平成22年度 千葉県立市川西高等学校教育目標

 平成23年度からの統合を成功させるため、可能な限り統合校の理念・目標等を踏まえ教育活動を展開する。

1 教育理念
○生命 命あるものを尊重し、思いやりのある豊かな心と健やかな体を育成し、安全で健康な生活を主体的に創造する資質 を養う。
○感謝 自己の人生を支えてくれるすべてのことに感謝する心と、自然や社会と共生する態度を養う。
○審美 審美眼を養い、広い世界を生きる、次代を担う資質を育てる。

2 教育目標
 基本的な生活習慣や規範意識を身に付け、学習活動や部活動に積極的に取り組み、「知・徳・体」の調和のとれた資質を備え、平和と安全を希求し、地域社会と共にある、自立した人材を育成する。

3 目指す学校像
 生徒一人一人の進路に対応できる学力の充実を図るとともに、基本的な生活習慣や規範意識を身に付け、部活動に積極的に励み、命を尊重する心と感謝する心を持つ生徒を育てるとともに、教職員が一つになって、地域とともに歩む学校を目指す。

4 5つの重点目標
(1) 基礎基本的な学力を定着させるとともに、確かな学力を身に付け、真  偽を見極める力を育成する。
(2) 基本的な生活習慣と健全な規範意識を身に付け、様々な多様性を理解 し、命を尊重する心と感謝する心を育成する。
(3) 生徒個々の興味・関心・希望等に応じた進路指導を推進するととも に、特に進学指導の充実を図る。
(4) 部活動を充実させ、心身を鍛え,豊かな人間性と健やかな体を育成し、  希望に満ちた学校生活の創造に努める。
(5) 平和と安全を希求し、自立した人材を育成する中で、開かれた学校づ くりを推進する。

5 指導目標値
(1) 遅刻指導は,遅刻者数を全生徒数の10%以内にすることを目指す。
(2) 進路決定率は,卒業時に80%以上を目指す。
(3) 部活動加入率は,60%以上を目指す。

6 重点目標を達成するための視点
(1) 確かな学びから、これからの変化の激しい時代に備え、次代の課題を グローバルな視点で理解し、これらを維持・発展させる考え方を育成す る。
(2) 安心安全な高校生活を送れる学習環境を備え、中学生や保護者の信頼 を得られる学校づくりの中で、様々な多様性を理解し、他を思いやる心 を育成する。

(3) 生徒の個に応じた進路保障のために、人間関係能力(コミュニケーシ ョン能力等)、将来設計能力(計画実行能力等)、情報活用能力(情報収 集・探索能力等)、意志決定能力(課題解決能力等)を身に付けさせる。

(4) 進学・就職や部活動等で夢と希望を実現させ、充実した学校生活を創造発展させるとともに豊かな心と健やかな体を育成する。

(5) 家庭、地域、大学等と協力・連携し、教職員一丸となって、家庭、地域から望まれる魅力ある、開かれた学校づくりを行う。

7 IPP(Ichikawa Pine & Pear)夢実現プロジェクトの柱
(1) ユネスコ・スクールとして,環境学習・異文化理解学習・人権に係る学習等を、各種連携の中で活発に促進する。

(2) 進路意識の深化を図り、キャリア学習を計画的組織的に活発化させると共に進学者等への指導の充実を目指す。

(3) 学力の定着・規範意識の向上・進学・就職や部活動等で夢と希望を実現させる中で生きる力を育成する。なお進路決定率・部活動加入率は、  一層向上させる。

(4) 多様な教育活動をとおして、命を尊重する心と感謝する心を持つと共に多様性を理解し、他を思いやる心と審美眼を身に付ける。

(5) 家庭、地域、大学等と協力・連携し、家庭、地域から望まれ魅力ある、 開かれた学校づくりを行う。特に高大連携事業を促進する。