「己に克つ」 |
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苦しさから逃げることなく、自分の弱い心に打ち勝つことができる人間となるように努める。 |
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高を囲む楯の形は市川の「市」という字を象るとともに、校訓の「己に克つ」強靭堅固な心と体を象徴している。 その三本の線は知育・徳育・体育を表し、三本の線を両側から支える均衡のとれた曲線は市川の市木である黒松の葉と学校に近い御猟場の水鳥の羽を象って、「調和のとれた心豊かな人間の育成」を目指す教育目標を具象化したものである。 全体に鳥が羽を広げた形の意匠は「鵬の南冥に徙るや、 水に撃すること三千里、扶搖を搏ちて上る者九万里、去りて六月を以って息う者なり」−荘子−の譬のとおり、限りなく未来へ向けて雄飛するわが市川南高校の前途を表章するものである。 |