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校長の雑感

たら・れば(1月5日)

○先日久しぶりに映画を見た。題名は、「聯合艦隊司令長官山本五十六」。 2時間20分にも及ぶ大作であったが、その長さを全く感じなかった。 真珠湾攻撃に始まる太平洋戦争中の海軍連合艦隊司令長官の生涯を描いた作品だが、 山本五十六がアメリカとの開戦には反対の立場をとっていたことは知っていたものの、 スクリーン上でも何度もその場面が描かれ、改めて当時の状況を考えさせられた。

○昨年12月2日から2泊3日で、修学旅行の引率で沖縄に行った。 出発の日はあいにくの冷たい雨降る羽田であったが、那覇空港に降り立ったら温かい空気に包まれ、 幸い3日間ともに雨には降られなかった。
 その1日目、全日制のクラスに同行して、ガマに入った。 そのガマは轟の壕。数百人もの人が避難し、うち何人かは日本兵から殺されてしまった過去を持つ。 急な入口を降りて壕の中に入るや、高い湿度と何とも言えぬ匂い。懐中電灯を消し、 真っ暗な闇の中でガイドの方の当時の話を聞く。この暗闇の中で、幼子から高齢者まで声をひそめ、 ひたすら解放されることを願いながらも、亡くなられた人のことを思うと胸が締め付けられる。

○歴史の中で「もしも・・・だったら」とか「もしも・・・であれば」というのは禁句である。歴史は必然の連続であるから、仮定法の話はできない。 しかし、この「たら・れば」の中にこそ後世の人が学ぶべきことが凝縮されている。
 「もしも山本五十六がもっと強硬に開戦に反対していれば」とか「日本がもっと早く降伏していれば」と考えてしまう。 日本が対米戦争に踏み切らなかったなら、沖縄の悲惨な死もなかったはずなのに。

○「たら・れば」を考えるときこそ、二度と同じ過ちを犯さないために今何をすべきかを思考するチャンスである。


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成長の記録
ウーパー成長記(10/11更新)
ゴーヤ生長期(10/11更新)

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