反省松(みかえりのまつ)
 正門をおおうようにして枝振りのよい一本の松があり、反省松(みかえりの松)と呼ばれている。
 その昔、初代校長岡田校長の頃に、大網の有志の方が近くの稲荷神社の境内にあった松を移植して来たもの。最初は、その松を「恋稲」(こいね)の松にしたらどうであろうと皆で相談されたが一人の先生が恋という字はどんなものでしょうと発言。そのとき岡田校長はそれなら「反省松」にしようと言われ、その松の名に因んで自ら次のような歌をうたわれたという。
 あさなあさな恵みの露をふりかけよ
   下(みち)ゆく人のかえりみるまで
 以来、その精神は幾星霜を経た今日まで、静かにしかし確実に受け継がれて我々の心の支柱になるに至っている。