平成14年8月号
●小学生と夏の花をプランター植え
――地域で「花いっぱい運動」――
6月24日、君津市立私立中小学校の5年生83名が、上総高校農場を訪れ、園芸科生徒とニチニチソウなど夏の草花をプランターに植え付けた。高校生のお兄さん、お姉さんが指導役になり、小学生と仲良く実習をした。なお、地元商店街の人達も参加し、これは地域一体となって花いっぱい運動を行うもので、できた花は両校のある地元商店街、郵便局、農協などを飾る。小学生は「私たちの植えた花、大切に育てて」と言っている。
●今回飾る夏の花です。
写真で花の名前を覚えましょう!
ニチニチソウ(日日草、ビンカ)(左上)
コリウス(シソ科)(右上)
ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)(下左右)
ニチニチソウ、ポーチュラカ、コリウスとも熱帯が原産で暑さには強い。ポーチュラカは乾燥には強く、挿し芽で増えます。ニチニチソウは花弁取りをして下さい。コリウスは半日陰で良く生育し、発色します。ニチニチソウ、コリウスとも水切れをきらいますので、かん水を欠かさないで下さい。
●花の管理アドバイス」――真夏のかん水はどうしたらよいか?
夏の暑い日は、朝、水をやっていても、日中しおれてしまうことがよくあります。その際、真夏の日中のかん水はよくない、夕方まで待とうと言う人が多いです。プランターや鉢では限られた土で生育していますので、日中しおれていたらすぐに、株本に十分にかん水してください。用土に十分水がしみるようにかけて下さい。あまりにもしおれていたら、葉にも散水し、日陰に移動すると早く回復します。夕方は土がぬれていたら、翌日まで待ちましょう。
プランター、鉢栽培では、しおれた状態を何度も繰り返すことが草花にもっとも大敵です。お忙しい中、適正なかん水に努めて下さい。
●君津市中島商店街「夏の花いっぱい運動コンテスト」実施!
 店先の花の美しさ、管理状態などについて私達生徒が審査します。特に今回は、9月遅くまできれいに飾ったかがポイントです。9月中旬に審査します。
入賞した方には、賞状と私たちの育てた観葉植物を贈ります。

(割烹「きむら屋」さんにて8月)
●君津市清掃事務所に夏の花をプレゼント
7月27日、私立中小学校5年生と園芸科生徒でいっしょに植えたプランターを贈る。