2年C組の修学旅行記
2年C組の修学旅行記
修学旅行1日目、私たちは糸数アプチュラガマと呼ばれている
洞窟を見学してきました。見学では新里さんがガイドと説明を
してくれる事になりました。
新里さんの説明ではこのガマは戦時中防空壕としてつかわれていたそうです、又ここは病院も兼ねていたためここで多くの方が亡くなったそうです。そして今日はとても真剣な気持ちで見学するようにと新里さんは話していました。
 ガマの中は湿っていて息苦しく、真っ暗でした。私たちは懐中電灯を手に奥へ進んでいきました。一番奥まで来るとさらに息苦しく、暑くなりました。
ここで亡くなった人たちの辛さがしっかりと伝わりました。外の空気とは全然ちがう不気味なところです。地面には当時のものと思われる壷や、割れた瓶の破片などが沢山落ちていました。
 新里さんに聞いたのですが、この壕に隠れていた兵士の中に今も生存している方がいるそうです。彼は毎年ここに水と牡丹餅を持って亡くなった方のご供養をされてるそうです。彼は毎年決まった日になると「牡丹餅をくれー」と死んだ仲間の声が聞こえてくると話していたそうです。