千葉県立銚子高等学校
H27外部評価 生徒
不十分
不十分な部分がある
ややできている
十分にできている
教育活動アンケート(生徒)
学校教育方針について
全ての項目を平均すると約80%の肯定的評価となっている。しかし,その中で「生徒の意見が反映されるような態勢ができている」が,55.2%と昨年から8ポイント低下した。直接生徒の声を聴く機関として,11月に「県銚夢実現委員会」を立ち上げた。来年度の評価にどのような変化がみられるか,生徒の意見を参考に取組みへの修正・改善を図っていく。また「学校行事が魅力的である」について,昨年度より12ポイントの大幅な低下がみられた。今年度は体育館の耐震補強工事があったため,秋のスポーツ大会が開催できなかったことが,評価低下の大きな原因であると考えられる。 学習指導,生徒指導,進路指導ともに約85%の生徒が,昨年同様,学校の指導体制についてほぼ満足できると回答している。 学校行学校行事の精選については,来年度以降も積極的に取り組んでいく。また,「県銚夢実現委員会」を生徒との架け橋として,生徒の意見を学校運営に反映させられるよう建設的に取り組んでいきたい。
先生方の活動について
「(先生は)授業を工夫して生徒の理解度を高めようとしている」「生徒の進路希望に親身に対応し,適切に指導してくれる」は,ともに約80%と評価が高い。しかし,「授業の内容は理解できる」は,64.1%にとどまっている。教員の授業改善の努力は確実に生徒へは伝わっているが,授業の理解度は昨年とほぼ変わっていない。生徒個々の理解度の把握を以て,年間指導計画を立てていく必要がある。今後も授業改善に熱意をもって取り組んでいく。
学校生活校外活動について
「部活動への積極的参加」「文化祭等学校行事への積極的参加」については,約90%の生徒が肯定的な評価をしている。体育館等の改修工事があり,学校行事も限定されたなかで,生徒たちは自律的に学校行事に取り組み,達成感を味わうことができたということだろう。 「校舎内外の清掃」については,昨年の70%から61%に低下している。新校舎の清掃範囲が広くなったことと,校舎内が明るくなり階段等でほこりが目立つようになったことなどが,評価の低下につながったのではないか。 「校内はいじめや暴力のない,安心できる場所である」は,88.6%と昨年同様高評価である。しかし,11.4%の生徒からは肯定的評価が得られていない。この11.4%の生徒に注目し,「いじめ根絶」「安心・安全できる学校づくり」に取り組んでいく。