千葉県立銚子高等学校
H26内部評価 職員
不十分(不適切)
やや不十分
やや十分
十分(適切)
内部評価 職員
教務
生徒の学習意欲・学力向上に向けた教育課程や学習指導,授業の点検及び工夫改善については,肯定的な回答が80%台と自己評価が高いが,教科・学年・他分掌との連携については50%(昨年は42%)と評価が低い。生徒の学力向上を図るには,教員集団の連携が不可欠である。今後も運営委員会を中心に情報の共有化に努めていく。 「読書活動の推進」について,取組への満足度が他の項目に比べると43%と評価が低いように思われるが,昨年の26%からは17ポイント向上している。これは,評価者数にすると,11人から19人への大幅な増加である。改善の取組(書籍についての書評紹介,「図書室だより」の充実→他者理解や規範意識の醸成に重要な役割を担う読書活動の活性化への取組)が,効果を表し始めたという実感が,評価に表れたものと考えられる。 。
生徒指導
「生徒の心を育てる指導ができている」「安全教育についての関係機関との連携を図っている」という項目については,肯定的回答が80%〜90%台と高い自己評価が示されている。発達障害に関する研修を企画するなど特別支援学校との連携を図っていきたい。 指導における教員の「連携や協働」については,昨年(60%)から53%とやや評価が低下しているが,生徒の相談体制の整備については(昨年,47.6%)から61%に向上している。教育相談係を中心をとした情報交換会議を複数回にわたって行い,生徒の問題解決に対応してきたことがポイントの上昇に表れたものと考えられる。 次年度への具体的な改善点を確認する作業をしながら,生徒指導についての共通理解や認識を深めていく。また今年度も,特別支援学校との連携を密にし,発達障害に関する研修を企画していく。
進路指導
昨年同様,将来の進路については,十分な生徒理解のもとに的確な指導ができているという回答が多い(90%台)。ただ今年度も,進路指導に関わる分掌や学年間でのデータ等の連携及び共有という点について,昨年度(55%)からは満足度が約59%と向上しているものの依然として評価が低い。生徒支援のための協働体制をもう一度見直し,改善を図っていく。
総務
防災意識の向上については,昨年の73%から87%へと評価が高くなっている。校内美化(清掃の徹底→肯定的回答,約70%)の評価は昨年同様やや低いが,完成した新校舎(尚志館)での生活もはじまっているので,快適な環境を劣化させないように今後は清掃の指導に力を入れていきたい。
学校経営
学校経営については,昨年に引き続き,全ての項目(「重点目標の周知徹底」,「服務規律の自覚」,「開かれた学校づくりの推進」,「適切な事務処理」)で高い評価をしている。特に「開かれた学校づくりの推進」については,93%と高くなっている。今年度,本校を会場に「1000か所ミニ集会」を開催したことが,評価につながったものと思われる。