千葉県立夷隅特別支援学校は、近くを夷隅川が流れ、周囲を小高い丘に囲まれた田園地帯にあります。万木城の城跡やネイチャーセンターなど、豊かな自然環境に恵まれています。
本校は、昭和55年に知的に障害のある子どもを教育する県立養護学校(現特別支援学校)として開校した学校です。
学区は、いすみ市、大多喜町、勝浦市、御宿町です。
開校当初は33名の児童生徒数でしたが、本年度は、66名でスタートしました。
本校は「いつも明るく元気 すすんで学び自分の思いを伝える みんな仲よくがんばる いすみの子」という児童生徒の姿を目指して、子どもたちと職員が共に日々の教育活動に取り組んでおります。
地域の特性を生かした学習活動の一つに高等部の作業学習で取り組んでいる「よしず編み」があります。材料となる良質の葦は、保護者の皆さまの御協力をいただきながら冬に行う「葦刈り」で調達します。製品の「よしず」は、地域の方々の評判が良く、すぐに完売してしまいます。 本校は、保護者の皆さまや地域の方々から、温かい支援をいただいています。
今年度も引き続き連携を大切にしながら、教育活動に取り組んでまいります。
千葉県立夷隅特別支援学校
校 長 年 光 克 水