校章の由来
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1965年(昭和40年)1月6日学校設置の県教育委員会告示と共に、教育庁の指導課長沢田繁二先生から県内の工業高等学校で図案を履修している生徒に一般募集する一方、業者方面にも図案を求めた。 その結果、教育長山下重輔先生の選定によってイデア工房山田健男氏から提出された現在の校章が定められた。 校章の図柄は小金大谷口城址に拠り、しのぎ(日本刀の刀身の峰に沿って、線をなしてもりあがっている部分)を図案化して城壁を象徴したもので「しのぎ」は「凌ぎ」に通じ、しのぐ、がまんする、のりこえると云う意味を持ち、刃で敵を倒すのではなく、しのいで敵の刃をかわすと云う和の精神の基であるといわれる。すなわち、和の精神を基として、耐え忍び、困苦をのりこえて建設するという創造の意欲をあらわしたものである。 三角形を積み重ねた単純な図柄であるが、内包する精神的基調は前述の如くで、学校の発展と共に光彩を増すものと思われる。 |
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