2007 安房高31年ぶりの県大会ベスト4 

〜吹き荒れた安房高旋風〜

 

 今年の千葉県大会、「全員野球」で挑んだ球児たちが新たな歴史を打ち立てる。

 ノーシードから始まった安房高は、2回戦でシード校の志学館、続いて船橋西、大多喜といった強豪校を下し、準々決勝ではまたしてもシード校の東総工を撃破、31年ぶりとなる準決勝へと駒を進めた。

 波に乗る安房高と対するは、常連校の市立船橋。



   初回、1点を先制した安房高。

 

 しかしその裏市立船橋に3塁打を許し、続くヒットで同点に。

 両チーム得点のないまま6回裏、市立船橋がタイムリー3塁打を放ち1−2と逆転される。

 追いつきたい安房高は7回、先頭打者がセーフティーバントで出塁すると、2つの内野ゴロの間に3塁へ。その後内野安打が出てランナーが生還、再び2−2の同点に持ち込む。


 

 しかし8回裏、ランナーを3塁において市立船橋が犠打を放ち2−3。

 これが決勝点となり、大会に安房高旋風を巻き起こした球児たちは準決勝で涙を飲んだ。


 最後の1球まで決して勝負を諦めないその姿は、見るものに大きな感動を与えた。

 
選手たちに心から拍手を送りたい。 君たちの流した汗は、涙は、きっと次への新たな1歩になることを確信して。

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