平成14年度 緑総会「つどい」
校長 冨 澤 哲
「発刊に当たって」
「光陰矢のごとし」 と言いますが、今年も、前途に夢と希望を持った若人が卒業してゆく時期となりました。
本誌 「つどい」 の大きな目的は、本校の教科外活動としての緑総会や生徒個々の活動を記録して、卒業後の良き思い出として活用していただくものです。そこで思い出の一助として、今年度を振り返っておこうと思います。
今年度の前半は、昨年度から続いている 「食品不正表示で代表される企業不祥事」 や「国会議員の疑惑」 など政治、社会面での不正の問題でメディアを騒がせ、後半は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国) の 「日本人拉致」 や「核兵器開発計画」 など政治的問題が大きな話題となりました。また、失業率も五・五%を越え、不況から中々脱出できない年でもありました。
このように、暗いことも多くありましたが、明るいこととして、何といっても 「日韓共催のサッカーW杯」 で日本が決勝トーナメントに進出したことや「ノーベル賞」 で物理学と化学の部門で我が国初のダブル受賞という快挙は忘れることができません。
因みに、今年 (二〇〇二年) の流行語大賞のトップ一〇は 「タマちゃん」 と 「W杯」 が年間大賞、その他、「貸し剥がし」、「声に出して読みたい日本語」、「真珠夫人」、「ダブル受賞」、「内部告発」、「ムネオハウス」、「拉致」、「ゴジラ」(特別賞)であったことを紹介しておきます。
さて、校内に目を向けると、農業クラブ千葉県大会の研究発表では、プロジェクト発表A、B、C部門がそれぞれ二位、意見発表A部門が三位となりました0また、家畜審査競技会の豚の部と乳牛の部及び農業情報競技会の各種競技会もすべて二位に終わり、最優秀常連校の本校にとっては多少寂しい面もありましたが、これを良き反省材料にして来年度以降の輝かしい活躍を期待したいと思けます。その他、全国大会では農業鑑定競技の園芸コースで優秀賞に輝きましたことは喜びたいと思います。また、一般の酪農農家と覇を競った「乳牛共進会」では未経産の部で昨年に続き県の代表となり、全日本乳牛共進会で優等二席を受賞しました。改めて不断の努力に敬意を表します。
もう一つ忘れてはならないこととして、本年は文部科学省等の指定を受けて二年間の「交通安全教育」の研究を行った第一年目の年でもありました。生徒の皆さんは、先生方の指導の下で、「交通安全」について真剣に考え、事故の絶滅に積極的に取り組んでくれました。改めて、本誌でもお礼と感謝の気持ちを示して巻頭言といたします。