平成23年度の学校経営方針
千葉県立袖ケ浦特別支援学校
1 学校教育目標
心身の調和的発達を促し、豊かな感性を育て、生きる力を育み、将来の社会参加に向け、障害に
負けず自立的な生活が実現できるよう知識・技能・態度及び習慣を養う。
(1)確かな学力と豊かな心、健やかな体を育てる。
(2)自分でできることを増やし、望ましい生活習慣や態度を育てる。
(3)お互いに感情や意思を伝え合い、受け止め合う力を育てる。
(4)自ら考え行動し、最後までやりぬく力を育てる。
(5)学習をとおして生活経験を広げ、基礎・基本の定着を図る。
2 めざす子ども像
・ 健康で明るく元気よく、生き生きと生活する子
・ 自ら学び、意欲的で想像力豊かな感性を持つ子
・ 思いやりのこころを持ち、障害に負けず社会参加できる子
3 学校経営の基本方針
本校は、自宅からの通学や寄宿舎に入舎している児童生徒及び千葉県千葉リハビリテーション
センター愛育園・陽育園並びに千葉県こども病院に入院している児童生徒を中心に教育を行う
肢体不自由教育・病弱教育(千葉県こども病院)の教育部門を置く特別支援学校である。
本年度は、児童生徒、保護者、地域などから信頼される学校づくりを目指し、全教職員が一丸と
なり、平成23年度の学校教育指導の指針に基づき、「生きる力」の育成に努めるとともに、
一人一人の教育的ニーズに応じた教育を行い、地域の特別支援教育のセンター的役割を果たす学校
づくりに努める。
(1)県民や保護者の信頼と期待に応え、専門性の高い肢体不自由教育・病弱教育の充実に努める。
(2)児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、基礎的・基本的な知識、技能の徹底を図り、「自ら学び、思考し、表現する力」を育成する。
(3)家庭や医療等との関係機関と連携を図りながら、個別の教育支援計画を作成し、また、個別の指導計画をもとに、小学部・中学部・高等部を通じて一貫した教育を行う。
(4)幼・小・中・高等学校、関係機関等との連携を深め、肢体不自由教育・病弱教育のセンター的役割を果たす。
(5)学校の教育活動全体を通じて、交流及び共同学習の推進を図る。
4 本年度の学校経営の重点目標
本年度は、肢体不自由教育・病弱教育の専門的な質の高い教育実践のため、以下のことに努める。
(1)確かな学力を育む指導の充実
@個別の指導計画に基づき、一人一人のニーズに応じた指導方法、指導形態等の工夫改善に努め、個に応じたきめ細かな指導を展開する。
A保護者や関係機関と連携を図りながら、児童生徒一人一人 のニーズをもとに「個別の教育支援計画」を策定する。
B生活リズムや生活習慣の形成及び自立的な生活のための基礎的能力・態度の育成を図り、児童生徒が目標をもって学校生活ができるよう支援する。
C指導内容の精選や教材・教具の効果的な活用を図り、指導方法の工夫改善を図る。
D自立活動においては、障害の状態や興味、関心、学習環境等を把握し、指導の目標及び指導内容を明確にし、指導の評価を的確に行うよう努める。
E授業研究を積極的に行い、指導目標の明確化や目標に応じた授業構成、展開等の工夫改善を図る。
(2)思いやりのある豊かな心と健やかな体の育成
@学校行事、学部・学年行事、交流及び共同学習等の様々な集団活動を通して、コミュニケーション能力や主体的な生活ができるよう支援する。
A心身の発達に応じた安全教育を推進する。特に、医療的ケアは、医師、看護師等の医療機関や保護者との連携を密にして実施する。
B道徳・特別活動の指導の充実を図り、命の尊さ、人の心の大切さを理解し、他人を思いやる心を育てる。
C 情報機器の活用に努め、情報教育を進めるとともに情報社会でのルールやマナーを守る態度を育成する。
D一人一人の実態に応じた食に関する指導計画により、食の専門家と連携し効果的な指導に努める。
E障害の状態や発達段階等に応じて、運動の楽しさや喜びを味わえるようにするとともに、体力の向上を図る。
F読み聞かせや読書など学校図書の活用を図り、読書活動等の充実を図る。
(3)発達の段階に応じたキャリア教育の推進
@児童生徒が、自立と社会参加に向けて、能力・適性に応じた進路選択ができるよう関係機関 と連携し、計画的・組織的な進路指導の充実を図る。
A個別の指導計画や個別の教育支援計画に基づき、各学部間の連携や一貫性に留意しながら、支援会議の充実を図る。
B労働、福祉関係機関の参観や実習を実施する中で、勤労観や職業観の育成に努める。
C家庭及び寄宿舎等と連携しながら、小・中・高等部の一貫性を図る指導の充実に努める。
(4)地域に開かれた特別支援教育のセンターとしての役割
@学校公開や校内研究会等を積極的に発信しながら、肢体不自由教育・病弱教育への理解・啓発を推進するとともに、センターとしての役割を果たす学校として他の特別支援学校、幼・小・中・高等学校等への支援に努める。
A「開かれた学校づくり委員会」や1000か所ミニ集会等を実施し、地域に開かれた学校づくりに努める。
B地域における教育・医療・福祉・労働等との関係機関と連携・協力して児童生徒や保護者のニーズに応えるネットワークづくりと支援の充実を図るよう努める。
C千葉県千葉リハビリテーションセンターや千葉県こども病院、特別支援学校、小・中・高等学校、就学前施設等と連携・協力し、就学・教育相談の充実に努める。
Dセンター的役割を果たすため、学校だよりやホームページ等による情報の発信に努める。
(5)学校運営の充実
@学校運営の改善を図るため、教職員一人一人 が自己評価を行うとともに、児童生徒、保護者、地域の意見等を把握し、信頼される学校づくりを推進する。
A小・中・高等部の一貫した指導体制の確立に向け、学校生活全般の中で教育活動を展開しながら、教職員が互いに共通理解を図り、協力体制を確立する。
B保護者の期待と信頼に応える教育活動をすすめるため、肢体不自由教育・病弱教育の基本を全職員が共通理解し、現職教育の充実に努め、専門性の向上を図る。
特に、「自立活動」については、研修を深め、より専門的な指導に努める。
C障害の状態や発達の段階等を的確に捉え、指導目標に即した評価規準・評価方法を明確にする。
D校務分掌等の組織の改善に努めるとともに、小・中・高等部・自立活動部、院内部、寄宿舎、事務行政等と相互に連携し、円滑な組織運営に全校職員で努力し、組織の活性化を図るとともに、全校で一人一人の児童生徒の教育を担っていく。
E教職員が互いを理解し職務を円滑に進めるために、教職員相互、児童生徒、保護者等との
「お・あ・し・す」の遂行に努める。