校長挨拶
(平成23年4月26日 校長:鈴木清史)
千葉県立船橋古和釜高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は昭和55年に創立され、創立32年目となる、全日制普通科の高等学校です。『自立・協力』の校訓の下、これまで29期、7808名の先輩が卒業し、社会で活躍され、「船橋古和釜の卒業生は人柄がいい」と、地元から毎年多くの求人を頂いています。
現在、1・2学年5クラス、3学年4クラスの合計14クラス。2年次から「文理」・「国際教養」・「スポーツ健康」の3コースを設け、503名の生徒、一人一人の社会的自立、進路実現に向けて、60名の教職員が一丸となって頑張る生徒を応援し『規律と責任を重んじ礼節を尊び、地域に愛される人材の育成』に努めています。
船橋「こわがま」高校は、
ここころ豊かな高校生活 と
わかりやすい授業 で
がんばる君を応援する
まっすぐつづく将来への架け橋 と覚えて下さい。
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学校教育目標
人はまず「自立」し、それとともに他者との「協力」・協調を図り、健全な社会の維持・発展に貢献し、自己の向上と成長を図っていくことが求められています。
本校は、人が社会に生きる上で求められるこの基本的要素を重視し、将来において意欲的に実践できる人間を育成することを教育目標とし、校訓に「自立・協力」を掲げています。
平成23年度重点目標
〜 適性に応じた進路決定率100% 〜
@全職員で取り組む協同体制づくり
A学ぶ楽しさを実感でき、本質が身につく授業実践
B基礎基本、道徳・キャリア教育の充実
C基本的生活習慣の確立
D地域との交流の推進
具体的教育活動
(1)こころ豊かな高校生活
○頭髪・服装や挨拶など、基本的生活習慣の指導を徹底します
○面談時間の確保、スクールカウンセラーの配置など、
教育相談を充実させます
○生徒会(部・ボランティア)活動を充実させます
○道徳教育の充実を図り、授業研究を実施します
○アンケート等外部の意見を学校改善に生かします
○施設面では安全を最優先に、美化整備に努めます
○校内美化や芸術作品展示など、環境を整備します
(2)わかりやすい授業
○少人数学習を実施します
・1年生全教科で実施(数学は習熟度)
・2年以降も一部を除き少人数学習を実施
○さらなる授業改善に積極的に取り組み、授業公開を実施します
(3)がんばる生徒を応援します
○基礎基本を重視し進路に直結した授業を行います
○スタディーサポート週間を設け、授業を補います
○全教員で部活動指導を行います
○学年職員室体制で、いつでも親身に指導します
○図書室を充実させます
(4)まっすぐ続く将来への架け橋
○基礎基本や社会で求められるスキル、資格を身につける
カリキュラムを開発し、それに基づく授業を実施します
○インターンシップやハローワークとの連携授業など
外部機関と協力して進路学習を充実させます
○全ての生徒が漢字検定に、
スポーツ健康コースはスキー検定と救命救急員の講習に、
国際教養コースは英検に、
希望者が硬毛筆、数学、ワープロ等の検定に挑戦します
教育信条 頑張ろう「人柄の船橋古和釜高校」
船橋古和釜高校の生徒のみなさん、私は、この3年間でみなさん全員が「社会の中で、いかに自分らしく自立するか」を考えて、「志を持ち、あきらめずに準備を進めてほしい。」と願っています。
『自立』は「自分の衣食住分は自分で稼ぐ」ことから始まります。しかし、それは、初めの一歩でしかありません。目指すのは、人と『協力』し、自分らしく世の中に貢献して、人に頼られ、周囲を明るくし、最期に「ああ、いい人生だった」と自分が満足できるような人生です。
本校の校訓は『自立・協力』ですが、日本でその大切さを民衆に最初に説いたのは福沢諭吉です。「天は人の上に人を造らず」で有名な「学問のすゝめ」第一編で「人たる者は貴賎(きせん)上下なく、実学を身につけた上で、各々の分を尽し、銘々(めいめい)の家業を営み、身も独立し、家も独立し、天下国家も独立すべきなり」と教えています。明治以来、日本人はよく頑張って、アジアの小国が今のような豊かな国になりました。一人一人が自立し協力しあって、より良い社会を築きあげてきたのです。
社会で自立・協力して幸せに生きる1つの極意は『礼節』です。『礼』は形として頭を下げますが、その心は、相手を敬い自分を謙遜することです。
哲学者カントは、「人間は理性的な能力によって、欲望や快楽などの奴隷となって他律的に行動することから解放され、自律的に自由に行動できる。この能力によって人間には特別な尊厳がある。だから、他人の尊厳を尊重し、権利を守ることが重要だ。」と言っていますが、これは、まさに『礼』の心に一致すると思います。それを、時と場所に応じて使うことができて『礼節』となります。
もう1つの極意は『日ごろから、当たり前のことをばかにしないでちゃんとやる』こと。
古代の日本人は、万物の生命力を神格化し、生命力に満ちた楽しい生活をもたらすものが善であると考え、生命のあるもの、人に役立つものを創成することを「産霊(むすひ)」といって大切にしました。すべての人間が明るく過ごし、生きとし生けるもの全てが繁栄することを願っていたのです。逆に、生命の繁栄を阻害するものは「穢(けがれ)」として嫌いました。
私は、今の日本人にも、自分たちの社会を、明るく楽しいものにしようとする心は生きており、みんなが当たり前のことをばかにしないでちゃんとやれば、良い社会になると信じています。
世の中には「不易と流行」があります。「不易」とは、どんなに世の中が変わっても移ろうことのない大切なことでが、人が社会を作らなくては生きられない動物で「人間」と呼ばれる以上、『自立・協力』、『礼節』、そして『あたりまえのことを、ばかにしないでちゃんとやる』ことこそ「不易」であると信じています。
今年の3年生は30期、2年生は31期、1年生は32期生として、『規律と責任を重んじ礼節を尊び、地域に愛される人』になって、『人柄の船橋古和釜高校』との評判をますます高めて下さい。