度な気温の下、体育の時間が気持ちよさそうに行われていました。ランニングからサッカーのゲーム。昨日から考査前1週間の部活動停止期間になっているので、体を動かしいい汗をかいたようです。
 今日は隣りの市川第一中学校のオープンスクール(授業公開)の日。初任の先生3名(英・数・体)とともに見学に行ってきました。来週末が体育祭の一中の体育は、集団行動の練習で大変気合が入り一糸乱れぬ行動と整列でした。中学生ならでは、の統制美を感じました。また、2年生の英語の授業はオールイングリッシュ(授業時間はすべて英語)で行われていて、生徒の「耳」は完全に英語耳になっていました。聴きとって英語で応え、先生から盛んに「グッジョブ(good job 良くできた)」を連発されていました。文法や読解をたくさんやらなければならない高校英語にそのままはあてはまりませんが、少なくとも中学時代にこのような英語をしっかり習ってきていることを高校の先生が理解しておくことは大切です。参観者にとって、有意義な「初任研」となりました。
 昨日進路指導部から4月実施のスタディサポート(実力テスト)の結果報告がありました。この6年間を比較しながらの資料で、新1年生は上位層が多くなってきています。年々、入試倍率が上がり実力のある生徒が増えてきている実感です。資料を読み説明を聞きながら、高校に入ってからその力を伸ばし、生徒の希望(夢)を実現させてあげなければと再確認しました。
 
                       初夏の陽気の今日の校内    

  H27.5.14.(木) Strike while the Iron is Hot !!
 
            1年フロア                          3年フロア

 廊下等に生徒を励ますポスターが張り出されています。それぞれ学年の特色が出ています。1年生のフロアは、「Strike while the Iron is Hot !! 1年の内に学習習慣を !!」。1年生。文字通り、鉄は熱いうちに打つことが大切ですね。また、3年生のフロアには3枚のポスター。「自分に厳しく! がんばれ!! 受験生」「ネクステは順調ですか? 今の努力が勝利につながるよ」(ネクステ=ネクストステージと言う名の英文法・語法問題集)「君のスマホからすべてのゲームを削除せよ ← この覚悟が受験生の覚悟」など。これを毎日見て過ごす効果は絶大だと思います。
 今日の6時間目のLHRは、1、2年生は「シスタークラス」の取組みを15分ほど取りました。本校伝統のシスタークラス。上級生が下級生(3年→2年、2年→1年)に、文化祭の取組みや勉強の仕方等についてアドバイスします。各クラスで選ばれた3名の上級生が下級生のクラスへ。文化祭のルールやちょっとしたアイデア、自分の勉強方法などためになる具体的な話で、聞く方の下級生も非常に熱心です。いい先輩後輩関係だと思います。勉強について話した女子生徒は次の4点を挙げていました。①予復習をする ②家庭学習習慣をつける ③授業態度をしっかりする ④英単はコツコツやる。どれも、先生方も言っていることですが、実際に先輩から言ってもらう効果は絶大だと思います。
 効果絶大、が2つ続きました。人生の「Strike while the Iron is Hot !!」 
 
       身振り手振りで           笑いをとりながら         私の勉強ポイントは・・    

  H27.5.13.(水) トウキョウサンショウウオ 2
 
                             台風一過

 台風(温帯低気圧に変わりましたが)一過の青空が広がり、一気に初夏の陽気に。雨に洗われた新緑の葉が、台風の残した風に揺れて一層鮮やかでした。
 放課後、市川第一中学校の先生が3名訪れてくれ、「トウキョウサンショウウオ」65匹を預かっていってくれました(4月22日に既報)。明日、中学生の希望生徒に分けるそうです。先生も何人か、飼育するそうです。約1カ月間家で育ててもらい、6月中旬に本校に帰ってきます。両生類のトウキョウサンショウウオはその頃、肺呼吸して陸に上がっていると思います。本校2年生は全員で行いますが、みんな「名前」をつけて可愛がり、学校に提出する時(つまり別れの時)泣く生徒も出るそうです。生き物を育て(時には失敗もあるかも)、命の大切さなどを実感してくれる機会になると思います。
 
                      理科部の生徒が担当してくれました          

  H27.5.12.(火) フェンシング部 関東大会出場
 
        3年:化学           2年英語:英作文板書        1年英語:ペアワーク

 GWが終わり平常授業も3日目となりました。今は、今年赴任された先生方の授業を中心に授業参観しています。理科で、初めて教壇に立った先生も約一カ月が過ぎて、いい意味でだいぶ慣れてきたように思います。初めは特に生徒によく聞くなどして、授業の深度やスピードがこれでいいかどうかなど、生徒の状況を確かめながら授業するようアドバイスしました。2年の英語は大ベテランの先生。英作文や仮定法の文法事項でしたが、色々な表現があり得る中で、答えた生徒が自信がつくような上手な誉め方をされていると思いました。一番大切なやる気、が出ます。別の1年の英語の授業は、聴く・話すに重きを置いたコミュニケーション英語。生徒はなれたもので、大変良く声を出しています。家庭科は、家族と家庭という単元でした。家族観・家庭観等の価値観・実態が急速に変わる社会の中での授業なので、なかなか苦労しながら説明をしていました。
 週末の部活動の主な結果は次の通りです。県大会、地区予選、いろいろです。
      ・フェンシング部:男子団体 準優勝で関東大会出場
      ・男子バスケット部:県ベスト16 
      ・サッカー部:県大会出場
 
             おめでとう  男子団体 関東大会出場

  H27.5.7.(木) 球技祭表彰式
 
                表彰式  球技祭を戦った思い思いのクラスTシャツで

 先週土曜日から5連休となったGWも終わり、平常授業が今日から再開しました。ほぼ晴天に恵まれたこの期間、部活動は校内練習に加え公式戦や練習試合がたくさん行われました。地区予選中のサッカー部は松戸六実高校を破り、週末に代表決定戦に臨みます。また、剣道部は明日からの全県オープンの予選大会のため、午後1時過ぎマイクロバスで安房・館山へ出発しました。頑張って来てください。
 6時間目に、先週末行った球技祭の表彰式を行いました。生徒会(体育委員会)行事なので、すべて生徒の企画・運営で行われました。球技祭自体もそうですが、表彰式も大いに盛り上がります。上級生は、表彰式のこの盛り上がりと感激を知っているので、試合当日により一層気合が入るのかもしれません。それくらい熱い表彰式です。男女6種目の優勝クラスは次の通りです。
   ・バレー女子:3-5 ・バレー男子:3-6 ・ドッジボール(女子):3-7 
   ・ミニサッカー(男子):2-1 ・バスケ女子:3-8 ・バスケ男子:3-2
 総合優勝は、優勝1、準優勝2の3つを勝ち取った「3年6組」でした。みんなの力を合わせた総合優勝、おめでとう。全体としてやはり心技体に一日の長のある3年生。6種目の3位までの計18の順位中12を3年生が占めました。下級生では、ミニサッカー優勝の2年1組が光りました。最後の実行(体育)委員長の挨拶にありましたが、来年は1,2年生が頑張る年。行事に燃える鴻陵生の伝統を受け継いでいきましょう。
 4月8日に実施した実力テスト・スタディーサポート(ベネッセコーポレーション)の結果が返ってきました。1,2年ともそれを題材にした「進路だより」が今日発行されました。このテストは、国数英のテスト成績のみならず、家庭学習時間や学習習慣についても集計してくれます。「だより」も言っているとおり、1,2年生の皆さんは、毎日コツコツと、が大切です。1年生は、球技祭表彰式のあとそのまま学年集会を行いました。学年主任から、今を大切にすることやみんなで頑張る雰囲気の学年集団を作ろうとはっぱをかけられました。1年生は入学後初めての定期テストが約2週間後に迫りました。入試を経た入学生は、入学直後はほぼ横一線の学力。差がつくとしたら日々の努力以外の何物でもありません。頑張ってください。
 
           1年 学年集会              2学年「進路通信」 1学年「進路だより」

  H27.5.1.(金) 球技祭
 
           女子:ドッジボール                   男子:ミニサッカー
 
      男子:バスケット           女子バスケット          男子:バレーボール
 
     女子:バレーボール   生徒は学校とスポーツセンターを往復
 
 昨日・今日の2日間、球技大会でした。種目は、男子:ミニサッカー、バスケ、バレー、女子:バスケ、バレー、ドッジボールの計6種目。学年に区別なく対戦します。心技体3つの点で、上級生に一日の長があるように思います。もちろん、下級生の“若さ”の爆発もあります。2日間楽しめるように、敗者戦まで用意されているので、女子のドッジボールの試合数は37、男子バスケットは35という具合にたくさんの数になります。それを体育委員の生徒が計画して当日動かし、運動系部活動の生徒が審判等で活躍してくれます。しかも、会場は学校と隣のスポーツセンター体育館の2カ所。生徒主体の素晴らしい行事だと思います。試合の方は、生徒は一生懸命な上に勝敗にはしっかりこだわるので、どの種目もものすごく盛り上がっていました。クラスの応援、シスタークラスの応援、という伝統も続いていて、観客もものすごい盛り上がりです。ファイトのあまり負傷した生徒も1,2名でましたが、概ね例年通りの素晴らしい球技祭となりました。生徒の皆さんお疲れ様。
 明日から5連休のGWとなります。部活動によっては、サッカー部などのように公式戦が予定されているところもあります。こちらも頑張ってください。そんな中、今朝は「3年進路だより 第1号」が発行されました。タイトルは「ゴールデンウィークは『受験勉強の黄金週間』」。ちょっと長い休みに受験勉強への備えを、という趣旨です。「学習計画はできましたか」「毎日机に向ってますか(自分の家庭学習スタイルはできましたか)」「必要な参考書、問題集は買いましたか」などの質問が並びます。3年生の皆さん、頑張って。
 

  H27.4.27.(月) 球技祭練習
 
           体育館(昼休み)                    グランド(昼休み)

 45分授業による生徒面談週間は今日までとなります。明日は身体計測・スポーツテスト。その後休日を挟んで、木(4/30)・金(5/1)の2日間で球技祭を行います。生徒は先々週あたりから昼休み等を使って練習が始まっていました。全校で24クラスあり、種目もたくさんなので練習場所の確保が大変ですが、生徒たちがきちんと不公平のないようスケジュールを決め、見事に運用しています。昼休みなどは、午後の授業に絶対遅刻する事のないよう、練習終了の時間や撤収の早さ等さすがと思わせる「自主・自律」ぶりです。今週は五月晴れが期待できそうです。入学した一年生も、ほっとする期間になってくれればと思います。
 部活動の大会報告です。硬式テニス男子団体が県大会出場。陸上部ではたくさんの種目が県大会出場を決めました。

  H27.4.23.(木) 「はい、笑顔」
 
          ハナミズキ(前庭)                    クラス旗(廊下)

 春に3日の晴れなしと言いますが、天気がようやく安定してきて暖かな晴天が続くようになりました。前庭のハナミズキも鮮やかな赤い色に変わりました。また、月末の球技大会に向け3年生が「クラス旗」の作成に入り、廊下や教室後ろに色鮮やかなデザインが描かれ出しました。見事なものです。
 1年生の体育、男子・柔道と女子・ダンスを見学しました。4月下旬。まだ導入部です。柔道は危険が伴う種目なので、担当の先生からまず受け身の練習をみっちり教わっていました。また、ダンスは体を動かすエアロビ風のダンスの最中でした。授業の最後。先生から「では終わりまーす。前へならえ、気をつけ、礼。はい笑顔」。最後の、はい笑顔、がいいですね。一層気持ちよく終われました。
 
      1年男子・柔道             受け身練習           1年女子体育・ダンス  

  H27.4.22.(水) トウキョウサンショウウオ
     
                   市川第1中学校の先生方           トウキョウサンショウウオ
          
 今年度から6年間、お隣の市川市立第1中学校と「学力向上」をコンセプトとした中高連携活動の研究・取組みの推進を行います。もちろんこれまでも様々な連携・交流を行ってきたわけですが、無理をせずに、より推進していこうというスタンスです。理科関係の連携活動をいくつか考えていますが、その一つに「絶滅危惧種トウキョウサンショウウオの孵化運動」があります。本校では理科の授業の一環で10数年間行ってきた運動ですが、今回中学生にも一部加わってもらい、生物の成長や環境問題への興味・関心を高めてもらおうと考えています。その前段として、昨夕遅くに一中の理科の先生4名と校長先生が見学に訪れてくれました。孵化したばかりのトウキョウサンショウウオに餌(赤みみず)やりをしてくれましたが、さすが理科の先生、目がキラキラ輝いてとても楽しそうでした。先生がこんなに興奮して興味深くやってくれたら、その話を聞く中学生たちもきっと意欲がわくと思います。
 本校生徒では、理科の授業で行った研究の発表を中学生向けにできないか、と検討しています。

  H27.4.20.(月) 面談週間
 
         1年英語  ALT の先生                     3年体育
        
 今週は生徒面談週間。5分短縮の45分授業として面談時間を確保します。1年生は入学後初めての大切な面談となります。もちろん上級生も同じく、進路を中心とした大切なものとなります。限られた時間になるかと思いますが、有意義な面談になることを願っています。そんな中、すでにはじまっている3年生進学補講の、参加者数が確定しました。全16講座に延べ344名の参加です。3年生の総数が327人であることを考えると、延べ人数とはいえ本当にたくさんの3年生が時間のやりくり(昼休みもあります)をして受講希望してくれたことになります。その志やよし。今の意欲を持続させて、受験に向け頑張ってほしいと思います。継続は力なり、です。また、1年生の英語の授業に今日からALTの先生が入りました。ニュージーランドの男性で、大変エネルギッシュな最初の授業でした。文字通りスピーディなAll Englishの授業ですが、発音が聞き取りやすく、さらに平易な英単語を選んで使ってくれているので、生徒もよく聞き取れていたようです。笑うところはよく笑っていました。
 週末、いくつもの運動系部活動の地区予選が行われました。今回、県大会出場以上の結果を得た部は次の通りです。
 ボート部:男子シングルスカル第3位、女子ダブルスカル優勝 ともに関東大会(河口湖)出場 
 バスケットボール部:男子優勝、女子第3位 ともに県大会出場 
 ソフトテニス部:女子2ペアが県大会出場 
 剣道部:女子個人1名が県大会出場
 県大会や関東大会の出場、おめでとう。どの部も冬の地道な努力の成果が実ったものと思います。県大会でも暴れて来てください。

  H27.4.16.(木) 新しい先生
 
      3年選択 漢文           3年選択 日本史A          1年 化学基礎
       
 今年度10数名の新しい先生がお見えになり、皆さんの授業も始まっています。ご退職後の再任用のベテランの方もいれば、新規採用のフレッシュな先生もいます。また、中堅にあたる30代~40代の先生も赴任してくれています。バランスの良い陣容になっています。それぞれの持ち味を生かして、鴻陵生へいい授業をお願いしたいと思います。今日は、3年の選択授業や1年生の理科(「化学基礎」)の様子を見学しました。3年の選択授業はたくさんの選択科目の中から選択するので、必然的に「少人数授業」が生まれます。一年間、気心知れた間柄で頑張ってほしいと思います。理科は中学校から異動された先生の授業でした。生徒への実験の説明が非常に丁寧・分かりやすく、中学校での教え方を彷彿とさせてくれました。様々な先生との出会いは、生徒にとって大切なことです。

  H27.4.15.(水) フィールドワーク
 
           国府台高校の植物                   葉桜に変わりました  

 午前に気温が上がり、午後に急な寒気が入ってくるので不安定な天気になる、と予報は盛んに伝えていました。しかし、幸い生徒の下校まで何とか良い天気が続きました。そんな好天の中、2年の理科・生物基礎は「国府台高校の植物」とでもいう内容。靴に履き替えて、外に出てのフィールドワークでした。みんな、実物を確認しながら先生の解説を熱心に聞いていました。いい天気で明るい日差しの中だったので、とても気持ちよさそうな授業でした。グランドでの2年・体育はサッカーのゲーム。
 生徒は今週、様々な委員会が昼休み・放課後と開かれて忙しい。また、4月30日・5月1日に実施予定の球技祭の練習も始まり、今日は隣りのスポーツセンターの体育館を借りるための書類に、3年生の女子生徒が印鑑をもらいに来ました。これまた忙しい日程になります。鴻陵生は、時間管理能力が必要です。
 
                2年 生物基礎                        2年 体育

  H27.4.13.(月) 7時間目
 
   1年生 初めての7時間目   2年生 自学自習プリント箱(廊下)    3年生 進学補講  

 始業式・入学式・新入生オリエンテーション等の学年はじめ行事も一段落し、いよいよ今週から全学年揃って通常授業が始まりました。新入生はもとより、上級生もクラス替えがあったのでまだまだ緊張しながら授業を受ける雰囲気が漂います。いい意味でこの緊張感を持続してほしいと思います。通常授業ということは、1,2年生は今日から「7時間目」まであります。終了は4:10。慣れない一年生は、一日が長く感じるかもしれません。頑張って。3年生は7時間目はありませんが、今日から進学補講が始まりました。昼休みに「世界史」、放課後は「入試・現代文」「古典問題演習」「大学入試数学」の計4講座。行う先生も受講する生徒もそれぞれ大変ですが、生徒は先生方の気持ちを意気に感じて、希望進路の実現に向かって一年間頑張ってください。 

  H27.4.12.(日) 関東予選
 
                       関東予選 地区代表決定戦
 
  高校スポーツの大会は、夏までに「関東大会」と、それとは別の「全国大会(インターハイ)」の二つがあります。各大会の予選が、4月から関東予選、6月くらいからインターハイ予選という名で行われます。4月に入って早々ですが、この週末、関東予選が各部で始まってきました。順調に勝ち上がっている部も多いようです。野球部は8日に一回戦で勝利し、今日は私立の強豪・学館浦安高校との2回戦(県大会代表決定戦)でした。前半一気に4得点を挙げリードしましたが、中盤からじりじり追い上げられ、最終的には逆転負けを喫しました。公式戦は昨年9月の秋季大会以来半年ぶりでした。敗戦は悔しいですが、このひと冬の努力の成果がものすごく出ていました。スタンドから見ていて驚いたのは、体が一回りも二回りも大きくなっていたことでした。監督に聞けば、体重管理も自分たちで行って逞しい体作りに励んだとか。走りこみなどの練習と合わせ、本当に力強くなっています。次は、7月に始まる全国大会予選(いわゆる夏の大会)です。頑張ってください。球場が本校隣りの国府台球場だったので、保護者の皆さんに加え部活帰りの生徒たちが多数応援してくれました。選手たちも力づけられたと思います。ありがとう。
 今週末は、女子バレーの関東予選が本校会場で行われる予定です。
 
                                            スタンドも力強さがありました

  H27.4.10.(金) 離退任式
 
                             離退任式
 
  春は出会いと別れの季節。月曜日に新任の先生方を生徒に紹介し、今日は転任・退職される先生方を紹介する日となりました。満開だった桜が散り、一層切ない気持ちになります。桜の切なさは、散り際の見事さだけでなく、別れ記憶を呼び起こすからでしょうか。先生方は、在籍期間の長短こそありますが、いずれも鴻陵生のために全力で取り組んでいただきました。ありがとうございました。お一人おひとりが生徒に語る最後の言葉は含蓄深く、心にしみるものとなりました。人がやるから(演劇を)やる、ならやるな。人がやらなくてもやる、という気概こそ自主・自律。人が唯一コンピュータに勝てるのは、新しい問題を発見して解いていく力だ。考えろ。変わろうとすれば人は必ず変われる。変わろうとしなければ何も変わらない。悩んだりつまずいた時は、自分の誇りを取り戻せ・・・ 新任地あるいは人生の第2ステージでのご活躍をお祈りいたします。ありがとうございました。

  H27.4.9.(木) オリエンテーション
           
            1年生 オリエンテーションの合間にクラスの記念撮影
 
  新入生に学校を理解してもらう年度当初の行事をオリエンテーションと呼びます。今日の1年生。1、2限は学校からのオリエンテーション、3,4限は生徒会からのオリエンテーション(新入生歓迎会)でした。午後は、写真撮影やクラス役員決めなど、年度初めにやらなければならない事項をこなしてくれました。これはこれで結構気疲れしたのではないでしょうか。明日から、高校の授業が初めて始まります。
  今日はお隣りの市川第1中学校の入学式へ、来賓出席しました。初々しい200名余りの新入生でした。上級生の歓迎の言葉の冒頭が、中学生らしくて微笑ましいものでした。「今年は桜の満開が早く、皆さんの入学が嬉しくて待ちきれないかのようでした。代わって新緑が・・・」
 
    1年生 個人写真撮影        新人先生の初授業         市川一中 入学式

  H27.4.8.(水) 寒の戻り
 
    3年日本史 初授業           中庭も寒々             一気に葉桜へ
 
 登校時間に思わぬ雪交じりの氷雨。寒の戻りとはいえ、ほんとに真冬の寒さとなりました。濡れた生徒たち、風邪を引かないように。
 昨日無事入学式が終わり、今日から3つの学年が揃って学校生活が始まりました。1,2年生は終日国数英3科目の校内実力テスト。業者テストです。生徒の学習状況をリサーチするアンケートもついています。これによって、家庭学習時間等が確認されます(結果は一月後くらい)。例年、高校入試が終わり、中学と比較して長い通学時間になることや本格的な部活動が始まることなどから、高校入学直後は家庭学習時間が減少します。部活動も文化祭も、3年生になると大いに燃えるわけなので、1年、2年の時から日々コツコツと勉強する事が大切です。その3年生は、英国数の3科目で課題テストを行い、3時間目からは通常授業に入りました。3年になって初めての授業。どの授業も、緊張感あり、期待あり、の新鮮な雰囲気が漂う教室でした。寒い一日となりましたが、心は温かく、1年がいよいよ本格的に始まりました。

  H27.4.7.(火) 入学式
 
     入学式式次第            受付・クラス発表              何とか桜が・・
                   
 今日は本校の第70回入学式。少し小雨のぱらつく肌寒い天気でしたが、その分桜の花がなんとか残ってくれ、入学式に花を添えてくれました。322名の新入生。今年の入学試験は、前期:2.7倍 後期:2.0倍の高倍率だったため、本当に厳しい関門を乗り越えてきた新入生たちです。式典中の、呼名へのしっかりした返事やきりっと引き締まった顔つきなど、大変頼もしく感じました。私は式辞として、文武両道の追求、自分の力を人のために役立たせる気概等を呼びかけました。部活動や行事など、楽しみにしていることもたくさんあると思いますが、入学で気を緩めることなく、新たなチャレンジのスタートの日としてほしいと思います。明日は早速業者テストを使った「校内実力テスト」があります。入学試験を突破した新入生は、ほとんど横一線です。頑張ってください。

  H27.4.6.(月) 始業式
 
          新年度が始まりました                    新任式
                   
 今日は平成27年度始業式。始業式に先立って、今年度赴任してこられた先生方を紹介する新任式を行いました。年度末、5名のご退職者を含む15名の先生方の転退職があり大きな人事異動でした。今日は、新教頭・新事務長さんを始め18名の先生方を生徒に紹介しました。体育館ステージを横一列に埋める人数に、生徒たちも圧倒されていたようでした。慕っていた先生が異動したという生徒もいるかと思いますが、新しい先生方はいずれも意欲十分な方々ばかりです。早く慣れて、学習や部活動に一緒に頑張っていってほしいと思います。始業式での私の講話は、この春の、スポーツ界と音楽界の2人の方の感動した言葉を取り上げて話しました。一人は、大リーグから8年ぶりに日本球界に復帰した広島東洋カープの黒田博樹(40)投手、もう一人は昨年喉頭がん手術を受け声帯摘出を行った歌手・音楽プロデューサーのつんく♂さん(46)。黒田選手は、重圧の中、3月29日の初登板を見事に初勝利で飾りました。一方のつんく♂さんは、4月4日に母校・近畿大学の入学式をプロデュースしました。生徒に話したかったのは、お二人のコメントです。黒田投手:「どこでも勝つのは大変。いつまで体が続くかわからないが、体が続く限りチームのために投げていきたい。」 つんくさん:「去年から喉の治療をしてきていましたが、結果的にがんが治りきらず、一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。また振り出しです。そんな私に「近畿大学の入学式のプロデュースをお願いしたい!」と依頼がありました。「ああ、この大学を卒業してよかったな。こんな私がお役に立てるなら精一杯頑張ろう!」 私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。」(コメントは新聞各紙より) お二人に共通しているのは、不屈の闘志とともに、自分を人のために生かそうとする姿勢です。生徒が、なぜ勉強するのか、で悩んだり行き詰ったりした時に思い出してほしい姿勢です。きっと力になってくれる心構えです。平成27年度の始まり。いっぱい努力して、泣き、笑い、感動する、素晴らしい一年にしよう、と締めくくりました。明日は入学式。322名の新しい鴻陵生の誕生です。           

  H27.4.2.(木) 新顧問
 
     ダンス部ミーティング          ハンドボール部         人工芝の新コートで
                   
 人事異動に伴い部活動顧問が変わった部もあります。早速、昨日・今日から新顧問の先生が指導を開始してくれた部もあります。ある男子運動部を今日初めて指導してくれた先生の鴻陵生の印象は、真面目だけど元気さがもう少し、でした。スポーツの勝負事は、最後は気持ちです。これからどんなチームに代わっていくのか、楽しみにしたいと思います。2年生(昨日から3年生)の春期補講も今日が最終日でした。見た限りでは、各講座10名前後の参加だったでしょうか。生徒の皆さん、ついた力とともに、取り組んだ気持ちがこれからに生きると思います。頑張って。先生方、ありがとうございました。
   
         剣道               桜のグランドで            春期補講 古典      

    
  H27.4.1.(水) 平成27年度
     
                 前庭                     教室の窓から
                 
 今日から平成27年度。事務部も含め、18名の新しい教職員の皆さんが赴任されました。通常の高校間の異動に加え、初任者が4名、中学校から1名、教頭先生は浦安市教育委員会から、事務長さんは県庁から、という多彩さです。今朝、通勤で近くの里見公園横の桜並木を通っていて、自分が一年前転勤によって同じようにこの桜のアーケードの下を通ったことを思い出しました。あの時、不安が期待に勝っていたことを覚えています。転勤や社会人スタートというのは、誰でも同じ気持ちだと思います。今日の挨拶では、いい生徒といい先生と、何の不安もないことを強調させていただきました。来週、あの生徒たちと接すれば、皆さん安心すると確信しています。赴任された皆さん、力を合わせて頑張りましょう。よろしくお願いいたします。               

  H27.3.31.(火) さくら開花
            
                       グランドの桜が開花しました
                 
 校内でも桜が開花しました。グランドを彩る柔らかく明るいピンク色が、長い冬の終わりとようやく訪れた春を実感させてくれます。弾むような気持ちの中、校内各所で部活動の生徒の姿。また、教室では2年生の進学補講が行われていました。いよいよ明日から新学期です。
 春は出会いと別れの季節でもあります。今日は、本日をもって本校を去られる(異動や退職等)先生方と最後のご挨拶会がありました。教育は人なり、といいます。年数の長短はありますが、皆さん本校の生徒たちのため大きな功績を残していただいた素晴らしい先生方ばかりでした。本当にありがとうございました。明日からのさらなるご活躍をお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
 
         弓道部                女子バレー             男子バレー
 
        補講 生物              補講 英語          転退職先生方お別れ会
                            

  H27.3.28.(土) 第40回 Spring Concert 
         
                      
  昨日は吹奏楽部が、午後4時より市川市文化会館にて「第40回Spring Concert」を行いました。これは同部の定期演奏会にあたるもので、2年生はこのコンサートを持って引退する慣例なのだそうです。それだけに、十分な練習と多くの思いを込めた素晴らしい演奏会でした。3時間に及ぶ時間、大ホールを満たした観衆を魅了し続けました。演奏のうまさや趣向を凝らした企画などに加え、「観衆を楽しませたい」「一緒に音楽の素晴らしさを感じてほしい」という生徒たちの気持ちがあふれていて、それがダイレクトに伝わってきました。第3部の「白鳥の湖」。オーケストラの大曲を吹奏楽として演奏するには数々の困難があったと思いますが、とても感動的な演奏で、思わず鳥肌が立つような思いで聞き入りました(決して大げさではなく)。演奏中・演奏後、ものすごく大きな高揚感に満たされました。素晴らしい演奏でした。ご指導いただいた先生方、本当にありがとうございました。また、これをもって引退となる多くの上級生の皆さん、お疲れ様でした。素晴らしい演奏をありがとう。仲間とともに培った力をもって、残り1年の高校生活を充実させてください。引き継ぐ後輩の皆さん、新たな鴻陵楽団づくり、頑張ってください。
 
 
          
              恒例の、OB・OGを入れた70名余りの合同演奏
 

  H27.3.27.(金) 演劇空間 試作
         
                  テニスコート改修工事が終わりました
                 
 春休みに入り、補習や部活動での生徒の活動が続きます。そんな中、生徒会の生徒たちが大掛かりな工作物の作成をしています。9月に行う鴻陵祭の演劇の舞台や観客席に工夫を凝らすため、試作としてセットを作って実際に教室に並べて試してくれています。どのようになるか楽しみですが、3年生の夏休みの負担を少しでも軽減するための工夫と見ました。とてもありがたい試みです。
2カ月余り続いてきたテニスコートの改修工事が終わり、今日無事に検査が通りました。雨が多かったせいで、まだ少しクレーコートの乾きが足りないので、使用開始は4月に入ってからになりそうです。部員の皆さん、あと少し我慢してください。
 
       舞台壁設計図                         制作    
 
                 こんな感じに

  H27.3.24.(火) 手紙
 
              開花間近                 ガラス越しに 一年間 お疲れ様
                 
 今日は平成26年度終業式。式前に書道部と吹奏楽部の個人や団体に賞状伝達。書道部では、内閣総理大臣賞の授与をしました(第51回全日本書初め大展覧会:日本武道館主催)。賞状の最後に、授与者として「内閣総理大臣 安倍晋三」と読み上げた時には、文字通り「日本一」の賞なんだと感慨深いものがありました。一般の生徒からも「おー」という小さな声が聞こえました。書道部・吹奏楽部ともに、普段の練習を含め素晴らしい実績の一年でした。
 終業式の校長式辞。素晴らしかった今年一年の総括をした後、卒業生の残していった一枚の手紙の話(3月10日、この日誌にて既報)をして、「感謝」の視点で周りを見ると、違う世界が見えてくるよ、と呼びかけました。先日の卒業式の後、3年のあるクラスの教卓の上に残されていた、用務員さんへのお礼が綴られた匿名の手紙。初冬寒い中紙パックを洗ってくれたり、いつも笑顔でゴミを受け取ってくれる用務員さんへの感謝にあふれたその手紙は、「これからも後輩たちの学校生活を支えてやってください。どうぞよろしくお願いいたします。67期生」と結ばれていました。見えないところで支えてくれる方に気付き、そして感謝の気持ちを抱ける生徒は素晴らしく、その生徒自身が豊かな心を持っていると思います。申し分なかった国府台高校の今年一年の中でわずかに気になっていた2点は、少数ながら、朝の登校時の挨拶が出来ない生徒や授業中居眠りやスマホをいじる生徒の存在。朝忙しい中、交通安全のために春夏秋冬立ち続ける先生方に感じるものは? 授業中寝る生徒は、毎日お弁当を詰めてくれるおうちの人の気持ちを裏切っていないか? など問いかけ、自分の周囲を「感謝」の視点で見直せば、きっと違う世界が見えてくると話しました。生徒の心に届いてくれることを期待します。
 生徒からのお礼の手紙で読んで、目頭が熱くなりましたと語ってくれていた用務員さん。終業式後に、全校生徒に話させていただいたことを報告に行くと、照れながらも本当にうれしそうに聞いてくれました。
 快晴の空。桜のつぼみがふくらみ始めた、爽やかな終業式の一日でした。生徒、先生方、一年間本当にありがとうございました。
 
        賞状伝達              終業式式辞           生徒指導部長講話
 
                            校内の春

  H27.3.20.(金) 情報セキュリティー
        
                   情報モラル・セキュリティー講座

 今日は、1時間目に体育館で「情報モラル・セキュリティー講座」を開きました。今回は、スマートフォンのセキュリティーに関してのものでした。携帯電話と異なり、スマホは「小さなPC」と言える多機能ツール(電話・メール・SNS・ネット検索・撮影・録音等の機能)なので、そのセキュリティーもしっかりしたものにしないと、大きな被害・損害を発生させてしまいます。また、スマホに入っていた他の人の情報や写真を流失させるという「加害」も引き起こしてしまいます。スマホの紛失・盗難・乗っ取り(ウイルスや不正アプリによる遠隔操作)など、もしもの場合に備えて、パスワードの管理やアプリの慎重なダウンロード等を呼びかけました。便利なツールは危険と裏腹です。高性能情報機器を扱う現代人は、情報管理へのモラルとセキュリティーの心がけが大切です。

  H27.3.19.(木) 教科書
           
                         教科書販売

 今日は1.2年生とも午前中LHRや学年集会を行いました。その間、来年度(と言ってもあと10日余り)使用する教科書の販売がありました。教科書は、正式には教科用図書(文部科学省検定済教科書)や教育用図書(文部科学省著作教科書)と言います。ほとんどは民間の教科書会社が作成して文科省の検定を受けた教科用図書です。生徒はそれぞれ進級を前提に(正式には来週初めの成績会議後です)、必修科目や選択科目などに伴ったそれぞれの教科書を購入します。義務制と違うので、個々で多少異なるし、もちろん有償です。一般的な本もそうですが、教科書もまっさらな状態だときれいで本の香りが漂ってきます。しかし、どんどん読み、書き込み、汚していってほしい書籍が教科書ですね。

  H27.3.16.(火) 入学許可候補者説明会
   
              入学許可候補者説明会               入試関係 口頭開示会場

 生徒は午前中答案返却2日目。手応えはどうだったでしょうか。返却はこれで終了し、これから今年度の成績が確定していきます。成績会議は来週月曜日を予定しています。
 午後は、4月7日に入学予定の322名の入学許可候補者と保護者の方にお出でいただき、説明会を行いました。教科書や体操着等を購入した後、担当者より、高校での学習面、生活面等、そして授業料などについて説明をしました。授業料については、国からの就学支援金の支給対象になれば実質的に無償となります。春休みの課題もたくさん出ました。これに基づき、入学式翌日に「実力テスト」を行います。入学予定の生徒の皆さん、高校入試で一段落したかと思いますが、学習のペースは乱さないようにしてください。何しろ、入試を経て入学する高校は、中学校と違いみんな同程度の学力を持っています。ちょっとした油断や考え方の甘さで、成績の順位は大きく変わってきます。頑張ってください。
 入試に関する「口頭開示」という制度があります。受検生が自分の成績等を確認できる制度です。今日は説明会もあり、130名ほどが開示を受けていきました。

  H27.3.15.(月) 進路結果速報

       グランド隅                 卒業生              アルスの森
 
 春を感じさせる暖かい一日となり、アルスの森の沈丁花の花やグランド隅の菜の花が明るい日差しを浴びていました。春間近かを実感します。
 1.2年生は今日・明日と答案返却の日程です。午前中30分刻みで5~6コマ行い、今日はその間に来年度に向けた写真撮影も同時並行で実施しました。
 そんな中、10日前に卒業した2人の男子卒業生が校長室を訪れてくれました。卒業アルバムに一言を、ということでした。誇れる人生を歩めと、短く書かせてもらいました。その3年生の受験結果の速報(3月13日現在)が、今朝進路指導部から報告されました(詳細は、順次進路指導部のページに掲載されていく予定です)。国公立大学は昨年同様、早慶上智理が倍増、いわゆるGMARCHは2.4倍増という素晴らしい中間報告でした。みんなで励まし合い、刺激し合っての団体戦を戦っていた3年生。多くの生徒が希望をかなえることができたと思います。悔しさの残る結果だった人も含め、大学へは「学び」に行くわけです。しっかり勉強して、自分の幸せと社会のために役立つ人間に、更に成長してほしいと願っています。校長室を訪れてくれた2人とは、硬く握手をして激励しました。頑張って。

  H27.3.14.(土) 卒業式
 
   市川市立第一中学校 卒業証書授与式       筑波大学附属聴覚特別支援学校 卒業式
                     
 昨日の金曜日で学年末考査も無事に終わりました。生徒諸君、努力の手応えはどうだったでしょうか。一方、午後からは考査のため停止中だった部活動が再開され、生徒たちは久しぶりに体を動かしたり演奏を楽しんだりして、校内に生徒の活動の活気が戻ってきました。野球部は3カ月半ぶりに練習試合が解禁となり、今日早速小金高校と練習試合。また、吹奏楽部は春休みの「第40回スプリングコンサート(定期演奏会)」に向け練習再開です。その他各部とも、春の訪れとともに大会が近付きます。頑張ってください。
 3月は卒業式の月。昨日は市川市立第一中学校、今日は筑波大学付属聴覚特別支援学校の卒業式でした。どちらも本校に隣接しているので、来賓として出席させていただきました。第一中学校は、生徒たちが厳粛な雰囲気の中で、しっかりした態度で臨んでいました。卒業の歌「旅立ちの日に」の合唱の際、涙ぐむ生徒の姿も。大変立派な式典でした。卒業生220名中11名が4月に本校入学予定です。楽しみに待っています。一方、今日の筑波大付属の卒業式は、私にとって初めての特別支援学校の卒業式でした。小学部・中学部・高等部・高等部専攻科の合計65名の卒業式です。耳に障害があり、その結果発声・発語にも不自由が生じる子供たちが、補聴器の補助を使い、発声・発語の訓練や手話・手文字など様々なコミュニケーション能力を獲得しながら、(聴覚以外には障害はないので)、通常のカリキュラムで学んでいます。高等部卒業生の進路先には、筑波大学理工学群の一般受験合格生徒もいました。卒業式は、手話通訳の先生がいたり、すべての言葉がスクリーンに映し出されたりするところが特別ですが、あとは普通科高校と変わりません。生徒による送辞と答辞。取得した発声・発語(それ自体は、いわゆるたどたどしいものです)と手話を一生懸命使って、体全体でお世話になった方々への感謝や困難を乗り越えてきた自らの誇りを語ってくれ、大変感動しました。自分の抱えた条件・環境に、前向きに挑んでいく姿に、大いに勇気づけられました。
 式後学校へ歩いて帰ってくると、グランドでサッカー部、校内からは吹奏楽部の演奏の音。様々なところで若者たちの頑張る姿を感じ、とても素晴らしい早春の一日でした。

  H27.3.10.(火) 学年末考査
                         
                      試験の朝 登校風景

 昨日の月曜日は、土曜日の卒業式の代休でした。1,2年生は今日から学年末考査が始まりました。2月に入ってから高校入試や卒業式などあわただしい中でしたが、自学自習でやるペースが出来ている生徒にとっては学習時間はたっぷりあったかと思います。朝の登校風景は試験中のそれに変わり、ノート見ながらの生徒が目立ちました。今週4日間、頑張って。
 卒業式の後日談。土曜日の卒業式は、寒い中、外で誘導や警備にあたられた先生方を含め、生徒・教員・保護者・来賓の皆さんのおかげで素晴らしい式となりました。改めて、ありがとうございました。そんな卒業式のあと、3年8組の教卓の上に一枚の手紙が。担任の先生が開けてみると、いつも学校をきれいにしてくれている用務員さん(現在は学校技能員と呼びます)への、匿名生徒からお礼の手紙でした。「見えないところで働いていくださる人」への感謝の言葉と、「これからも後輩たちの学校生活を支えてやってください」という願いの言葉が、A4レポート用紙2枚に綴られていました。用務員さん(技能員さん)には今日届けられました。心が温まる手紙でした。素晴らしい卒業生の人生に幸あれと願います。

  H27.3.7.(土) 第67回卒業式
         
                     第67回卒業証書授与式

 今日は第67回卒業式。第67期・321名の鴻陵生が巣立ちました。私にとっては国府台高校で初めての卒業式。呼名時の清々しい大きな返事、卒業証書授与時の代表生徒の堂々とした立ち居振る舞い、8名の卒業生の熱い言葉の数々、保護者席に向きなおっての「旅立ちの歌」の合唱。どれをとっても素晴らしく、立派の一言に尽きるものでした。ご家庭で愛情深く育てられ、学年の熱い先生方に3年間引っ張られて、また部活・行事で切磋琢磨し、見事な若者に成長したと感動しました。私の式辞は、持てる能力を自分のことのみでなく、人や社会のために生かす気概を、というものにしました。卒業生の幸せな人生を祈ると同時に、社会の中で大きな役割・存在感のある人間になってほしいと思います。改めて、67期生の生徒諸君、卒業おめでとう。
 久しぶりに3学年揃った昨日、「鴻陵行事の由来を知り、襷をつなぐ」というサブタイトルでPartⅠを出した「鴻陵生へ(校長室だより)」のPartⅡを配布しました。鴻陵祭についてと、行事全般への生徒の創造性を期待する内容です。下記のpdfファイルでご覧になれます。

 pdf 「鴻陵生へ NO6」

  H27.3.6.(金) 合格発表 卒業式予行
         
                     入学許可候補者 発表

 高校入試、後期選抜の合格者と前期選抜の合格者を合わせた「入学許可候補者」を発表しました。322名の生徒が4月より本校生となる予定です。また新たな出会いがあり、楽しみです。入学許可候補者説明会は3月17日(火)の午後に行います。今回の入試は、前後期とも2倍を越える受検倍率となりました。たくさんの生徒さんに希望していただきありがとうございました。入学定員があるので、全員の合格とはなりませんでした。本校への希望がかなわなかった皆さん、4月から通う学校でぜひ頑張ってください。
 3年生は同窓会入会式等を行いながら、明日の卒業式に向けた予行練習。11時からは全校揃っての予行を行いました。3年生を見ていて、本当に素晴らしい若者に育っていると実感しました。明日は素晴らしい式典になると期待します。
 
     入学許可候補者発表         同窓会入会式              卒業式予行

 

  H27.3.5.(木) ランダム4Wゲーム
 
  国語総合:『なめとこ山の熊』            倫理:「ランダム4Wゲーム」

 高校入試、卒業証書授与式、学年末考査と続くあわただしい毎日ですが、昨日・今日と2年目・5年目の2人の若手先生の授業を参観しました。昨日は1年生の「国語総合」。小説『なめとこ山の熊(宮沢賢治著)』の読解でした。生徒の発言も多く、とてもよい雰囲気が醸し出されていました。一年間、先生と生徒で作ってきた授業の様子がよく出ていました。今日は、同じく1年生の社会科「倫理」。テスト前最後の授業は、テスト範囲の復習「ランダム4Wゲーム」。ゲームのルールは、2人一組(クラスで20組)で既習事項の中から4W(When,Where,Who,What)のどれかひとつを選んで紙に書き出し、それを黒板に4Wの順に沿ってランダムに張り出す。すると、例えば次のような正誤入り乱れた一文になります。「17世紀に(When)、フランスで(Where)、ベーコンが(Who)、最大多数の最大幸福を唱えた(What)」、「明治時代に、日本で、荻生徂徠が、孝を重視する学問を研究した」。ここから先生と生徒で、彼はその時代じゃないとか、その時代にはその思想は生まれていなかったとか確かめ合い、復習をしていくものです。生徒も知的好奇心が前面に出て、大変盛り上がりました。お二人とも若い教員ですが、よく考え工夫をし、素晴らしい授業を展開してくれていました。恥ずかしながら、35年前の自分は完全に超えられています。
 高校入試・後期選抜の発表準備が整いました。明日9:00、本校にて入学許可候補者の発表を行います。


  H27.3.2.(月) 後期選抜
 
                       入学者選抜 後期選抜

 早いもので3月に入りました。春の訪れを予感させる快晴の下、高校入試・後期選抜が行われ無事終了しました。前期選抜と異なり5教科の試験時間は各40分で、学力検査以外の作文検査等はありませんでした。受検生の皆さんお疲れさまでした。力を発揮できたでしょうか。このあと、採点、成績処理や発表準備があり、合格発表は3月6日(金)9:00に本校にて行います。中学校での生活を大切にして、発表を待っていてください。

  H27.2.26.(木) 沖縄校外学習 報告集
   
                       自転車登校  交通安全

 本校の前を走る道路は「県道1号線」。現在409本ある千葉県の県道で、最初につくられた歴史ある道路です。昔につくられて歴史があるということは、よく使われて交通量が多いと同時に、歩道の整備状況も含めて「狭い」という特徴もあります。その県道を使う生徒の登下校では、色々苦情を受けることもあれば、生徒が危険な目にあうこともあります。今ある環境の中で工夫するには、生徒の交通安全への強い意識が欠かせません。先日、車のドライバーの方から本校直近の信号で信号待ちする生徒の自転車が多数になるので、路肩からはみ出しそうで危険であるとの指摘を受けました。違法なわけではないのですが、交通安全のため早速生徒に信号待ちの対応処置策を呼びかけ、今日からは生徒指導部の先生が立って指導を行っています。対応策をみんな良く守ってくれていたので、一安心しました。常に先生が立つわけにはいかないので、交通安全への生徒のより一層の自覚を期待したいと思います。また、早目に家を出て余裕を持って登校する事も大切です。
 昨年10月末に行った、2年生の沖縄への校外学習の『報告集』が出来上がりました。テーマ決め、訪問先決め、訪問先アポイントメント取り、実際の現地での調査研究・インタビュー、そしてこの『報告集』作成。この「校外学習」は、約40年続く本校の伝統的取り組みです。今回も素晴らしい内容で完成しました。早速2クラス10班の報告を読みました。琉球ガラスの由来、サンゴ礁の実態・保護、サトウキビからの黒糖生産、読谷山花織(ゆんたざはなうい)等の伝統工芸の継承等々、どれも読みごたえのあるものになっています。一連の学習経験は、今後様々な分野で大いに役立つと思います。今日は総合学習の時間に、お世話になった沖縄の訪問先にこの報告集を贈るための礼状書きをしました。ウチナンチュー(沖縄の人)の顔を思い浮かべながら、気持ちを込めた手紙になったことでしょう。礼状書き。これも大切な学びです。
 
  平成26年度 校外学習報告集      報告集 沖縄送付             礼状

  H27.2.25.(水) 日米同盟の必要性は?
   
                        世界史 調べ・発表学習

 高校入試関係の業務が続きあわただしい日程ですが、生徒はあと10日余りで学年末考査となります。各科目の授業も試験範囲を終え、演習、復習に入っているものもあります。そんな中、2年・世界史Bのあるクラスでは一年間の集大成として、テーマごとのグループ発表が行われています。今日の発表グループは、日本の安全保障にとっての日米同盟(安保体制)の必要性についてのものでした。ディベート風(決まったテーマを、賛成・反対に分かれて論戦を行うこと)に肯定派、否定派の2派に分かれての発表。どちらも、自分の高校生時代と比べて、調べ内容も発表姿勢も格段に素晴らしいものでした。歴史は教える情報量が膨大なのでどうしても講義形式の授業がほとんどになりますが、このように生徒が自ら調べ・発表するという学習方法も意欲・関心を高めるのにいいと思います。最後に、私にも一言と指名していただきました。素晴らしさをほめた後、テーマが世界史よりは政治経済的な内容だったけれど、そこは世界史として発表するので、歴史的背景(アメリカの戦後の対日政策の変化、あるいはもっと長いスパンでモンロー主義からの転換など)をもう少し深めるとなお良くなる、とアドバイスさせていただきました。
 今日から、高校入試・後期選抜の志願変更期間です(明日正午まで)。昨日の入学願書受付を受け、倍率等を検討して志願校を変更できる期間です。今朝新聞発表があった通り、本校は普通科では県内4番目の高倍率となりました。たくさんの中学生に希望していただき、本当にありがたいと思うと同時に、その期待に応えなければと身の引き締まる思いの数字です。受検生の皆さん、風邪などに気をつけて、来週月曜日の選抜試験に臨んでください。頑張って。
 

  H27.2.23.(月) 後期選抜 願書受付
   
            正門横の白梅                    後期選抜 願書受付

  朝方雨が残ったものの、日中南風が入って4月並みの暖かさとなりました。正門横の白梅が、雨上がりに瑞々しく咲き始めました。そんな今日から、高校入試・後期選抜の願書受付が始まりました。受付は明日正午までありますが、今日でほとんど出願されたようです。たくさんの受検生に希望してもらい、本当にありがたいと思います。受検生の皆さん、頑張ってください。
 6時間目は授業参観に。1年・「化学基礎」の電気分解の応用の単元でした。化学記号や単位のモルなどが飛び交い、1年生も終わりの時期とは言えかなり難しいところでしたが、生徒は頑張っていました。授業を参観した化学担当の先生は、この3月で定年退職をされます。かつて同じ学校に勤務した先生お二人が、“最終講義(ではありませんが)”をわざわざ聞きに訪れてくれました。このこと一つに、先生の歩んだ30数年間が彷彿としました。生徒たちにもいい意味で刺激となったように思います。
           
                            “最終講義”

  H27.2.22.(日) 表彰式
   
 表彰式 グランドパレスにて  受賞作品展覧会 日本武道館にて 校長室へ報告に来てくれました
     
  1月24日にお知らせしましたが、書道部の遠藤彩芽さん(2年)が、日本武道館主催の「第51回全日本書初め大展覧会(1/5)」で内閣総理大臣賞を受賞していました。今日は、東京のホテルグランドパレスで行われた表彰式。受賞後、全国1位の栄誉を受け代表として、受賞の謝辞を述べました。遠藤さんは、中学校までは部活等特別に書道を習ったことはなく、国府台高校に入学し書道部に入ってからその才能を磨いてきました。まさに努力による全国1位獲得の快挙で、大変素晴らしいことだと思います。努力する力、指導を受け入れる素直さ、創意工夫する前向きさ等々が結実してものだと思います。本当におめでとう。

  H27.2.20.(金) 進学説明会
      
                      1学年PTA・進学説明会

  3年0学期に入っている2年生の進学補習の話題が続きましたが、今日は1年生です。今日は保護者の方向けに、1年学年PTA・進学説明会が行われました。寒い中でしたが、約100名の方にご出席いただきました。進路指導主任からの話の内容は、センター試験を中心に、センター試験の日程、役割、出題教科・科目、文系・理系科目の選び方等、具体的で分かりやすいものでした。2月のこの時期に1年生保護者の皆様に説明会を実施する理由は、4ヶ月後の2年生・6月には、3年生になってから履修する選択科目の決定をしなければならないからです。多くの生徒は受験科目と連動した選択科目決定を行います。つまり、科目選択のためには、志望大学・学部が決まり、そのための受験科目が決まっていくことが望ましいからです。受験のことばかりで学校生活が進むわけではありませんが、まずはこのことを考えていくことが、“学生の本分”と言えます。生徒には折に触れ周知していることですが、保護者の皆様にも改めてご説明しました。大変寒い中でしたが、皆さんメモを取りながら熱心にお聞きいただきました。全体の進路説明会後、クラス懇談会へ移行しました。

  H27.2.19.(木) 合格発表
   
                        合格発表(生徒昇降口前)

 高校入試前期選抜の合格発表を行いました。正式には、「入学許可候補内定者発表」と言います。明日2月20日(金)正午までに「入学確約書」を提出した受検生が、入学許可候補者として3月6日(金)9:00に改めて発表されます。今日は192名の合格(内定)を発表しました。おめでとうございます。入学の日を楽しみにしています。また、今回は受験倍率が2.67倍あり、半数以上の受検生が合格する事ができませんでした。後期選抜については、色々検討してから受検に臨む生徒も多いと思いますが、頑張ってください。後期選抜の受付は、週明け2月23日(月)9:00からです。
 前期選抜日程のため遅れていた、校内ロードレース大会の表彰式が7時間目を使って行われました。男子個人の部の優勝は、神野泰成君(1‐8)。女子個人の部の優勝は、田邉茉友さん(2‐3)。団体(クラス)の部の優勝は、2年4組でした。個人の部は上位20名まで、団体は6位まで表彰されました。早く走れた人も、順位は遅かったけれど最後まで走りきった人も、みんな「頑張った」という点では同じです。よく頑張りました。全員完走という素晴らしい結果で、第66回目の伝統の襷を来年へつなぐことが出来ました。苦しいけど頑張れた、という達成感と自信を受験勉強その他、自分の生活の中で生かしていってください。お疲れ様でした。
  
      ロードレース大会 表彰式

  H27.2.18.(水) 合格発表準備

            不規則な日程の続く高校入試の時期 生徒は集中しています

 時折冷たい雨が降る肌寒い一日となりました。三寒四温を繰り返し、季節は春へ向かってるのでしょうか。生徒は午前中2時間授業。一週間ぶりに授業があった昨日そして今日と、高校入試の作業のため2時間程度の授業日が続きます。それでも、生徒は集中力を欠くことなくしっかり授業に取り組んでいました。また、受験のため自宅学習中の3年生も、ちらほら勉強するために登校する生徒がいます。受験も終盤に入ってきた時期。いい知らせがいくつも飛び込んでくるようになりました。頑張っている姿が目に浮かびます。
 生徒が12:30に完全下校したあと、午後から高校入試前期選抜の選抜会議がありました。そして、その後の作業で明日の合格発表の準備が整いました。合格発表は、午前9時から本校昇降口で行います。

  H27.2.16.(月) テニスコート改修工事

                         テニスコート改修工事

  今日は高校入試前期選抜の採点等の処理のため、生徒は自宅学習でした。静かな校内で処理作業が粛々と進みました。結果発表は、19日(木)9:00より生徒昇降口前にて、の予定です。受検生の皆さん、引き続き勉強しながら発表を待ってください。
 生徒がいない校庭では、テニスコートの改修工事が始まりました。やや水はけが悪かったりしてきたコートですが、春休みまでの約1カ月半の工事を経て、全天候(砂入り人工芝)コート1面とクレー(土)コート2面に生まれ変わります。授業、部活動で気持ちよく使えるようになると思います。楽しみです。

  H27.2.13.(金) 前期選抜が終わりました
         
           
  昨日・今日と2日間行われた高校入試の前期選抜試験が終了しました。両日とも比較的暖かく快晴の下での受検となりました。受検生の皆さん、持てる力は発揮できたでしょうか。来週には、合格発表が行われます。
 本日の新聞各紙で報道されましたように、昨日の本校の国語の聞き取り検査で一部不手際があり、受検生には大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありませんでした。これから合格発表作業、後期選抜実施と続きますが、一層の円滑な入試業務の遂行に努めて参ります。

  H27.2.10.(火) 受験生になる
    
              2学年通信                       入試準備   
  
 明後日が高校入試(前期選抜)初日となります。今日は生徒は3時間授業を受けたあと、掃除・受検会場設営を行って午後1時には完全下校となりました。今度登校するのは来週17日(火)となります。約一週間位の自宅学習週間なので、各教科から課題や宿題が色々と出ています。生徒はペースを乱さず頑張って過ごしてほしいと思います。そんな今日、2学年から「2学年通信」が出ました。巻頭タイトルは「受験生になる!!」という学年主任の文章です。保護者の皆さま、お子様が帰宅したらぜひご覧ください。
 受験生になる、というえば、高校受検生も同じです。学校は準備が整いました。明後日、8:45が受付・点呼です。寒い時期なので来るのが早すぎないよう、また遅刻しないよう、各自頑張って来てください。健闘を祈ります。

  H27.2.9.(月) 未来進行形
 
                          2年生 昼休み補講   
  
 先週末のロードレース大会で、今年度の行事は卒業式を残して終了しました。
 3年生の一般受験の合格結果がちらほら入るようになりました。まだまだ、私大の一般受験、国立の前期・後期試験等入試が続きます。3年生、頑張れ。応援しています。そんな中、「3年0学期」に入っている2年生も頑張っています。一週間ほど前の数学から始まった2年生の進学補講。朝、昼休み、放課後と先生も生徒も頑張っています。今日は昼休みに開講されている、英文法の様子を見に行きました。英文法は120名近くの希望があり、急きょ2つに分けて実施しているうちのひとつです。今日は「時制」。現在完了形、過去完了形、未来進行形などなど、受験で出題されそうなややこしいところをやっていました。生徒も集中して取り組んでいます。昼休み補講。生徒は“早弁”して、先生は昼食時間をずらしてこの昼休み補講に臨んでいます。早弁はどうか、先生の休憩時間はどうかなどの難しい話は別にして、教育の場でこの熱意があることはとてもうれしく思います。結果として、最も大切な授業も充実すると思います。
 高校入試(前期選抜)のため、生徒は明日午後から来週火曜日まで約1週間自宅学習週間となります。1,2年生ともそれぞれ自覚を持って、学習のペースを崩さないよう頑張って。

  H27.2.8.(日) 地域防災
 
                     国府台地区自主防災訓練 学校へ避難   
  
 今日は学校外からたくさんの方がお見えになりました。
 まず、本校体育館を会場に「国府台地区自主防災訓練」。国府台地区6町会・自治会の方約150名が(避難して)お見えになり、本校生徒40名がそれに加わって総勢200名近くで避難所開設訓練や心肺蘇生・AED取扱訓練を行いました。災害時に本校が避難場所あるいは避難所となる際の手順等を確認する有意義な訓練となりました。また、高校生が地域の方と一緒になって訓練を行うことで、いざという時の協力体制づくりの参考にもなりました。高齢化社会の中で、高校生の若い力は地域の中で大きな力となります。高校生はその自覚が必要です。訓練ではいくつかの班分けを行いましたが、その中の食糧・物資班は体育館外に釜セットを設置し、アルファ米や豚汁の炊き出し。午前中いっぱいの訓練後、参加者の皆さんは温かい五目ごはんや豚汁をおいしくいただくことが出来ました。今回本校からは、男女バレーボール部員、生徒会役員が参加してくれました。ご苦労様でした。
 
 

 一方、10時からは会議室で本校同窓会・鴻陵会の『会報』発送作業がありました。年配の大先輩始め約30人のOBの方がお集まりになり会報の封筒詰めと発送作業を行いました。約2万1千名の同窓生の大半1万5千余名に発送するので、大変な人海戦術作業になります。お疲れさまでした。
 

  H27.2.6.(金) ロードレース
 
                      第66回 校内ロードレース大会   
 
 
 一日順延となった「第66回校内ロードレース大会」が行われました。昨夜の雨による路面凍結を考慮し、午前中2時間授業をして午後1時スタート。快晴の下、江戸川堤を600名余りの鴻陵生が駆け抜けました。どの生徒も自分の持てる力を精一杯出して、一人のリタイアも出さず無事完走。土手沿いの強い寒風の中、見事な走りでした。ある先生から「校長先生、怪我しても労災おりませんよ」などとからかわれながら私も男子と一緒に走りました。生徒に引っ張られて無事完走する事が出来ました。ゴール後、走り終えたみんなの顔は、達成感で輝いていました。単純に“楽しい”という行事ではありませんが、苦労して味わう充実感を得たと思います。学校に戻るとPTAの皆さんが作ってくれた、温かい「名古屋コーチン鶏肉入り肉団子スープ」が待っていました。今年初めての試みとして企画していただきました。寒い中走ったあとの味は格別で、ものすごくおいしかったです。生徒も大喜びでした。前日の仕込みから当日準備と、大変ありがとうございました。すべての皆さん、お疲れさまでした。(自分が走ってしまったので、写真は主に教頭先生と小島先生に提供していただきました。)
 
 
                       
  私はこんなメッセージのTシャツで走りました
 
               走りの後は「名古屋コーチン鶏肉入り肉団子スープ」 

  H27.2.3.(火) 願書受付
 
         入学試験願書受付の朝                第66回校内ロードレース大会   
  
 今日から高校入試の願書受け付けが始まりました。正確には「平成27年度千葉県公立高等学校入学者選抜 前期選抜」と言います。受け付けは今日4時半と明日午後4時まで。試験は、来週2月12日(木)、13日(金)実施となります。今日は朝9時の受け付け開始に対して、8時半過ぎには何人も並んでくれました。午後4時には今日の受付者の大方が終了しました。本校を目指すたくさんの受検生が来てくれました。それぞれの受検生の皆さんに、「15の春」が訪れるよう祈っています。風邪やインフルエンザの季節、健康に気をつけて頑張ってください。
 本校では、明後日の5日(木)に1,2年生による「校内ロードレース大会」を予定しています。今年は一部工事の関係で、江戸川堤を男子8.6㎞・女子6.8㎞走ります。今年で第66回大会となります。つまり、66年間営々と続いてきた大会です。最近は交通事情の関係等から、マラソン大会の実施を見合わせる学校が増えてきている中で、本校は地の利もあり伝統行事を続け、生徒の心身の健康増進・強化に努めています。とは言うものの、そこは鴻陵生といえども現代っ子。12月に実施した生徒アンケート等では「ロードレースをなくしてほしい」などの本音もちらほら。体育科の先生方が日々授業の持久走の中でレクチャーしてくれてはいますが、改めて「鴻陵行事」の由来と襷を引き継ぐ大切さを、今日「鴻陵生へ(校長室から) NO5」で生徒に呼びかけました。その中で、「若鮎のような鴻陵生は、江戸川堤の寒風を切り裂いて、昔も今も走り続ける」と書きました。天気予報がやや心配ですが、伝統のタスキをつなぐ、清々しい一日になることを期待しています。また、試行として今年度初めて、PTAの皆さんがレース後に中華スープを提供して生徒の頑張りを応援してくれる予定です。こちらも楽しみです。
 「鴻陵生へ(校長室から) NO5」は下記pdfファイルでご覧になれます。

 pdf.「鴻陵生へ NO5」
                     


  H27.1.30.(金) 雪化粧
 
            輝クン 雪化粧                    2年生 早朝補講 初日    
  
 低気圧の通過と寒気の南下が重なり、朝から雪になりました。天気予報通りでした。幸い交通に影響が出るほどの積もり方ではなかったものの、学校はすっかり雪化粧となりました。正門入ったところにあるアルスの森の「輝クン」も色白になっていました。雪にも負けず、生徒は始業前の朝から様々な活動に取り組んでいました。7時頃から部活動の朝練。野球部は廊下を使って工夫をしながらの練習。また、2年生の進学補講が、先陣を切って数学で今日から始まりました。7時半から8時。30人ほどが演習問題に取り組みました。「式の計算・実数」から「数Aまとめ」まで全16講座が予定されています。中には、7時から部活の自主的朝練、ユニフォーム(トレーナー)のまま7時半から補講、という意欲満々・充実組の生徒も何人もいました。思わず頑張れと心の中で言ってしまいますね。
 
                           雪の朝の朝練
 
                       

  H27.1.29.(木) 初釜
 
            教室清掃                       茶道部「初釜」 
  
 今日から3年生は自宅学習期間となり、3月上旬の卒業式前まで登校しません。3年のいくつかの教室は自習用に開放しているので、今までと同じように登校して受験勉強する3年生が何人もいます。家でやるもの、予備校でやるもの・・・ それぞれ自分のペースがあります。学校に来た生徒は、分からない時すぐに先生に聞けるというメリットがありますね。自習用でない教室は、椅子を廊下に出し大掃除と床のワックスがけ。一年に感謝し、汚れを落とします。
 放課後は茶道部の「初釜」がありました。招待状をいただいていました。4階にある落ち着いた和の空間の作法室で、甘い和菓子と入れたてのお抹茶をいただきました。とてもホッとするいい時間を過ごさせていただきました。結構なお味でした。ごちそうさまでした。
 
        招待状                         作法室にて

  H27.1.28.(水) 千羽鶴
 
                      教室の千羽鶴 頑張れ受験生 
  
 3年生は今日学年末試験(卒業試験)が終わりました。明日から通称「自宅学習期間」に入ります。多くの生徒はこれから、各大学の個別試験に向けて受験本番となります。
 試験後、体育館にて最後の学年集会。受験に向けて、自宅学習期間の過ごし方、卒業式に向けて、など様々な角度で色々な先生からお話がありました。トリは学年主任の話。思いのこもったたくさんの話がありましたが、それぞれ胸に響く内容で生徒たちの心にしっかりと染みいっていくのが手に取るように分かりました。この雰囲気。卒業式は、出席してくれる来賓・保護者、下級生そして先生方に、きっと鴻陵生の素晴らしさを心に残すものになるだろうと確信しました。お話の中に、あるクラスの「千羽鶴」の話題がありました。これは、推薦入試等で秋頃には大学等の合格が決まった生徒たちが、これから一般受験に臨むクラスメートの健闘を祈って折ったものだということでした。担任の先生の丁寧なクラス運営や、受験という壁に向かってみんなで立ち向かおうとするクラスの素晴らしい団結力を感じさせてくれました。こちらの胸も熱くなるようでした。頑張れ、鴻陵生。応援しています。
         
                           3学年集会

  H27.1.27.(火) 3年0学期
 
              傘登校                     3年0学期 進学補講 
  
 今日は朝の登校時は雨が落ちてきましたが、早い時間によい天気になりました。3年生は卒業試験2日目になります。昨日は地震に伴う列車の運休・遅れ等で実施時間を遅らせるなどして対応しました。今日は大丈夫です。3年生、大学受験勉強との両立の時期ですが、頑張ってください。
 2年生の1月~3月を、受験との絡みで「3年0学期」という言い方をします。受験の年の新年から気合を入れて、という趣旨だと思います。その2年生の進学補講の日程表が今日配布され、早いものは今週から開始されます。国数英理の4教科8講座(週に複数回あるものもあります)が開講されます。本校の先生方の素晴らしいところは、盛んな部活動への配慮があることです。生徒への掲示ポスターには次のようにあります。「部活動で放課後に参加できない人は、早朝や昼の補講を受講して下さい」 週に、朝7:30からの講座が3、昼休みの講座が7。大変ありがたいことです。先生方のこの心意気は、必ずや生徒に伝わるでしょう。


  H27.1.24.(土) 内閣総理大臣賞
 
                    市川・浦安地区高等学校合同書道展
               
 1月5日にお伝えしましたが、書道部はこの日、日本武道館にて「第51回全日本書初め大展覧会」に参加しました。この大会、「1月5日に日本武道館において開催されます席書大会(席書の部)と、公募作品(公募の部)を合わせて、全国各地より15,000点を超える作品が出品され、その中から厳正・公平な審査を経て、内閣総理大臣賞をはじめとする各賞が選定され、毎年2月に授賞式・展覧会を開催して(日本武道館HPより)」いるものです。昨日その結果連絡が来ました。何と本校2年の遠藤彩芽さんが見事に第1位の「内閣総理大臣賞」を受賞しました。全国1位ですから素晴らしい快挙です。おめでとうございます。このところの書道部は、何人もの高位の受賞者が出て、その活躍は目を見張るものがあります。
 今日は、市川市で現在開催されている「市川・浦安地区高等学校合同書道展」を見に行ってきましたが、本校書道部の作品は群を抜いていると感じました(他校の方、ごめんなさい。素人のひいき目です)。これからも頑張ってください。

  H27.1.23.(金) 実力テスト
         
               
 
 昨日、1,2年生は今年度第4回目の「実力テスト」。本校では1,2年生は4月、7月、9月、1月の年4回の実力テストを行い、実力の推移を確かめ学習の意欲向上を図っています。1年は、国語・英語は80分、数学90分。2年は、国語・英語90分、数学120分のテストです。3年生が先日受けたセンター試験も、英語のリスニングテスト終了は午後6時過ぎでした。テストは長時間となり、学力に加え体力も集中力も必要となります。この点でも、普段の学習が大切です。実力テストは部活動の「練習試合」と同じです。勝った負けたではなく、どこに課題があるか見つけることが大切です。しばらくして返却される答案を見て、振り返りを大切にしてほしいと思います。3年生のセンター試験の結果が大手予備校から返ってきました。全体でほとんどの科目で偏差値が昨年を上回り、頑張った結果が出ていました。個々の生徒の結果はそれぞれあると思いますが、これを基に各自自信を持って大学の個別試験に臨んでほしいと思います。
 今日は、隣接する筑波大学付属聴覚特別支援学校高等部専攻科の造形芸術科の卒業制作展に足を運びました。近くのギャラリーで開催されています。専攻科は、高校卒業後2年間専門教育を受けるところです。本校とは、卓球部が練習試合をしたり交流があります。聴覚に障害を抱えながらも、想像力豊かな感性でポスターデザイン、マーク・ロゴ、パッケージデザイン、3DCGアニメーション等多彩な作品を生み出していました。素晴らしいレベルの作品で、日頃の学習の成果が良く出ていると思いました。案内についてくれた女子生徒とは、筆談混じりにたくさん話をすることができました。ノーマライゼーションの時代。高等部とは来年度さらに連携活動を増やしたいと考えています。
 
                  卒業制作展                    ガーデンギャラリーの梅の蕾

  H27.1.21.(水) 大寒
     
                                      大粒の雪が
 
 昨日は二十四節気の「大寒」。とは言うものの、これから寒さが本番となっていくようです。今日は朝から、雪混じりの冷たい雨が降ったりやんだりのとても寒い一日となりました。午後の持久走の最中には大粒の雪が舞いました。そんな中、生徒は頬を真っ赤にしながら懸命に走っていて、いかにも若者らしい清々しさがありました。汗の始末をキチンとして風邪などひかないように。午前中に周辺の小・中・高5校の校長が集まっての会議が、隣の市川一中でありました。小学校ではインフルエンザのため複数学級が学級閉鎖をしているようです。幸い本校では、現在それほど流行の兆しもなく推移しています。寒さ本番、3年生は受験本番。手洗い・うがいの励行とともに、健康管理全般に注意していきましょう。

  H27.1.19.(月) 予餞会
                              予餞会
 
 3年生は4時間目に、週末受験したセンター試験の自己採点をしました。全員の結果データを早速受験3社に送り、全国の受験生からデータを集めたその3社がデータ処理をして、22日(木)には各自の希望校の合格可能性判定が返ってきます。楽しみにしつつも、それはそれとしてどんどん勉強を進めることが大切です。3年生は、本番の各大学の試験に向け最後の最後まで努力し続けてほしいと思います。
 午後はその3年生を送る会・予餞会が開かれました。部活動のビデオレターやスライドショー、ダンス部・吹奏楽部のジョイント発表、有志のパフォーマンス、さらに最後は3年生の先生方の歌と一言という内容で、3年生に予め餞(はなむけ)を贈りました。頑張れ3年生。

                2年生 LHRの時間 図書室にて「百人一首」大会

  H27.1.17.(土) センター試験第1日
 
            センター試験第1日目            日程 英語リスニング終了は6時過ぎ
 
 今日は3年生272名がセンター試験に挑みました。第1日目は、社会・国語・英語の3教科、明日第2日目は数学・理科の2教科(教科の中に、さらに複数の科目があります)。第2日目は理系生徒の受験が多い日程です。報道では、全国で約52万人が受験したようです。全国一律で行う巨大な試験だけに、大きなトラブルが無かったと言う報道にひとまずほっとしました。本校すぐ隣の和洋女子大・千葉商科大学が受験会場になった生徒も多かったので、試験前後や空き時間(昼食も)に学校に戻ることが出来た生徒もいました。みんな、実力を出し切れたことを祈ります。明日も頑張って。月曜日は登校して、自己採点した結果データを大手予備校等に送り、数日の後に希望大学の合格可能性を推計してくれます(センターリサーチと呼びます)。センター試験とともに、受験はいよいよ本番はこれから。引き続き頑張って。
 3年生がセンター試験に挑む日も、下級生は部活動で頑張っていました。女子バスケットは市川昴高校が来て練習試合。その他みんな寒い中集中して練習に励んでいました。
 
    ミーティング 野球部                    ソフトテニス部
 
       女子バレー部         練習試合 女子バスケ部

  H27.1.16.(金) 快晴の朝 明日はセンター試験
 
               快晴の朝                       頑張れ 3年生
 
 明日はいよいよセンター試験初日。例年、意外に荒天が多くなるセンター試験日ですが、今回はお天気は大丈夫そうです。今年は試験会場が大きく変更になり、鴻陵生は千葉商科大学・和洋女子大学・千葉大学(松戸市)・聖徳大学の4会場です。それぞれ自宅または本校から近い大学となりました。以前の学年集会で、学年主任はこれを地の利として「鴻陵生に“風が吹いている”」と言っていました。その通りになることを祈ります。初日の明日は、社会科(地理歴史・公民)の受験から、国語・英語と。社会選択者は9:05(1科目選択者は10:15)までに入室です。頑張れ、3年生。
1年生の家庭科は今、被服の授業です。座布団制作を行っていますが、裁縫、アイロンがけ、ミシンがけなどフルコースで習います。男女とも義務制の時にもやってきているので、違和感なく取り組んでいました。出来上がった座布団は、鴻陵祭で3年生で演劇を行った場合に、自分たちの観客席の座布団となるそうです。また、調理実習は多くが2年時に行う鴻陵祭食品団体のリハーサルになるのだとか。“すべての道は鴻陵祭に通ず”、という感じでしょうか。放課後は、図書委員会主催の恒例「百人一首大会」が作法室で行われます(午後出張のため、この部分予定です)。
 
                   1年 家庭科 被服授業(座布団制作)
 
       家庭科授業       1年理科(化学) 教室で映像授業    百人一首大会ポスター

  H27.1.15.(木) 1年 校外学習発表会
 
           風邪引かないで                 1学年 校外学習発表会
 
 天気予報よりやや早めの降り出しとなり、午前中より雨模様。生徒の下校時は、冷たい雨がだいぶ降りました。寒い一日で、ストーブは昼までの予定を終日に変更しました。3年生始め生徒諸君は、体調管理にいつも以上に気をつけてもらいたいと思います。
 1年生は体育館にて6,7時間目を使い、秋の校外学習(都内の大学見学)の発表会を行いました。一ヶ月ほど前に各クラスで発表を行い、今日は各クラス代表のグループが全体の前で行いました。東大、早大、慶大、立大、明大・・・と、いわゆる著名な大学が並びました。学部の説明などの正統派から、学食やお勧めスポットの紹介、学生へのインタビュー報告等、それぞれ工夫と変化に富んでいました。聞いていて、訪問しなかった大学でも何となく身近に感じられるような気持ちにさせられます。著名なこと自体が大切なわけではありませんが、難関大学はそれだけ多くの生徒が一生懸命目指してくるところです。それぞれ自分の希望の大学に向け、頑張ってほしいと思います。1年生のうちにこういう機会を得て学習のモティベーションを高めることは大変いいことです。なお、今日の発表会はすべて係の生徒が取り仕切って行いました。頼もしく感じました。

  H27.1.14.(水) 頑張れ3年生
 
 3年 朝自習 風邪に気をつけて 吹奏楽・ダンス ジョイント朝練習  1年 今日の持久走のスタート
 
 3年生はセンター試験まであと4日。授業中はもちろん、朝早くから自習する姿などからいよいよだなと感じます。県内は今月上旬にインフルエンザ警報が発令されましたが、手洗い・うがいをしっかり行って万全の体調で過ごしてほしいと思います。昨日は、市川第7中学校の若い英語の女性先生が一日研修にお見えになりました。3年生の授業も見学してくれましたが、どの子も的確に答えられてすごい、と感心していました。さらに、先生に授業進度を知らせるために、「どーぞ」と言って自分の教科書をそっと差し出してくれた男子生徒がいて、その大人の気遣いと優しさに感激されていました。鴻陵生、いいことありそうですね。センター試験後の来週月曜日は、※センターリサーチの後の午後、3年生への「予餞会」が行われます。今1,2年生の該当生徒は、その準備や練習に余念がない時期です。今日は、朝の体育館で吹奏楽部とダンス部のジョイント練習を行っていました。
 ※センターリサーチ:センター試験の結果を自己採点し、そのデータを予備校等の受験産業が集約して、希望校合格可能性等を推計してくれる取り組み

  H27.1.8.(木) ESD

  課題レポート「地球環境問題」          持久走前               菜の花             
 
 やや硬い話ですが、地球規模の環境汚染とその破壊が人類の大きな課題になって久しくなります。もちろん産業社会の中での対応が検討・推進されていますが、教育においても時代を担う若者たちにその意識を持ってもらう教育が求められています。通称、ESD(持続可能な開発のための教育:Education for Sustainable Development の略)。新しい時代を生きる上で必要な資質・能力を育てる教育、といえます。様々な教科・科目で、その観点に基づき行われていますが、2年生の保健の授業の冬季課題がまさにそれでした。今日担当の先生から、「国府台生はこんな意見を、こんな文章で書けるんですよ」と持ってきてくれました。題は、地球環境問題。原稿用紙2枚以内という条件の中で、みんなよく考えよく書けていました。さすがです。今の生活の質を下げずに、なおかつ地球環境を維持することの難しさ。まずは、一人ひとりが出来ることから出発するしかありません。
 新年に入り、体育の授業の方は1、2年生とも持久走が再開しました。生徒が一生懸命走るグランドの隅に、菜の花が咲き始めました。春はまだ先ですが、ホッとする空間です。

  H27.1.7.(水) エール
       
                   1.2年生 課題テスト
 
 本日より平成27年の授業が始まりました。本校は2期制をとっているので、特に新学期とは呼ばず、また“始業式”も行わない中で粛々と始まりました。2期制というものが初めての私は、新年の始まりが粛々と、というのにまだ慣れないままでした。
 授業とは言っても、1,2年生は出題されていた課題に基づく英国数の「課題テスト」。プラス、今年から英語の検定試験を一つを加えて行いました。これは、グローバル化社会に対応して大学入試で求められていく英語力の資格取得を目指すものです。また、3年生は、1時間目に学年集会を行ってから平常授業。学年集会は、私から受験に向けた激励の言葉と学年主任の熱いエールという簡潔なものでした(寒い時期で風邪をひかせてもいけない)。私からは、私自身が実際に走った100キロマラソンの経験から、「最後まで諦めず、その一歩をやめさえしなければ必ずゴールにたどり着く」という例を挙げて励ましました。諦めず最後まで粘れば、必ずゴールにたどり着くものです。センターまであと10日。各大学入試まで一カ月前後。最後の最後まで、粘って頑張ってほしいと思います。学年主任の熱いエールは、愛があり最高でした。応援団風のエールで、「ガンバレェー、ガンバレェー、さんねんせい! それぇー!」という掛け声で、生徒みんなが手拍子を。熱く感動的な雰囲気でした。このような“激励式”をして気合を入れてもらえる生徒たちが、ほんとに幸せそうでした。素晴らしい学年だと思います。受験は団体戦。みんな(すでに合格した生徒も)で頑張りあって、きっと自分の目標を達成していくと思います。

  H27.1.6.(火) 矢渡し
 
            弓道部「矢渡し」                     ハンドボール部
  
 今にも降り出しそうな曇天の一日でしたが、午後前半までに雨は落ちてこないで済みました。
 今日は、外の部活練習を見に行きました。弓道部は、初練習「射初め(いぞめ)」の日。恒例の儀式「矢渡し」を行ってからの練習でした。矢渡しは、最も優れた射手が初めて的に当てる(矢を的に渡す)儀式です。約50人余りの視線と緊張の中、見事的を射抜き、無事矢渡しは終了しました。コーチの先生からは、「技術と、さらに精神が安定していました」とお誉めの言葉をいただいていました。弓道部は練習後、顧問の先生が煮込んでくれたカレーをみんなで食べて初練習を祝い、私も一皿いただいてしまいました。大変おいしかったです。弓道部の今年の活躍を祈ります。グランドでは、硬式テニス部・ソフトテニス部・サッカー部・ハンドボール部そして野球部が練習。今日は比較的じっくり見る時間がありました。どのスポーツもそれぞれ特徴と面白みがあるように改めて思いました。そして、生徒たちはあくまで明るく真面目でした。部活が終わってから、校舎内で行われている冬期補講に出る生徒もいると思います。この前向きさと集中力があれば、学力もぐんぐん伸びるように感じました。明日から授業が始まります。頑張って。
   
        弓道部                          サッカー部
 
       硬式テニス部                      ソフトテニス部
 
      ハンドボール部             野球部               弓道部のカレー
                      (グランドが開くまでの工夫練習)

  H27.1.5.(月) 冬期補講再開
 
        冬期補講中              冬期補講中            女子バスケット
  
 昨日から再開した冬期補講もありますが、多くは“御用始め”の今日から。朝から多くの生徒が登校して勉強していました。3年生は、選択者の多い科目の補講、少ない科目の補講、それぞれ特徴があります。選択者の少ない科目では、マンツーマンでの補講もありました。一人の生徒のために行ってくれる先生というのも、本当にありがたいことだと思います。意気に感じてさらに頑張ってくれることを期待します。1年生の英語は2段階を予定していた習熟度別講座を3段階に分けて行っているようです。こちらも、より丁寧な対応をしてもらっています。3年後が楽しみです。
 体育館では、女子バスケット部、女子バレー部が練習。どちらの部の男子も、今日は他校での練習試合でした。新年がいよいよ始まっています。

  H27.1.4.(日) あけましておめでとうございます
 
       第5回全国青少年書き初め大会(代々木)      前年文部科学大臣賞の石郷岡さんの 
                                         デモンストレーション揮毫
  
 新年明けましておめでとうございます。創立72年目を迎える本校を、本年もよろしくお願いいたします。
 正月三が日が開け、授業開始はもう数日後ですが、多くの部活動で今年の活動が始まりました。正月と言えば書き初め。書道部は、今日・明日と東京で二つの書き初め大会に参加します。今日は、代々木の国立オリンピック記念青少年総合センターにて、「第5回全国青少年書き初め大会(国立青少年教育振興機構主催)」。今回は、昨年度最優秀賞である「文部科学大臣賞」を獲得した3年・石郷岡菜月さんが全国の参加者を前にデモンストレーション揮毫を行いました。大変な緊張だったかと思います。無事成し遂げました。また本校から参加した生徒の成績は、入賞6名(3年2名、2年4名)。人数的には昨年の倍になりました。また、団体の部では4番目の賞でした。明日は、日本武道館にて「第51回全日本書初め大展覧会(日本武道館主催 文科省後援)」に参加します。新年早々、墨と筆を持って移動しながら頑張っています。


  H26.12.26.(金) 良い年をお迎え下さい
 
            補講終了後も                      バドミントン部 
 
 いわゆる御用納めの日。学校は明日から1月4日(日)まで事務室も含め休業します。その間も、生徒は部によって活動がある部もあります。女子バレー部などは現在安房の方で合宿中です。
 午後校内を回ってみると補講終了後も一人で勉強する3年生の姿が散見されます。西日を浴びて頑張っている姿は、思わず応援したくなる雰囲気です。風邪をひかないようにして、頑張って。野球部は、練習後お世話になったグランドや校内を清掃して回っていました。この後、年末年始の郵便局のアルバイトをして遠征費等を確保するようです。頑張って。体育館では、男女バドミントン部が練習中。もう数日練習があるようです。第65回大会を数える老舗の市川市内大会が先日あり、2部で2年・藤ノ木雄太郎君がベスト8、3部で1年・掛川貴志君が優勝しました。3部は高校から競技を始めた1年生の部。同じスタートからの優勝は立派です。来年もさらに頑張って。吹奏楽部も個別のパート練習を繰り返していました。先日アンサンブルコンテストの県大会があり、クラリネット四重奏の部で金賞を獲得しました。曲名は「兜率(とそう)の憂い」。おしくも関東大会出場はなりませんでしたが、よく頑張りました。
 生徒・先生方の頑張りにより、素晴らしい一年になったと思います。保護者の皆さまもご協力ありがとうございました。国府台ルネサンス目指し、来年も頑張っていきたいと思います。皆さん、よいお年をお迎え下さい。

  H26.12.24.(水) 時計
            
                       時計がつきました 
 
 冬休みに入りましたが、校内は補講・部活動でたくさんの生徒・先生が出校していて大変活気があります。3年生の国語の補講は教室がいっぱいになる盛況でした。顔つきも真剣そのもの。体育館では男女バスケ・男女バレーが、グランドでは野球部が練習。剣道・柔道、ボート、硬式テニス等は校外で試合や合宿等です。それぞれ頑張って。
 そんな中、授業期間にはできない工事や安全点検等もこの長期休みなどを利用して行います。今日は、校内の火災報知機等の点検と体育館壁への大時計の取り付けを行いました。大時計は、校門を入った時にすぐに見えるように設置しました。朝の登校時、遅刻しそうな生徒が「うゎ、HRまであと1分だぁ」とすぐにわかる位置です。そういう生徒は少ないと思いますが。
 
     3年 国語補講              女子バレー             男子バレー
 
        女子バスケ               野球            大時計の取り付け工事


  H26.12.22.(月) せんせいっていいもんだ
 
         賞状伝達              全校集会           高校生向け出前講座
                                            「せんせいっていいもんだ」  
 
 学期としては後期の途中ですが、今日は今年最後の授業日。大掃除・賞状伝達のあと、全校集会を開いて一年の締めくくりとしました。私からの講話は、本校の文化祭・鴻陵祭について話しました。先日、生徒・保護者・職員に行ってもらった「学校評価」アンケートの集計結果を受けてのものです。伝統の文化祭を維持発展させ、さらに3年生の進路学習とのバランスをはかる工夫をしようというのが趣旨です。まだ議論途中ですが、二者択一的な議論ではなく、win-winとなるような工夫・改善を目指していきたいと思います。特に1,2年生には、3年の夏休みがきつくなるのは分かっているのだから、今からコツコツと家庭学習を積み上げよう、と呼びかけました。
 放課後は、県教育委員会主催の高校生向け出前講座「せんせいっていいもんだ」が本校会議室で行われました。将来教職を職業の選択肢に考えている1~3年の生徒25名ほどが参加しました。講座は、教員採用試験に携わる教職員課の方1名と、本校卒業生で小学校教諭をされている方2名から、教員になるまでの道筋、教職の魅力等を分かりやすくお話しいただきました。教員という職業へ夢を抱けるような、大変よいお話でした。最後の質疑応答では、生徒からいじめやモンスターペアレントについてなどの質問が出て、「時代」を感じさせられもしました。どの職業にも大変さはありますが、夢を持って目指してほしいと思います。せんせいって、いいもんですよ。見本となる先輩方の話でした。ありがとうございました。

  H26.12.19.(金) 体重が減りました
    
           1年道徳の時間 発表                  2年学年集会         
 
 今年の授業もあと2日。今日の午後は、1年生:道徳の時間、2・3年生:学年集会を行いました。道徳の時間では、『僕のお父さんは東電の社員です』(毎日新聞社)を使って、原発の問題を考えるものでした。3年前の大地震に伴う原発事故について、東電の責任と、原発に頼る電力消費生活を送る国民の責任と、そんなことを多角的な視点で考えるものでした。グループで話し合い、代表が発表するという形式でした。みな、いい意見を堂々と発表してくれました。また、3学年集会は、さながら受験に臨む決起集会の様相でした。学年主任からは、心配のあまり○㎏体重が減ったという話で笑いを誘いながらも、本番で自信を持って臨んでくるようにとの心のこもった話がありました。失礼ながら、前から参観させてもらいました。受験に臨む3年生の顔を何としても見たかったからでした。みんな、目が輝き引き締まったいい顔をしていました。これなら大丈夫。不安の無い受験生などあり得ないわけですが、自分を信じて力を出し切ってきてほしいと思います。年末年始を挟んで、まだ一月前後あります。風邪に気をつけて。頑張れ3年生。

  H26.12.17.(水) 書き初め
 
                      国府台小学校にて書き初め指導         
  
 書き初めは、年が明けて初めて毛筆で書や絵をかく日本の伝統行事。正式には1月2日に行うもののようですが、学校はその時は冬休み中のため通常その前後に行います。もちろん、本校ではなく小学校などで。今日は、近くの国府台小学校5年生3クラスの児童が、国語の時間を使って書き初めをする日でした。午後から、本校書道部員12名と顧問の後藤先生が、模範書写や指導として行ってきました。県教育委員会の事業である「お兄さん、お姉さんと学ぼう」事業の一環です。後藤先生から、今年のお題である「平和な国」の文字の書き方についての簡単な講義を行い、次に5年生児童たちが3つに分かれ、本校生の模範書写を見てから、各自書いていきました。日常生活では使うことのないだろう筆と墨の書写に、小学生たちは一生懸命チャレンジしていました。また、本校生徒も直接児童の筆に手を添えて教えたりして、とてもよい体験となったと思います。小学校の校長先生からは、児童が書道に親しむ機会と言うだけでなく、しっかりしたお姉さん(書道部は現在女子のみ)たちに憧れを感じて、勉強意欲が増す効果もあるということでした。まさに、「お姉さんと学ぼう授業」でした。
 本校は、この書道教室のほか、夏休みに算数教室・理科工作教室などを小学生向けに行っています。生徒たちが、人の役に立ちつつ、そのことに喜びを感じられる素晴らしい体験をするよい機会だと思います。

  H26.12.16.(火) 寒椿
 
                            雨の前庭 
 
 今年一番の寒さという表現の日が、日増しに更新されていきます.。今日は冷たい冬の雨の一日となりました。通常4時間目で使用を止める暖房(ストーブ)も、今日は終日としました。雨に打たれて、前庭の寒椿は生き生きと赤色を増していました。
 3年生のセンター試験の受験者の一覧がでました。今年は272名(322名中)が、4つの大学の会場で受験をします。1月17日・18日の本番までちょうど一カ月。冷たい雨の中、風邪などひかないように体調管理に気をつけて頑張ってほしいと思います。1、2年生のフロアの廊下には、自学自習課題や週末課題の箱が用意されています。有効に活用されていることを願います。鉄は熱いうちに打て、あるいは、若い時の苦労は買ってでもしろ等と言います。学生は勉強が本分です。頑張って。
    

  H26.12.15.(月) 市川市民元旦マラソン
 
     市川市民元旦マラソン    『目で見る市川の100年』の記事    今日の持久走スタート
 
 来る1月1日に地元市川市の「第65回市川市民元旦マラソン」が、本校隣のスポーツセンター周辺をコースとして行われます。昭和26年に第1回大会がスタートして65回目。マラソン大会としては、老舗の伝統ある大会、ということができると思います。その始まりのきっかけが、何と本校陸上部の生徒たちにあります。以下、『目で見る市川の100年』(郷土出版社)88ページの写真説明文から。
 「マラソン大会スタート 県立国府台高校陸上部の生徒が柴又帝釈天まで駆けて初詣をしたことがきっかけとなって、昭和26年に第1回のマラソン大会が開かれて以来、毎年行われる年中行事の一つとなり、市民に親しまれている」
 誇りに思える先輩達の話ですね。そして、今日も後輩にあたる現在の生徒たちが、体育の時間に寒風の中持久走を繰り返していました。
 6時間目の図書室。1年生が「倫理」の時間。冬季休業中の課題のための書籍を探していました。思想、思想家などの調べ学習です。夏季課題、冬季課題と、長期休業中に取り組んでいます。図書室には、本校卒業生で作家となった人も多く、そのコーナーが作られています。時代小説の乙川優三郎さん、ハードボイルドの真保裕一さんなどの小説がたくさん並びます。
 
     1年生の書籍探し          話題の本コーナー      本校卒業生作家のコーナー


  H26.12.12.(金) 調査書
 
      入念な準備運動                     ラストスパート
 
 定期試験は終わりましたが、受験に臨む3年生は休む間もなく必死に勉強しているところです。大学は、1月に出願受け付けのところがほとんどなので、出願書類のひとつ「調査書」の発行枚数が増えてきました。今はセンター試験を利用する私立大学も多く、こちらは実際の受験をするわけではなく書類を出すだけで受験できるので(センター試験の結果がセンターから送られるので)、生徒一人あたりの出願校数も昔に比べ多めになっています。今日は200枚くらいの調査書に学校の印を押しました。押印にかなりの時間がかかりますが、受験する大学名を見ながら「受かりますように」と祈って、一枚一枚押しています。来週は1000枚単位になるのだと思います。数は多くても一人ひとりの願いは一つ一つです。心をこめて押印したいと思います。頑張れ、3年生。
 2年生の体育の授業参観をしました。持久走をするこの時期の参観は、私もジャージになって走るようにしています。国府台高校では今日が初めてでした。学校内外に設定した1周500mほどのコースを25分間で走れるだけ走る、というルールで行っています。それぞれ自分のペースがあるので、前回の自分を越えることが目標のようです。早い生徒はこの時間で6Km位走ります。一緒に走っていて感じるのは、人によって多少の早い遅いはありますが、みんな自分の目標を持って一生懸命走っている、ということです。だらだら並んで走る、というありがちな姿が皆無でした。素晴らしい姿勢だと思います。真剣な生徒と普段の先生方の指導の賜物だと思います。

  H26.12.11.(木) 校外学習発表会
 
            グループごとに校外学習発表             作成資料 慶應、SOPHIA・・
 
 今日は1年生各クラスが6、7時間目を使い、11月上旬に行った班別の校外学習のまとめ発表会を行いました。今回の校外学習は、早慶上智など難関校と言われる都内の大学の研究でした。実際に行って体験し、学生の様子や校風など感じたことをよくまとめ、グループで発表してくれました。努力をしていくには、具体的なイメージとが目標あった方が頑張れる。個人でオープンキャンパスに行くのが基本ですが、みんなで学び合い刺激し合うという意味で、校外学習として行う効果があります。一年生のこの時期に目標(変わっていっていいと思いますが)が立てられるというのは、とてもいいことだと思います。今日の発表で各クラス1位になったグループが、後日「決勝」として学年発表会を行う予定です。今日も上手だなと感心する発表がたくさんありました。学年トップになるグループは、思わずその大学を希望したくなるようなinterestingな発表をしてくれるでしょう。楽しみです。

       
                   SPP地学 研究発表会

 今年のSPP事業は、生物と地学の2本立てでした。生物は先日発表会がありました。今回地学の研究発表会がありましたが、残念ながら出席できませんでした。その資料を頂きました。20名ほどの生徒が6グループに分かれて、「房総半島南部の地下環境と資源」、「稲の青立ちと天然ガス、上ガスについて」など、それぞれ興味を持つ分野を研究してくれたものです。中には、近くの里見公園のある「羅漢の井」の水質変化を半年にわたって調べたものもありました。資料を見ていても頑張った約半年間の様子が伝わってきます。ご苦労様でした。
※羅漢の井:里見公園の南斜面下にあり、里見氏一族が国府台城に布陣した際の飲用水として使用したと伝えられ、高台にあって水源が乏しいにも関わらず、一年中湧いている清水。一説には弘法大師が巡錫の折に発見し、里人達に飲用水として勧めたとも伝えられています。
  H26.12.10.(水) 鴻陵どら焼き
 
              PTA市川地区研究集会               千葉商大会議場から本校が
                                            (明かりのついている校舎)
 
 今日は午後から、お隣の千葉商科大学の会議場でPTA「市川地区研究集会」が行われました。市川・浦安市内の9校の各PTAの方々がお集まりになり、総勢100名を越える大規模なものでした。本校からは、P7名・T3名で参加しました。会場は、テレビニュースなどで見る国際会議場のような空間で素晴らしいものでした。同大の島田晴男学長のご講演は、高校生たちを待つこれからの世界という観点での、歴史・経済・政治等多岐にわたる内容満載で、大変興味深く拝聴させていただきました。その後、各校PTAの活動報告を行いました。各校、状況に応じて様々なPTA活動(研修活動や生徒の健全育成活動等)を行っていて、これまた大変興味深く参考になるものでした。本校が始めた文化祭での「鴻陵どら焼き」が、こういう会を通じて各校に広まり、地区内で過半数のPTAが文化祭で販売するようになっていました。地区PTAの“どら焼きフィーバー”と、面白いネーミングも飛び出していました。他校を知り、自分たちも・・という気持ちになる良い研究集会だったと思います。ご参加の皆さん、大変お疲れさまでした。また、幹事校として活動をしてくれた市川工業高校PTAの皆さま、ありがとうございました。なお、来年度は本校が幹事校となります。力を合わせて頑張りたいと思います。

         
              歳末助け合い運動            早速・・

 世間と同じように、職員も年末ボーナス支給の時期になりました。教務室(小さな職員室のようなもの)にチーバくん貯金箱が出現し、歳末助け合い募金が始まりました。助け合いは気持ちです。
 
 試験も昨日で終わったので、私から生徒向けの呼びかけ文「鴻陵生へ」NO4を配布しました。今回は、人としての基本を大切にしようという趣旨です。以下のpdf.ファイルでもご覧になれます。
 pdf.「鴻陵生へ」NO4

  H26.12.9.(火) 試験終了
 
        剣道部           フェンシング部 大掃除          ソフトテニス部
 
         野球部         試験後 早速の臨時入試補習          北風
 
 第4回考査も今日で無事終了しました。試験の終わった3年生に聞いたら「結構できました」。頑張って、手応えがあったようでした。お疲れ様。明日から答案返却等をしながら来週いっぱい授業再開となります。
 午後は早速部活再開。勉強でたまったストレスを発散するかのように、大きな声がグランド・体育館等から聞こえ出しました。「きえぇぇー」というものすごい気合の声が響く剣道場始め、校内を回ると気持ちよさそうに運動を再開している生徒ばかりでした。北風が冷たくなってきましたが、頑張って。

  H26.12.8.(月) モラールアップ
   
                        モラールアップ研修会
 
 
 週明けの今日は試験の3日目。朝かなり冷え込みましたが、みんな元気に登校し受験しました。お昼前に無事終了。
 生徒が下校した午後を使って、本校のモラールアップ委員会主催による先生方の研修会がありました。今回は、学力向上や進路指導など生徒の問題に直結した議題ではなく、教員の心構えや生徒との対応の仕方などについて、先生方が9つの班に分かれて意見を出し合いました。若い先生がリーダーになってよく引っ張り、皆さん一生懸命に話し合ってくれました。付箋への各自の意見書き、各班のまとめ、各班のまとめ発表、全体のまとめという構成でした。最後は、教員を目指した時の初心を忘れない、相談し合える仲の良い仕事環境を作る、など良いまとめをしてくれました。今回の研修は職業人としての先生方のためのものでしたが、必ず生徒への指導・対応に還元されていくと考えています。
※モラールアップ委員会:教職員自ら不祥事防止、職場風土の改善を主体的に考え、ボトムアップにより研修の企画等に取り組む校内組織。モラールは、モラル(道徳心)ではなく、職務遂行上における意欲のこと です。

  H26.12.5.(金) 日本人の特性
               
                        真 剣
 
 考査2日目。2年生は2時間、1,3年生は3時間の日程でした。無事終了しました。
 私自身は社会科の教諭として教えてきました。そこで、1年生が履修している「倫理」の問題を一ついただいたので解いてみました。テスト問題は、生徒の普段の学習状況やその定着度を見るわけですが、その出題内容で授業の様子も見えてきます。なかなか手ごたえのある問題で、普段のしっかりした授業が想像されました。気候・風土が生みだした農耕民族・日本人の特性についてなど、今の自分を振り返る機会にもなり、解いていて楽しいです。できばえ? 何とか、平均点くらいはとれたでしょうか。授業を聞いていないと、難しい問題もありました。
 試験はあと二日。生徒諸君、週末も頑張って勉強してください。

  H26.12.4.(木) 冬期補講
             
 
 第4回考査の初日。全学年とも3時間の試験でした。無事終了しました。
 今回第4回考査ですが、前後期2期制の本校は考査終了後一週間ほど授業を行ってから冬休みに入ります。その冬休みの補講のお知らせがありました。3年:英国数社理の5科9講座、2年:英国数理の4科5講座、1年:英1科3講座、合計17講座が開講されます。時間割を見ると、例えば3年生は9:00~18:00、年末は12月28日(日)となっています。先生方も年末は色々と忙しい中ですが、センター試験に臨む3年生始め生徒たちのために頑張っていただいています。生徒からの受講希望はこれから取りますが、一人でも多くの生徒が先生方の熱意に応えて頑張ってくれることを願っています。

  H26.12.3.(水) 持久走
 
     グランドをS字に             紅葉の中を            一部道路にて
 
 昨日から体育の時間に、学校の冬の風物詩的種目「持久走」が始まりました。1,2年生で実施しますが、単位数の関係で2年生が一足早く昨日から。一年生も試験明けから始まります。知徳体と言いますが、学校では、学力・道徳心・体力の育成を総合的に図っています。その中で、持久走は、心肺機能を中心に体力一般を高め、また苦しいところで頑張るという精神的な粘りも身に付きます。グランドが狭く走る環境に恵まれていない本校では、グランドをS字型に走って距離をかせぎ、一部道路に出て行っています。車がほとんど通らない道路ですが、先生が立って安全をはかって行っています。今日は快晴のもと、生徒たちは一生懸命走っていい汗をかいていました。すっきりして、夜テスト勉強がはかどるでしょう。
 明日から、定期テストです。みんな頑張って。

  H26.12.2.(火) 紅葉
 
  前庭のイチョウ(背景は隣の和洋女子大)             すっかりきれいに
 
 昨日は冷たい雨の一日。うって変わって、今日は朝から気持ちよく青空が広がりました。昨日の雨で前庭のイチョウが大量に落葉して、今朝は正門からのロータリーが一面黄色に染まっていました。これはこれで、美しい色でした。しかし、強風が吹いて収拾がつかなくなる前にと、朝早くから技能員の方が掃いてくれて、多くの生徒や先生が登校する頃には奇麗に掃いていただきました。私も少し手伝いましたが、軍手をしても手に豆ができました。落葉の季節。きりの無い落ち葉掃き。いつも学校をきれいにしてくれている技能員の方々の、日頃の苦労を少し体験させていただきました。いつもご苦労様です。
 週末の部活動。柔道部が団体戦で県大会4回戦まで進出し、ベスト16に入りました。少ない部員数でこの成績は快挙です。おめでとう。来年のさらなる飛躍を期待します。
 生徒はいよいよ定期テストモードに入り、授業も集中して取り組んでいる様子がうかがえます。達成感と充実感を得て年末・年始に入れるよう、目の前の試験、精一杯頑張ってください。また、3年生はいわゆる受験勉強と試験勉強の2本立てになる時期。頑張れ。

  H26.11.30.(日) 四剣士
  
                        フェンシング部の4剣士

 土日と本校体育館を会場にフェンシングの新人大会が行われました。本校では参加校の中で最も人数の少ない4名。しかし、力を合わせて個人戦・学校対抗戦ともによく頑張りました。個人戦で2年柴田選手がベスト4、学校対抗の団体戦では同じくベスト4でした。残念ながら上の大会へは進めませんでしたが、来年の関東大会・インターハイへ向けさらに力をつけていくことを予感させてくれる戦いでした。
 土曜日は午後2学年の学年PTAが行われました。進路部長の講話の後、校外学習の報告、そして各クラスごとの学級懇談会。約140名ほどの保護者の皆さんのご参加がありました。あいにくの雨の中でしたが、進路の話・クラスの話、熱心にお聞きになっていました。私からは、受験に集中している3年生に代わり2年生が学校の中心となる気構えをもって欲しい、等の挨拶をさせていただきました。ご出席ありがとうございました。
 役員をしているのでフェンシング大会関係でこの2日間とも出校しました。学校の方が勉強しやすいと考える生徒たちがたくさん勉強に登校していました。定期テストは木曜日からです。頑張れ。
 
     2学年PTA   進路部長からの講話               雨の中たくさんのご参加でした

  H26.11.28.(金) 3年生の心の叫び
 
     研究授業・3年日本史         3年生の心の叫び     書の甲子園で大賞(千葉日報より)

 今日は、3年日本史で初任の先生の研究授業がありました。大正末期の「護憲三派内閣の成立と政治の展開」という学習内容でした。始まりに前の時間の復習小テスト(5分くらい)があり、内容では現在進行中の総選挙のことも入れたりしながらよく工夫されたものでした。また、ほとんどが日本史を受験で使う予定の生徒たちで、真面目な上に質問にも的確な答えが返っていて、大変素晴らしい授業態度でした。
 その3年から1,2年生へのアドバイス集(進路指導部作成)の第2弾が配布されました。予備校・部活動・家庭学習等多岐にわたるアドバイスですが、今回目を引いた項目は「3年生の心の叫び」。思わず読んでしまうタイトルです。受験勉強に必死で取り組む3年生の心の叫びが、比較すれば時間のまだある1,2年生の心に届くことを祈ります。
 書道の朗報です。「書の甲子園(第23回国際高校生選抜書展:毎日新聞社主催)」で、3年の鈴木真凛さんが大賞に輝きました。中国の篆書・篆刻の大家・呉昌碩の作品から、1年がかりで100個の篆刻を彫り、それをすべて押印した作品「缶翁百印」で見事受賞しました。おめでとうございます。

  H26.11.27.(木) 学びの一日

            校長先生の「哲学」の授業                   ALTと英語授業   

 今日は私にとって、学びの一日でした。今日は埼玉県加須市にある私立の中高一貫校を訪問しました。この学校は、開校して4年目。高校から入学した生徒がこの春第一期生として卒業しました。わずか3年で目覚ましい進路実績をあげ、東大こそないものの国公立大・早慶上智等多数合格しています。校長先生を、率先垂範の、大変エネルギッシュでアイデアマンの方として存じ上げていたので、お願いしてそのエッセンスを研修させていただきました。校長先生自ら「哲学」という時間を開講(総合的な学習の時間)し、生徒に学習の基本となる、集中して聞き・考える姿勢を徹底的に教え込んでいます。この日参観した高1の授業は、大変難しい内田樹著『街場の現代思想』から「文化資本とは何か」を教材に、「マクロな読解力」の講義でした。100名近くの生徒が、ものすごい集中力で聞き・メモをとる姿に圧倒されました。集中力を欠く生徒が一人もいないことに驚きました。学ぶ姿勢・学び方を徹底的に教えれば、生徒はそれをどの教科にも発揮すると感じました。実際、校長先生がその次の時間にALTや担当の先生と行った英語の授業の中でも、この集中して聞き取り・考える学習方法は十二分に生きていました。その他たくさんの刺激と示唆をいただきました。ありがとうございました。国府台高校の教育に、還元していきたいと思います。
 私が視察に行っている間、学校では6時間目に生徒総会がありました。予算等定型的な議題の後に、「鴻陵祭の7月開催のメリット・デメリット」という議題で、生徒同士で意見交換が行われたようです。帰ってきてお聞きすると、3年の夏休みに受験勉強に集中できるというメリット。総体予選等の時期で部活動との両立が難しい等のデメリット。色々出たようです。また、演劇の舞台や客席の制作マニュアルをしっかり作って引き継いでいけば、時間と労力が大幅に軽減できる等の建設的な意見もありました。何か課題を感じた時には、まず第一に本質(大切なもの)を見極め、その上で変化を恐れず、タブーを設けることなく柔軟に考えていく。これが課題解決に向けた私のスタンスです。生徒総会は、時間の関係で継続的に考えていくということで終わったようですが、課題解決に向け生徒諸君のしっかりした考え・話し合いを期待したいと思います。

  H26.11.25.(火) 書道 全国大会へ

       雨の一日               ダンス部          書道:布村さんと顧問・後藤先生

 季節の変わり目は、一雨ごとにその季節が深まります。今日は冷たい雨が降り続いて、冬を思わせるとても寒い一日となりました。こういう日は、生徒も休み時間に教室内にとどまるようになるので、学校全体としては静かな一日となりました。その分、授業は一層落ち着いて行われるように思います。試験まであと約一週間となりました。部活動も明日までで、木曜日からは活動停止となります。
 それでも、明日はダンス部の発表会(県教委主催 千葉市にて)があり、女子バスケットボール部は3位決定戦があります(今日の試合の速報:男子バスケは県大会出場決め。女子は3点差の惜敗で明日の3位決定戦に回りました)。週末はフェンシングや剣道の新人戦があります。みんな、時間とスケジュール管理をしっかり行って、文武両立を図って頑張ってください。放課後、明日に備えてのダンス部の練習を見学しました。ダンス内容等すべて生徒の話し合いの中から作って行くので、しっかり話し合った上で実技に入っていく流れが見事でした。
 放課後、校長室に書道部生徒が結果報告に来てくれました。先日の県大会審査会で、2年の布村海(うみ)さんが、来年の全国大会千葉県代表に選出されました。中国の「傅山(ふざん)」という人の行草書の臨書作品で臨みました。今回は半折の用紙サイズでの出品でしたが、来年夏の滋賀県の全国大会へは、これから大作を仕上げていくそうです。構想はこれから。頑張って下さい。

  H26.11.24.(月) 3連休の部活動
   
                          フェンシング部

 12月4日からの試験を前に、この週末がほとんどの部で試験前最後の練習・練習試合となります。
 週末、ハンドボール部は新人戦地区予選3連戦を行い、2勝1敗で県大会出場。吹奏楽部は、アンサンブルコンテストの地区予選がありました。出場3グループとも金賞でしたが、金賞同士の審査の結果残念ながら県大会出場はなりませんでした。なお、クラリネット部門は昨年東関東大会に出場しているため、県大会へシードされています。今週末新人戦があるフェンシング部は、先んじてJOC主催のジュニアオリンピック・カデ大会(U-17)に、2年柴田選手、1年大久保選手が出場権を得ました。新人戦で先週勝ち進んだ男女バスケットボール部は、明日25日(火)に県大会出場をかけた試合があります。頑張って欲しいと思います。みんなそれぞれ力を出し切って頑張って下さい。
 そんな中、いつも朝・放課後練習に頑張っている野球部も、今日が今シーズンの練習試合最終戦となりました。松戸馬橋高校とのダブルヘッダー。一試合目、勝利。そして、文字通り最終戦となる2試合目。よく健闘しましたが、残念ながら「有終の美」とはなりませんでした。この試合、たくさんの選手が出場しました。特に、4月の入学早々の頃、軟式より大分重い硬式ボールを投げるのが精一杯に見えた一年生が、今日は堂々と試合で相手に立ち向かう姿を見ることが出来て、感慨無量でした。8ヶ月間の、地道な努力の日々を彷彿とさせてくれました。スポーツの世界でしばしば言われる、継続は力なり、練習は嘘をつかない、そんな言葉を改めてかみしめました。選手、そして陰で支えるマネージャーたち、シーズンお疲れ様。また、頑張って。
  
                    今シーズン最終戦 対松戸馬橋戦

  H26.11.21.(金) 弱気は最大の敵
 
  朝日を受けて 3年生・朝自習   「弱気は最大の敵である」       1年体育・ハードル
  
 受験勉強が佳境に入ってきている3年生は、授業はもちろんですが朝も夜も寸暇を惜しんで勉強しています。朝は7時半ころには多くのクラスで10名近い生徒が朝自習に来ています。そんな3年生の廊下には、一日ずつ数字が減っていく「センター試験まであと○○日」の掲示。その隣に、気持ちを鼓舞する言葉が張り出されます(週替わりくらい)。今日は、仕掛け人を発見しました。3学年主任がやってくれていました。今回は、プロ野球広島カープの、今は亡き“炎のストッパー”津田恒実投手の言葉「弱気は最大の敵である」。3年生の皆さん、苦しくても最後まで自分を信じて頑張りぬいて下さい。

   
  1000カ所ミニ集会 市地域防災課からの講話      生徒が司会の意見交換会

 放課後、今年度の「1000カ所ミニ集会」が行われました(千葉県の全小・中・高・特別支援学校がおこなうので1000)。地域や関係機関の方にお出でいただいて、提言をいただいたり、学校が核となって地域コミュニティーづくりに一役買ったりすることを目指します。今日は、「災害時における国府台高校と地域の連携」というテーマで、市地域防災課、市川警察生活安全課、筑波大付属聴覚特別支援学校、地元3町会、本校PTA等からの約20名に加え、本校生徒会生徒8名も参加して講話と意見交換会の2本立てで行いました。意見交換会の司会とまとめ発表を生徒が行いました。生徒のしっかりした対応に、ご参加いただいた皆さんからたくさんお誉めの言葉をいただきました。内容としては、まず自助:身を守り、家族の安否を確認、次に共助:地域で必要なボランティア活動等に取り組む、ということなどが話し合われました。地元町会とは年明けに、合同で防災訓練を行う予定です。ご参加の皆さん、ありがとうございました。生徒諸君、ご苦労様。

   
     平和と人権の集い 上川さんの講演             生徒からの質問

  昨日は出張のため私は出席できませんでしたが、体育館にて6、7時間目を使って「平和と人権の集い」が行われました(生徒の平和人権委員会主催)。今回は上川あやさんの講演「ちいさな声 社会にとどけ」。上川さんは性同一性障害であることを公表の上、世田谷区議会議員をされている方です。性の問題に限らず、多様な社会的少数者の問題にも広げてお話しいただけました。


  H26.11.19.(水) 授業参観 音楽・情報
 
    中学校の先生の研修                女子も男子も良く歌っています
 
 昨日に引き続き、市川第一中学から今日は音楽の若手の先生が研修に見えました。1年生の音楽を4時間授業見学をしました。生徒の発達段階に応じて、中学ではまだ全員が音楽や技術・美術(書道は国語の中の書写)を習います。自分の特性や興味・関心を幅広く学び、知るためです。その点、高校では芸術科目は音楽・美術・書道のどれか一つを選択して専門的に学びます。と言うわけで、好きな芸術科目(音楽)を選んだ生徒たちが、一生懸命歌っていました。今日は、サウンドオブミュージックの「すべての木に登れ」を練習していました。授業の最後に先生の計らいで、私に聞かせるため特別に前に習った「少年時代」の男女2部合唱を聞かせてくれました。私にとって、若いころによく聞いた歌で、きれいなハーモニーを聞いていて少しジンときました。ありがとうございました。一中の先生とは、吹奏楽等でこれからも連携していこうという話になりました。お疲れさまでした。
 3年の教科・情報では、「課題研究」として作成してきたプレゼンテーションソフト「パワーポイント」を使った作品の発表会(プレゼン)が始まりました。今日は3つの班の発表を聞きました。さすが3年生、と思わせるレベルの高い発表でした。作成した生徒の作品は、学校のHPから生徒が閲覧できるようにする予定です。他のクラスの発表内容をネット上で見て勉強できるわけです。eーラーニングの試みの一つとなります。
 
          発表            内容は画面にも出ます    発表後すぐ生徒たちが評価し、
                                          集計結果をビジュアルに表示

  H26.11.18.(火) 授業錬磨の公開日
 
     授業錬磨の公開日        中学校の先生も研修に          3年世界史
 
 今日は本校の「授業練磨の公開日」。授業錬磨。あまり聞き慣れない言葉ですが、これは11月の「学力向上月間」を中心に、県内すべての公立学校で授業公開を実施することによって、教員が他校の優れた授業を見合う機会とし、授業力の向上を図ることを目的に実施しているものです(県教委HPより)。「他校の優れた授業を見あう機会」が目的なので、本校の先生が他校の優れた授業を見学に行くことが趣旨ではありますが、本校にお出でいただいた方から感想やアドバイスをもらうのも結果として授業力向上に役立つことになります。今日は、他校の先生方25名、保護者の方19名(本校では保護者の方にも公開し感想をいただくこととしています)の参観がありました。概ね生徒の授業態度も先生の授業展開も好評価をいただきましたが、中には辛口の感想もあります。生徒に対して更にいい授業となるよう、このようなご意見こそ大事にしたいと思います。私も一日中授業を参観していました。良い面が圧倒的に多い中で、先生・生徒ともにさらに改善点があることも当然です。お互い日々努力していきたいと思います。ご参観いただいた皆様、お忙しい中、ありがとうございました。
 授業参観の一つで、家庭科の調理実習を見学しました。おかげで、女子を公欠で欠いた男子のみの班が、できたての料理をごちそうしてくれました。メニューは、牛ごぼうめし・豚汁・ひじきの煮物。どれもおいしくできていました。ごちそうさまでした。
 
       調理実習中                どうぞ            お味はいかがでしたか

  H26.11.17.(月) 授業参観
 
        3年・物理               2年・英語              窓外の紅葉
 
 今週は本校の授業参観週間です。各先生方がお互いに授業を見学し、自分の参考にしたり見学した授業の先生にアドバイスや感想を伝えたりします。また、明日は県教委推進の「授業練磨の公開日」。他校の先生方が参観に訪れてくれる予定です(予約不要にしているため、何名お見えになるかは今は分かりません)。またまた、明日・明後日はお隣の市川一中から3名の若手の先生(英語・理科・音楽)が本校に研修に来てくれます。高校の授業を参考にしていただくとともに、新鮮な何かを高校へも伝えてくれるといいと思います。改まって考えると、授業は形態として先生一人で行うものになります。今回のような機会を自分の授業を客観的にとらえる機会とすれば、さらに授業力がアップして結果として生徒に還元されると思います。今日は、3年の物理や2年の英語を参観しました。物理は「点電荷の作る電場と電位」という何やら難しいものでした。理系選択の皆さん、頑張って。英語は、会話文を文章に直す際の「時制の一致」。日付での説明が分かりやすかった。11/9に言ったことを、11/10に話した(過去)のだから、11/9の話はさらに前の“大過去”、つまり過去完了形になります。なるほど。
 週末の部活動結果。書道部は和洋女子大学競書大会の表彰式がありました。
    3年・石郷岡菜月:「全日本書写書道教育研究会奨励賞」
    3年・鈴木真凛:「日本書写技能検定協会奨励賞」
    2年・遠藤彩芽:「審査員奨励賞」        皆さん、おめでとうございました。
 少人数で頑張ってきた柔道部は、2年・福地拳太郎選手が県大会出場です(団体は県大会から)。頑張って。  
 主に中学校向けに作成している広報紙「国府台通信 NO3」ができました。文化祭のあった9月上旬から先週までの出来事をまとめました。下記のpdfファイルをご覧ください。
 
 pdf「国府台通信 NO3」

  H26.11.15.(土) 感動の大逆転
 
                   学校説明会                    吹奏楽部・ウェルカム演奏
 
 今日は、今年度最後となる第4回目の学校説明会を開催しました。約300名のご参加がありました。今回は説明会の順番を少し変え、学校紹介DVDのあと、生徒会生徒による学校紹介クイズ、吹奏楽部によるウェルカム演奏など、まず本校生徒を見ていただく企画としました。はつらつとした本校生のイメージが十二分に伝わる発表でした。私の挨拶も「本校について、今の生徒を見ていただければもう説明がいりませんね」という前置きで入っていけました。参加してくれた中学生の皆さんは、迷っていた人も含めそろそろ志望校最終決定という時期でしょうか。私たちは、意欲にあふれた皆さんを心待ちにしています。不安な中で努力することは、人を成長させると考えています。受検生の皆さん、体調に気をつけて頑張って下さい。今年度4回行った学校説明会の参加者は、合計約3000名でした。多くの皆さんに本校にお出で頂き、本当にありがとうございました。なお、個別の学校訪問はご連絡いただければ随時対応します。よろしくお願いします。
 土曜日の今日は、バスケット、卓球、バドミントンなどが公式戦(新人戦)でした。午後、県立浦安高校体育館を会場とした男女バスケットの地区予選を見に行きました。男子は、昭和学院高校を圧倒して次へコマを進めました。女子は、東海大附属浦安高校に序盤大量リードされ、一時ダブルスコアの22点差をつけられて大苦戦を強いられました。しかし、試合を諦めない精神力が徐々に相手を追い詰め、ついに最終ピリオドで追いつき、最終的に3点差で大逆転勝利を収めました。見ている私にも勇気をくれる、感動的な試合でした。力を合わせてやればできる。選手たちには、大きな自信になったと思います。試合の終わった男子部員の大きな声援(大声で歌ってくれた校歌にジンときました)も、女子の大逆転に力を与えてくれたように思います。男女ともおめでとう。ホッとすることなく、次の試合も全力で頑張って。
    
   (動きが速くてぶれました)    バスケット地区予選 県立浦安高校にて


  H26.11.12. 結成50年
 
    県立松尾高校の発表       結成50周年記念式典        小出監督の講演

 千葉市でPTA関係行事があり、会長・山田さん、会計・大町さんとの3人で参加しました。午前中は「研究集会」が行われ、進路指導や地域活動などの2分科会でそれぞれ2校のPTAの活動発表と質疑応答がありました(来年は本校が発表する予定です)。午後は、「千葉県高P連 結成50周年記念式典」が行われました。50年前、戦後間もない新教育制度の下で各校のPTAが個々の活動をしていた中で、昭和40年、生徒の健全育成を目的として、その連合組織である「千葉県高等学校PTA連絡協議会(昭和56年に千葉県高等学校PTA連合会と改称)」が結成されました。以来半世紀となりました。50年は大変長い期間です。この間、社会も生徒の状況も大きく変化しました。しかし、変わることなく、子供たちの健やかな成長のために、学校・家庭・地域の一層の連携強化が叫ばれる昨今です。式典に参加し、50年の節目を祝うとともに、今後とも学校と家庭が連携・協力していく決意を新たにしました。記念講演は、千葉県出身の大監督・小出義雄氏による「君ならできる~人生のアスリートを育てるために~」。監督の生い立ちや教員生活、有森裕子選手や高橋尚子選手らに五輪メダルとらせるまでのエピソードなど、軽妙で大らかさあふれる話術で楽しく聞かせていただきました。「先生の仕事は、生徒に夢を持たせること」「素直な子は伸びる」「人間、誉めれば自分でやりだす」など、心に残る言葉でした。

  H26.11.11. 指導主事訪問
   
1年数学 ハンガーを使ってグラフを   2年生物・酵素実験        教室にも秋の気配が

 県教育委員会の中で、生徒の学力向上について直接担当しているのが「指導課」です。今日はその指導課から数学と理科の2名の指導主事の先生がお見えになって、2つの教科の先生方の授業参観をしていただきました。各分科会では、本校生徒の素直で前向きな姿勢を誉めていただきました。また、生徒の学力向上のために、先生方に指導方法のさらなる工夫や若い先生方がベテランの先生のスキルを学ぶことなどのアドバイスをいただいたようです。現在「国府台ルネサンス~伝統校復活へ 現在進行形~」を推進している本校にとって、願ってもない研修の機会となりました。お一人の指導主事の先生は、遠く安房の鴨川から朝早く出てお出でいただきました。ありがとうございました。
 今年一番の寒さとなった今日。平日ですが2つの部の公式活動がありました。演劇部は、市川・浦安地区の地区発表大会が行われました。朝、緊張した様子もなく元気に出発していきました(結果は明日の発表学校が終わってからになります)。またダンス部は、午後3時から隣りのスポーツセンターで中学生に模範演技の披露がありました。市川市立の中学校が、全校集まって毎年開催している「市川学校ダンス研究発表大会」での模範演技です。中高連携や地域貢献として、長年続く本校ダンス部の恒例行事になっています。ダンス部の生徒は、6時間目のみ公欠して、見事な演技(夏の全国大会参加作品「ためらいの手」)を披露してくれました。中学生が憧れるようなパフォーマンスでした。
 
     演劇部・いざ大会へ        ダンス部・模範演技           中学生の発表

  H26.11.10. 文書2葉
      
      進路指導部 「3年生のアドバイス集」     生徒指導部 「登校時のマナーについて」

 生徒向け文書が、進路指導部と生徒指導部よりそれぞれ1枚づつだされました。進路指導部からは1,2年生向けの「3年生のアドバイス集」。「家庭学習」「目標設定」「科目選択」「部活との両立」「予備校」「英単語」等、7項目でまとめられていました。「学校の授業」の項目から一つ転載します。
 「高校受験と一緒にしちゃだめ。3年からまあやればいいか、と思っていると、今の時期に泣くことになる。本当に大学に合格したいなら、今から始めてもおかしくない。あと、授業をしっかり聞いた方が自分のため。」
 高校生活あと半年を切り多くの生徒が受験勉強真っ最中の3年生だからこその、1,2年生への実感こもった貴重なアドバイス。1,2年生には、心で読んでほしいと思います。
 一方、生徒指導部からの文書(教室掲示)は、「登下校時のマナーについて」。このところ2件連続して、登下校時の自転車の乗り方のマナー(あるいはルール)の悪さを指摘される事例がありました。幸い大事に至らずに済んでいますが、どちらもちょっとタイミングが悪ければ、相手に怪我を負わせる(あるいは自分が怪我をする)可能性があったものでした。危機管理の著名なことばに「ヒヤリ・ハットの法則」というのがあります。多くの場合、大事に至る前には、ヒヤリやハッとする、危険なシグナルがあります。生徒諸君は、今回の掲示物と先生からの注意を自分のこととして真剣に受け止めてほしいと思います。交通ルールの基本は、今も昔も思いやり・譲り合いの精神です。
 ※ ヒヤリ・ハットの法則 :労働災害における経験則の一つ。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハットする場面)が存在するというもの。法則名は、一般にはこの法則を導き出したハーバート・ウィリアム・ハインリッヒにちなみ「ハインリッヒの法則」と呼ばれる。(ウィキペディアより)      

  H26.11.7. PTAバス研修
   
                        成田・航空科学博物館
      
 今日は生徒は平常授業、保護者の方は「PTAバス研修」がありました。バス研修は、PTA文化委員が企画をして実施されるもので、今回の研修先は県内・成田市の航空科学博物館と米屋成田工場、昼食はホテル日航成田にて、というものでした。バス2台を連ね、約80名で行ってきました。航空科学博物館では、航空機の大きさに驚き、機内の工夫その他を丁寧に教わりました。成田山新勝寺と縁の深い米屋さんでは、商品を供給する百貨店からコンビニまで幅広い小売店に対応するためのきめ細かい配慮・工夫等の説明を受けました。PTAの皆さん、大いに納得され感心しておられました。私も。澄み切った空の下、楽しく充実した一日になりました。お疲れ様でした。また、文化委員の皆様、準備等ありがとうございました。
 
     米屋・丁寧なご説明     頭にかぶり物をして工場見学へ       米屋成田工場

  H26.11.6. 平常授業
     
             2年国語                      1年学年集会
      
 2年生の校外学習(修学旅行)中は特別時間割で行っていましたが、今日から3学年がそろい通常授業が再開しました。早速、旅行・代休と続いた2年生の一週間ぶりの授業を覗いてみました。国語・現代文の評論で「居住空間における日本的なもの」という単元の始まりのことろでした。生徒は、旅行の疲れや浮ついたところもなく、落ち着いてしっかり授業に取り組んでいました。さすがだと思いました。内容は、日本対西欧、日本の空間概念等、日本的なるものの再確認等から入り、大変興味深いものでした。
 午後、一年生は学年集会。先日の校外学習(大学訪問)のまとめや2年次の理科の科目選択等についての説明がありました。最後に、進路係+英語科から「自学自習プリント」チャレンジの話がありました。より高いレベルで英語を勉強したい1年生のために、先生方が作成し階段のところに設置するので、週一枚、自らチャレンジしてほしいというものでした。プラスアルファのことに、頑張ってほしいと思います。

  H26.10.30.~11.2. 沖縄校外学習(修学旅行)
 

 10月30日(木)~11月2日(日)、3泊4日で沖縄校外学習(修学旅行)に行ってきました。好天に恵まれ、充実した素晴らしい旅行になりました。

 [第1日目]
  羽田空港から那覇空港へ。飛行機が初めての生徒もいて、離着陸時はすごい歓声。また、那覇空港近く、空からエメラルドグリーンの海が見えてくると一気に気持ちが高まりました。午後は、読谷(よみたん)村で平和学習。69年前の沖縄戦で、住民が逃げ込んだ洞窟(ガマと呼びます)に体験的に入り、ガイドの方から当時の様子や現在の平和への願い等をお聞きしました。ガイドさんのお話は約1時間半に及ぶ、熱気あふれるものでした。平和への思いが強く伝わってきました。
 
        羽田空港              空からの沖縄             那覇空港
   
          チビチリガマでの講話                 読谷村・座喜味城跡
  
 [第2日目]
  調査研究活動の日。生徒は80台のタクシーにそれぞれ分乗し、これまでコンタクトをとってきた調査先へ。この活動は、30年以上続いている、他校にない本校独自の取り組みで、生徒がテーマを決め訪問先との連絡・調整を行い班別での聞き取り調査を行います。私にとっても初めてのことなので、4か所ほど回って生徒の聞き取り活動を参観しました。市場、首里城、沖縄旧家、体験施設など。生徒は大変まじめに取り組み、相手方も丁寧にご説明していただいていました。夕方、お借りしていた公共施設(沖縄産業支援センター)に生徒は集合し、クラスごとに約1時間で発表準備、その後各班10分の持ち時間で調査内容の発表。限られた時間内で手際よくまとめられ、発表もしっかりしたものでした。 
 
       タクシー分乗         市場の組合長さんの説明    市場発祥の「おばぁラッパーズ」
   
        首里城            首里城・学芸員の方の説明     沖縄旧家(中村宅)
 
      沖縄旧家(中村宅)          塩作り体験            海水のとれる海
 
    沖縄産業支援センター          発表準備             調査研究の発表

 [第3日目]
 今日からは、亜熱帯の沖縄を満喫する行程となります。午前中は本部(もとぶ)町の「美ら海水族館」見学。ジンベイザメやマンタが豪快に遊泳していました。また、海越しに見える伊江島が美しく輝いていました。午後は、南部の八重瀬町中央公民館に移動し民泊の「入村式」。そして各家庭に。一晩、おおらかな沖縄の人たちと直に触れあうことができ、楽しい思い出がつくられることでしょう。
     
        美ら海水族館(後ろは伊江島)         美ら海水族館のジンベイザメ
 
      八重瀬町入村式                 民泊でお世話になる方々と
 
 [第4日目]
  あっという間の4日間でした。朝9時前から再び公民館に集合して「離村式」。みんなでカチャーシー(沖縄の踊り。かき回す、という意味)を踊ったりして、大盛り上がりのお別れ会でした。そして、お別れの際には多くの生徒が別れを惜しんで涙を流していました。各家庭で、濃い時間を過ごしたのだと思います本当にお世話になりました。ありがとうございました。
 昼を挟んで那覇・国際通りで買い物散策をして帰路に。午後4時前、全員無事に羽田空港に到着しました。
   
          八重瀬町離村式・大カチャーシー大会                那覇国際通り
 
  4日間、体調を崩す生徒が一人も出ない旅行でした。これはすごいことだと思います。自己管理ができ、また基本的に元気であるということだと思います。民泊先の方からは、礼儀正しく素直な上に、ものすごく積極的な生徒たちであると大いに誉めていただきました。素晴らしい校外学習の旅でした。

  H26.10.29. 結団式
 
                     2年生 校外学習前日 結団式
     
 
 2年生はいよいよ明日から校外学習(修学旅行)です。3時間目に体育館にて「結団式」を行いました。結団式とは古めかしい言い方ですが、生徒328名、職員15名、添乗員4名、現地看護士1名が一つの「集団」になって旅行をするわけですから、個人旅行とは違う、「鴻陵旅行団」の一員としての自覚が必要となります。私は団長として行きます。生徒には、真面目・真摯に取り組むところと楽しく沖縄の旅を過ごすところとけじめやメリハリをつけるよう呼びかけました。帰宅したとき保護者の方に、楽しい旅の思い出が語れるよう、有意義で楽しい旅にしたいと思います。幸い台風の襲来もなく、好天に恵まれた校外学習となりそうです。明日は、6:50分に羽田空港に集合です。まずは、全員が7:55発JAL903号に乗れることを祈ります。なお、校外学習の様子は、このHPの「校外学習」のページにアップされたり、登録いただいた保護者の方にはスクールメールにて毎日お知らせできる予定です。どうぞご覧下さい。
 2年生は午後は準備のため放課になる一方、1年生保護者の皆さまは午後、結団式の行われた体育館で学年PTAがあり進路講話でした。講話のあと、各クラスに分かれてクラス懇談会を行いました。お疲れ様でした。


  H26.10.28. 早朝の生徒3景
 
      3年 早朝自習            体育館 朝練       2年生 校外学習荷物積み込み
     
 冷え込んだ朝ですが、朝8時前から生徒たちが様々な活動をしていました。3年生は、各クラス5~10人くらいが早朝登校して自習。冷えた空気が脳をクリアにしてくれそうです。教室が自習生徒のために使われるので、4月から行われていた英語の早朝補習は、理科の実験室へ移りました。頑張っています。体育館では、バスケとバドミントンの朝練。どちらも11月上中旬に新人戦があります。頑張れ。2年生は明後日の校外学習(修学旅行)に向け、今朝はトラックへの荷物の積み込み。トラック→飛行機で、那覇市内の最初の宿泊ホテルへ予め送っておきます。色とりどりのトランクをガラガラ引いてきた生徒が次々とトラックの荷台に積み込みました。沖縄の週末は、天候に恵まれそうです。

  H26.10.27. センター試験まで・・
 
      今日の勉強に悔いを残すな!              1年体育 バスケットボール         
   
 定期考査も終わり、気候もすっかり秋めいて涼しく、まさに勉強の秋という季節です。どの授業も生徒は一生懸命取り組んでいます。
 3年生の廊下に意識付けに張り出されている「センター試験まで○○」の掲示に、今日は新しいメッセージが加わっていました。「昨日の勉強に悔いはないか?」、そして「今日の勉強に悔いを残すな!」。模試の結果などから3年生の頑張りがよく伝わってきています。受験は団体戦。みんなで頑張る雰囲気が、精神的に厳しい受験期を乗り越えさせてくれる大切な要素です。頑張れ3年生。

  H26.10.23. 考査終了
   
           登校時の傘の花                     2学年集会              
                            
 ここ数日、冷たい雨の日が続きました。そんな中、今日で定期試験が無事終わりました。生徒諸君は、努力の成果を十分に発揮する事が出来たでしょうか。ほとんどの生徒が上級学校へ進学する本校生にとって、校内の定期考査は日頃の学習内容の確認であると同時に、受験に向けての基礎力定着の機会でもあります。従って、ほどなく答案が返却されてきますが、取った点数に一喜一憂せず、自分が理解していないところはどこなのかを確認して、そこを直すように活用してほしいと思います。
 考査が終われば、日常が戻ってきます。2年生は来週木曜日から校外学習(修学旅行)。今日は考査後早速、体育館に集合して学年集会を開き、しおりを使って旅行の指導・説明がありました。あと一週間で、沖縄です。楽しい旅行になることを祈ります。
 午後は部活動も再開しました。


  H26.10.20. 定期テスト
                
                            集中
 
 今日から定期考査になります(科目数の関係で1年生は明日から)。9月上旬に文化祭があった関係で、試験範囲はそれほど広くないかと思います。生徒諸君には、しっかり勉強してテストに臨んでほしい。
 試験の午後を使い、先生方の研修会がありました。今回は特別支援教育委員会主催の講演会。「支援の必要な生徒の理解とその対応について」と題した、千葉県スクールカウンセラースーパーバイザーの高井千鶴氏によるお話でした。発達障害のみならず、高校生が抱える様々な問題を心理学面等からも分かりやすく教えていただきました。“ぼっち”、“コミュ障”、“スクールカースト”など、現代用語もふんだんで、生徒を指導・支援する上で大変参考になりました。先生方も非常に熱心にお聞きになっていました。
 私事です。昨日の日曜日、千葉県教育委員会主催のちばアクアラインマラソンが、木更津市・袖ヶ浦市等をコースに行われ、国府台高校を代表(?)して私も出場してきました。アクアラインを通行止めにして行うだけあって、まるで海の上を走っている様な爽快感でした。42.195㌔という長い距離ですが、足がつりながらもなんとか完走できました。こんな苦しいことに挑戦しようとする人が、1万何千人もいるという事実も爽快です。まだまだ若い者には・・という気負いはありませんが、率先垂範、元気な校長でいたいと思っています。
 
        アクアライン上は海の上を走っているよう         市民ランナーの星・埼玉県公務員
                                            の川内選手のトップの快走

  H26.10.16. 衣替え
      
                               冬服
 
 今朝は今年一番の冷え込みとなりました。暑い暑いと言っていた夏からわずか一カ月余りですが、すっかり涼しくなり秋の気配が深まりました。本校は10月1日から衣替え。昨日までは移行期間でワイシャツ姿も目立ちましたが、今日から本格的に冬服期間に入ります。それにふさわしい寒さの朝となりました。登校風景もすっかりシックな黒・紺基調です。男子の学生服、女子のネクタイなしの制服。シンプルで真摯な学生らしくて、私は好きです。ただし、女子のミニスカは、制服のはき方としてはあわないと思います。
 生徒は来週月曜日からの考査(テスト)です。心身ともに引き締めて学習に取り組んでほしいと思います。6時間目のLHRは、1,2年生は「シスタークラス」の企画がありました。同じ番号のクラスの上級生数名が下級生の教室へ行き(1-1なら2-1から)、学校生活その他について先輩としてレクチャーします。伝統の継承を目指して始まった取り組みのようです。選ばれた先輩の数名。いいこと言ってました。


  H26.10.11. 学校説明会
         
                            授業参観

 土曜日ですが授業日とし、午後、中学生対象に授業参観・学校説明会を行いました。学校説明会は今年度3回目となります。10月の中旬に入りましたので、進学先を決めていなかった中学生もそろそろ絞っていく時期かと思います。今日は中学生・保護者合わせて250名ほどのご参加がありました。各担当の先生や生徒会生徒から学校説明があり、私も5分ほどのご挨拶の時間をもらい、本校の教職員がどういう生徒を育てたいと思っているかについてお話しさせていただきました。それは平易に言えば、しっかりした社会人を世に送り出す、ということです。さらにやや硬く言うと、学校教育目標「21世紀の日本をリードする有為な人材の育成」になります。そこでのリーダーの条件は、①高い学力と②学力を活かす人間力、です。特に、人間力として、規範意識・思いやり・自分を社会の中で役立たせようとする志などを例示させていただきました。我々教職員の思いを受けて、我こそはという中学生がたくさんいてくれることを願います。毎年毎年、学力と意欲にあふれた若者が入学し、新しい国府台高校の歴史が作られていきます。参加してくれた中学生の皆さん、頑張ってください。そして、待ってます。
 
                            学校説明会

  H26.10.10. 国府台散策
 
       真間山弘法寺            弘法寺山門           手児奈霊神堂
 
 爽やかな秋晴れとなった10月10日。この日は、50年前の東京オリンピックの開幕した日です。その後、体育の日として記念してきました(現在は、この日周辺の月曜日。今年は13日)。記録によると、当時本校生徒一人が聖火ランナーとして聖火をつないだようです。あと6年後、オリンピックが再び東京で開催されます。
 そんな今日。生徒は金曜日の平常授業。一方、PTAでは文化委員の企画でPTA「国府台散策」が行われました。「市川案内人の会」のボランティアの方とともに、学校周辺の、市川・真間・国府台の歴史や文化に触れながら会員間の親睦をはかる、というものです。30名余りの保護者の方のご参加がありました。50年前のオリンピック開幕の日(私は9歳でした)と同じ爽やかな青空の下、気持ちのよい散策となりました。ボランティアの方の解説で始めてお聞きする話も多く、大変有意義な企画でした。真間山弘法寺(法を求める、ということで「ぐほうじ」と読みます)の長い階段登りなど、皆さんお疲れさまでした。なお、PTA文化委員会の企画としては、このあと、11月7日(金)にバス研修旅行があります。方面は、成田航空博物館・米屋工場です。約80名のご参加があります。よろしくお願いいたします。
 

  H26.10.9. 安全の日
 
      3年防犯講話                       2年AED講習
           
          
      1年道徳の授業        〈教材〉   ブラッックジャック       道徳の理由
 
       道徳とは?          一枚の求人ポスターが・・     障害の程度による種別表
 
 今日は本校独自の「安全の日」。10年ほど前のこの時期に起こった生徒の事故(体育の授業中の死亡事故)を教訓に、毎年広く生活安全について考える機会としてこの日を設定してきました。今日は、1・3年生は市川警察署の方による防犯教室(薬物やサイバー犯罪等)、2年生は救急救命法や実際のAED(心室除細動装置)操作の講話と実習を行いました。時間の経過の中でも、自他の安全への意識は風化させないようにしなければなりません。意味のある行事で生徒も真剣でした。また1年生は、防犯教室の前に総合的な学習の時間を使って「道徳教育」を行いました。正面から道徳とはと問うもの、マンガのブラックジャックから考えさせるもの、健常者と障害者の国際スポーツ大会(オリンピックとパラリンピックを混合させた大会)の可否について考えさせるものなど、各クラス担当の先生方のモチーフ(主題)が生かされ、変化に富んだものになりました。
 午後から、今年度第2回の開かれた学校づくり委員会を開催し、委員の皆さんに上記の「安全の日」の各企画や「道徳の時間」を参観していただきました。おおむね生徒の聞く態度や取り組み態度等お誉めをいただきました。私から見ても、生徒はよくやっていたと思います。委員長の中村様(市川第一中学校長)からは、野球部の素晴らしい挨拶や体育の授業中の生徒のいい表情が、それを見て登校したり学校生活を送る一中生に良い影響を与えてくれている、と言っていただきました。会議では、地域連携をさらに進めていくことが話し合われました。
 開かれた学校づくり委員会:安全・安心で地域に信頼される学校づくりを推進するために、全ての県立学校に設置されています。地域住民及び保護者等の中から委員になっていただき、学校運営上の課題解決に向けた検討や地域との交流や教育力向上の取組の検討などで意見を伺います。
         
               授業参観          開かれた学校作り委員会


  H26.10.8. 葛飾天満宮
 
                        葛飾天満宮(本八幡) 

 昨日、昼前に所用で市川市役所へ出向きました。市役所から徒歩2分のところに、「葛飾天満宮」があります。長い歴史のある神社で、帰りに立ち寄ってみたら、市役所周辺の喧騒が嘘のようなしっとりした聖域でした。もうしばらくすると、美しく紅葉しそうです。市川は歴史の街だとつくづく思います。文化祭の3年生クラス演劇で使用したPRスチール写真の、あるいは撮影場所になっていたのかもしれません。
 葛飾天満宮:寛平年間(889年-898年)に宇多天皇の勅命により石清水八幡宮を勧請して建立されたと伝えられている。 下総の国を守護する総鎮守として崇敬されている。武神であることから平将門、源頼朝、太田道灌、徳川家康など関東武士の信仰を集めた。(ウィキペディアより)

  H26.10.7. 台風一過 後期授業開始  
 
 朝からグランドの水は引きました             2年女子体育・サッカー

 台風一過の秋晴れの下、今日から後期日程。数日間だけの秋休みだったので、集会等もなく一時間目から平常通りの日課で始まりました。やや涼しくなった朝の登校指導をしていて、3年生が単語帳を持ちながら登校する姿が目に付くようになりました。交通安全上はちょっと危ないところもありますが、時間を惜しんで学習する雰囲気が伝わってきます。頑張れ、と声をかけるとうれしそうにハイと答えが返ってくるので、朝から清々しい気持ちです。昨日は台風の大雨でグランドが「水没」した様子をお伝えし、水が引くまでしばらく我慢をしなければと書きました。が、今朝見るとほとんど水は引いていました。野球部が朝練をし、日中の体育の授業も普通どおり行えました。まるで、大量の水がやってきて、あっという間に駆け抜けていったようです。長引かず幸いでした。グランドに体育の様子を見学に行って、感じたことがあります。怪我や体調の関係で見学していた2名の女子生徒。サッカーのドリブル練習を、日陰になるところで大人しく座って見学していたのですが、私が声をかけると二人ともすかさず立ち上がって丁寧に答えてくれました。文字化すると何の変哲もないことのようですが、大人が声をかけた時座って答えることが失礼だということが身についているのは大したものです。先生の教え、よりご家庭での躾の賜物と感じました。素晴らしいことです。
 放課後、今年度のSPPのひとつ「国府台フジバカマの里に生息する昆虫の生物多様性を探求する」の成果発表会が、本校生物実験室で行われました。千葉大学大学院園芸学研究科の野村昌史准教授と研究室の学生さんにお出でいただきました。里で採集した生物の遺伝子解析を行って分類していくという研究の発表です。大変高度な内容でした。教授や学生に教えていただきながら、生徒はこの分野の入口に立った、という感じでした。リケダン、リケジョ目指して、これからさらに発展していけることを期待します。千葉大学の皆さん、ありがとうございました。
 SPP:サイエンス・パートナーシップ・プログラム。科学技術振興機構(JST)が、高校生の科学技術、理     科、数学に関する観察、実験、実習等の体験的・問題解決的な学習活動を支援するもの。
   
    PP(パワーポイント)使用        ポスター発表            生物の系統図説明

  H26.10.6. 台風18号  
   
        午後は青空が広がりました             グランドはこの状態になります
 
  台風18号の接近で、早朝より大雨・暴風警報等が発令されましたので、規定に従い今日は「臨時休校」としました。本来なら今日から後期が始まる予定でしたが、一日「水入り」となりました。幸い学校に台風による被害はなく、生徒からの被害報告も届いていません。本校に関して言えば、被害が出なくてよかったと思います。午後には台風一過の晴れ間が広がりましたが、グランドは水がたまり、まさに海の状態。本校は、真間川に雨水が急激に流れ込むことを防ぐため、学校のグランドの水をためる雨水貯留浸透事業のための施設となっているため、グランドはやむを得ず水が貯まります(貯めます)。明日からは秋晴れが続きそうですが、授業・部活動でグランドを使う生徒には、少し我慢をしてもらわざるを得ません。

  H26.10.2. 秋休み  
   
    英語補習(8時前です)          サッカー部               弓道部
 
  今日・明日は秋休み。昨日で前期(本校は一年を二つに分ける二期制です)が終了し、秋休み(夏休みが早く終わった分)を挟んで来週から後期が始まります。一学期が終わってさあ夏休み、というのに数十年間慣れてしまったので、やや区切りに実感が持てないところもあります。秋休みといっても、国府台高校はひっそりとはしていません。今日も、朝から3年生の補習が一日しっかり組まれ、部活動もたくさんの部が活動していました。
  昨日は前期終業式。私からの講話は、文化祭に関して生徒に「変化することに自信を持てる人間に。自信は、残すべき大事なものを見極められる力が生む」という趣旨で話をしました。本校の文化祭での3年生のクラス演劇は、30年近い伝統がある素晴らしいものであることは、疑いの余地がありません。これほど熱中するものを持ち、また熱中できることは、誇るべき伝統・特色です。その時代その時代で、生徒たちが自分たちを取り巻く環境の中でやれることとに一生懸命に取り組んできた結果が、現在の姿でもあります。決して、決まった形を30年間続けてきたわけではありません。30年という時代の長さは、社会・経済状況(30年前はバブル経済期でした)も、生徒自身の気質やそのニーズ(現在の現役進学率は90%を超え、30年前の倍の割合です)も当然変化しています。その変化はいいも悪いもなく、自然で当然のことです。そういう中で、「大切なものは何か」をしっかり見極め、その上で勇気を持って必要な変化に取り組んでいく。その変化は、二者択一的なものではなく、必要とされていることにバランスを取っていくという変化です。私は今年初めて鴻陵祭を見て大変感動してばかりですが、何年も見ていると様々な意味で固定化・硬直化が感じられるとお聞きしたので、そのように生徒に呼びかけました。伝統が、誇りだけでなく呪縛になってはいけないと思います。
  今年の夏休み。進路指導室に、進学勉強か演劇練習・準備かで悩みを訴えてくる生徒が何人もいたと聞きました。私がその生徒に一言言ってあげるとしたら、「人間はもっと自由のはずだよ」ということです。生徒たちが、自由に考え、バランスのとれたさらにいい鴻陵祭を創造していってくれることを期待しています。残すべき大切なもの、それは「熱く一生懸命になれる鴻陵魂」だと思っています。

  H26.9.30. 校名板  
         
                            校名板   道路を挟むかつての校門(奥が今の正門) 
 
 本校は今年学校創立71年目。その長さに耐えられる建物はそう多くはありませんから、当然校舎を建て替えたりして今に至ります。そんな中で、旧校門跡が道路に残っています。道路整備等の関係で、今では現在の正門わきの道路脇(片方は微妙に本校の敷地内)に立っています。その旧校門にかかっていた校名板が、先日止めていた部分が朽ちて落ちました。しばらく旧校名板なしの状態が続いていましたが、今日復旧しました。二つのうちの片方はすでに無くなっていますが、もう片方は頑張って保存し、由緒ある古い校名板で生徒に伝統の重みを語り続けてほしいと思います。

  H26.9.29. 8種競技  

        キンモクセイ            ザクロの木              ザクロの実 
                    
 週明け秋の好天が広がり、清々しい一日でした。校庭のキンモクセイの甘い香りが漂い、ザクロは熟れて食べごろを迎え始めました。ザクロを収穫してくれた先生からいただき、私も一ついただきました。果実らしい素朴な甘さの実でした。果汁にはコラーゲンが含まれていて、女性にたいへんいいそうです。
 週末、陸上競技部は県の新人大会がありました。2年・山下広暉君が8種競技で千葉県「第3位」に入りました。8種とは、「100m、走幅跳、砲丸投、400m、110mH、やり投、走高跳、1500m」の8種目です。2日間かけて戦います。この競技は、投・走、瞬発力・持久力等多方面の運動能力が総合的に優れている選手がチャレンジします。その競技で県第3位は見事です。今大会は上の大会がありませんが、来年の関東・全国へ期待が持てる素晴らしい成績でした。おめでとう。 ちなみに、山下君のようなアスリートとは比較になりませんが、私は「50の手習い」として市民ランナーを始めて9年になりました。この週末、柏市であったハーフマラソンに出場しました。今季最初のレースです。来月の「ちばアクアラインマラソン(千葉県主催、フルマラソン)」を含め、来年3月まで8レースほど出場する予定です。健康寿命(日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができる生存期間のこと)を長くすることを意識しながらランニングを続けています。山下君のような活躍を見るとさらに(無理せず)頑張らなければと、勇気づけられます。
   
  今日の授業・3年体育(バレー)  1年数学(ユークリッドの互換法)    柏の葉キャンパスマラソンフェスタ


  H26.9.26. ドライカレー  

      似合いますね        スープ   ドライカレー  デザート     ごちそうさまでした 
                    
 今日の昼食は、1年2組の調理実習の成果をいただきました。メニューは、ドライカレー、スープ、デザート(フルーツ)でした。いただいた上で講評をするわけなのですが、生徒に返したメモは次のようなものでした。「ドライカレー:ピリ辛の中にほんのり甘さがあってとてもおいしい。食欲増進。ナスやピーマンの野菜君たちがいい味を出してくれていました。スープ:あっさりした健康にいいスープでした。濃いめの味が好きな私には、も少しだけ塩味があっても良かったかも・・。デザート:美しく芸術的に盛り付けてくれました。」運んできてくれた清水君・齋藤君、片づけにきてくれた鈴木さん・寺谷さん、そして作ってくれた班の皆さん、ごちそうさまでした。大変おいしかった。若い人用の分量は、私が通常食べる量の1.5倍くらいありました。週末はしっかり運動しなければ。
 今週行われてきた書道の芸術家派遣事業、放課後の「一般入試バックアップ講座」ともに今日が最終日でした。外部の講師の方による、いつもと違う切り口の講義は生徒にとっても新鮮な刺激になったと思います。講師の先生方、ありがとうございました。
         
  書道講座。左の「東」を自分なりに好きな形に直す(自分の好みを知る)練習です。右は縦線の下右をやや太くして安定感を増してみました。カッターで切り、ノリで張ります。

  H26.9.25.  こうのとりのゆりかご 
 
        中庭から            賛成・反対などを自分のネームで表示し、ビジュアルに
   
 グループでまとめた意見の発表   担当の先生の入念な準備    
 
 高校でも昨年度から、1年生で改めて「道徳を学ぶ時間」が始まっています。改めて、という意味は道徳的な教育は当然従来から行っているからです。学校では教育活動全体の中で様々な道徳的な教育を行うわけですが、LHRなどを使って授業形式で実施するものは年間10時間ほどを予定しています。今日は6限目のLHRの時間に行いました。1学年8クラスでの担当は、担任・道徳教育推進委員会委員・昨年度実施の先生などが行います。「こうのとりのゆりかごについて考える」「真実を知るものとして(水俣病の原因を突き止めた医師)」「Social Skills Trainning-考え・気持ちを伝える-」など、それぞれの先生方のモチーフ(主題)で教材が選ばれるので、各クラス変化に富みます。一方、高校生の道徳の授業として共通しているのは、正解を求めるというより、話し合ったり、異なった意見に耳を傾けたりしながら、自分の意見を持っていくように展開することです。意見の出し方の方法が工夫されていて、生徒は良く話し合いしっかりと自分の考えを述べたりしていました。道徳というのは知識ではなく、実践が大切なのは言うまでもありません。考え、身につけたものを、道徳的実践力として日常的に自然に生かしていってほしいと思います。
 放課後は、3年生の「一般入試バックアップ講座」の3日目。今日は4つの大学(中央・青山学院・神田外語・学習院)の入試担当の方にお出でいただき、45分の2講座を開設していただきました。各私立大学の特色ある入試問題の傾向や対策、受験勉強のポイントなどをお聞きでき、希望生徒にとっては大変有意義な内容でした。効果的な学習を、あとはやるだけと思いました。
              
                    一般入試バックアップ講座 
 
  H26.9.24.  書道 芸術家派遣事業
         
           PPを使ってのレクチャー         話し合い
 
  今日から3日間、書道で文科省による芸術家派遣事業が行われます。今回は、出光美術館の学芸員の方による書の鑑賞授業。1年生のクラスで一緒に受講させていただきましたが、芸術(書道のみでなく音楽や美術も)を鑑賞する際のベースとなるトレーニングでした。具体的には、書を見てその印象を「ことば」に表す練習。ことばは、漢字1~2文字という指定があるので、やってみるとなかなか難しい。繊細とか豪快・丁寧などの用語が浮かびますが、見たものを繊細と見るかどうかは個人の感覚ですが、それが個人にとどまらずみんなが共通に認識しなくては審美眼にならないので、そこが難しいと思いました。講師の先生からは、トレーニングを積んでいく、あるいはその意識を持って芸術を鑑賞する習慣をつけていけば大丈夫、と言っていただきました。深い内容の授業をしていただきました。
 外部の方の講座ということでは、今週は放課後、3年生希望者対象に「一般入試バックアップ講座」と名付けて、上智大学・明治大学など13大学の方にお出でいただき、入試に関係した情報をアドバイスしていただきます。3年生には、しっかり聞いて受験戦略に生かしてほしいと思います。詳細は後日お伝えします。

  H26.9.23. 運動会
   
              剣道部                    ソフトテニス部
 
  秋分の日。剣道部は千葉女子高校が来校して練習試合。男子部員が審判をして何度も対戦を繰り返していました。千葉女子高校とは合宿を一緒に行うなど仲の良い交流がある一方、勝負事は別で気合の入った掛け声と鋭い動きで激しく戦っていました。軟式テニス部は、新人戦を控えて通常練習。秋空が気持ちよく一生懸命ボールを追っていました。
 今日は、隣りの筑波大学付属聴覚特別支援学校の運動会でした。本校とは、卓球部の練習試合や生徒会などが交流しています。普段見る機会がないので、ちょっとお邪魔をして拝見させていただきました。同校は、幼稚園から小中高等学校・そして専攻科(造形芸術科・ビジネス情報科・歯科技工科)まで、年齢にして4,5歳から20歳くらいまでの聴覚に障害のある児童・生徒さんが学ぶ学校です。高等部には全国から受験者があるそうです。敷地内に寄宿舎もあります。校長先生によると、運動会をする際、耳の障害については補聴器を付けたり手話を使ったりして、ほとんど問題がないというお話でした。実際、そのとおりでみんな元気に力いっぱい競技をしていました。昼前に全校児童・生徒を赤白に分けて、応援合戦がありました。応援委員の生徒たちは、昼休みや放課後に頑張って練習したらしく、一糸乱れぬ素晴らしい応援パフォーマンスを披露してくれました。みんなの笑顔と一生懸命さが清々しく、秋の青空とともにとても気持ちのいい時間を過ごさせていただきました。校長先生とは、生徒交流の機会を増やすことや授業公開など先生方の交流の可能性のお話などもできました。ノーマライゼーションを進める機会となればと思います。
              
                紅組                 白組


  H26.9.22. 秋の花
    
         芙蓉の花(アルスの森)               コスモス(玄関脇)
 
  秋の気配の深まりとともに、校庭もそこかしこが色づき始めています。アルスの森のピンクの芙蓉の花や玄関脇の黄色コスモスが、登下校の生徒たちの目を楽しませてくれています。
 週末の各部活動の新人戦の結果報告。
    ◇卓球部:女子団体と個人で中山友梨子(2年)さんが県大会出場へ
    ◇硬式テニス部:男子団体で県大会出場へ 
    ◇水泳部:男子50mバタフライで久保田渚生(1年)くんが県第3位
 みんな 良く頑張りました。
 授業。1年体育女子はソフトボール。先生がバットスイングについて、レベルスイングの理論と実践について見本を示しながら説明。1年数学では、2次関数の最小値の求め方。a>0の条件に合わないところをグラフから紙で隠し、ビジュアルで分かりやすい説明。どちらも、身を呈して分かりやすく説明してくれていました。
        
               1年数学               1年体育


  H26.9.17. 鴻陵生へ
 
      国府台高校生徒会 新旧役員               私も入れてもらいました・・
 
  生徒会役員選挙は夏休み前でしたが、実際の新旧役員の交代は文化祭後というのが本校の流れです。先日の鴻陵祭閉祭式の際に、全校生徒には新旧役員からの挨拶がありました。今日は私の方で生徒たちに集まってもらい、懇談の時間を作りました。多くの学校では、選挙で選ばれた生徒会役員を校長が「認証」することで新体制が正式にスタートしますが、本校にはその規定がないので、個人的に来てもらって、旧役員を慰労し、新役員を激励することにしました。ほとんどの生徒は今日初めて話をしました。みんな、折り目正しく素晴らしい生徒たちでした。また、さすが鴻陵生集団を束ねてきただけあって、芯の強さも感じられました。旧役員のみなさん(3年生)、お疲れ様。苦労はこの先の人生で大いに役立つと思います。新役員のみなさん(1,2年生)、これから頑張ってください。いろいろと生徒の意見も聴きながら学校の改善を図っていきたいと思っています。よろしくお願いします。新役員の生徒たちとは、時々意見交換をすることを約しました。
  文化祭が終わりましたが、私から生徒に講評あるいは感想を伝える機会がなかったので、今日「鴻陵生へ(校長室だより)NO.3」を発行して配布しました。内容としては、①感動的な素晴らしさだった、ということと、②課題も感じたのでさらに発展させていこう、と呼びかけるものです。下記のpdfファイルでご覧になれます。
 pdf 「鴻陵生へ NO.3」


  H26.9.16. ボート部・陸上競技部
 
    自習 8時前の3年教室     2年生体育 女子サッカー       正門横のザクロ
 
 週明け、朝7時台から3年生の教室は自習のため登校する生徒が増えてきました。季節も良く、学びの秋です。また、秋の訪れとともに、正門横のザクロが色づいています。
 また、朝の打ち合わせで部活動(1,2年生)の新人戦の結果報告がありました。下記のように、ボート部は県大会を突破し、関東選抜大会へ。陸上競技部は、多くの種目(選手)で県大会出場を決めました。県大会でもかなり上位を狙える選手も多く楽しみです。3年も1,2年もそれぞれ頑張って。
 ◇ボート部 男子:シングルスカル3位(今太一)、ダブルスカル3位(大島直人・井川祐貴) 女子:シングルスカル1位(榊原風華)、ダブルスカル1位(白鳥優香・佐藤槙有子)
 ◇陸上競技部 400mH(寺西幸介)、1500m・3000m(助川ひかる)、800m(星名慶伍)、400m・400mH(森理砂)、8種競技(山下広暉)、5000m(神野泰成)、男子4×400mR

  H26.9.13. 現役生はこれからグンと伸びる
 
     宮山進路主任の話        予備校の先生の講話        3年廊下の張り紙
 
 土曜日ですが、午後から本校会議室にて第3学年PTAが行われ、100名余りの保護者の皆さまにご出席いただきました。文化祭が終わって生徒たちの気持ちの切り替えを狙って、昨日は生徒学年集会、そして今日は保護者の方への進路説明会。とてもタイムリーな企画です。内容は進路指導主事から「気持ちの切り替えと受験勉強への取り組みについて」のお話、また大手予備校から講師をお迎えして「この時季からの受験勉強と親の心構え」のご講演の2本立て。ためになるたくさんのお話をお聞きしましたが、特に現役生と浪人生の学力の伸び方の違いの説明が印象に残りました。現役生は、部活を引退して本格的に勉強しだしてその成果が出るのは秋の終わりか初冬。これから伸びる。しかし、本番の2月、伸びた学力をはかる模試はない。だから、今の時点で自分の実力(偏差値や合格可能性判定など)を判断せず、現役生の伸びを信じて最後まで頑張れ、という指摘。保護者の方も納得顔でお聞きになっていました。ご自宅で生徒に何らかの形で伝わることを期待しています。

  H26.9.12. 受験は団体戦
             
                    3年 推薦・センター試験説明会
 
9月初旬ですが、秋空といってもいい爽やかな青空の下、久しぶりに平常授業となりました。そんな中、3年生は7限(通常3年は7限がありません)を設定して体育館にて「推薦入試・センター試験説明会」を行いました。文化祭で盛り上がった3年生が、気持ちを切り替えるのはベストのタイミングです。進路部長から推薦の制度や日程説明がありました。心に残った指摘2点。「推薦入試を選択するのは結構。しかし、本当に行きたい大学ではないのに、張り出されている推薦校一覧の中から自分の人生を選ぶようなことはするな。それでは、受験勉強から逃げることになる。」「これから進路が決まってくるものが出る。一般入試向け頑張る生徒もいる。文化祭で培ったクラスの「和」を大事にせよ。」 また、最後に学年主任から3点の話。「気持ちを切り替える」「(最後の最後まで)もがく」「みんなで(受験は個人戦でもあるが団体戦でもある)。」 それぞれ心に響く話でした。生徒の心にも届いていると思います。頑張れ3年生。
  市内中学校は今、公開授業研究会の時期。中学校訪問を兼ね、昨日は市川2中、今日は市川1中の授業を拝見しました。生徒の発達段階の違いがありますが、総じて中学校は高校より「指導技術」の研究が盛んだと思います。教科を問わず、発表学習やグループ学習・ペアワークなど、生徒同士が教え合う・相談する・話し合うという活動を多く取り入れようとしています。今日の市川1中は「充実感のある授業の在り方≪自ら学び、自ら考え、心豊かな生徒の育成≫」という研究主題で組まれていて、参観した国語・英語・体育の授業はまさにそのように生徒たちが活動していました。高校の教育課程では教えることの質・量の違いから、なかなか中学校のようにはいきませんが、その考え方を少しでも取り入れることは大切です。今日は本校の先生4,5名が参観に訪れました。
 
        英語 ALTと            英語で発表              創作ダンス  


  H26.9.11. クラスの一体感をこれから生かそう
 
    1、2年生は課題テスト          3年生は授業       文化祭の名残のあるクラスも
 
     3年体育女子・バレー         3年体育女子・バド     3年体育男子・ドッジボール(雨天)
 
  雨が降って涼しくなり、少し秋の気配が感じられる一日でした。それに合わせるかのように午前中の授業(1,2年生は課題テスト)は、今までの文化祭モードが嘘のようにしっとりと落ち着いた雰囲気の中で行われていました。この切り替えはさすがだと思います。
  しかし、午後は体育館で閉祭式。いよいよ文化祭最後のイベントとなりました。基本的には各部門の表彰式なのですが、ただ賞状を受けるだけでは済まないのが鴻陵生。3年生中心に思い思いのパフォーマンスで盛り上がりました。何でも楽しんでしまうのが鴻陵生気質? この盛り上がりこそ、学校全体の一体感を生んでいる大きな要素だと感じました。5600名余りの入場者の投票によって各賞3位までの受賞団体が決まりました。総合優勝は、3年4組の「二拾七代目・風来坊」(演劇名は「五右衛門ロック」)でした。3年4組始め受賞団体のみなさん、おめでとうございます。そして、惜しくも受賞を逃した団体のみなさん、よく頑張りました。結果と同様に経過(プロセス)が大切なのは言うまでもありません。プロセスにおいては、どの団体も一生懸命に協力し合い、みんな受賞できるレベルだったと私は思います。そして、盛り上がりの最後にあった文化委員長の挨拶にはジンときました。この素晴らしい鴻陵祭の裏方を一手に引き受けてきてくれた文化委員。たくさんの苦労があったことだと思います。本当にお疲れ様でした。
  何にでも全力を尽くす体験や達成感は大切です。自信を生み出すから。昨日の日記にも書きましたが、このエネルギーのベクトルを今度は、3年生は勉強に、1・2年生は勉強・部活動に向けてください。特に3年生、受験勉強は孤独です。しかし、鴻陵祭が生み出したクラスのこの一体感を、みんなで進路のゴールを目指し合う原動力として下さい。必ずや君を勇気づけてくれます。頑張って。
                         
                             閉祭式
 
     総合優勝・風来坊        ジンとくる文化委員長挨拶       3年は演劇衣装で

  H26.9.10. 祭りのあと
 
       演劇の外装も                スパゲッティー屋さんの外装も
         ほんとにご苦労様       雑誌は演劇舞台の足場で     来年再利用する残材      

  月・火と2日間の文化祭代休のあと、今日は後片づけや物品移動の一日。大々的な装飾を施して盛大に文化祭を盛り上げたので、片付けも一日がかりです。外装が一つ一つ取り払われていくと、祭りの後の物悲しさが一層増す感じがします。軍手をして、角材からクギを全部抜きとったりして、生徒は粛々と良く片づけていました。また、文化委員会や美化委員会の生徒は、集まってきた様々な廃棄物を丁寧に処理してくれていました。すべてを「ゴミ」にするわけではなく、来年使える角材(1m以上のもの)などは残材と呼んで、まとめて縛って大コンテナへ集め保管します。
  民俗学者の柳田國男は、日本人の伝統的な世界観のひとつ「ハレとケ」を見出しました。ハレ(晴れ)は儀礼や祭などの「非日常」、ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表し、日本人はこの区別をはっきりさせてきた、と。鴻陵祭という「ハレ」を過ごしたあとは、明日から本来の落ち着いた日常の「ケ」に戻って頑張っていってほしいと思います。特に3年生、思い切って演劇に取り組んだエネルギーを、今度は気持ちを切り替えて進路学習に向けていってください。

  H26.9.7. 鴻陵祭第2日目 鴻陵魂
         
                       鴻陵祭での雄叫び       

  第67回鴻陵祭を盛大に開催することができました。本日は3222名の来場者があり、昨日の2393名と合わせて来場者合計5615名となりました。お陰さまで、記録を更新した昨年度をさらに上回る数となり、生徒の一生懸命な活動が期待され評価されている結果だと、素直にうれしく思います。足を運んでいただいた皆様、本当にありがとうございました。生徒の鴻陵魂を感じていただけたでしょうか。初めて鴻陵祭体験をした私としては、何といっても3年生の演劇の質の高さ(演技及びすべて)に驚かされました。また、2年生の調理販売、1年生のアトラクションなど、同様によく工夫されていて素晴らしかった。各部活動の発表もそれぞれ内容の濃いもので、日ごろの着実な努力の成果が良く発揮されていたと思います。最後の後夜祭での生徒の盛り上がりを見ていると、鴻陵生が持つ独特の(たぶん伝統の)一体感を強く感じました。これも鴻陵魂の要素のひとつでしょうか。
  一方、成功裏に終わることができたのは、先生・生徒ともに、鴻陵祭運営のために受け持っていた役割分担をしっかり果たしてくれたからだと思います。中心となって頑張ってくれた生徒会本部、実行委員会、その中の各委員会・班の生徒諸君、またクラスや部活動指導に加え警備や受付などたくさんの用務をこなしていただいた先生方、下支えの仕事、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
  鴻陵祭を通じて、本校生の持つものすごいエネルギーを感じました。エネルギーがあるということは素晴らしいことです。生徒諸君は、このエネルギーを今度は、もう2匹の兎(7/18付の日記をご覧ください)を追うことに生かしていってほしいと思います。すべての皆さん、お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
 
         茶道部                     書道部・吹奏楽部コラボ
 
         演劇部               ダンス部          冷やし中華(おいしかった)
 
       PTA お休み処           同窓会(鴻陵会) 
 
         受付           スリッパ・ビニール袋の整理  取り仕切ってくれたお二人の先生
 
        後夜祭           フォークダンス(懐かしい!)     正義の味方バットマン

  H26.9.6. 鴻陵祭第1日目

 
たれ幕張り(屋上はかなり高いです)                           吹奏楽部
 
       吹奏楽部                美術部                 書道部
 
               演劇街(3年フロア)                      お化け屋敷
 
         カジノ                 カフェ                スパゲッティ
 
        甘味処                 アイス                古本市
 
  鴻陵マフラータオル(PTA販売)      台所(食品調理)           演劇の観客席
 
         演劇

  鴻陵祭第1日目。良い天気に恵まれ、たくさんの来場者の方においでいただき、国府台高校は活気あふれる一日となりました。朝7時半に3年演劇の8本の巨大垂れ幕たらしから始まり、予定通り9時に一般公開が開始されました。1年生のアトラクション、2年生の食品販売、そして3年生の演劇。そして各部活動の発表。どれも、凝った工夫がなされ素晴らしい発表でした。また、同窓会やPTAの出店も繁盛していました。一日が終わり、国府台高校の文化祭の素晴らしさを改めて肌で感じることができました。ご来場の皆さまも同じ思いで過ごされたことを期待します。明日も楽しみです。
 また、引き分け再試合となった野球部は、昨日と同じ国府台球場で東金高校と対戦しました。試合は相手にワンチャンスをものにされ、一挙に4点を奪われ、残念ながらそのまま0-4で敗れました。敗れたとはいえ、昨日の延長15回と今日の9回、ほんとに粘り強く戦いました。頑張れ、鴻陵球児。
 
                  
                 素晴らしい試合でした。また精進して下さい。               
 

  H26.9.5. 鴻陵祭 開祭式
             
                        熱いクラス演劇
 
                
  昨日は文化祭の「開祭式」、今日は3年演劇の「公開リハーサル(実質校内発表)」と「前夜祭(夜といっても14:30から)」。今日は、演劇の公開リハーサルを一つ(ひとクラス)見ました。約2時間の時間を感じさせない充実した舞台でした。率直に言って素晴らしいの一言。文化祭のクラス演劇でここまでできるのか、と驚きと感動でした。夕方そのクラスの役者さんの保護者の方とお話して聞いたところでは、夏休みは勉強との両立を図りつつも相当練習してきた様子。なるほどと、今日は納得の演劇でした。勉強面で悩ましい問題はついて回りますが、こんなに熱中して頑張る鴻陵生は、やはり素晴らしいと思います。明日・明後日は本番の「一般公開」。昨年は2日間で5000人の来場者があったと聞いています。今年の鴻陵祭テーマは「ありのままの鴻陵魂見せるのよ~」。おもてなしの心で、鴻陵生の熱い魂とパッションを感じてもらえるよう、頑張ってほしいと思います。
  一方そんな中、野球部は隣りの国府台球場で秋季大会の第2次予選がありました。前半リードするも中盤追い付かれ、結局延長15回2-2の引き分け再試合となりました。つい先日軟式高校野球の全国大会で延長50回というとてつもない記録がでて話題になりましたが、同様に国府台高も相手チームもどちらも素晴らしい敢闘でした。再試合は明日同球場で行われる予定です。校内でも、グランドでも、鴻陵生の熱い一日でした。
 
           
               
                  対東金高校戦 延長15回引き分け再試合

  H26.9.3. 小中高大連携
 
                 小中学校の校長先生方の文化祭準備見学       

  今日は午前中、地元の市川一中、市川小、国府台小、中国分小の校長先生方が本校に来校していただき連絡会議を開きました。近隣の高校1校・中学1校・小学校3校が集まり、月一回情報交換や課題検討を行っています。高校がこのような中に入れていただくのは、そう多い例ではないかもしれません。この会議から、生徒による小学校算数教室補助や小中の先生方向け理科実験教室(本校にて)等が生まれてきました。高校の生徒は、必ずしも学校周辺の小・中学校からだけ進学してくるわけではありませんが、地元中学校学区の小中学校との連絡会議は高校にとっても意味のあるものだと考えています。本校生徒が地域の中の一員として地域貢献し、それが生徒の体験学習となりキャリア形成につながってくれればと思います。会議後、今真っ最中の文化祭準備の様子を見学していただきました。規模・レベル・生徒の様子、校長先生方はいずれも感心されていました。「気持よく挨拶ができる生徒さんですね」、「全員が協力して作業しているのに感心しました。」 たいへんうれしい感想をいただきました。
 午後は、県内唯一の国立大学・千葉大学の先生方との意見交換会に出席しました。学長はじめ、全学部の部長(一部副部長)の教授の方々に出席いただきました。本校では今春6名が千葉大学に合格・入学しています。こちらは、高大連携の在り方やシームレス(継ぎ目のない)な高大接続などについての意見交換でした。大きな枠組みの話のほかに、大学が求めている生徒像の話が興味深く感じました。大学でも優秀ながらコミュニケーション能力に不足する学生が増えていて、高等学校ではいわゆる「学力」以外の人間力育成をお願いしたいということでした。私は、学校で文化祭準備に燃えている鴻陵生の姿を思い描きました。大学の求めはその通りだと思う一方、大学入学試験では結局「学力」が問われコミュニケーション能力の有無はあまり問われない。入試の在り方もさらに検討・工夫を、という高校側の意見にも肯首です。色々な立場がある中で、このような意見交換は大変有意義だと思います。

  H26.9.2. 垂れ幕リハーサル

          見上げる空の先に                    垂れ幕リハーサル 
      
       4階→3階→2階        一斗缶で固定して            壮観です
              
                       屋上から先生方総出で

  昨日までの雨模様が嘘のようにすっきりした青空が広がりました。その青空をバックに、今日は文化祭の3年「垂れ幕リハーサル」。3年各クラスはクラス演劇を発表する伝統が続いています。演劇そのものもさることながら、舞台や外装など凝りに凝った作品ができあがりつつあります。「垂れ幕」はその一つで、正門をはいってすぐの目立つ校舎壁面に、3年生8クラスのクラス垂れ幕が燦然と飾られる(のだそうです。私は今年初めて見る予定です)。今日は当日に向けて、位置や風への対応強度等を確認するため「リハーサル」掲示。屋上(4階)から2階まで垂らすので、安全面を考えてすべて先生たちがやってくれます。先生方にお聞きすると、今年はひときわカラフルで美しいとのこと。8本(8クラス)そろった姿はまさに壮観。ロープや固定する一斗缶など、長年の度重なる改良の中で作り上げられた品々なのでしょう。うまく考えられていると感心しました。当日、今日のように青空に美しく映えて、来場者の皆さんの目を楽しませてくれることを祈ります。今日の写真をご覧になられた皆様、当日のホンモノをお楽しみに。
 校舎の中では、1,2年生も徐々に形が見えてきました。
   
  ボディペイント・マッサージ屋さん   オカマ屋さんのオカマダンス?      演劇・舞台練習  

  H26.9.1. 今日から9月
               
                        文化祭 代表者会議
 
         釘打ち                板切り               装飾看板
 
 9月に入りました。このところ急に涼しい天候が続き、今日も雨が降ったりやんだりの涼しい一日となりました。しかし、生徒は熱く燃えています。今年度の文化祭日程は、6日(土)・7日(日)に向けて今日から一週間授業なしで準備に入ります。総合学習の一環として行いますが、教科の授業がないというのは議論のあるところだと思います。その議論はまた後の機会と言うことで、生徒たちは発表の日に向けて準備に今日も一生懸命でした。だいぶ形の見えてきた3年生に加え、1,2年生もくぎ打ちや板切りなど工作や装飾の看板作りに燃えていました。各団体の代表者会議では、ペンキの汚れやゴミの始末など細かな約束事を再確認。ルール違反には厳しい罰則を自分たちで設けて、自主自律を貫いています。さすがです。
 8月15日の日記で既報しましたが、第63回千葉県小・中・高校席書大会において書道部の3年・石郷岡菜月さんが「千葉県議会議長賞」を受賞しました。今日の千葉日報新聞で大きく報道されました。このところの書道部の活躍は目覚ましいものがあります。文化祭でも「鴻陵書団」として吹奏楽部とのコラボでパフォーマンス発表があるようです。頑張って。
       
          9月1日付 千葉日報         石郷岡菜月さんの書 

  H26.8.28. 鴻陵生の夏休み(18) 最終日
   
       ステンドグラス              舞台                  外装
   
        下校4:00              男子バレー               女子バレ-

 2期制の本校は明日29日から授業が始まります。夏休みは今日まで。夏休みといっても、生徒は進学補講、部活動、文化祭準備等でたくさん登校してきていたので、終始にぎやかだったように思います。今日も、文化祭準備に力が入っていました。また、体育館ではひと夏頑張ってたくましさが増したバレー部の男女が、大きな声を出して最後の練習でした。
 中学校向けの本校の広報紙『国府台通信』NO2を作りました。この夏の鴻陵生の活躍を網羅しました。9月に入って中学校を訪問するときに持参するつもりです。下記pdf.ファイルでご覧いただけます。

 pdf「国府台通信」NO2   

  H26.8.25. 鴻陵生の夏休み(17) 文化祭準備
 
                   残材配布                 ここは冷やし中華屋さんになります
   
  早いもので、夏休み最終週となりました。9月6,7日の文化祭向け、今日から1,2年生も準備解禁となり、学校全体で文化祭の準備に入りました。今日は早速、「残材」配布が行われました。残材とは、コンテナの中に保管していた昨年の木材等です。1,2年生の装飾用に、資源節約・費用低減のため再利用する素晴らしい伝統です。
 夏の全国高校野球も今日が決勝です。いよいよ、文化祭モードになっていくのでしょか。3年生の諸君には、文化祭準備の熱い気持ちと、受験生としての冷静な学習を、上手に両立させてほしいと思います。

  H26.8.24. 鴻陵生の夏休み(16) 番外編
 週末は、学校説明会・PTA全国大会・進学フェア等がありました。

 
       学校説明会              吹奏楽部              生徒会説明

 8月21日(木)
 第2回学校説明会が行われました。おおよそ、午前300名、午後400名、合計700名の中学生とその保護者の方のが参加がありました。前回同様、吹奏楽部のウェルカムミュージックで始まり、教務・進路・生徒指導等の説明を行い、生徒会生徒がクイズ形式で本校を紹介してくれました。説明会後は、施設見学や部活見学・個別相談会等個々にご参加いただきました。これで7月31日の第1回説明会の参加者と合わせ、総計約2400名の方が本校を訪れてくれました。本当にありがとうございました。なお、8月20日に来年度の募集定員が発表され、本校は今年度同様8クラス320名募集です。受験生のみなさん、頑張ってください。

 
     全国高P連・福井大会       下村文部科学大臣挨拶            会場

 8月22日(金)~23日(土)
 第64回全国高等学校PTA連合会大会・福井大会があり、私と本校PTAの山田尚子会長、伊藤富士子副会長の3名で参加しました。大会メインテーマは『教育と考福』。「生きる指針や方向性が見出しづらい時代に、子どもたちの幸せを考える」という趣旨です。全体会、分科会とも、このテーマが共通しており学ぶことがたくさんありました。開会式では、来賓の下村博文文部科学大臣から、大学入試改革始め様々な教育改革の進捗状況の報告がありました。新しい大学入学試験として話題の「到達度テスト」は2020年から導入の方向だということでした。6年後です。基調講演は脳科学者の茂木健一郎氏の「今求められる幸福脳」。脳の働き(つまり考え方)として、幸福は自分の個性(欠点も含め)を受け入れること、そして欠点のすぐ隣りには長所がある、という指摘は強く心に残りました。テレビでおなじみの軽妙洒脱なトークでした。分科会は「進路選択と親子のコミュニケーション」という全国高P連の研究発表に参加しました。リクルートマーケティングパートナーズの小林浩氏による、高校生と保護者の意識調査からその現状と変化などの講演、さらに現役高校生2名を交えたパネルディスカッションが行われました。両方を通して、進路選択は急がずに様々な視点をもつこと、そのために相手を尊重した上で親子でよく会話すること、等がまとめられました。親としても、教員としても大変参考になる話ばかりでした。学校に帰って、PTAの会議等で報告させていただきます。

          
               進学フェア               国府台ブース

8月24日(日)
 「首都圏進学フェア2014 IN 千葉」が、柏市の柏の葉キャンパス駅近くのホテルで行われました。今月上旬の幕張メッセでの開催に続き、本校が参加する今夏2回目の進学ェアです。周辺の公私立高校93校が、中学生やその保護者の受験相談に乗ります。本校からは教頭・教務主任始め6名の先生方に出席していただきました。学習塾や受験産業が企画するフェアですが、受験のために親子で情報収集する意欲的な活動だと思います。一方、一人で来る生徒をほとんど見かけませんでしたが、個人的には自分一人で希望校2~3校に鋭く質問をしてくる中学生がいると頼もしいなと思いました。受験生のみなさん、保護者や先生方と相談しながらも、自分の進路のことですから主体的な姿勢を大切にしてください。

  H26.8.20. 鴻陵生の夏休み(15) 劇場化
 
         観客席                 舞台               外装(赤瓦)  
 
          舞台               舞台完成模型            垂れ幕
   
  今週から3年生は文化祭準備期間再開となりました(お盆をはさむ先週は自粛期間)。朝から8クラスの生徒が大量に登校したので、とても夏休みの校内とは思えない、ワイワイ・ガヤガヤ・トントン・ギーコギーコの賑わい。3年すべてのクラスが教室を劇場に変えたクラス演劇を行うようで、どのクラスも「形」ができつつあります。ほんとに行事に燃える生徒たちだと感心します。一方で、1,2年生は部活動や補習など通常の活動を行っています。1,2年生の文化祭準備は来週からです。明日は今年度第2回目の「学校説明会」。体育館は今日も40度近い暑さになっていました。多くの中学生や保護者の方においでいただき、なおかつ長引かないように配慮したいと思います。
 
        サッカー部             ハンドボール部         女子バスケットボール

  H26.8.15. 鴻陵生の夏休み(14) Boys be ambitious.  勉強合宿終了
             
                勉強合宿終了 閉校式(バンザーイ お疲れ様)   
             
             ラスト講座「進路プログラム」     「進路プログラム」より 
  
 今日は勉強合宿最終日。お昼で全日程を終了しました。体調不良も(脱走者も・・当たり前)なく、皆元気に頑張りました。科目は国数英の3科目を開設し、3泊4日の講習時間は23時間、生徒の自習時間9時間+α、合計32時間+α(α:夜10時以降の自習)。これだけの時間を勉強に向けた4日間。相当に力がついたと思います。また、当初の目標である、勉強する習慣、やりとげた自信など生徒にとって大きな財産となったはずです。合宿ラストの進路プログラムでは、大学受験の詳細や国立大学狙いは1,2年から着実になどの話を聞き、生徒は具体的受験準備シミュレーション(仮の受験大学・学部・学科を決め、必要な受験科目を確認していく)を行いました。進路プログラムの最初のタイトルは、「Boys be ambitious」。受験に向けて「大志」を抱いて努力していってほしいと思います。参加59名の生徒の順調な学力向上とともに、参加生徒たちが各クラスに戻り、クラスの学習する雰囲気の核になってくれることを心から願います。 生徒諸君、お疲れ様。よく頑張りました。また、施設確保の関係でお盆中の行事になってしまったにもかかわらず、講座を開き、宿泊指導をしていただいた先生方、本当にありがとうございました。頑張る生徒と全力で支える先生方がいる限り、国府台高校のルネサンスはゆるぎないものになると確信しました。

 朗報です。第63回千葉県小・中・高校席書大会において書道部の3年・石郷岡菜月さんが「千葉県議会議長賞」を受賞しました。9月には新聞に掲載されます。

  H26.8.12. 鴻陵生の夏休み(13) 勉強合宿  吹奏楽部本選 
               
                勉強合宿 開校式(市川少年自然の家にて)   

   
        開校式                 1年英語               2年英語

  今日から市川市少年自然の家にて「勉強合宿」が始まりました。1,2年生の意欲ある希望者59名で3泊4日で実施します。基本日程は、朝9時から夜10時まで、途中の3食・入浴を除いた時間が勉強となります(12時まで自習できます)。初日の今日は、9時半過ぎから開校式にあたる入所の集いや校長挨拶・講義を行い、10時半の英語講座(1,2年別)から早速始まりました。参加の理由を「一人では勉強しないから」という多少依存型の生徒もいましたが、そういう人も含め、自分で進んで勉強する習慣や3泊4日をやりきった自信をお土産に出来る、有意義な合宿となることを期待しています。
 午後2時過ぎから千葉市の千葉県文化会館にて、吹奏楽部が第56回吹奏楽コンクールA部門の本選大会の演奏を行いました。予選を県内第2位という素晴らしい成績でクリアし、今日の本選でした。共通の課題曲「青葉の街で」に続き、独自に選曲する本校の自由曲「エスティロ・デ・エスパーニャ・ボル・ケ?」が演奏されました。「エスティロ~」は、地中海の乾いた風やスペインの熱い情熱を感じさせてくれるドラマチックな演奏で、素晴らしい出来映えでした。演奏後、生徒たちも力を出し切った充実した笑顔にあふれていました。夕刻に出た審査結果は、東日本大会出場7校枠に一歩及ばぬ8位でした(ほんとに残念)。コンクールなので「順位」がついてしまいますが、私のような素人をも感動させる、素晴らしい演奏だったと思います。ここからさらに来年に向け大きく飛躍して欲しいと思います。
   
         千葉県吹奏楽コンクール 本選               学校での前日リハーサルには
                                           野球部も駆けつけてくれました
        
                      感動的なすばらしい演奏でした

  H26.8.8. 鴻陵生の夏休み(12) ダンス部 吹奏楽部

       演技後 会心の笑顔                「ためらいの手 ヘッセ『車輪の下』より」
                                   (場内撮影禁止のため、6月の創立70周年
                                               記念式典のものです)
            
                                  たくさんの保護者の方と
  
 週末は吹奏楽部、ダンス部の大会がありました。
 6日(水)、吹奏楽部は千葉市の県文化会館にて千葉県高等学校吹奏楽コンクールA部門に出場。課題曲・自由曲とも普段の力を発揮し見事「金賞」を獲得しました。8月12日(火)が本選です。頑張って下さい。
 7日(木)・8日(金)、ダンス部は兵庫県神戸市の神戸文化ホールにて「第27回全日本高校・大学ダンスフェスティバル」に出場。演目は「ためらいの手ーヘルマンヘッセ『車輪の下』よりー」。都道府県の状況によって予選の有無は異なりますが、全国から90校が集まる大会は、本筋のダンスは言うに及ばず、衣装や舞台装置にもそれぞれ様々な工夫が凝らされていて大変レベルが高いものでした。本校は、7日の予選を勝ち抜き8日の決勝に進みました。両日とも普段の豊富な練習量を遺憾なく発揮しました。最終的には受賞と言うところまでは届きませんでしたが、2名の3年生はじめ18名の部員が技と心を合わせて素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。見事な演技・成績だったと思います。遠い会場にたくさんの保護者の方が応援に来ていただきました。ありがとうございました。皆さん、大変お疲れ様でした。

  H26.8.5. 鴻陵生の夏休み(11) 美人25ヶ条 
   
        本番さながらのリハーサル                   美人25ヶ条
 
 明日は吹奏楽部が千葉市で吹奏楽コンクールに出場します。今日は、リハーサルとして同時刻(10時10分)に学校で演奏。可能な限りすべて同じようにということで、明日、国府台高校の前に演奏する高校の演奏曲をテープで流し、そのあと会場にしずしずと入場するところからやる念の入れよう。さすがです。課題曲・自由曲合わせて2曲演奏します。スペインの雰囲気漂う自由曲は、地中海の乾いた風や、一方でそれとは反対の熱い情熱を感じさせてくれました。私は、ダンス部が出場する「全日本高校・大学ダンスフェスティバル」の応援に神戸に行くため、明日は吹奏楽部の演奏を聴けませんが、普段の力を発揮して頑張ってください。ちなみに、男子も数名いますがほとんどが女子の吹奏楽部。その練習場所である音楽室の壁には「美人25ヶ条」が貼ってありました。「笑顔である」、「精気(やる気)がある」など、25の項目がほほえましく、吹奏楽部のみんなが美人である理由が分かりました。
 校内では3年生の文化祭準備が早くも、形になってきました。すごいスピードです。教室ならぬ「舞台小屋」の装飾、役者の衣装縫い、宣伝用垂れ幕づくり・・・。昨日の準備解禁日の前に、前もって役割分担や人員配置・設計図が十分に検討されている感じです。さすがです。今朝、すでに暑くなっている8時前に近くの公園を覗いたら、役者の生徒8人ほどが「殺陣(たて)」の練習中でした。聞けば、7時からだそうです。勉強もねとの老婆心もいだきつつ、さらに受験からの現実逃避でないことを願いつつ、でも、何かに熱中する若者を見るのはほんとに清々しいと感じます。
 
   20枚ほどを縫うそうです      垂れ幕完成はまだ遠く・・     2日間で、すでに「教室」では
                                           なくなりました

  H26.8.4. 鴻陵生の夏休み(10) 備品移動 
           
                  文化祭に向け、3年生の備品移動開始
 
教室は舞台・客席に変わるようです                         早くも工作作業に

 
 夏休みに入って3週目。進学補講は続いていますが、3年生は今日から変化があります。補講の一方で、文化祭準備が今日から解禁になりました。9月上旬開催の本校文化祭では、3年生がクラスで演劇を発表することが伝統の一つになっており、以前は夏休みに入ると同時に教室を「舞台化」したようです。その後様々な改良を加え、現在は補講を優先し舞台準備は8月4日から。そして、これ以降3年生の補講は1,2年生の教室を借りて実施するようにしました(1,2年生の準備は8月25日から)。今日は、その初日ということで生徒の文化委員会が細かく設定・準備してくれた「備品移動」の日。朝から、3年生は各クラス半分以上が登校し、文化委員会の放送に従って机・椅子・ロッカー・暗幕等々の大移動。夏休み中とは思えない賑わいとなりました。受験生である3年生の勉強と行事の両立は、大変ハードルの高いものになっています。スケジュール管理、気持ちの切り替えなど、自己コントロールをしっかりして、頑張ってほしいと思います。
  7月下旬の本校生徒の地域連携の取り組み(小学生算数教室補助や小学生理科工作教室など)が地元「市川よみうり」8月2日号で紹介されました。参加生徒、引率の先生方、ほんとにご苦労様でした。

         「市川よみうり」8月2日付 

  H26.8.2. 鴻陵生の夏休み(9) ボート部 インターハイ 
   
女子ダブルスカル(大熊・榊原両選手)   男子・クォドルプル      レース前後のボートの調整
       
       河口湖漕艇場(手前が国府台号)      

  高校生の運動系部活動の全国大会である、平成26年度全国高等学校総合体育大会南関東大会(千葉・東京・神奈川・山梨の4都県で開催)が行われています。通称インターハイと呼ばれるこの大会、千葉県ではバスケットボールやバドミントンなど10種目が開催されます。
 本校からは今年度ボート部が男子・女子各1チームづつインターハイ出場を果たし、8月1日~3日、山梨県河口湖漕艇場で競技を行いました。富士山始め美しい山々に囲まれた湖畔の漕艇場で、県を代表して力いっぱいオールを漕いでくれました。結果は、さすがハイレベルな全国大会、男子・クォドルプル(5人乗り)は残念ながら予選を通過することができませんでした。一方の女子ダブルスカル(2人乗り)は、予選を勝ち抜き準々決勝へ進出しました。さすがに準々決勝ともなるとレベルがさらに上がり準決勝へは進めませんでしたが、全国ベスト36の成績でした。3年生はこれで引退ということになります。学校下の江戸川で毎日一生懸命練習していた、眩しい夕日の中の姿が忘れられません。進路に向け、頑張ってください。また後輩は、全国大会の選手の力強いレベルを目の当たりにして、感じることが多かったと思います。目標が明確になったかと思います。より上を目指して一層精進してください。お疲れさまでした。 

  H26.7.31. 鴻陵生の夏休み(8) 学校説明会  
   
吹奏楽部のウェルカムミュージック 暑い中 ありがとうございました      生徒会生徒の説明

 今日は、中学生と保護者向けの今年度第1回目の学校説明会を行いました。午前の部約800名、午後の部約900名、計約1700名の中学生・保護者の方にお出でいただきました。暑い中、ありがとうございました。昨年よりおよそ200名増となり、2回とも急きょ椅子を追加して対応しました。たくさんの方に目を向けていただいていることを改めて実感しました。説明会は、吹奏楽部のウエルカム演奏に始まり、私の挨拶、教務と進路、生徒指導からの説明、さらに生徒会生徒による学校紹介(今年はクイズ形式でした)と続きました。どの説明も、「国府台ルネサンス~伝統校復活へ 現在進行形~」のキャッチフレーズどおり、現在の本校の様子をよく伝えてくれていました。中学生はこれから受験校を絞っていく人も多いと思います。文武両道を目指す本校は、3年間の充実した学校生活とその先の進路実現、両方ともしっかりとお約束できる学校です。一人でも多くの能力・意欲のある皆さんに入学してもらい、さらに新しい伝統・歴史を作っていってほしいと思います。暑い中お疲れさまでした。

  H26.7.30. 鴻陵生の夏休み(7) いばらき総文2014  
 
       鈴木真凛さんの「缶翁に学ぶ」             吹奏楽部演奏後の記念写真
                                       (演奏中は撮影禁止です)
 
  文化系部活動の全国大会である第38回全国高等学校総合文化祭「いばらき総文2014」が、水戸市始め茨城県内各市で開催されています。千葉県を代表して、本校から書道部・吹奏楽部が出場(出品)しています。今日は、水戸市の茨城県立県民文化センターで吹奏楽部の演奏がありました。コンクール演奏曲とは一味違う「ディープパープルメドレー」と「宝島」を、「パフォーマンス演奏(ダンスや手拍子などを入れて躍動感たっぷりの、動きながらの演奏)」しました。そろいのオレンジ色のカーディガンを身にまとい、統制のとれたパフォーマンスで2曲をしっかり演奏しました。演奏とパフォーマンスの素晴らしさから、ホールのすべての聴衆を引きこんでしまいました。どんな様子か、講師の方の講評の一部を紹介します。「ただただ見惚れていました。何より、聞く人を喜ばす気持にあふれているのに、胸打たれる気持ちがしました」、「見事なテンションで始まり、それを最後まで持続できるのは、ノリや勢いだけではない、キッチリした音楽づくりがあるからでしょう」。付け加える言葉はありませんね。素晴らしかった。お疲れさまでした。来週のコンクールに向け、頑張って下さい。
 同じ会場の別室で書道展が行われていました。既報したように、本校からは鈴木真凛さんの作品が展示されました。「缶翁に学ぶ」と題した大作でした。付け焼刃の知識で恐縮ですが、缶翁とは呉昌碩(ごしょうせき。中国の清朝末期から近代にかけて活躍した画家、書家、篆刻家)を、その号で表した名称です。中国の大芸術家に学んだ、書と印のバランスが絶妙でまさに芸術作品(素人で恥ずかしい評ですが)。全国大会での入賞は逃しましたが、素晴らしい出来栄えでした。書道部についての追加です。既報しましたように、第41回千葉日報書道展に入賞した3名の生徒作品が成田山書道美術館にて展示されていますが、本校2,3年の12名の出品作も展示されています。また、同じく顧問の後藤先生は秀抜展優秀作品として入選し展示されています。
   
     いばらき総文2014                      吹奏楽部
   
                            書道部  


  H26.7.29. 鴻陵生の夏休み(6)  
             
                     『千葉日報』7月28日、29日版より   
 
  今日から第41回千葉日報書道展が成田市の成田山書道美術館で始まりました。新聞(千葉日報)で大きく報道されました。本校からは高校生展最優秀賞に布村海さん、鈴木真凛さん、高校生展優秀作品に石郷岡菜月さんの3名が選ばれ展示されます。新聞に掲載された評では「よくここまで舞った運筆といい形の追い方、超高校生の力量に感激」(布村さん)、「緻密に計算された構成と切れ味のよい線質が光る楷書」(鈴木さん)、「末端まで行き届いた切れ味のある線質で、迫力のある隙の無い作品」(石郷岡さん)など、素晴らしい評価をいただきました。
 剣道部は、県内1校、都立1校の剣道部が来校し練習試合でした。ともに、県・都で常に上位に勝ち上がる学校なので、本校生徒も大いに刺激となる練習となったと思います。その剣道場の壁には「剣道を学ぶ者は」と題して次のような内容の心得が貼ってあり、剣士たちを導いてくれています。「1 心身の鍛練に励むこと 1 礼儀を正しくすること 1 先輩を敬い後輩を労り同士は助け合うこと」。いいですね。「剣道を学ぶ者は」を「学校で学ぶ者は」とすれば、私の思いともぴったりです。頑張って。
 全国総合文化祭(文化系部活動の全国大会)が茨城県水戸市で開催されています。明日は千葉県代表の本校吹奏楽部が午後3時ころから演奏します。同じく県代表で出場(出品)している書道部の作品鑑賞とあわせて、訪れてみようと思います。
   
              「剣道を学ぶ者は・・・」                   袴の後ろに「守破離」
                                             これも学ぶ人間の極意です

  H26.7.28. 鴻陵生の夏休み(5) 中学生指導補助 
                
                    中学生の指導後の打ち合わせ
 
 生徒の地域連携活動、先週の小学校2校に続き今週は中学校での指導補助を行います。12名の生徒が市内中学校で、1,2年生の英語と数学の課題学習の補助を行いました。県立市川東高校の生徒と一緒でした。中学生になると内容も難しくなりますが、数学を担当した男子生徒に聞くと、夏休みに登校して学習しようという意欲のある中学生たちなので、自分で良くできて優秀だということでした。補助としては、計算間違いなどのケアレスミスをチェックしてあげることが多かったようです。英語担当の女子は、高校生にとっては分かる単語でも、中学生に自分で辞書を引かせて調べさせる指導補助をしましたとのこと。適切な対応だと思います。先週、小学生には「高校生にとっては常識的で簡単なことを、小学生に分かるように伝えるのは結構難しい」と言っていた高校生ですが、学校種が中学校に変わればそれなりに違った対応が求められるようです。高校生にとってもいろいろ学ぶ機会になっています。
 生徒の活動を見た帰りは、引率の先生と最寄りの駅まで歩きました。かつて「国府」の置かれた市川は、寺社が点在する歴史的な街です。中学校からすぐのところに、中山法華経寺がありました。蓮池には蓮の花が美しく咲き、広い境内、五重塔、大仏など、感動的な寺院でした。4月に国府台高校へ赴任してからできるだけ近隣を歩くようにしていますが、ビルや住宅の奥の何気ない場所に素晴らしい歴史的建造物がたくさんあることに驚かされます。生徒の活動を見学に行き、少し得した気分で駅に着きました。
       
               蓮池                  中山法華経寺
 

  H26.7.27. 鴻陵生の夏休み(4) 猛暑日 
           
                     講師の先生による指導
 
 ようやく梅雨が明けたと思ったら、連日35度以上の猛暑日が続いています。熱中症による健康被害がニュースで多く取り上げられていますが、本校生徒は水分補給や適度な休養等の対策がしっかりとられており、猛暑の中でも部活動は順調に行われています。サッカー部は金曜日に全国高校サッカー大会千葉県大会2回戦に勝利し、明日7/28(月)に成田高校と3回戦です。ここまでほとんどの3年生が残り最後の大会に燃えています。ダンス部は、8月7日(木)の全国大会(神戸)に向け集中力あふれる練習。弓道部は、1年生に集中的に教える日となっていて、講師の先生始め2年生の先輩たちが手取り足取りしっかり教えていました。よい伝統だと思います。硬式テニス、ソフトテニス、バスケットボール等、猛暑の中、基礎練習をみっちり行っていました。頑張って。
 日曜日ですが、部活応援とともに植物への水やりも目的で登校しました。冷房の入っていない教務室や校長室の「グリーンカーテン」として窓際にゴーヤや朝顔を5月頃から植えています。あまりの猛暑に、週末の水やりが心配になり来てみました。しかし、心配無用。教頭先生がサッカー部の顧問の先生に依頼してあり、先生や女子マネージャーが水やりをしてくれていました。とてもうれしい話です。ちなみに、作物の育成は、教頭先生に一日の長があり、私の分担箇所よりも何倍も立派に育っています。来年は肥料と愛情で負けないようにしたいと思います。
   
        ダンス部            バスケットボール部            硬式テニス部
           
             弓道部(礼儀作法練習)         サッカー部
            
             教頭先生育成のゴーヤ     私の育成するゴーヤ・朝顔
                                 違いは一目瞭然ですね
 

  H26.7.23. 鴻陵生の夏休み(3)  
           
                 陸上競技部(国府台スポーツセンターにて)
 
 6年後の2020年に東京でオリンピックが開催されます。今、高2の生徒が23、24歳の時です。そんな中、ボート部に朗報です。本校ボート部の以下の7選手が「めざせ東京オリンピックちばジュニア強化事業」の基礎強化指定選手に指定されました。大熊なつ美、榊原風華、松丸弘樹、根太一、中浜聖裕、神田捷、大塚裕之助の7選手は、これから夢とモティベーションを高く持って一層競技力向上に励み、3年後は「特別強化選手」に指定され、さらに「オリンピック選手」となるよう頑張ってほしいと思います。
 生徒による、小学校での算数教室指導補助の取り組み、今日は国府台小学校を参観しました。「寺子屋教室」と銘打ち、3年生から6年生までの希望児童が、一週間朝8時半から10時まで算数の勉強をします。長い取り組みの経緯もあり、参加児童も延べ200人近くに上り、夏休みの一大イベントの感がます。本校生徒も各クラス(計8クラス)2名ずつ配置され、掛け算や分数のプリント学習の指導補助を一生懸命行っていました。小学校の先生から、「ほんとに助かってます」と言っていただき、とてもうれしいですね。本人たちも、手ごたえや感じるところがある経験だと思います。明日まで続きます。一方、国府台高校では、昨日に引き続き、理科研究部の生徒による「理科工作教室」。午前・午後の2部制で、1回3時間半くらいの工作教室を計4回行うので、教わる小学生のみならず、教える高校生もかなりハードです。ほんとにお疲れ様。小学生は、完成品を学校に持ち帰り夏休みの工作課題として提出すると、毎年かなり高い評価を受けるそうです。確かに、かなり複雑高度な内容になっています。お互い、よく頑張りました。
 陸上競技部は、いつも学校と道路一つ挟んだ「国府台スポーツセンター」の陸上競技場を主練習場所としています。行ってみると、走る練習が終了し、基礎トレーニングを繰り返しているところでした。フィールドに降りると、人工芝の熱の照り返しがすさまじく、ものすごい暑さでした。屋外スポーツは、この暑さとの戦いも重要です。ハードルを使った股関節を開く足あげや、メディシンボール(体幹を鍛える、3~5㎏のバスケットボール様のボール)を使ってのトレーニング。この地道な基礎トレーニングの中から、先輩のような関東大会出場選手が出てくるのだと思います。顧問の飯島先生は、自分でも競技を続ける現役アスリートです。生徒と一緒にやっているメディシンボールトレーニングなどを見ていると、生徒が追い付くのはまだかなり先、という高いレベルです。生徒は最も身近に目標があり恵まれています。
   
                   算数教室「寺子屋教室」(国府台小学校にて)
   
          陸上競技部(国府台スポーツセンターにて)       理科工作教室最終日(本校にて)
 


  H26.7.23. 鴻陵生の夏休み(2) 理科工作教室 
   
                理科研究部生徒による「小学生理科工作教室」
 
  本校生による、小学校へ出張しての算数教室は昨日から始まりましたが、今日・明日は本校へ市内小学生に来てもらっての「理科工作教室」。両日、午前午後の各2回、合計4回の講座となります。先日既報しましたが、申込児童数に対して少人数実施のため倍率が3倍以上になった取り組みです。午前中は5名の小学生。そして、小学生なので付添いには、お母さん、祖父、兄(高1)など多彩でした。今回は黒い線の上をセンサーで感知して走る模型「ライントレーサー」。センサーの配電盤のハンダ付けやモーターの組み立て等、かなり本格的でした。約3時間半の講座でしたが、小学生とは思えない集中力の持続。教える本校理化研究部の生徒も手ごたえがありました。複雑な工程が続いたので、順調に進むばかりとも限らず、「どうしてこの線は抵抗がゼロなんだろう」など、そのたびに高校生も一緒になって悩んでいました。お疲れ様でした。参加児童の中には「リケジョ」の卵も。皆さん、これから理科好きの芽を伸ばして下さい。
 校内は昨日同様、進学補講や部活動の生徒で賑わっていました。校舎と校舎をつなぐ廊下の渡りの部分3か所に、青いビニールシートが張られました。この3か所が文化祭のペンキ作業の場所になるのだそうです。文化祭の本格準備は、補講や勉強合宿、そしてお盆も終わった頃からになります。
   
       日本史補講              図書館自習           時を待つ廊下のシート
 


  H26.7.22. 鴻陵生の夏休み(1) 
               
               算数教室指導補助(市川小学校サマースクールにて)
 
  夏休みが始まりました。今年赴任した私としては、国府台高校の夏休みはどんなだろう、と夏休み初日の今日が興味津々でした。一日過ごし、一言でいえば「学びと活気」にあふれた夏休みでした。素晴らしい。夏季進学補講は33講座開講されますが、トップバッターは「3年英語①」の7:00から。私が出勤した時には補講はすでに佳境に入っていました。生徒・先生ともに、早朝より頑張っています。ちなみに今日の3年の補講は、「センター英語、現代文α、世界史、日本史(戦後)、地理、古文、日本文化史、英語②、現代文β、ハイレベル入試数学」と続き、最後の数学の終了は午後6時となっています。生徒・先生ともに頑張って。
 部活動は、体育館では男女バレーともに練習試合。東海大望洋高校などかなり遠くからも来てくれていました。サッカーは明後日に公式戦があります。3年生は最後の大会となるので、十分に気合が入っていました。ソフトテニス、フェンシングは、この時期らしい基礎練習。単調で苦しい練習ですが、これがすべての基礎となります。昼過ぎ、午前中の「稲毛の浜辺ランニング」を終えた男女バスケットの生徒が登校してきました。バレー部と体育館を入れ替わるまでの午前中、こんな強化トレーニングを行ってきたようです。先生に聞くと、浜辺のゴミ拾いも行ってきたとか。素晴らしいとしか言いようがありません。頑張って。
 校外での生徒による小中連携事業もスタートしました。今日は、算数指導教室の指導補助として国府台小学校(午前、12名)と市川小学校(午後、5名)に生徒が参加しました。市川小では、「倍数」や「体積」の単元でした。参加生徒に聞くと、「簡単なことを分かるように教えるのは難しい」「分かったと言ってくれた時はほんとにうれしい」などの感想が聞けました。これは、県教委の「お兄さん、お姉さんと学ぼう」事業の一環で実施していますが、小学生にとっても高校生にとっても思い出になる取り組みだと思います。
   
    早朝よりの英語補講            女子バレー              男子バレー
   
        サッカー               ソフトテニス              フェンシング
   
                算数教室指導補助(市川小学校サマースクールにて)

  H26.7.18. 三兎を追う 
                      
          
  2期制をとる本校では、夏休み前の最後の日程は全校集会(3学期制の1学期終業式にあたります)。おかげさまで、生徒の活躍や先生方の頑張りで、素晴らしい3ヶ月半となりました。
 全校集会での私からの講話の中心は、「3兎を追う」でした。お隣り埼玉県のトップ校・県立浦和高校の教育方針に「少なくとも三兎を追え」というものがあります。学習・部活動・行事、それぞれに真剣・一生懸命に取り組む限り、その3つは対立するものではなく一つのものであるという方針です(同校HPより)。これを例にして、鴻陵生も「3兎を追おう」と。身近な具体例として、担任の先生の仕事を取り上げました。目の前にいる担任の先生には、40余人の生徒に気を配った担任業務があり、高いレベルが要求される授業・教材研究があり、部活動指導があり、そして学校運営業務(校務分掌と呼んでいます)があります。その上、ご家庭での役割・子育て等が加わる。社会人(大人)は、皆4つや5つのことを同時にこなしている(4兎、5兎を追っている)。それを考えれば、3つを追うことは学生として当然のことであり、達成は十分可能である。学習・部活動・行事(文化祭準備)に忙しい夏休み、頑張れ鴻陵生!、と。充実した40日となることを心から期待しています。
 野球部の夏の大会があり、野球部話題が続いてきましたが、今大会のことではこれが最後となります。今日午後、二人の3年生が別々に(だから、自分一人の思いとして)校長室を訪れてくれました。応援してもらったことや私が時々打たせてもらったノックへのお礼、昨日の敗戦のお詫び(これは必要ないのですが)などが主な内容でした。私からは昨日の敗れた試合について、5-2とリードされても、何度も何度も危機的なピンチを耐えしのいだ粘りこそ、日頃の努力の成果が出ていた。甲子園で全国優勝する学校以外は、約4000校の出場校は必ずいつかは負ける。だから敗戦が必然の中で、どういう負け方をするかということは重要だ。国府台高校の昨日の敗戦は、打力において相手に上回られたが立派な戦いだったよ、と話しました。それを受けて、「僕らの昨日の試合は誇りに思っていいんですね」と確認する一人の生徒の目からは、すでに大粒の涙がこぼれ落ちていました。私も思わず目頭が熱くなりました。本人の資質に加え、熱く、厳しく、丁寧な指導をしてくれる指導者の下、純粋で素晴らしい若者が育っていると実感しました。二人とも進路は大学への一般受験に臨むとのこと。ボール持つ手をペンシルに変え、必ず頑張ってくれると確信しました。お疲れ様、そして頑張って。

 明日から夏休み。生徒は、勉強・部活動・文化祭準備等の「3兎」を追うことになりますが、学校としても33講座に及ぶ進学補講、3泊4日の勉強合宿(市川少年自然の家)等を企画しています。また、生徒のキャリア教育・地域連携・地域貢献等を目指した活動もたくさん企画されています。主なものは、
 ①市川小学校・国府台小学校での「算数指導教室」の指導補助(17名)7月22日(火)~25日(金)
 ②市川第4中学校での数学・英語指導補助(12名)7月28日(月)~8月1日(金)
 ③市川市内小学生対象の理科工作教室(本校にて)7月23日(水)・24日(木)
                                        本校教員と理科研究部生徒
 ④高校生保育クラブ(学童保育)ボランティア(7名)7月25日(金)~8月22日(金)の間の3~5日 
                                        3h/日 市内各保育クラブ
 このうち、週明け本校で実施が予定されている「③理科工作教室」の準備状況を拝見しました。この教室は応募が多く、3.4倍の倍率となってしまいました。応募にもれた小学生の皆さんには大変申し訳ないことをしました。どうか、これからも理科に興味を抱き続けて下さい。工作教室は、毎年内容を変えて実施し3年目となります。今年は「ライントレーサー」。黒と白を関知するセンサーを利用し、ラインの上を電車(または車)を自動で走らせる工作です。制御盤をハンダ付けするなど、かなり高度な内容です。準備の先生も、小学生に可能なレベルを探りながら一生懸命手作りで準備されていました。 
   
     手作りの制御盤群       黒に反応するセンサーを利用(本番はさらに改良するそうです)  


  H26.7.17. 敢闘 
 
   残念ながら勝利はならなかったものの、多くの方の応援をいただき、選手たちは敢闘しました
 
 今日、野球部・夏の大会3回戦が、学校隣の国府台球場で行われました。敢闘しましたが、残念ながら渋谷幕張高校に2-8で敗れました。敗れて悔いなし、ということはないと思いますが、選手たちはいつもどおりの力を発揮したと思います。3年生の部員のみなさん、日々、勉強をしながら朝練・夕練と本当によく練習してきました。そこで得たものは大きいと思います。本当にお疲れ様。吹奏楽部や有志応援団に加え、学校隣の球場ということもあり、体育の授業の一環で数クラスの生徒も・見学兼応援に来てくれました。また、野球部保護者・OBの方もたくさん声をからしての応援でした。皆さん本当にありがとうございました。野球部にとってもまた新たなスタートです。
 
 
 
      
  H26.7.16. 夏休み前 
        
                3年体育                3年生物「校内樹木探索」
 
 夏休みであと3日。授業の傍ら、朝早くから部活動や文化祭練習の生徒が活気ある一日を送っています。野球部以外はほとんどの部活動で、3年生が引退し新チームとなっています。新しいキャプテン等が決まり、徐々にまとまりやチームワークが生まれていくのだと思います。文化祭は、3年生の演劇練習が、声だしからせりふ合わせに変わったクラスも出てきました。明日は、野球部は3回戦です。相手は、渋谷学園幕張高校。いい試合での勝利を期待しています。
    
      バスケットボール            バレーボール         野球部(明日試合です)   
    
         演劇練習              体育授業                体育授業


  H26.7.14. 実力テスト 
               
                冷房(PTA設置)の効いた部屋で集中して
 
  二期制(年度を9月末までと10月始めからの2つの学期に分ける制度)をとる本校は、試験が終わった現在も平常の授業日です。そんな中、今日は全校一斉の「校内実力テスト」(業者テスト)。1,2年生は文字通り「総合学力テスト」、3年生は「総合学力記述模試」。それぞれ、今必要とされる実力判断テストです。このところ鴻陵生は、家庭学習の少なさが話題になり続けています。いろいろなことに頑張る忙しい学校生活ですが、基本となる学習だけはこだわってしっかりやってもらいたいと思います。部活も行事も、土台となる学習活動があってこそのものですから。自分の「実力」を知って学習モティべーションが高まることを期待します。
  夕方、初めて水泳部の練習を見学しました。部員は多くはありませんが、先輩の作ってくれる練習メニューに従って一生懸命の練習でした。今日は約2時間で4400mほど泳ぐメニュー。熱くなって気持ちよさそうかな、と思ってのぞいてみましたが、短い休憩時間(インターバル)で次々と泳ぎ出すので、相当ハードでした。夏はシーズン。頑張って。
   
      
  H26.7.13. 野球部 夏の大会 まず1勝 
         
                     スタンドの応援団へ勝利の挨拶

 
   
 
  13日(日)、本校野球部は午後から成田市大谷津球場で、高校野球夏の大会の緒戦がありました。私立東葉高校相手に、「3-0」の完勝でした。結果は完勝ですが、力のある相手だけに最後の最後まで気の許せない緊迫した試合となりました。先発・完投した投手の頑張りとノーエラーの堅守が、引き締まった好ゲームをものにする要因でした。強豪相手に臆するところ無く、素晴らしいゲーム展開でした。また、有志・鴻陵応援団の生徒始め、野球部OB、保護者の方、先生方などたくさんの応援も頼もしく、学校の一体感を強く感じました。
  次は17日(木)に、東京学館高と渋谷幕張高の勝者と対戦します。選手も応援者も、ともに今日のように頑張っていきましょう。


           
  

  H26.7.11. 開会式 そして支える人たち 
          
                          堂々の入場行進

       台風一過          選手宣誓(キャプテン集合)      

 台風の影響で午後3時から、高校野球・夏の大会の開会式が千葉市のマリンスタジアムで行われました。我が国府台高校野球部の選手も堂々の入場行進を披露しました。高野連会長の「わき上がる雲のような闘志で」や朝日新聞千葉支社長の「背番号の詩(うた)」など、心に残るスピーチが続きました。いよいよ群雄割拠と言われる千葉の高校野球の開幕です。本校は、明後日の13日(日)、私立の強豪・東葉高校と対戦します。誰でも気合いが入るところですが、はやる気持ちや不安な気持ちを抑え、平常心で堂々と戦ってほしいと思います。個人的には、「勝つぞ!」という意識より、「負けてたまるか!」の気持ちの方が力みすぎることなく力を発揮できてきたように思います。練習は十二分に積んできた選手たち。最後のメンタル調整を祈ります。
 私は、野球ではなく、役員をしている視聴覚部会という先生方の研究団体の関係で開会式に臨みました。同部会が主催して行っているNHK杯放送コンテストで、千葉県で優勝し全国大会へ出場する生徒たちが、この晴れの開会式で司会を担当します。この子たちにとっても、一世一代といってもよいハレの舞台となります。開会式の3~4時間前に集合して練習やリハーサルをして本番に臨みました。他に、ブラスバンド、合唱、プラカード、そして入場門や駐車場の整理係・・・たくさんの支えがあって開会式が行われました。戦う選手たちには、支えてくれた保護者やチームメート、指導者、そしてさらに陰で支えてくれている人々の思いを胸に、悔いのない精一杯のプレーをしてほしいと思います。頑張れ。     

      放送担当生徒           プラカード担当生徒         ブラスバンド担当生徒


  H26.7.10. 嵐の前 
         
                  校舎上空の雲は速い流れで

 
  午前中は嵐の前の静けさ。しかし、雲の流れは速く、風雲穏やかならざる気配が漂いました。(午後出張のため午前中の段階)。台風に伴う学校運営の対応は、生徒手帳に規定されている通りに行います。午前7時と午前10時の2段階で警報等の発令状況で判断します。メールでの配信もしますが、生徒は自分で情報を集め、生徒手帳掲載の規定に従った行動がとれるようにしてください。決まりと情報から、自分で判断していく姿勢が大切です。あくまで安全第一に考えてください。
  学校は、昨日・今日と答案返却日程です。返却された答案にこそ、自分の課題が現れます。得点に一喜一憂する生徒はいないと思いますが、返却されたテストを大切に活用して下さい。
  今朝、朝の立ち番をしていたら、始業時近くになってあらぬ方向から20人ほどの男女生徒が正門目指して猛ダッシュ。3年生の「朝練」でした。文化祭の演劇の出し物に向け、近くの公園で朝練習が始まったようです。勉強の方が多少心配になりますが、クラスでここまで行事に燃えられるというのは素晴らしいことだと思います。両立目指して頑張ってほしいと思います。
         
            答案返却も真剣に          定番のノート提出
  


  H26.7.8. 考査終了 
        
            夏を呼ぶパラソル      涼しげな図書館入り口の紫陽花

  第2回考査も滞りなく終わりました。試験の出来・不出来は生徒それぞれだと思います。できた所よりできなかったところを十分にチェックして、弱点克服に努めましょう。努力を継続する姿勢が大切です。梅雨の晴れ間、台風前の太陽がぎらぎらと輝く一日となりました。生徒がゴミを出す収集所で用務員さん(今は技能員さんと呼びます)が作業をしていました。その横の休憩用のパラゾルが夏本番間近か、を告げていました。
  昼頃試験が終了すると、午後は学校の雰囲気が一変します。まるで咲く時期を待っていた種が一斉に芽吹いたよう。部活が始まり、校舎内外で生徒の元気な声や楽器の音が復活。13日に夏の大会の試合がある野球部は、近くの学校に移動して最後の練習試合でした。応援生徒の練習にも熱が入ってきました。試験後はまず暑さに慣れるところから部活動が始まります。どちらも頑張ってください。
    

  H26.7.7. 雨の七夕 
 考査3日目。七夕ですが、あいにく雨が降ったりやんだりの天候。その中、今日も生徒は真剣にテスト問題に立ち向かっていました。生徒話題ではない話題を二つ。
 考査中は、試験監督や採点等の業務はあるものの、授業や部活動指導がないため先生方にとって束の間ホッとできる期間でもあります。そんな今日、今年新規採用された若者先生3人をつれて七夕ランニングに出ました。勤務を終えた夕刻、雨が落ちてきていましたが、前から計画していたので「エイヤー」とばかりにスタートしました。就職三か月のお疲れ様会的企画でした。一人は九州出身の先生なので、国府台高校周辺の自然・文化を知ってもらおうと、里見公園、江戸川堤、大門通り、真間山弘法寺、手児奈霊神堂、じゅんさい池など、約10㎞のランニングコースを選びました。国府台は、自然と歴史にあふれた街です。何かの折の生徒への話に、あるいは部活のランニングコース設定知識として、ぜひ知っておいて欲しいところばかり。ラストには雨も上がりました。無事走り終え、食事をしながらこの3カ月の勤務の感想や困っていることなどを話し合ったりして、有意義な“研修”ともなりました。3人は、生徒には先生と呼ばれる一方、慣れない社会人一年生の側面もあります。リフレッシュして、また若者らしい清々しさで頑張ってもらいたいと思います。
  
     手児奈霊神堂にて            じゅんさい池

 先週末は、群馬県で高P連関東大会がありました。全体会の講演は歌手の安田祥子さんの「残したい 伝えたい 日本の歌」。日本の四季の移ろい、小動物や相手を思いやる気持ちなどを、きれいな日本語で歌っている歌の数々を次代に手渡したい(大会パンフレットより)、という心に響くお話でした。最後に、数千人の参加者で手話交じりで歌った歌に感動しました。分科会は「進路指導とPTA」というテーマで、埼玉県と群馬県の高校の発表に参加しました。日本のどこでも、子どもたちの育成のために、保護者、教員、学校が頑張っているなぁと、この手の大きな大会に参加するたびに感じます。本校においても、保護者の方(P)と協力して頑張っていこうと、勇気づけられました。
     
       第60回 関東高等学校PTA連合会 群馬大会                          


  H26.7.3. 考査初日 
      
           朝8時前の教室・1年               3年
  
 今日から第2回考査。3つの学年とも3科目の試験を受け、昼ごろに無事終わりました。明日は、1年は3科目、2,3年は2科目の試験の予定です。今朝も多くの生徒が早くから登校して試験に備えた勉強をしていました。特に3年生は、クラスの3分の1から2分の1くらいの生徒が、8時前から登校して勉強。さすがです。明日もガンバって。
 午後から、隣の市川一中で学校評議員会議がありました。本校の校長として、一中の評議員になっています。今日は、体育館で開かれた「部活動壮行会」を見学してからの会議となりました。中学生の壮行会。各部の生徒が堂々と壇上に並び、代表が目標を述べ、目標を文字にした垂れ幕が披露される。その間、聞いている生徒は私語一切なし。「体育座り」もほとんど崩れない。1,2年生が何十人もの有志で応援団を組み、懐かしい「サンサン七拍子」やエールなどを大声で。日ごろの教育の成果と、生徒がお互いに信頼し合っていること(真剣な練習や挨拶の姿に、真剣な姿勢で聞き入るようなお互いの信頼感)を感じました。一中の校長先生からは、「国府台高校の生徒がグランドで、礼儀正しく一生懸命に練習する姿は一中の生徒たちに最高の手本を見せてくれています」と言っていただきました。高校は多方面から生徒が通学しますが、学校が地域の中にあり生徒は地域の中で生活していることは変わりません。いいお兄さん・お姉さんでありたいですね。学校を外から眺めるいい機会でした。一中では、各学年などの「たより」または「通信」を校長室前の廊下に掲示し、全校で見れるようにしています。そこに本校の「たより」を掲載していただくスペースを中村校長先生が作ってくださいました(他に、一中生の卒業校である市川小、国府台小、中国分小のたよりも)。一中生に本校の様子をお知らせするいい機会になると思い、早速「国府台通信」を作って掲示していただきました。下記pdfファイルでもご覧になれます。

 pdf「国府台通信」NO1
 
  
       壮行会             応援団       一中廊下の「国府台高から」
 
 朗報です。「第15回高校生国際美術展」の受賞発表がありました。本校の3年・鈴木真凛さんが書の部(美術の部もあります)で「優秀賞」を受賞しました。応募総数9566点の中で、優秀賞はわずか5名です。素晴らしい結果です。日ごろの努力の成果ですね。おめでとうございます。なお、本校書道部からは「奨励賞」に石郷岡菜月さん・布村海さんが、「佳作」に遠藤彩芽さん・田辺真夕さん・松尾咲良さんがそれぞれ入選しました。おめでとうございます。


  H26.7.1. 今日から7月 

      久しぶりの青空(グランドから)            吹奏楽部の野球応援練習(昼休み)
 
  今日から7月。梅雨真っ最中ですが、日中は久しぶりの青空が顔をのぞかせました。梅雨雲の上はすでに夏の青空、を実感しました。生徒は、明後日からの第2回考査に向け今日も7時間授業(3年生は6時間)をしっかり受けていました。一方、夏が近づくと高校野球の「夏の大会」も近づきます。本校は7月13日(日)が初戦となります。相手は私立の東葉高等学校。頑張ってほしいと思います。その野球部に、生徒会委員会の一つ「応援委員会」の活動もスタートしました。有志が集まり、吹奏楽部の演奏に乗って球場で応援を繰り広げます。どちらも大変ですが、まず試験を乗り越え、そのあと夏の青空の下で頑張ってほしいと思います。   


  H26.6.30. 創立70周年 
        
            エンディングは書道部・吹奏楽部コラボのパフォーマンス

             校歌斉唱                      ダンス部 創作ダンス 
 

 本校は、先の大戦中の昭和18年4月に、市内小学校(現在の平田小学校)の一角をお借りして、市立の学校として歴史の第一歩を踏み出しました。その時、生徒数120名。入試倍率、8.1倍。戦時中にあってのこの数字は、将来を担う若者の教育への期待が、地域の中でいかに強かったかを物語っています。それから70年。現在、卒業生2万2千人余、在校生数約1000名の学校になりました。隔世の感があります。戦後日本社会の動き同様、本校も様々な変遷をたどりながらも、常に文武両道の進学校として地域の期待を担い続けてきました。そんな本校は、金曜日(6/27)に、市川市文化会館にて「創立70周年記念事業」を催させていただきました。在校生約1000名に加え、本校OBである大久保博市川市長様始め、たくさんのご来賓・同窓生・保護者の皆様にご出席いただき盛大に行うことが出来ました。第1部の記念式典に続き、第2部の記念講演会では東京大学大学院薬学系研究科教授の池谷裕二先生から「脳を知って、脳を活かす」と題してご講演いただきました。日夜記憶力を鍛えながら勉強に励む本校生にとって、大変有意義な内容でした。親しみやすい語り口で講演いただき、生徒たちも真剣(笑うところは笑い)そのものでした。また、池谷先生からも、本校生徒の素直さ・明るさを大変お褒めいただきました。最後の第3部は生徒活動発表。全ての部が熱心に活動している本校部活動ですが、今回はそのうちのダンス部・吹奏楽部・書道部の3部に発表してもらいました。各部とも、この日のために大変な練習を重ねてきてくれました。それぞれレベルが高く、「芸術鑑賞会」と言ってもいいほどのパフォーマンスでした。吹奏楽部と書道部のコラボで行った最後の書道大筆書きライブは大迫力で、掲げられた「鴻陵魂」の大きな文字は、すべての人々の心に焼き付いたように思います。大変素晴らしい記念事業を行うことが出来ました。関係の皆様、生徒諸君、本当にありがとうございました。「80周年」「90周年」に向け、さらに頑張っていこうという決意を新たにする一日でした。
  

     市川市文化会館              ご来賓              実行委員会役員

     伊能実行委員長           大久保市川市長            山田PTA会長
      
        感謝状贈呈          実行委員会より新校旗の贈呈      西村生徒会長

       ダンス部                吹奏楽部               吹奏楽部      

        吹奏楽部               書道部                 書道部

 ※ 写真はすべて、記録担当の高根先生に撮影していただきました。

  H26.6.26. 早くも考査前1週間 

     3年「情報C」               2年「体育」

  早いもので今日から第2回考査1週間前。部活動停止期間となり、生徒は考査に向けて集中して学習する期間となります。3年「情報C」の時間は、コンピュータ室でエクセルソフトを使用した表計算の演習。ブラインドタッチ(キーボードの文字盤を見ずに打ち込む方法)の生徒もいて、非常に手際良い情報処理能力だと思いました。また、冷房の利いた部屋でずらっと並んだPCと生徒の姿は、さながら、どこかの会社のオペレータールームのよう。2年体育はグランドで元気にサッカー。各教室は、それぞれの教科・科目で・・。高校の授業は多岐にわたります。
  明日は、いよいよ学校創立70周年記念式典。生徒は学校で2時間授業を受けてから、市川市文化会館へ移動します。明日の移動時、雨の降らないことを祈ります。 なお、最近同文化会館で行事を行った高校生の、終了後の交通マナーが良くなかったという、地域の方からの情報が入りました。他山の石として、本校生徒にも注意を促したいと思います。      

  H26.6.23. 師弟対決? 
  週末、陸上競技部の関東大会が神奈川県で行われました。本校からは、男子混成競技で県3位の3年・伊東昴一郎君が出場しました。大舞台で頑張りましたが、関東の壁は厚く入賞は逃しました。今週末は、この伊東君と県800M7位の3年・永井聡君が千葉県スポーツセンターで行われる「千葉県陸上競技選手権大会」に出場します。この大会は、大学生などを中心に一定以上の記録を出した選手に出場資格があり、本校陸上部の顧問・飯島先生も現役で10種競技に出場します。師弟対決が見られる?
 また週末、書道で「第41回千葉日報書道展」の審査会があり、本校では布村海さん、鈴木真凛さんの両名が高校生展最優秀賞に選ばれました。おめでとうございます。展覧会は7月29日~8月10日、成田山書道美術館にて。なお、同書道展には書道部顧問の後藤先生も出品しましたが、残念ながら入賞ではなかったようです。この展覧会、師弟対決に軍配が上がった? 同じ分野で師弟が対決できるというのは、素晴らしいことだと思います。
 今日は初任の先生の研究授業が二つありました。3年日本史Bと2年数学Bです。二人とも5月初旬に一度授業参観しました。それから約2カ月。落ち着きも出て、大変スキルアップしていると感じました。授業は生徒と先生で作り出していく面があります。生徒の鋭いニーズに一生懸命応えようとして、先生方も日々大きく成長しているのだと思います。頑張ってください。
   
     日本史B 「開国」          数学B 「群数列」              校内で        


  H26.6.20. ナツツバキ  
       
                    校舎前のナツツバキ(沙羅双樹)
                   
 今日は70周年記念式典前最後の「実行委員会」がありました。式典は、6月27日(金)午後 市川市文化会館で行います。第Ⅰ部:記念式典 第Ⅱ部:講演「脳を知って、脳を活かす」(池谷裕二・東京大学大学院教授) 第Ⅲ部:生徒活動発表(ダンス部・吹奏楽部・書道部)。創立70年を祝う有意義な周年行事になることを期待します。本校は、戦争中の昭和18年に市川市立中学校としてその歩みを始めました。様々な歴史を経て70年。そして、今があります。感慨深いものがあります。
 ここ数日、校舎前の植え込みの沙良双樹(さらそうじゅ)の白い花が咲きました。平家物語の「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす」の、沙良双樹です。いつ誰が植えたのでしょうか。だいぶ大きな木に育っています。沙良双樹は、ツバキ科落葉樹の「ナツツバキ」。名前の通り初夏に白い花をつけ、寿命はわずか1日。朝に咲き,夜には落ちてしまう。花びらを散らさず,花全体がそのまま落ちてしいます。本校の花もそうでした。このはかなさが平家一門の「盛者必衰」を表していると平家物語の作者は考えたのでしょうか。やや感傷的な話題になってしまいました。盛者必衰が世の理(ことわり)の一側面だとしても、学校創立71年目に入った本校は、さらに発展に向け挑戦していきたいと思います。   

  H26.6.19. 文化祭間近か?  
     
                      文化祭の早朝練習が始まりました
                   
 文化祭(鴻陵祭)は9月初旬です。3年生がクラス演劇をやる伝統が続いているようです。その3年生のいくつかのクラスで、早くも今週から早朝練習が始まりました。思い思いの場所を見つけて、まずはみんなで発声練習の日々。中心となる生徒がてきぱきとして指示をして、まるで演劇部か合唱部の声出しの雰囲気です。文化祭は約2ヶ月半後ですが、時間を上手に使いながら少しずつ仕上げていくようです。楽しみです。
 昨日日記でご紹介した「トウキョウサンショウウオ」の話題に、地元の「市川よみうり」の記者の方が取材に訪れてくれました。記事になるようなことがあれば、地域の方に本校の取り組みを知ってもらうとともに、環境問題に関心を持ついい機会になると思います。取材を受けた生徒も楽しみだと思います。
 部活動の見学は、動く姿がわかりやすいので、どうしても運動系部活動に偏りがちです(そうならないよう心がけてい入るのですが)。今日は、取材記者の方と生物実験室にお邪魔したので、理科研究部の活動も見ることができました。同部生物班の生徒が、育てているウーパールーパーやカエルの世話をしながら、実験室で孵化した糸トンボ(正式名称はもっと長いと思います・・)を顕微鏡で観察していました。運動系、文化系、特色は様々ですが、生徒は自分の興味関心のあるものに熱心に取り組んでいます。朝は、8月の大きな大会目指して基礎練習に余念がないダンス部の練習も見学しました。高校生の活動の、バリエーションの広さを感じました。

                 理科研究部                      ダンス部の朝練習        

  H26.6.18. トウキョウサンショウウオ  
  
             登校時に                       生物室で
   
    300匹以上集まります      成長して上陸し肺呼吸へ      生徒課題「観察日記」     
 
  今朝は登校時にガラスの小瓶を持った生徒が多数。小瓶の中には、何やらうごめく生き物が。2年生の生物の課題で、トウキョウサンショウウオの子供を家庭で育ててくるという取り組みがありました。なぜ飼育するのか。この動物は、絶滅危惧Ⅱ種(環境省レッドリスト)や最重要保護動物(A)(千葉県レッドデータブック)とされ、環境の変化に伴い絶滅が危惧されている種です。「1匹ずつ愛情を持って4月~7月まで育ててもらい、ある程度育ったサンショウウオを放流することで若干でも個体数の減少を食い止めたい」(授業プリントより)、のです。いくつかの高校で取り組んでいるそうです。本校2年生329人全員が、約2カ月餌やりをして育てた結果、それぞれ体長は倍くらいに(25㎜→50㎜位へ)成長しました。今日はこれを回収して週末元の水辺(千葉県の東総地区の池)へ放流するのだそうです。環境を考え、小さな生物を慈しむ、素晴らしい取り組みだと思いました。多分、ご家庭にも相当協力していただいたのではないかと想像されます。生徒の皆さん、保護者の方々、ありがとうございました。
  保護者面談のため放課後となった午後、市川第三中学校の保護者約50名の本校訪問がありました。約1時間、私と教頭先生で本校の説明やら校舎案内を行わせていただきました。同中学校の卒業生は、本校へたくさん進学してきてくれています。私の挨拶にも熱が入り、今年のキャッチフレーズ「国府台ルネサンス~伝統校復活へ 現在進行中~」について力説してしまいました。頑張る生徒たちと先生方のことが十分に伝わってくれたことを祈ります。今日は市内公私立高校5校を回られるそうです。保護者の方も熱心な時代になりました。ありがとうございました。
         
                説明会          放課後の校内見学(体育館)                         


  H26.6.17. 保護者面談週間  
          
                     1年 キャリア教育講演会
  
 今週、月曜日から「保護者面談週間」が始まっています。生徒は午後1時前には放課後となり、そのあと保護者の方においでいただき面談となります。そんな午前日課の中、1年生の4時間目はキャリア教育講演会でした。入学後まもなく行った「自己適性検査」結果を受け、業者の方に分析・解説していただく講演です。自己理解・職業適性・学問適性などがある程度把握できるプログラムで、今年度より導入しました。生徒は自分の検査結果とともに受ける説明だけに、最後まで真剣に聞いていました。
  面談は、学年ごとで面談の中心内容は多少異なりますが、お子様の高校生活そして進路に向け有意義な面談になることを期待します。また、時間ができた放課後を使い、今日から隣の東京医科歯科大学(TMDU)との高大連携プログラム「Interview a Professor」が始まりました。ネイティブのお二人の教授に大学生活等を英語でインタビューします。毎回少人数のグループでお伺いし、金曜日まで続きます。

 梅雨の晴れ間が続いています。夏服になって、生徒の制服に着方が少々気になるので、「鴻陵生へ(校長室だより)」NO2で、生徒に呼びかけました。本校のしっかりした生徒らしい、品のある整容を心掛けてほしいと思います。下記pdfファイルでご覧いただけます。

 pdf「鴻陵生へ(校長室だより)」NO2
    
                          

  H26.6.16. 部活県大会等  
          
              女子バレー部            バスケットボール部
                    (※写真は6/13の再掲)
  
 週末の部活動の大会結果。ボート部は国体予選があり、千葉選抜クルーに男子3名、女子2名が選出されました。男子はクォドルプル(5人乗り)とシングルスカル(1人乗り)、女子はダブルスカル(2人乗り)で7月中旬の国体関東ブロック大会に出場し、秋の長崎国体出場を目指します。バスケットボール部・バレーボール部・バドミントン部はそれぞれ男女とも県大会がありました。男子バスケット部は、強豪八千代高校に惜しくも敗れましたが、女子バスケ部は3回戦進出、男女バレー部は2回戦進出とそれぞれ県大会で勝利を挙げました。また、バドミントン部は個人戦でベスト32が最高成績でした。勝負事では、優勝以外悔いの残らない敗戦はないのかもしれませんが、大会は県大会(予選勝ちぬいたチームの対戦)です。よく頑張ったと思います。3年生は現役引退となる生徒が大半です。コートで培った力を、これからの学校生活や進路に向けて発揮していってください。お疲れさまでした。
 野球部は、私が3月まで在籍した県立松戸高校で練習試合がありました。両方に思い入れを持ちながら、試合応援に行きました(野球部の応援に偏らないよう心がけていますが)。試合は引き分けだったのですが、両校とも平均的な高等学校野球部からすると十分ではない条件でチーム作りをしており、その与えられた条件の中で一生懸命頑張っているのだなぁと感慨深いものがありました。松戸高校は女子校から男女共学になって11年目になりますが、いまだに学校全体で男子は30%弱の割合。常に部員不足に苦しんできました。特にこの3月、私が転任してくる前はわずか5人(とマネ1人)の部員で苦労しながら冬を越してきていました。対する我が国府台高校は、部員数は十分なものの施設としての練習環境には恵まれていません。試合ができない狭いスペースのグランドを、さらにサッカー部と共用しながら使用しています。選手は工夫に工夫を重ね、その練習環境の克服に努めています。両校の球児たちに、環境に打ち勝って頑張れ、とエールをおくります。

    
   県立松戸高校には広いグランドがありました
                       


  H26.6.14. フジバカマの里  
        
       
  今年度の本校のSPP事業は、地学系と生物系の二つが採用されています。今日はそのうち、生物系の『「国府台フジバカマの里」に生息する昆虫の生物多様性を探求する』のフィールドワーク。千葉大学の教授とスタッフ学生計5名、本校教諭2名、そして生徒が14名、学校近くの江戸川に出かけました。生徒は生物の多様性を確認すべく、大型の虫取り編みを持って「甲虫」「トンボ」「バッタ」「蝶」の4班に分かれて捕獲作戦に。人工物がまったく目に入らない別天地のような草原地帯で、研究のためのたくさんの収穫がありました。空の青さと草の緑と、そして爽やかな涼風と。里見公園の森林を背景に、都市部とは思えない見事な自然環境の場所でした。生徒はこれから秋の発表に向け、調査・研究していくことになります。同じく生物を研究している学生さんは、生徒たちにはよい手本として大きな存在だと感じました。千葉大学の先生・学生のみなさん、よろしくお願いします。
 SPP:サイエンス・パートナーシップ・プロジェクトの略。科学技術振興機構(JST) による科学学習支援事業。
 フジバカマ:本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布している。原産は中国ともいわれるが、万葉の昔から日本人に親しまれてきた。8-10月、散房状に淡い紫紅色の小さな花をつける(ウィキペディアより)。

    蝶・トンボ採集             吃水域のカニ
 
フジバカマ(これから白い花を咲かせます)   バッタ
        
                     大学の先生・学生とともに
  
  H26.6.13. 金曜日の朝  

     英語早朝補習             自学自習              体育館(女バレ)

     体育館(バスケ)           グランド(野球)
  
 週末の朝。8時前の様子。英語の朝補習、一人登校しての自習、野球部はグランドで朝練、体育館では明日県大会を控えた男女バスケットボール部と女子バレー部が朝練。生徒それぞれの朝の過ごし方。いい一日が始まると思います。
 午後は、今年度第1回の「開かれた学校づくり委員会」がありました。学校が外部へ教育活動を説明するとともに、外部からの貴重なご意見をうかがう委員会です。委員のみなさんは、同窓会関係、PTA関係、近隣の教育機関、警察署、地元町会等の方に就任していただいています。授業参観をしていただいてからの委員会開催でした。PTAによるクーラー導入の効果をおほめいただき、また鴻陵生の授業態度もおおむね高評価をいただきました。授業では、もっと生徒に負荷をかけ引っ張っていくような展開も、というご意見も。頂いた多くのご意見を今後の学校改善に生かしていきたいと思います。委員の皆さま方、ありがとうございました。
                
                開かれた学校作り委員会(応接室)

 

  H26.6.12. 生徒会役員 立ち会い演説会  
           

       選挙公報                    生徒会役員立ち会い演説会 
  
 6時間目のLHRの時間を使い、今日は今年度の生徒会役員選挙。会長1、副会長2、書記3、会計3、そして監査3の合計12名。すべて、信任投票で信任されました。立会演説では、「国府台高校の役に立ちたい」「自分を変えたい」等々、色々な思いが語られました。演説を聞きながら、これから一年間の生徒会活動を担う生徒たちと、立場は異なるけれど、力を合わせて学校の発展を目指していきたいと思いました。
 教育実習期間もあと3日。仕上げの研究授業が続きます。1年美術では「身近な素材を元にデザインを作ろう」として、ピーマンのデッサン・デザイン化を行いました。また、2年数学では累乗根や有理数への拡張などの用語が出てくる、やや難しめの「指数関数」単元でした。、抽象的思考力が衰えている私は、一生懸命聞いてなんとかついていくことができました(かどうか自信がない)。生徒はまずまず理解していました。さすがです。
         
              ピーマンデッサン          数学「指数関数」

   

  H26.610. ツバメの営巣  
     
                    梅雨の晴れ間に紫陽花が輝きました
 
  ツバメが巣作りすると縁起がいいと昔から言われてきました。色々な環境を察知するツバメが、居心地の良い環境(温度・湿度・天敵の不在等)を求めた結果の営巣だからでしょうか。本校の生徒昇降口の軒下に1週間くらい前から、そのツバメの営巣が始まりました。泥と枯草を唾液で固めて巣を造るので、巣の下のタイルには多少汚れが付きますが、生物の先生が写真のような注意コーンを出してくれ、順調に出来上がりつつあります。生徒に見守られ、無事に営巣と子育てがおこなわれることを祈ります。また、ついでに本校へ縁起を運んできてくれることも。 
  午後は、教育実習生の研究授業がありました。1年の化学で「極性分子と無極性分子」という難しめのタイトルでした。日常生活では、極性分子である「水」の性質を利用して、電子レンジが食品を温めています。その原理を知るための、実験による基礎的な授業でした。実習生の全力で取り組む姿がほほえましく、生徒も真剣に実験を行っていました。
 
       ツバメの巣             注意書きコーン             研究授業       

   

  H26.6.9. インターハイ予選  
 
                       フェンシング部 総体予選
 
 週末の運動系部活動結果。どの種目も高校総体(インターハイ)に向けての県予選となります。ボート部は、インターハイ出場です。男子クォドルプル(5人乗り)と女子ダブルスカル(2人乗り)の2種目で、7月下旬に山梨県河口湖で開かれるインターハイへの出場権を獲得しました。今後の1カ月半でさらに力をつけて、全国大会での「快漕」を期待しています。ハンドボール部は県大会一回戦で木更津高校を破り、2回戦・八千代高校に惜敗しました。大きくリードされた展開から諦めることなく挽回し、あと1点のところまで追い上げての惜敗。今朝の打ち合わせで若い顧問の先生が、私たちにもその感動をイメージさせるような報告をしてくれました。フェンシング部は、千葉市の検見川高校で土日2日間個人戦・団体戦を戦いました。成績は団体戦で第4位に入ったのが最高でしたが、一つ一つの試合に気合が入り決してあきらめることのない素晴らしい戦いでした。私は県フェンシング部の役員をしているので、2日間じっくりその勇姿を見ることができました。
 敗れた部は、3年生の多くがこの大会で引退します。練習や試合を通して身につけたものを、今後に生かしてほしいと思います。お疲れ様。
 今日は、放課後お隣のTMDU(東京医科歯科大学)のフォス先生(Professor Patrick Foss)が来校し、来週から始まる「高大連携 English Program with TMDU」の第一回目のレッスンをしてくれました。参加生徒は、人数制限もあり2,3年生の25名。来週17日からTMDUのフォス先生(及びオニール先生)のオフィスにお邪魔して英語によるインタビュー等を行います。今日のレッスンの様子では、生徒は物おじせずしっかりインタビューできそうです。学校の授業で指導していただくALTの先生とは一味違う緊張感が、学習効果を高めてくれそうです。
      
              Professor Patrick Foss in Kohnodai High School 


  H26.6.4. 県PTA総会  
           
              梅雨前の青空にザクロの花が咲きました(正門横)

 今日は午後から千葉市で千葉県高等学校PTA連合会総会があり、尾崎前会長、山田新会長と私の3人で出席しました。総会に先立ち、PTA活動にご功労のあった方々へ県高P連合会より表彰式がありました。尾崎前会長は、お二人のお子様の在籍中、副会長4年・会長1年の計5年間ご活躍いただきました。この5年といえば、本校がいろいろな意味で大きく変わってくる時期でもありました。PTA役員として、会員の皆さまをまとめていただき、子供たちの成長のためにほんとにご尽力いただきました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。山田新会長始め新体制の皆さま方と力を合わせ、さらに本校を発展させていきたいと思います。
   
                             表彰式
 

  H26.6.3. 新人  
  放課後いくつかの部活動を回ってみました。各部活とも一年生が、基礎練習を繰り返しながら、先輩から様々なことを教わってどんどん成長してきているようです。また、教育実習生の授業も始まっています。こちらも新人といえば新人です。そろそろ心身ともに疲れがたまってくる時期ですが頑張ってください。

                     
 

  H26.6.2. 週末の部活  
 週末の部活動、高校総体地区予選の結果。バレー部男女ともに、県大会出場決定。女子は全勝でした。バドミントン部は、男子ダブルス、シングル、女子ダブルス、女子学校対抗の部で県大会出場決定。
 今日から6月。これから9月末までの4ヶ月間、教室にはクーラーが入ります。今年から特別教室にもクーラーが入りました。また、1,2年生は今週を家庭学習促進週間とし、「学習計画表」シートを使って一週間の計画・実施を記録していきます。
        
             学習計画表          今年度設置した室外機

  H26.6.1. サッカー部県大会  
       
 
  日曜日。日中は30度以上の真夏日となり、熱中症が気になる天気でした。そんな中、サッカー部は八街市の千葉黎明高校グランドにて高校総体(インターハイ)予選の県大会一回戦でした。対戦相手は佐原白楊高校。前半は圧倒的に、全体としても終始押し気味でしたが、結果は「1-2」の惜敗でした。サッカーは難しいと思いました。後半0-2から、ラスト数分というところで1点を取り、最後のホイッスルの瞬間まで果敢に攻めました。選手・指導者ともに悔しさ一杯かと思いますが、最後まで諦めず、ガッツあふれた本当に素晴らしい戦いでした。試合にはまだ出場することの叶わない一年生は自主的に見事な応援を見せ、また保護者の方もたくさん応援していただきました。結果報告を受けただけではわからない、グランド内外の熱いものを感じることができ、感動しました。


  H26.5.31. ボート部関東大会  

              男子シングルスカル                    男子ダブルスカル

     男子ダブルスカル                   女子ダブルスカル         
 
 土曜日。ボート部は、埼玉県営戸田漕艇場にて関東大会でした。男子シングルスカル、男子ダブルスカル、女子ダブルスカルの3種目で県大会を勝ち抜き今日の日を迎えました。さすがに関東大会ともなると、各県の代表が集まるだけにレベルは高く、結果は準決勝進出ならず、でした。ボートの試合を始めてみましたが、1000Mのコースを5分弱で漕ぎきる力感あふれるレースでした。男女ともに逞しい体つきで日頃の鍛錬の成果を実感しました。力を出し尽くした選手たち。次の大会目指して、さらに精進して下さい。
  ちなみに、会場となった戸田漕艇場は昭和39(1964)年の東京オリンピックの時に造成されました。川のように見えますが、長さ直線1500M程の壮大な人工プールと言えます。漕艇場に面した周囲には、東大・筑波大始め著名な大学・実業団の艇庫(選手が寄宿している)が連なり壮観です。選手たちの憧れの舞台にふさわしい素晴らしい場所だと思いました。またここに帰ってきましょう。
     
            戸田漕艇場                レースはこんな感じです
                                (待ち時間にちょっと描いてみました) 

  H26.5.30. PTA総会  
           
                   中庭の紫陽花もまもなく色づきそうです         
 
  初夏を思わせる一日となりました。今日は、保護者の方がおいでになる行事がたくさん続く一日でした。①午前中:授業参観 ②午後:PTA総会、学年PTA。新役員の方はその後、第1回目の常任委員会がありました。
 授業参観には1年生の保護者を中心に約100名のご参加がありました。また、総会では活動や予算についての報告・決算や今年度案が示されすべて了承されました。役員も交代し、新たな体制で一年が始まることになります。尾崎前会長様、本当にありがとうございました。山田新会長様、どうぞよろしくお願いいたします。国府台高校発展のため、頑張っていきましょう。

                1年生家庭科「調理実習」 今日はマドレーヌ

       参観受付               体育館                教室

        教室                PTA総会          山田会長(右)始め新役員

 尾崎前会長(右)始め旧役員     学年PTA(3学年) 

  H26.5.29. 鴻陵生へ  

                     2年生 選択科目説明会

 今日は2年生のLHRの時間は、来年度(3年生)に向けての「選択科目説明会」。本校の教育課程では、3年生は進路に合わせ、文系で週8時間(8単位)、理系で週16時間(16単位)の選択科目が用意されています。その時間を、大まかに言って文系は15科目、理系は13科目の中から選びます。興味関心や受験科目の有無等から生徒は自分で選んで行くことになります。2年生になったばかりですが、教科書発注の関係もあり、6月に希望調査を行うため今日の説明会となりました。ややむしむしする体育館でしたが、生徒は真剣に聞き入っていました。しかし、入試の受験科目については年々複雑になってきているので、不明や不安がある場合は担任や教科担当の先生にどんどん質問した方がいいと思います。
  校長が校長として生徒全員に直接話す機会は、始業式や終業式等を中心に、年間そう多くありません。そこで、生徒に私の考えを伝えるために、先日から新聞(通信)を発行し始めました。HP上の文書ではやや距離感が出てしまうので、紙媒体で直接生徒975名に配布しました。題して『鴻陵生へ(校長室だより)』。学期に2~3回、年間何号発行できるか心もとない限りですが、先生方の取り組みをバックアップするためにも、頑張って鴻陵生に呼びかけたいと思います。第1号を下記のpdfファイルでご覧になれます。よろしかったらどうぞご覧ください。
 pdf 『鴻陵生へ(校長室だより)』 pdf
   

  H26.5.27. 雨合羽  
   
    キチンと合羽を着ます         
 
 雨の朝となりました。先生方との面談が続き、授業を参観することがままならないので、せめて朝練習や朝の登校時に生徒に声をかけています。自転車登校の生徒で、きちんと合羽を着てくる生徒が多いと思います。国府台高校で9校目となりますが、合羽着用の生徒が最も多い学校です。傘さしの片手運転の危険さを自分でよく理解してくれていると思っています。また、一昨日から野球部話題が連続して他の部の生徒に恐縮ですが、小雨降る中、水たまりを避けて今日もグランドで朝練習でした。ほんとによく頑張っていると感心します。神頼みではないですが、勝利も女神がこの子たちにほほ笑んでほしいと心から思います。
 昨日から「教育実習」が始まりました。本校卒業の大学4年生4人が、3週間実習を行います。頑張って。

   
                 雨の中の朝練                   職員室の初々しい実習生姿

  H26.5.25. 野球部市内大会 同窓会総会  
             

                     野球部市内大会(於:国府台球場)
 
  日曜日。野球部は隣の国府台球場で市川市内大会の試合がありました。強豪・昭和学院に終始有利に試合を進めましたが、終盤同点とされ延長10回裏、惜しくもサヨナラの敗戦となりました。3年生中心によく戦いました。聞けば、最近の練習試合でも引き分けだったとか。紙一重の実力差。勝敗は時の運というのを実感しました。高校球児の夏の大会まであと1ヶ月半。悔しさをばねに、さらに精進してください。
 昼前から、本校同窓会「鴻陵会」の定期総会が本校会議室で行われました。今回は20名あまりの同窓生のみなさんがお集まりいただきました。活動の報告や計画、決算報告や予算案等を審議しました。決算報告で驚いたことは、卒業してから呼びかけに応じて拠出していただく「賛助金」の収入額が非常に多いことでした。これは、とりもなおさず母校愛の強さを表していると思います。学校の教育活動にも多大なるご支援をいただいています。懇親の昼食会では、思い思いに学生時代や近況を語っていただきました。この、母校愛の強い同窓生のみなさんの期待も背負って、さらに学校発展のために尽くさなければと強く思いました。皆さま、お疲れさまでした。ありがとうございました。

         同窓会は「鴻陵会」という名称です              最後の締めはもちろん校歌

  H26.5.23. 坊ちゃん  
             
                    中庭のバラが美しく咲きました
 
  考査も終わり、学校は今日から平常授業に戻りました。1年生の英語「コミュニケーション英語Ⅰ」では、ALTのパトリック先生が今年度初の授業をしていました。パトリック先生は、米国・インディアナ州出身の20歳代の男性です。初回の今日は、生徒に先生のプロフィール紹介や先生への質問を行いました。もちろん、授業はオールイングリッシュです。先生は、約1カ月前にご挨拶をした時、私の「Do you speak Japanese ?」の質問に一言「a lttle bit(ほんの少し)」と冗談交じりに答えてくれていましたが、今日の授業では、夏目漱石の『坊ちゃん』をクェスチョンに入れるなど日本のことを勉強して、生徒の興味を引く準備をしてくれていました。 
  午後は、内科検診がありました。これで年度初めの定期健康診断の幾種類かの検診は終了となります。
 
   コミュニケーション英語Ⅰ     レッスンシートには先生の         内科検診
                      似顔絵書き(Drawing)指示も

  H26.5.22. 考査最終日  
 試験最終日も無事終了しました。試験後は、避難訓練・壮行会(ボート部・陸上競技部関東大会出場)・球技祭表彰式と行事が続きました。避難訓練はグランド状態不良のため、体育館への避難となりました。私は終日出張したため、教頭先生に下記の文と写真をお願いしました。避難訓練は、もちろん全員が体育館に避難したのですが、その人数975。それは在籍生徒数でもあります。つまり避難訓練以前に、今日は欠席生徒が「0」だったということです。素晴らしい。また、写真が色とりどりのジャージやTシャツの生徒が多いのは、訓練後の球技祭表彰式に備えて着替えてあるのだそうです。なんでも盛り上げ、楽しんでしまおうという鴻陵生の様子がうかがえます。
 
 [避難訓練] 体育館へ約9分で集合、点呼終了、報告。全学年一人の欠席者もなく、全在籍生975名がそろいました。講評終了後、帰宅方面別グループに再集合し確認をしました。
 [球技祭表彰式] 生徒会生徒が各競技の結果を発表すると、クラス旗を掲げた生徒達が次々と壇上にかけあがり賞状を受け取り、会場生徒達とくにシスタークラスから惜しみない拍手が送られました。
 
       避難集合                 講話            帰宅方面別再集合訓練
 
            壮行会(ボート部・陸上競技部)                 球技祭表彰式
                                            (座卓使用の面白表彰式)

  H26.5.21. 第1回考査 3日目 
 
                         登校時の朝は強い雨
 
  朝、久しぶりの大雨となりました。そんな中、考査3日目も無事終了しました。残すところあと1日。生徒諸君、気を抜かず最後まで頑張ってください。明日は2時間の試験の後、防災訓練・壮行会(ボート部関東大会)・球技祭表彰式と3つの行事があります。お昼が少し遅めになるかもしれません。
 今週月曜日から、先生方と私の面談が始まりました。年度初めの定期の面談です。一日8名前後で2週間ほど続きます。今日は、9時から2時まで校長室に缶詰となりました。体力的にはきついところもありますが、私にとって生徒の様子や先生方のお考えを聞くことができる大変大切な機会です。3日目が終わりました。終わった時は多少の疲れはありますが、いつも自分の中のモティベーションがあがっているのを感じます。言うまでもなく、学校をさらに向上させようと頑張る先生方の“やる気”が伝わってくるからだと思います。

  H26.5.19. 第1回考査 初日 
   
        今週から衣替え移行期間です     1年体育・柔道受け身 一年生は今日まで授業
 
  今日から第1回考査です(1年生は、科目数の関係で明日から)。登校時の様子から、遅刻ぎりぎりの生徒も少ないし、何となく顔がみな引き締まっていました。きっと、よく勉強して今日に臨んでいるのでしょう。本番、頑張ってください。一年生も含め、試験・授業は午前中に終わりました。
 考査直前ですが、県全体のスケジュールの関係で週末、陸上競技部とハンドボール部が大会でした。どちらも良い成績を上げてくれました。
 ○陸上競技部 高校総体県予選
           男子:3年伊東昴一郎君 混成競技第3位で関東大会出場 3年永井聡君 800M7位
           女子:3年名嶋彩さん 100M 準決勝進出
               4×400Mリレー(名嶋彩、小野寺莉帆、荻本乃絵、森理砂)準決勝進出
           学校対抗の部:28位
 ○ハンドボール部 高校総体地区予選 2勝1敗で地区2位で県大会出場

  H26.5.17. 一中体育祭
       
                お隣・市川第一中学校の体育祭  
 
 土曜日、生徒がテスト勉強に集中している頃。お隣の市川市立第一中学校では体育祭が行われました。少し風が強かったものの、絶好の体育祭日和。お隣のよしみもあり、本校へ進学してくる生徒も多いことから、見学に行かせていただきました。一中独特の種目が二つ。①集団行動。3年生が中学校体育の仕上げとして取り組みます。静寂の中、一人の生徒のかけ声で200人前後の生徒が、行進や離合集散を一糸乱れず完成させます。その統制美の美しさと生徒の集中力が感動的でした。②ローハイド。年配の方には懐かしいアメリカ西部劇の題名です。4人で組んだ騎馬戦で、投げ縄に見立てたロープとボールで空き缶を落とすリレー競技。相当な練習が必要とされる競技ですが、男女とも勇壮感にあふれていました。本校生徒も、こんな競技をきっと心から楽しんでやるだろうと想像しました。見学させていただいて、高校生とはひと味違った中学生の一途(いちず)な一生懸命さが十二分に伝わり、清々しい気持ちになりました。先生方の日ごろのご指導の確かさを感じ、また、こういう風に育った生徒を高校はお預かりするんだと改めて責任の大きさを感じました。一中の先生方は、全員お揃いのTシャツ着用です。その背中には毎年生徒向けのメッセージがプリントされるそうです。今年は「もしかしてだけど、自分に負けて手を抜かないか、試されてるんじゃないの? そういうことだろ」 熱いですね。これを目にする生徒は、自分を振り返ると思います。生意気言うようですが、大変参考になる一日でした。
   
           ローハイド:迫力がありました                  先生方のTシャツ
                                           (許可をいただき掲載しました)

  H26.5.16. 自分で考える 

      1年化学基礎                          3年体育   
 
  試験前最終授業日となりました。1年生の「化学基礎」の授業は、イオン生成について。中学校での既習事項を一つ一つ丁寧に確認しながら、高校での内容に入っていきます。中学時代から理系が得意だと思われる生徒はどんどん発言して、すごいなと思いました。一方、高校では覚えるより(それも大事ですが)考える習慣を身につけさせることが大切です。授業の最後のまとめで教科書を音読しましたが、先生が「はい、こことここにアンダーラインを引いて・・」とは言いません。「はい、どこにアンダーラインを引いたらいいかな」と生徒に考えさせ、答えさせていました。こうして、言われたことをやるだけ、から、高校生は自分で考えるようになっていきます(いってくれることを願います)。午後、3年生の体育。女子はグランドでサッカーとソフトボール。汗ばむほどの晴天の下、テスト勉強からのリフレッシュをはかるかのように張り切って運動していました。そう、週明け月曜日から第1回考査です(1年生は科目数の関係で火曜日から)。生徒のみなさん、頑張って。Have a hard study weekend.
 家庭科調理室前で今年も、家庭科の原先生と野球部のマネージャーさんらでゴーヤの栽培がはじまりました。もともとは暑さ対策のグリーンカーテンづくりで始めましたが、今は前年の実からとった種を使って本格的に栽培するように。グランドの硬く痩せた土地なので、一所懸命耕し、技能員(用務員)さんが半年がかりで作ってくれた腐葉土を混ぜています。原先生+野球部マネ+技能員さんの合作のゴーヤです。盛夏になれば、葉が茂って爽やかな風を起こしてくれるでしょう。ちょっとホッとする話でした。
 
     種からゴーヤの芽           グリーンネット          枯葉から作った腐葉土

  H26.5.15. シスタークラス 
        
                 鴻陵生の朝は早い  午前7時半!
 
 第1回考査まで週末を挟んであと4日。生徒のみなさん、学習は順調に進んでいるでしょうか。誰にでも一日は24時間。これは平等です。この中から「時間をどう作り出すか」、そして「集中力」。ここに違いが出てくるのだと思います。頑張ってください。今朝は、朝7時半から3年生の日本史の補習がありました。その時間、すでにたくさんの鴻陵生が勉強のために登校しています。集中してやって、結果につながることを祈っています。
 6時間目は、伝統の生徒会活動「シスタークラス説明会」が行われました。2年生は1年生、3年生は2年生のシスタークラス(2年1組なら1年1組など)へ3人ほどの代表生徒が出かけ、鴻陵祭(文化祭)の企画・運営や学習の仕方についてレクチャー。下級生にとって、先生方の話とは一味異なった新鮮さで受け止められたと思います。鴻陵生としての自覚が育ち、伝統を維持・創造していく上で、自主自律の精神に基づいた良い取り組みです。LHRの時間を使い、年2回あります。
  
  

  H26.5.14. 地域連携 
  好天に恵まれた一日。生徒は来週からの第1回定期考査に向け集中力が高まってきているように思います。朝、登校指導している時、生徒の顔つきを見てそう感じました。
 昨日はお隣の和洋女子大学への訪問の話題でしたが、今日は私が午前中地元の国府台小学校へ行ってきました。市川第一中学校ブロックの小中高連携(合計5校)の会議でした。今は、このような学校種(小中高大など)を越えたつながりが盛んに行われています。地域貢献ができ、なおかつ生徒の成長・励みにもなり、大変いいことだと思っています。本校は千葉県教育委員会の施策「お兄さん・お姉さんと学ぼう事業」の指定を受けていて、夏休みに国府台小学校などで小学生向けに「算数教室」を開いています(その他、理科実験や書道教室も)。その打ち合わせを含む会議でした。今夏も本校から教職希望生徒やボランティアの生徒が、たくさんの地元小学生に算数学習のお手伝いをします。地域貢献であると同時に、生徒たち自身のキャリア教育の一環にもなっています。         
 
       国府台小学校          近づく運動会練習    同校の目の前は、名勝・じゅんさい池                                        

  H26.5.13. 和洋女子大学文化資料館 
           
 
                                        17階の窓外には江戸川周辺の眺望も
 
 本校は、周辺に3つの大学が並ぶ文教地区にあります。その3大学と本校は様々な連携活動を企画・実施しています。
 昨日は3年選択科目の「家庭応用」で、隣りの和洋女子大学の文化資料館を訪問しました。36年前に、同学園キャンパスでの発掘調査によって出土した考古遺物の展示・公開のために設置された同館には、現在、考古・歴史・民俗資料をはじめ100年を超える和洋学園が所蔵する服飾・手芸関係や書籍・古美術などの優れた資料が展示されています。タイムリーに「日本刺繍(ししゅう)」の特別展が開催されていた
ので、実物学習のため訪問させていただきました。精魂こめて創作されるきらびやかな日本刺繍の世界を、生徒は十分に堪能したようです(私は出張のため、引率の家庭科・原先生や教頭先生の報告です。写真も) 東京医科歯科大学や千葉商科大学との連携については、活動が行われた時に後日ご報告します。本校の恵まれた教育環境を感じます。
 朝・放課後の登下校指導も今日が最終日となりました。朝はあいにくの雨模様。交通量激しく狭い歩道の通学路ですが、だからこそ交通マナーとエチケットを守る必要があります。生徒の通学マナーは、はおおむね良好だと思います。先生方の指導(光らせる目)も今回は今日までですが、先生がいてもいなくともきちんとやってくれると願っています。先生方、お疲れさまでした。
      


  H26.5.12. 考査前1週間 
           
             フェンシング部関東大会予選会(向こう側が本校の柴田選手)

 週末の部活動。
 県大会に出場した各部活動の結果は次のとおりです。○男子バスケット:1回戦 ○女子バスケット:3回戦(ベスト16) ○ハンドボール:1回戦 ○ソフトテニス:男子1ペア1回戦、女子1ペア2回戦、でした。総じて、県大会ともなると壁は厚いようです。多くの部が一カ月程度で今度は全国大会(インターハイ)の県予選が始まります。定期考査を挟んで、課題を克服しながらさらなる飛躍を祈ります。頑張って。
 また、サッカー部はその全国大会(インターハイ)に向けての地区予選2回戦がありました。強豪市川昴高校を、延長戦の末「1-0」で勝ち見事県大会出場切符を手にしました。6月1日に試合です。勉強と両立させながら調整し、悔いのない戦いをしてください。
 フェンシング部は、関東大会への県予選会がありました。個人・団体ともあと一歩及ばす関東大会出場は逃しました。特に、学校別対抗戦(団体戦)は、勝数「4-5」で惜敗でした。私は、県フェンシング専門部の部長を仰せつかっていますので(専門は野球ですが)、土日、東葛飾高校で行われた大会を参観しました。本校生は、怪我人もいて苦しい状況でしたが、最後まで敢闘精神を発揮して立派でした。同じく全国大会(インターハイ)予選に向け頑張ってください。
 さて、部活動の結果をお知らせしましたが、学校は今日から「試験前1週間」となり、学習に専念するため部活動停止期間となります。大会の近い部が例外的・限定的に活動しますが、基本的には学習専念です。特に1年生は入学後初めての「考査」となります。高校は入試を通って入学してきているので、学力的には皆一定程度以上あります。つまり横一線。入学後の努力が問われていくわけです。中学時代の自分のポジションと大きく異なる可能性があります。頑張って下さい。
 

  H26.5.9. I was moved. 
           
                     中庭のツツジが咲き誇っています
  
 昨日・今日と英語の授業を参観しました。昨日は「無生物主語」という英語ならではの表現。I was moved by the mangas(マンガ). に代わって、The mangas moved me.などと表現する方法です。また、今日は音楽家・一青窈(ひととよう)さんの「ハナミズキ」という歌を中心に英文読解。9.11テロ以降の「the chain of hatred and anger(憎悪と怒りの連鎖)」をやめさせたいという、彼女の心のこもった歌詞を味わいながら、読解を進めました。生徒は、ペアワークなど、考え、発声しながらよくやっていました。
 バスケ・ハンド・卓球・ソフトテニスの各部が、今日から県内各地で県大会の試合です。昨夕、男女とも県大会出場のバスケの最後の練習を見に体育館を覗いてみました。気合の入ったいい練習をしていました。また、男女バレー部もガンガン練習していたので、体育館は100名近い生徒で熱気にあふれていました。とても素晴らしい。加えて、新しい発見をしました。体育館全体を写真に収めようとステージに上がったところ、閉められているステージ幕の裏から、音楽と声が・・・。なんと、演劇部の練習中でした。練習場所確保のために、ステージ上のわずかな空間を利用しての一生懸命な練習の姿に、感動しました。鴻陵生全体に言えますが、狭い校庭や校内を工夫して自分たちの練習場所を確保して頑張っています。この創意工夫と熱心さが、本校の校風の一つだと思います。I was moved.
   
     熱気充満の体育館     そのステージの陰では演劇部・・      2年英語 ペアワーク

  H26.5.8. 登校指導 
           
                      朝の登校風景(県道1号線)
 
 学校は昨日から「登下校指導」が始まっています。来週火曜日までの約一週間、「通学マナーや交通安全の指導」のため、朝と帰りの登下校時の2回、先生方6人が交代で3か所に立って指導します。本校前の県道一号線は、有数の交通量の上、歩道も狭い。生徒の通学マナーは自分(もちろん他人も)を守るために、とても大切なことです。道交法が変わり右側通行が「逆走」として法律違反となった自転車。生徒は、学校前道路の向かい側を少し通り過ぎて(遠回りして)から、信号に従って戻ってくる形で登校します。先生たちの見ているいないにかかわらず、これがきちんと実行できているので素晴らしいと思います。
 また、今日は新学期の健康診断のうち、胸部X線検査と心電図検査がありました。2年生の体育の授業では、先日の雨で実施できなかったスポーツテストの2種目(ハンドボール投げ、50M走)の測定がおこなわれていました。どちらも、新学期ならではの行事です。

 
              50M走                        ハンドボール投げ

     
                    検診車による胸部X線検査

  H26.5.7. 四連休 
           
              野球部練習試合(5.4. 柏中央高校グランドにて)
 
     
  GW中の生徒は、勉強や部活動にいつも以上に時間をかけることができたと思います。部活動は、それぞれ練習試合とともに公式戦もありました。サッカー部は市川工業高校を破って勝ち上がり、今週末は市川昴高校と対戦。勝てば県大会です。女子バドミントン部は、先週の県大会で県ベスト16まで進出しました。また、一足先に県大会出場を決めていた男女バスケットボール部、ハンドボール部、卓球部女子団体、ソフトテニス2ペアも、週末本番の県大会です。それぞれ、頑張ってほしいと思います。
 GW中の5月4日(日)には、野球部の練習試合の応援に行ってみました。このところ連勝中だったようですが、この日は惜しくも敗れました。しかし、全力疾走に全力プレーで、これぞ“高校球児”といった感のある素晴らしいチームです。毎朝・毎夕、狭いグランドを工夫して一生懸命練習しています。

  H26.5.2. 球技祭2日目 
 
            サッカー                       団結(男子バスケット)

  球技祭2日目は朝から快晴となり、気持ちの良いスポーツ日和となりました。昨日雨のためできなかったサッカー・テニスを含め、すべての競技で優勝クラスが決まりました。すべての種目の優勝を3年生が占めました。さすがです。朝・昼の練習や、クラス旗制作等、3年生が球技祭にかける熱気が伝わってきていたので、その通りの結果になったように思います。優勝こそ逃したけれど、1,2年生もよく健闘して頑張ったと思います。競技者も応援者も、とにかく一生懸命で素晴らしい球技祭でした。クラスの団結も一段と強まったと思います。個人的には、鴻陵生のパワーを感じた2日間でした。各種目の優勝は、次の通りです。
 ○男子バスケット:3-5   ○女子バスケット:3-6   ○男子バレー:3-6 ○女子バレー:3-5
 ○男子ミニサッカー:3-2 ○女子ドッジボール:3-8 ○男子テニス:3-3
   
       硬式テニス                サッカー             バスケットボール
   
     バスケットボール           ドッジボール       グランド準備(野球部・サッカー部等)
 

 球技祭の日も、競技が終わって放課後はいつもの部活動。切り替えてしっかり取り組む様子が素晴らしい。小体育館をのぞいてみました。日中の疲れも見せず、どの部も頑張っていました(写真は昨日)。すべての生徒が、球技祭でいい汗を流したら、今度は気持ちを切り替えて、第1回考査に向け勉強に力を入れてくれるでしょう。
   
               

  H26.5.1. 球技祭1日目 
         
               バレーボール(スポーツセンター体育館)

  朝方の雨が思ったより長引きグランド不良のため、今日は本校体育館と市営スポーツセンター体育館を使用して、球技祭の「一日目雨の場合」バージョンで実施しました。グランド種目の男子ミニサッカーと男女テニスは明日実施する予定です。 
 体育館では、男女のバスケットボール、市営体育館では男女バレーボールと女子ドッチボール。どのクラスも色とりどりのクラスTシャツを着用して、大いに盛り上がりました。各クラス朝練習までして臨んでいるだけあって、部活の専門選手ではなく“普通の生徒”がチームを組んで戦う競技としては、とてもレベルが高いと思いました。運動神経もそこそこ良く、しかも一生懸命に競技するので、自然とレベルが上がるのだと思います。一生懸命、は偉大です。個々の生徒は、一日を通して競技する時間より応援する時間の方が長いかもしれませんが、その応援も協力して一生懸命。クラスの団結力が高まりますね。けが等の報告もありません。各種目・応援、よく頑張りました。また、楽しみました。お疲れ様でした。
 午前中早くから、爽やかな五月晴れとなりました。明日は全種目が実施できそうです。
   
                    バレーボール(スポーツセンター体育館)
     女子バスケット(本校体育館)     うめじんたん「クラス旗」         バスケット応援

  H26.4.30. 身体計測・スポーツテスト 
         
                  雨の一日(ロータリーのはなみずき)

  雨の一日となりました。身体計測とスポーツテストは雨天バージョンで実施しました。自分の体の発育や運動能力の現状を知り、今後の健康維持や体力・能力の増進の目安とするために行います。学年ごとにローテーションを組んで回って実施しますが、整然と行っていました。また、計測は、保健委員会・体育委員会の生徒が行ってくれました。ご苦労様でした。
 明日は、球技祭。よく練習し、3年生はクラス旗も完成したようです。好天を祈ります。
 
     反復横跳び(男子)          反復横跳び(女子)          長座体前屈
 
         握力(3年生は役者ですね)                身長測定

  H26.4.28. GW狭間の授業 
   
           世界史                     数学

  GWに入り、今日授業を行うと7日間授業が行われません。休日に加え、今週は球技大会があるからです。いろいろ不規則な日程になりますが、自分のペースや時間管理はしっかり行い、充実した期間にしてほしいと思います。
  今日は世界史と数学の授業を参観しました。3年世界史研究は、古代地中海周辺の民族(フェニキア人やヘブライ人)の歴史でしたが、自分を含め(私は世界史を専門としていました)今までに見た世界史の授業で一番面白いと思いました。もちろん、FUNではなく、INTERESTINGの方の面白さで。身振り手振り、話術、内容の深さ等々、実に興味深く楽しい授業でした。また、2年数学Ⅱの授業は、三角関数Tanの値をグラフ化するものでした。わかりやすい図を丁寧に書いてくれて、苦手な私にも何とか理解することができました。よく整理された内容だったと思います。
 どちらの授業も、生徒は真剣に取り組んでいました。

  H26.4.27. 週末の鴻陵生 
      
  総体(インターハイ)3支部陸上競技予選会(先頭が国府台生)       400mスタート
   
        クラス旗          先輩に挟まれ緊張気味の1年生       先輩たち

  週末の生徒の活躍。 
  金曜日の夕刻、ボート部が練習する江戸川堤に寄ってみました。ちょうど、新入生が初めてボートに乗って水上に出る日でした。この日まで、いろいろ学んできたのだと思いますが水の上は何しろ初めて。それぞれ緊張した面持ち(おももち)に見えました。高校で新しい競技に挑戦する、というは素晴らしいと思います。頑張って。
  また、放課後の校舎の中では、来週に迫った球技祭に向け3年生が「クラス旗」の作成。これも伝統で、凝った図柄のクラス旗が作られていました。何にでも、手を抜かず一生懸命。しかも、それを楽しむ、というところがいいところだと思います。
 土曜日は、総体(インターハイ)3支部陸上競技予選会が千葉市の総合スポーツセンターで行われました。整った400mトラックを使い、生徒はのびのび力を発揮してくれました。予選を勝ち抜き、県大会出場を決めたのは次の競技です。
 男子:200m(3年大橋優樹)、400m・800m(3年永井聡)、男子円盤投げ・砲丸投げ(3年坂下優樹)
 、男子8種競技(3年伊東昴一郎)、男子4×400mリレー、女子100m(3年名嶋彩)、3000m(2年助
 川ひかる)、女子4×100mリレー、女子4×400mリレー
 県大会でも平常心で頑張ってほしいと思います。
     

  H26.4.25 OBの大久保さんと 
           
            新緑が輝きだしました(校舎前のアメリカはなみずき)

  このHPは政治色とも行政色とも無縁なので、タイトルはあえて「OBの大久保さん」としましたが、本校のある市川市の現市長の大久保博氏は、本校OBです。今日は、6月27日(金)に予定している本校「創立70周年記念式典」のご案内のため、表敬訪問をさせていただきました。現在60歳台半ばの大久保市長さんからは、高校時代のお話をたくさん伺うことができました。当時あったラグビー部で一生懸命活動していて、歩いて30分ほどかかる江戸川河川敷の「第2グランド」が練習場所だったそうです。よく覚えているのは、3年の初めでほとんどの部員が部活引退をするのに反発をして、最後まで部活動をやり続けたことだそうです。本校伝統の文武両道を追求した素晴らしい先輩だと感じました。国府台高校は今でも心のよりどころだと言っていただきました。鴻陵生に向けては、勉強で身につける学力が大事なのは言うまでもない。しかし、人生はそれだけではない、たくさんのことに真剣に取り組んでほしいとのことでした。ありがとうございました。
 市役所の表敬訪問の帰り、学校隣りのスポーツセンターで卓球部が関東大会の地区予選を行っていたので、ちょっと応援に立ち寄りました。男女とも接戦で、手に汗握る戦いを繰り広げていました。卓球の公式戦を見るのは初めてでしたが、小さなボールを小さなスペースで戦うからこその、集中力にあふれた雰囲気でした。時間の関係で最後まで見れませんでしたが、女子は劇的な展開で県大会出場。男子はあと一勝で、というところで会場を後にしました。いい知らせを待ちたいと思います。

      スマッシュ!               女子                  男子 

  H26.4.24 生徒総会 
        

  今日は6時間目を使って体育館で生徒総会。99.1%(966人/975人)の出席率で総会は成立しました。昨年度の生徒会費決算報告と今年度の予算案が議題でした。どちらもほぼ100%に近い賛成で承認されました。生徒数も多いので予算規模もそれだけ大きくなりますが、生徒会会計中心にとてもよく整理されていました。さすがです。初めての私の目を引いたのは、鴻陵祭(文化祭)に総予算の28%を配当していることでした。昨年、来校者が5000人に達したという本校の一大行事ですが、予算面でも本校の中心行事だと感じました。
 今日の授業は、1年生の芸術3科(音美書)の授業を参観しました。1年生の上、2クラス合同の選択者で行うので、まだ緊張感が漂っていました。それでも、音楽・美術・書道それぞれの科目の特徴に応じて、雰囲気は違いました。書道はあくまでも「道」らしく、音楽は感情こめたテンションの高い表現を、そして石膏デッサンをする美術はわずかな明暗の違いをとらえようと集中力を発揮して・・・  芸術の授業は、情緒や感性を磨く上で大切な教科だと思います。真剣さはみんな一緒でした。
 
    美術:石膏デッサン       書道:墨すり          音楽:合唱 

  H26.4.23 歯科検診 
  学校は、法律(学校保健安全法第13条)に基づき生徒の健康診断が義務付けられています。毎年、年度当初の4,5月に行います。今日は歯科検診。お二人の校医さんにおいでいただき、全クラス1000人近い生徒を見ていただきました。先生からは、虫歯の生徒が少ない(虫歯0の生徒もたくさん)、治療がきちんとなされている、など大変良好な状態であると言っていただきました。これは、本人の心がけに加え、小さい頃から保護者の方にも歯の管理に気を使っていただいてきた結果だと思います。ありがとうございます。健康診断は、内科検診や身体測定などがこれからも続きます。
 今日の授業参観は、1年生の教科・情報。科目名は「情報の科学」と言います。今日は、PC操作ではなく教室での座学。情報モラルについて、グループになって話し合いながらの学習でした。我々の世代はPCが後からできてきたものなので、すべて独学に近い学習で身に付けたものですが、現在はPCの仕組みも含め教科として教えてくれます。また、ネット社会の情報モラルも大切な内容です。生徒は、話し合いや発表という形態で、しっかり取り組んでいました。  

 
      歯科検診             1年 「情報の科学」            2年「生物」 
             
      
発表しやすいよう、机がコの字型に並びます        ツツジが咲き始めた中庭で
                                                        校内の植物観察
                                     

  H26.4.22 球技祭練習 
 
      

 一見して何の写真だかお分かりでしょうか。赤・青・緑のジャージの生徒が、グランドを所狭しと運動しています。これは昼休みの風景です。来週末の5月1日・2日の二日間、本校は球技祭を行います。
 先週から、朝・昼の許可された時間帯・場所で、生徒はクラスごとに球技祭練習。昼休みの体育館はもっと人口密度が高くなります。
 驚いたのは、昼休みの体育館は生徒の有志団体が運営をすることです。午後の授業に遅れないよう、きちんと運営され生徒もそれをしっかり守ります。自主・自律の手本のような活動です。種目は、男女共通でバスケ、バレー、テニス。そして、男子ミニサッカー、女子ドッジボールの8種目。この練習の熱気から、球技祭当日の盛り上がり方が想像できます。楽しみです。

 今日は、体育と数学の授業を見学しました。3年体育は男女ともソフトボール。新緑のさわやかな気候の中、楽しそうでした。2年数学は、三角関数。1年の時に習った三角関数の発展系でした。難しい内容に、生徒も真剣でした。

       



  H26.4.21 はじめまして 
 
 はじめまして、今年度赴任いたしました校長の本城 学です。
今日から「鴻陵日記(校長室だより)」を書き始めます。国府台高校の日々の様子や校長としての考え・雑感などをお伝えして、本校の理解に役立てていただきたいと思います。

日記名の「鴻」は、日本武尊(やまとたけるのみこと)とコウノトリにちなんだ国府台の地名伝説から。本校ではこれに台地を意味する「陵」を組み合わせて、生徒を「鴻陵生」、文化祭を「鴻陵祭」と呼んでいます。「鴻陵」は「こうりょう」と読んで、本校固有の名称です。

 日記第一日目は、本校生のまじめな授業の様子から。3年の「化学」の授業でした。鴻陵生の授業見学は今日が初めてでしたが、大変、真面目で意欲的でした。


       

 週末、多くの運動系部活動が関東大会に向けて地区予選がありました。関東大会、県大会と、さらに上の大会でも頑張ってください。

 ◇ボート部:男子シングルスカルとダブルスカル、女子ダブルスカルでそれぞれ
関東大会出場

 ◇バスケットボール部:男女ともに県大会出場
 ◇ソフトテニス部:男女で2ペアが県大会出場
 ◇弓道部:女子団体と女子個人で2名が県大会出場
 ◇ハンドボール部:男子、県大会出場

いつも頑張っているこのほかの部活動も次の高校総体(インターハイ)予選に向け頑張ってください。